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様々な原因で起こる痛風!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年10月04日(日)

様々な原因で起こる痛風!

突然手足の指の付け根等が腫れて堪えられない痛みを感じたことはありませんか?

私は15年くらい前に悩まされました。医者で血液検査をしてもらった結果、血液中の

尿酸値が7mgを超えていたため痛風と診断され、それ以来毎日薬を飲んでいます。

一般に男性の方が算出される尿酸量が多く、女性は女性ホルモンに尿酸を排泄する働きが

あるので、痛風の患者としては男性の方が多い疾患です。

痛風を語るにはプリン体と尿酸を把握しておく必要があります。プリン体は細胞の核に

存在する核酸の主成分でアデニンやグアニンとして存在しています。

プリン体は肝臓で代謝さえて最終的には尿酸となって尿や便として身体の外に

排出されます。つまり尿酸とはプリン体の燃えかすということになります。

1日に体内で産生される尿酸はおよそ700mgです。また排泄される量も700mg

なので,体内の尿酸は常に一定の量に保たれています。これを「尿酸プール」といい、

何らかの理由でこのプールが溢れて、1デシリットルの血液中の尿酸が溶解限界の

7.0mgを超えてしまうと痛風の原因である高尿酸血症になるのです。

体内には、食物から取り込まれるプリン体のほかにも、新陳代謝によって古い核酸が

分解したものや、グルタミンやグリシンなどから合成されたものがあります。

痛風の原因となる尿酸が増える理由がいくつかあります。下記する原因を改善すれば、

痛風の発生を抑えることが出来ます。

   体内で生産されるプリン体の増加:
プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質なので、短距離走や

激しい筋肉トレーニングなど短時間に大きな力を必要とする運動では大量の

エネルギーが使われるため、プリン体がエネルギーの燃えかすとして増えてしまいます。

○ 肥満:
肥満は体内でのプリン体の合成を促進し、尿酸の排泄機能を低下させてしまいます。

砂糖を多く含む清涼飲料水の飲み過ぎや動物性食品の取り過ぎも肥満の原因です。

○ 腎臓の機能低下:

  腎臓の機能低下で尿酸を正常に分解出来なくなり、体内の尿酸が増えてしまいます。

○ 過度のアルコール摂取:

  よく言われるビールに限らず、どのアルコール飲料でも飲むと体内で分解される際に

尿酸が作られます。

   プリン体を多く含む食品の摂取:

  レバーや白子、あん肝、魚の干物はプリン体が多いです。プリン体は水に溶けるので、

鶏ガラスープなど肉や魚から取ったスープ、さらに、ラーメンのスープもプリン体が

多く含まれています。

   ストレス過多:
ストレスもまた腎臓の負担になり、尿酸を増やす要因の1つです。

ショウガの効果効能!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年09月03日(木)

ショウガの効果効能!

ショウガは400種類の天然化学成分が含まれる健康的な成分の宝庫だと言われます。

身近に感じるのは寿司と合わせて出てくるガリです。噛むとガリガリ音がするので

ショウガをガリと呼んでます。

400もある天然成分の中で最も特徴的なのはジンゲロールです。

植物が作り出す化学物質の総称をファイトケミカルと言いますが、ジンゲロールは

その一つで生のショウガに多く含まれている辛味成分なのです。

このジンゲロールが提供する効果効能は次の様に多岐に亘ります。

・冷えを改善します。

・抗酸化性があります。

・吐き気を抑制します。

・頭痛を抑えます。

・コレステロール値を下げます。

・抗炎症性があります。

・消化を促進します。

・抗菌性があります。

様々な食物の効果効能を調べると役に立つ物が沢山ありますが、ショウガはその中でも

欠かせない物だと思いますので、積極的に摂取しましょう!

 

うつ病に関連する神経伝達物質!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年09月02日(水)

うつ病に関連する神経伝達物質!

うつ病とは脳の働きに何らかの問題が起きた状態と考えられています。
うつ病の患者数は近年増加しており、約96万人にのぼると言われています。

症状としては「こころの症状」が広く知られていますが、「からだの症状」もあります。

うつ病に関連する神経伝達物質としてセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの三つが重視されています。

セロトニンは抑制型の神経伝達物質で、ノルアドレナリン、ドパミンは興奮型の

神経伝達物質です。

これらの物質の不足がどのような症状に関連しているかを表わすと次のようになります。。

緊張や焦燥:セロトニン

意欲の低下や興味の喪失:ノルアドレナリン

楽しみの喪失:ドパミン

不安:セロトニン+ノルアドレナリン

食欲の低下:セロトニン+ドパミン

活動性の性の低下:ノルアドレナリン+ドパミン

気分、情動、思考、認知の低下:セロトニン+ノルアドレナリン+ドパミン

 

新型コロナウイルスの影響で社会活動が抑制されると、日常で感じる一時的な気分の

落ち込みが起きるかもしれませんが、それはうつ病ではありません。

下記の症状がほとんど一日中、それが毎日、2週間以上続いた状態がうつ病だそうです。

「こころの症状」:

・元気がない

・不安やあせりがある

・遠くへ行きたいとか消えてしまいたいと思う

・以前からの趣味に興味を示さない

・何事もおっくうに感じる

・自分を責める

・会話や本などの内容が頭に入ってこない

「からだの症状」:

・よく眠れない

・食欲がない

・やることの能率が下がり、ミスが増える

・イライラする

・疲労感や倦怠感がある

・動機や息苦しさを感じたり、口が渇く

 

上記のような症状が一週間間以上続くようであれば、医療機関に相談しましょう!

豆腐の効果効能!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年08月05日(水)

豆腐の効果効能!

スーパーに行くと必ず豆腐コーナーがあり、絹ごしや木綿豆腐が並んでいます。

柔らかくて食べやすいのでつい量を摂りすぎてしまうこともあります。

絹ごし1丁は約150キロカロリーで木綿は約200キロカロリーです。1日に食べる

目安は140グラム・1/2丁程度らしいので、買うときは1/2パックになっている

ものの方が良いかもしれません。何故なら1丁を買って半分を食べて残りを冷蔵庫に

保管する気にはなかなかならないからです。

このようにいつでも食べられる豆腐ですが、効果効能には目を見張るものがあります。

いくつか掲載しましょう。

   たんぱく質:
人体の15~20%はたんぱく質で出来ています。筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内の
ホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行います。余分な塩分を排泄
してくれる働きがあるので、高血圧の予防にも効果が期待できます。

   サポニン:
ブドウ糖が腸内で脂肪と合体しないよう働きかけることで、脂肪を蓄積させないように

して肥満予防の効果が期待できます。
血中の悪玉コレステロール値を下げる働きもあり、動脈硬化の予防に役立ちます。
また、外から体内に入ってくるウイルスなどの異物を退治する免疫機能で重要な

NK細胞の活性化を助ける働きがあり、風邪を引きにくくなる効果が期待できます。

さらに、老化や動脈硬化を引き起こす原因である過酸化脂質の生成を抑える働きがあり、

肝機能の働きをよくします。

○ イソフラボン:
イソフラボンは、女性ホルモンと働きが似ているので、更年期障害で悩んでいる人や、

更年期障害予防のために意識して摂取するとよいとされています。

歳ととも骨にカルシウムを蓄えるエストロゲンが減少する傾向がありますが、

イソフラボンはエストロゲンの分泌を促進し、骨にカルシウムを蓄えるようにする

働きがあるので、骨粗鬆症の予防効果が期待できます。
エストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸の生成にも効力があるので健康維持にも

イソフラボンによるエストロゲンの維持が大切です。

 

これから意識的に豆腐を摂取したいものです。

免疫システムと免疫力アップの生活習慣!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年07月13日(月)

免疫システムと免疫力アップの生活習慣!

新型コロナウイルス感染数に振り回されている現状、治療薬やワクチン開発に関心が

集まっていますが、一方で免疫力の注目度も上がっています。

人間の免疫システムのついて最低限知っておくべき内容を掲載します。

・人間の免疫システムは主に2つの仕組みで成り立っています。
1.自然免疫:常に体内を監視し、侵入する外敵(細胞やウイルス)に対していち早く

   攻撃態勢を整えます。次のような細胞があります。

   樹状細胞:外敵の情報をリンパ球に伝えます。

   マクロファージ:体内に侵入した細菌などの異物を食べる能力に優れていて、
食べた細菌を消化・殺菌することで、細菌感染を防いでいます。

また、取り込んだ異物の情報を後述のT細胞に伝えることができ、
より強力な獲得免疫を誘導します。

   顆粒球:「好中球」「好酸球」「好塩基球」から成り、比較的大きな病原菌を

 飲み込んで殺滅します。

NK細胞:体内では1兆個の細胞ができるなかで、遺伝的に出来そこないの

外敵細胞が5000個も含まれているそうです。それを見つけ出して

除去し、外から入ってきた異物を真っ先に叩くリンパ球の一種です。

自然免疫の中で外敵除去に大きな存在感があります。

 2.獲得免疫:自然免疫では勝てないときに働きます。代表はB細胞とT細胞です。

   B細胞:リンパ球の一種で、主に細菌やウイルスなど、小型の外敵に対抗します。

  T細胞:リンパ球の一種で、がんなどを攻撃する免疫の主力細胞です。

      強力な殺傷能力を有する「キラーT細胞」、それを活性化させる

      「ヘルパーT細胞」、攻撃をストップさせる「サプレッサーT細胞」など、

さまざまな種類が確認されていて、各々連携をとりながら、多彩な攻撃を

展開します。

 

まとめると、免疫システムは体内に侵入した外敵に対し、まず自然免疫が攻撃を仕掛け、

それでも撃退できない場合は獲得免疫が出動するという、2段構えを講じています。

両者は密接な連携プレーであらゆる状況に対応します。

 

免疫力アップの生活習慣にはどのようなものがあるのでしょうか?

2つの免疫システムが常に機能していれば問題はあまり無いのですが、残念ながら、

自然免疫は獲得免疫のように強固ではないのです。NK細胞の活性はピークが20歳で、

歳と共に減少していく報告もあるそうです。いわゆる「免疫力が落ちる」というのは、
このように自然免疫の活性が弱まった状態を指します。従って、常日頃から自然免疫を

強くしておく必要があるのです。

   唾液の分泌:

唾液中に含まれる抗菌・殺菌作用のあるペルオキシターゼという酵素は、物質を
酸化させる力が強く、細胞内の遺伝子を傷つけ、がん化する原因をつくる活性酸素を

中和する働きを持っています。唾液の分泌に大事なのは、よく噛んで食べることです。

   キノコ類:
積極的に摂取したいのはきのこ類です。きのこ類に含まれる多糖体のβ-グルカンは

NK細胞を活性化し、ウイルスに対して抵抗性があると言われています。

さらに、きのこ類は不溶性の食物繊維が多いため、便通が改善されやすくなり、
腸をキレイにする効果もあって、免疫力アップにつながります。

   ファイトケミカル:
野菜や果物などに含まれる色素、香り、苦みなどの成分である植物性化学物質です。
免疫細胞のマクロファージを活性化し、さらに抗酸化作用もあります。特に抗酸化力が
強いと言われているのが、ブロッコリーの中に含まれるスルフォラファンです。

   ビタミンC:
ビタミンCは、マクロファージやNK細胞を活性化する効果があります。ブロッコリー

の茎に豊富に含まれているので、薄く切ったり、茹でたりするのがおすすめです。

○ 腸内環境の整備:
腸は臓器の中でもっとも長く、約9mもあります。そして小腸と大腸を合わせた腸管に、

  なんと体内の免疫細胞の60~70%が集まっています。特に、小腸は食べ物から

栄養を吸収すると同時に、病原菌の侵入を防がないといけない臓器です。

小腸の粘膜に分布しているパイエル板という器官に、大量のリンパ球が密集して

います。この腸管の免疫システムを整えておくことが何より大事ですが、そのカギを

握るのが、腸内細菌です。腸内細菌には、消化吸収の補助や免疫刺激などの健康維持を

導く善玉菌、有害物質をつくり出す悪玉菌、どちらでもない日和見菌の3種類が

あります。腸の免疫細胞が活性化するのには、善玉菌:日和見菌:悪玉菌の比率が

「2:7:1」の状態がベストだそうです。そして善玉菌の代表格が乳酸菌と

ビフィズス菌です。手軽に摂取出来る食品としてヨーグルトの出番となります。

ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作り出し、酸に弱い悪玉菌の増殖を大腸で抑制します。

乳酸菌は小腸の粘膜をほどよく刺激して、免疫力を活性化させます。

死んで腸に届いても食物繊維と似た働きで、腸をキレイにしてくれる効果もあります。

但し、ビフィズス菌のように腸に定着しないので、毎日摂取する必要があります。

胃酸に弱いことも弱点なので、胃酸の影響を受けにくい食後30分以内に、

1日200gを目安に摂取するのがベストだそうです。

  納豆も一役担っています。納豆菌が生み出す菌体物質は、ビフィズス菌などのエサに

なるので、腸内の善玉菌を増やします。豊富に含まれているビタミンB12は、

細胞の再生を促進し、免疫に大事な粘膜を強化してくれます。
善玉菌の天敵は便秘です。便がとどまる時間が長いほど悪玉菌が増殖し、その結果、

有害物質が増えて免疫機能に悪影響を与えます。便秘を防ぐには、朝食を食べて
大腸を刺激するのも効果的です。

   ストレス対策:

一見関係無いように思いがちですが、予想以上に関係があります。何故なら、
免疫細胞の顆粒菌とリンパ球が自律神経の影響を受けているからです。
自立神経とは交感神経と副交感神経のバランスです。交感神経は日中の活動時
優位になり、顆粒金が増えます。

副交感神経は休息時に優位になりリンパ球が増えます。顆粒菌とリンパ球の

バランスは約6:4がベストですが、強いストレスを受けると、不安や緊張で

ずっと交感神経が働き続ける状態になり、顆粒球が増加します。

過剰な顆粒球はリンパ球の働きを抑止するので、免疫力が低下してしまいます。

さらに、NK細胞の動きが阻害されてしまうこともあります。何故なら、ストレスで

交感神経が優位になると、それを鎮めようと副腎皮質からコルチゾールという
ホルモンが分泌されますが、NK細胞がコルチゾールをくっつけてしまう受容体を

持っていることで、ホルモンが機能しなくなるためです。

ストレスを克服するためには、「笑うこと」、「楽しいことを考える」、「気にしすぎない」、

「ある程度、いい加減に生きる」、「完璧主義者を止める」等がキーワードだそうです。

適度な運動もストレス解消に役立ちます。過度な運動ではなく、一日5000歩を

目安に気楽に歩くのが良いそうですが、大切なのは継続性です。

   体温をキープする:

  体温が低いと、全身の代謝が悪くなり、免疫細胞が働きにくくなます。免疫細胞が

 弱まるのは体内温度が35度台。活発化するのは37度以上、わきの下の検温でいうと

 36.5度以上だそうです。

  体温を上げる方法のひとつが筋肉を鍛えることです。筋肉は基礎代謝の70%を占め、

体が生み出す熱の30~40%をつくっています。激しい筋トレをする必要はなく、

普段から体を動かし、さらに筋肉のもとになるたんぱく質を含んだ肉や魚を摂取する

ことで、筋肉量を落とさないように心がければよいといわれています。

  夏場の冷房にも注意が必要です。免疫力が下がらないように足元や太い血管が通って

いる首や手首も冷やさないようにすることが大切です。

40℃位で15分の入浴も体温維持に効果があることは周知の事実です。

  食品ではショウガがお薦めです。。辛み成分のジンゲロンが手足の先の血管を広げて

体温を上げる効果があり、香りのもとであるショウガオールは胃腸を刺激して、

体の深部体温を上げる効果があります。

効果効能が抜群のカテキン!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年06月21日(日)

効果効能が抜群のカテキン!

カテキンのことを掲載するにはもう少し前段階から始めなくてはなりません。

まず、植物性の食品の効果効能はファイトケミカルと称する次の3つがあります。

   体を維持するためのエネルギーやビタミンやミネラル源としてのはたらき。

   その食品を食べた時に口や鼻などの感覚器にはたらきかけ、味や香りなどを

感じさせるはたらき。

   人の生体をさまざまな方向から調節するはたらき。

 

次はファイトケミカルの分類ですが、次の5つのグループがあります。

   ポリフェノール類:赤ワインやココアの原料となる植物の色素やアクなどの成分

   β‐グルカン:多くのきのこに含まれる多糖類で食物繊維の一種

   テンペル類:柑橘類などに含まれる香りや苦み成分

   カロテン類:かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜などに含まれる色素成分

   イオウ化合物:にんにくやねぎなどの刺激のある香り成分

 

本題のカテキンは上記のポリフェノール類に含まれていますが、ポリフェノールは

多くの植物に含まれる成分であり、現在では5000種類以上あるといわれています。

代表的なポリフェノールの種類と多く含まれている食品は次の通りです。

   イソフラボン:大豆、きなこ

   ケルセチン:たまねぎ、りんご、エシャロット

   カテキン:緑茶、抹茶、小豆、ココア

   アントシアニン:赤ワイン、ブルーベリー、黒豆

   セサミン:ごま

   テアフラビン:紅茶

   ヘスペリジン:柚子、温州ミカン、レモン

   ルテオリン:ピーマン、春菊、セロリ

   ナリンギン:グレープフルーツ、はっさく

   タンニン:れんこん、お茶

 

いよいよカテキンですが、主に4つの種類があります。

苦味をもたらす遊離型の仲間「エピカテキン(EC)」と「エピガロカテキン(EGC)」、

苦渋味をもたらし、コレステロールの吸収を抑制するガレート型の仲間

「エピカテキンガレート(ECG)」と「エピガロカテキンガレート(EGCG)」です。

4つのうちECは他の食品にも含まれるカテキンですが、他の3つは茶葉特有の

カテキンです。緑茶抽出液中の主なカテキンの割合はEGCGが約59.1%と最も多く、

次いでEGCが約19.2%、ECGが約13.7%、ECが約6.4%含まれています。

ECはお茶の他に、りんご、ブラックベリー、ソラマメ、さくらんぼ、ぶどう、梨、

きいちご、チョコレートなどに含まれています。

 

カテキンの効果効能は沢山あります。

   抗酸化作用:
体内の細胞を酸化させる毒性がある活性酸素を無毒化して、老化や病気の予防に
役立ちます。

   抗ウイルス作用:
ウイルスが細胞につきにくくするので、ウイルスが増殖でき図、風邪の予防に

つながります。

   抗ガン作用:
がん細胞の抗突然変異や増殖を抑制する作用があります。

   コレステロールを下げる作用:
食事中のコレステロールの吸収を抑え、排出を促す働きがあります。
LDLを低下させ、HDLは維持するので動脈硬化の予防になります。

   血糖の上昇を抑える作用:
腸からの糖のの吸収を抑える働きがあり、食後に上昇する血糖値を抑制します。

   殺菌作用・抗菌作用:
O-157などの食中毒菌や胃がんの原因となるピロリ菌の増殖をおさえるので、
食中毒予防や胃潰瘍予防に働きます。

   虫歯・口臭予防:
虫歯の原因になるミュータンス菌の増殖を抑えるので、虫歯予防ができます。

   肥満予防:
一定量のカテキンを摂取し続けると、肝臓での脂質代謝が高まり、エネルギー消費が

高まるため、体脂肪が減少します。またカテキンを継続的に摂取し続けると、

食事性脂肪の燃焼を上昇させ、食事誘発性体熱産生も上昇させます。

内臓脂肪が多い人ほど、食事誘発体熱産生が低いので、カテキンの摂取により、
消費エネルギーが増加し、肥満予防に役立つのです。

 

お茶は無糖ですから、水分補給の為にも、できるだけ飲むようにしましょう!

脂肪酸とオリーブオイル!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年06月13日(土)

脂肪酸とオリーブオイル!

人類が摂取する3大栄養素はたんぱく質・糖質・脂質です。

今回は脂質の主要な構成要素である脂肪酸に焦点を当てて、特にオリーブオイルのことについて掲載したいと思います。

○ 脂肪酸:

脂肪酸は他の様々な形態の物質と結びつくことで脂質を形成しています。

  健康に欠かせない存在で次の様な働きをしています。

  ・活動のエネルギー源(カロリー)

・人体の細胞膜、ホルモン、核膜などを構成

・皮下脂肪として臓器や寒さや物理刺激からの保護機能

・脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収促進

 

大きく分けると次の4つに分類されます。

・飽和脂肪酸:エネルギーとして使われやすく体内で合成できる脂肪酸で、

過剰摂取は健康面でデメリットがあります。炭素鎖2重結合を

持たない安定した構造で、肉、乳製品(牛乳、バター)卵黄、

チョコレート、ココナッツ、パーム油などに多く含まれています。

・一価不飽和脂肪酸:オメガ9系脂肪酸とも呼ばれ、比較的にエネルギーとして

使われにくく、炭素鎖2重結合を一つ持つ不安定な構造です。

   オリーブオイル、菜種油、アボカド、タラ肝油、イワシ油等に

多く含まれています。オレイン酸が有名です。

・多価不飽和脂肪酸:オメガ3系とオメガ6系脂肪酸に分類され、炭素鎖2重結合を

一つ以上持つ不安定な構造です。これらの脂肪酸はヒト体内で

生合成できないので、食事として摂取するべき脂肪酸として

必須脂肪酸とも呼ばれています。オメガ3系にはDHAと

EPAがあり、オメガ6系にはリノール酸があります。

・トランス脂肪酸:植物油を高温にする過程などで生成される脂肪酸で、健康的に

マイナス面が報告されています。マーガリン、ショートニング、

加工油脂などに含まれる可能性があります。

 

脂肪酸は味覚にも影響を与えます。

様々な種類の「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の組み合わせにより、

一定温度での溶けやすさ、味、風味(香り)が形成されるため、

同じように見える脂身であっても違いが出てくることになります。

 

結論的には適量の不飽和脂肪酸を摂取し、脂肪酸の過度の摂取は避け、

トランス脂肪酸はあまり摂取しない様にしましょう。

 

   オリーブオイル:

oliveoil1

  様々な料理にも使える食物油としては王様といえます。

  主分の75%以上が不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。残りの約20%が

  飽和脂肪酸でそれ以外に、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンEが
含まれています。オレイン酸が多く含まれている食物油は、次の様な食物油が

ありますが、オレイン酸の含有量でオリーブオイルに敵いません。
落花生油45.5%、ごま油39.8%、菜種油62.6%、米ぬか油42.6%。

 

オリーブオイルの効能としては主成分のオレイン酸とポリフェノールが代表格です。

オレイン酸の効能:

・LDLだけを抑制します。リノール酸やリノレン酸もLDLを下げますが、同時に

 HDLも下げてしまいます。

・オレイン酸は酸化されにくいので、発がんを誘発するといわれる過酸化脂質に

 なりにくくなります。

・飽和脂肪酸に比べると胃での滞在時間が短いため、胃酸分泌が少なく胃もたれや

 胸焼けが起こりにくいです。結果として、胃酸過多や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の
予防につながります。

 

オリーブオイルの持っているポリフェノールの効能

・アルツハイマー病の原因の一つにアミロイドβがあります。ポリフェノールの

 オレオカンタルという物質がアミロイドβを除去する働きが注目されています。

・3-4時間しか持続しない抗酸化力ですが、毎日摂取で抗酸化力を維持出来ます。

・ポリフェノールのヒドロキシチロソールが美肌効果に優れています。

・発酵食品との相性が良く、特に納豆との組み合わせは次の様な効用があります。

   血液サラサラ効果

   骨を丈夫にする効果

   便秘解消効果

   納豆のビオチン(ビタミンB7)と卵黄に含まれるレシチンは相乗効果により
脳を活性化し記憶力の減退を防ぐことができます。しかし、卵白のアビジンという

成分は、ビオチンの吸収を阻害する恐れがあると言われていますので、

卵を加える時は卵黄だけがお薦めです。

 

   摂取するオリーブオイル:
種類は酸度が0.8%以下のエクストラバージンオイルが重要です。酸度が上がると

効能が劣化するのでお薦めできません。さらに、オリーブオイルは15~25℃での

保存が重要なので、エクストラバージンオイルと記載されている輸入品でも、

輸送途上の保管温度が低かったり高かったりすると品質の劣化が起こる可能性が

あります。さらに、保管中に日光に当たるだけで劣化する特徴もあるので、

購入するときに良くチェックしてください。

冷蔵庫に入れるのも望ましくありませんので注意してください。

毎日の摂取量は大さじ2杯程度と言われています。

 

新型コロナウイルスに負けないように、毎日オリーブオイルを使った料理を食べて、

健康生活を謳歌しましょう!

 

健康サプリメントの通信販売!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年06月04日(木)

健康サプリメントの通信販売!

新型コロナウイルスによる外出自粛のおかげで、インターネット記事やTVニュースを

結構見るようになりました。TVのNHKはコマーシャルが入りませんが、民報番組では

ひっきりなしに入ります。偶に思わず笑ってしまう秀作がありますが、大半はあまり

評価できるものではないように感じています。

コマーシャルの内容で圧倒的に多いのは、健康サプリメントの分野です。

特に野菜不足やLDLコレステロールを下げる目的で摂取する青汁と、

膝・関節・腰の痛みを和らげる錠剤が多いように思います。

これらのコマーシャルのほとんどが、初回限定という条件で、通常価格の50%以上

安い価格を設定するとか、500円とか980円といった価格設定がされています。

価格に釣られて多くの方が様々なサプリメントを購入していると想像しますが、

私も同様で、これまで幾度となく初回分の購入をして、そのまま保管したままのものが

結構あります。例えば、青汁は3社から購入しました。外出自粛のおかげで現在それらを

ヨーグルトと一緒に摂取しているのですが、効き目があまり感じられません。

性善説的に考えると、これらのサプリメントは長期的に摂取しないと効果が出ないと

いうことなのでしょう。

初回限定とはいえ、そんな安価格でも採算をとって販売できるのであれば、思い切って

恒常的にその価格で販売してはどうでしょうか?

以前ブログに記載しましたが、スーパーの業界では「EDLP」という言葉があります。

大半のスーパーは日ごとや期間限定で特売品を設定し、チラシ等で告知する方法を

採用していますが、それよりも「Every Day Low Price」、つまり

いつも安い価格で販売する方が、売り上げや収益が上昇するという理論です。

健康サプリメントの世界も、これから益々競争が激しくなると思いますので、

「EDLP」を早く取り入れた業者が優位性を持つように思えてなりません。

健康サプリメントの世界で、「EDLP」がどのように導入されていくのか

見守りたいと思います。

ランニング時の3つの走法!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年05月17日(日)

ランニング時の3つの走法!

世界で外出自粛が解除されはじめ、ジョギングやランニングを再開している人が

増えているようです。

日本でも39県が解除され、更に、解除されていない東京都や大阪府などでも、

運動不足の解消にランニングをする人の映像がTVで見受けられます。

基本的なことですが、ランニングの走法には3つあることを知っていますか?

1. ヒールストライク:

踵から接地して、つま先で蹴り出す走法です。我々みたいな一般人を含め、多くの

ランナーはこの方法で走っています。

2. フォアフット:

つま先側から接地させる走法です。最小限の力で前進するので、スピードが出やすく、

日本記録を持つ大迫傑選手やアフリカのトップランナー達が実践している

走法として、昨年から俄に注目されました。

3. ミッドフット:

踵からではなく足裏の中心を最初に接地させる走法で、最近特にTV等で

報道されているそうです。

こんな走法があるとは知りませんでしたが、この走法習得のコツは次のようなことらしいです。

・身体の軸をまっすぐに保つこと

・骨盤を前傾させること

・後ろ足を長めに残すことで、足を運ぶタイミングを少し遅らせること

・身体が水平移動するイメージを持つこと

ミッドフット走法がうまく出来ているかをチェックするには、通常の走法より、

ハムストリングやふくらはぎに筋肉痛が起きていることを自覚することだそうです。

フォアフットには劣るようですが、ヒールストライクよりは速くなる可能性があり、

さらに、膝への負担やエネルギー消費を抑えられるようです。

一度挑戦してみてはどうでしょうか?

アルツハイマー型認知症予防に納豆卵かけご飯!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年05月06日(水)

アルツハイマー型認知症予防に納豆卵かけご飯!

一見何の関連もないようですが、実は大有りでした!

アルツハイマー型認知症の原因の一つにアセチルコリン量の減少があります。

アセチルコリンは、副交感神経や運動神経の末端から放出され、神経刺激を伝える

神経伝達物質です。そして、アセチルコリンを生成するもとになるのがコリンという

栄養素なのです。つまり、コリンを摂取すると記憶力や注意力を保つことができるのです。
それ以外に、コリンには脂質代謝を促して体脂肪の分解を助け、コレステロール値を

減らす働きがあり、高血圧の予防、脂肪肝の予防、コレステロールの抑制につながります。

もう一つ忘れてならないのはコリンを構成しているレシチンです。

レシチンは細胞膜の主成分で、脳神経や神経組織を構成しています。

レシチンが持つ性質の乳化作用はいろいろな効果があります。

   HDLとLDLの量を調節し、動脈硬化を防ぎます。

   血流が良くなることで酸素や栄養素が全身に行き渡るため、美肌効果があります。

   脂溶性ビタミンである、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの吸収も

助けてくれます。

 

これほど大切なコリンとレシチンを含む食品が何かといえば、卵と大豆なのです。

肉の肝臓以外で最も多くコリンが含まれているのは卵で、100グラムあたり294ミリ

グラムです。大豆も多く120ミリグラムです。日本には規定がありませんが、米国では

1日に男性550ミリグラム、女性425ミリグラムのコリン摂取が推奨されています。

レシチンは大豆レシチンと卵黄レシチンの2種類があり、その名の通り大豆レシチンは

大豆や大豆製品、卵黄レシチンは卵黄に多く含まれています。

結局、コリンもレシチンに共通のキーワードは卵と大豆ということになります。

有数な頭脳食として、納豆卵かけご飯を積極的に摂取しましょう!