#天の川とアンドロメダが合体?
#天の川とアンドロメダが合体?
我々の太陽系が属する天の川銀河とアンドロメダ銀河は今も時速40万KMで近づいていると言われ、約40億年後には合体もしくは衝突するいうのが天文学者達の定説らしい。
しかし、その間宇宙の膨張とかダークマター(暗黒物質)の性質などを考慮すると合体しない可能性もあり、確率は50%程度だそうだ。
そもそも太陽は100億年の寿命とい言われ、既に46億年経過しているので残りは54億年しかない。
我らが住む地球は40~50億年の寿命らしいが、人間がいつまで存在しているか分らない。
更に、20億年後くらいから太陽が膨張し始め、水星、金星、地球、火星と次から次へ飲み込んで行くので地球の寿命はもっと短いかも知れない。
人間の一生は最長で120年足らずだから何億年先の話をしても意味がないかも知れないが、
宇宙の話というのはいつも夢とか希望を感じるのだ。
画像は天の川とアンドロメダが合体もしくは衝突するイメージだが、実際はこんな姿ではないだろう?
宇宙の話では他にも興味深いことが色々ある。
例えば、宇宙の始まりは138億年前で間違いないか?宇宙の果てはあるのか、宇宙の終わりはどうなるのか?
光を越えることは出来るのか?人間以上の知性生物は宇宙に存在するか?等々である。
いずれそれらについても掲載してみたいものだ。
(L・D)
#NASAの探査機「エウロパ・クリッパー」がエウロパへ!
#NASAの探査機「エウロパ・クリッパー」がエウロパへ!
エウロパは木星の衛星で月よりちょっと小さい。
既知の太陽系の天体の中で最も滑らかな表面を持っている。
表面が若く滑らかであることから、地下には水の海 (内部海) が存在するという仮説が提唱されており、
その海に地球外生命が存在する可能性についても議論されている
2024年10月にNASAは探査機「エウロパ・クリッパー」を打ち上げ、
2030年に到着後、エウロパにいるかも知れない生きた単一細胞を発見しようと計画している。
地球外生命体の存在が世界的に注目されている中ではあるが、単一細胞発見に巨額のお金を注ぎ込むのは意味があるのだろうか?
(P・M)
宇宙の起源は137億年前か267億年前か?
宇宙の起源は137億年前か267億年前か?
学校で習ったかどうか記憶にないが、アインシュタインの相対性理論に基づくと、宇宙の起源は137億年なのだそうだ。
自分の如き一般人にはなんでそうなるのかよくわからない面もあるがそう信じるしかないと思っていたら、
最近134億年前の銀河が5個程見つかったりして、
わずか3~4億年でこんなに大きな銀河が出来ることがおかしいと137億年起源説が揺らいでいる。
そうした中、カナダのオタワ大学の研究で宇宙の起源は267億年という可能性が発表された。
宇宙は約4%の物質と約22%の暗黒物質(通常の物質、光、電力、磁力などあらゆるものと相互作用せず、
ただ1つ重力のみに関連した「見えない物質」と定義され、ブラックホールもその例)、そして約74%の暗黒エネルギー
(現代宇宙論および天文学において、宇宙全体に浸透し宇宙の膨張を加速していると考えられる仮説上のエネルギー)で構成されている。
今回の研究はブラックホールを除いて、暗黒物質は存在しない前提の理論だという。
つまり既存の宇宙論の土台となるニュートン力学やアインシュタインの重力理論が間違っている可能性を指摘している。
詳しくは全く分かっていないので申し訳ないが、既存の理論(∧ CDM)では、粒子の相互作用にかかわる重力などの、
自然な力の強度「結合定数」は時間が経過しても変化しない、また光の強度も時間を経ても変わらず、
どんなに長い距離を走破してもエネルギーは失われないとの前提に立っている。
しかし新たな理論(CCC+TL)では、CCC理論(自然な力の強度「結合定数」が時間経過とともに弱まる)と
TL理論(長距離を移動した光は疲れ切ってエネルギーを失う)を組み合わせているのだそうだ。
現在はこの理論の実証研究が進行中で、いずれ暗黒物質が存在しないことや、
宇宙の起源が267億年前であることが世界的に認められるかも知れない。
それはアインシュタインの相対性理論が全てではなくなることを意味し、古希を過ぎた我々の世代には天変地変の様にも見える。
画像は宇宙マイクロ波背景放射によるビッグバンから38万年後の宇宙。
(L・D)
ベルリン西部に落ちた流星!
ベルリン西部に落ちた流星!
1月20日ベルリン西部に直径1mの流星が落ちたという。
後日隕石らしいものが発見された様だ。
画像は小惑星。
流星より大きいのを小惑星と称するがその堺は直径50mとされている。
我々は気付いていないが、世界では1日に数百万個の流星が地球に降り注ぎ、大半は大気圏で燃え尽きるが、
それでも10~50個は隕石として地表や海に到達しているらしい。
流星が落下するのを宇宙空間で見つけるのは小さいことや、太陽の光が邪魔して非情に難しいらしいが、
今回は偶々落下する2時間45分前に発見され落下場所も特定されていたようだ。
場所が日本では無かったので話題になっていないが、日本だったら大騒ぎしていたところだろう。
小惑星はこれまで130万個以上発見され軌道がチェックされているが、流星がどれくらい把握されているかは定かではない。
ある日突然流星が目の前に落ちてくるとか、朝外に出たら道路上に隕石が鎮座していた等もありそうだ!
(P・M)
JAXAのSLIM(小型無人探査機)が月面着陸に成功!
JAXAのSLIM(小型無人探査機)が月面着陸に成功!
直径100m以内へのピンポイント着陸を狙ったSLIMは新しい着陸方法で挑み無事着陸したようだ。
しかし、着陸後に稼働するはずだった太陽光電池が機能せず、搭載したバッテリーの容量が尽きると通信が出来なくなるらしい。
従いJAXAは60%の出来だったと表明している。
しかし、米国、ロシア、中国、インドに次ぐ5番目の国として歴史に刻まれるのは確実だ。
搭載されていたカメラ付きの小型ロボット2機は無事に着陸した様なので、今後SLIM自体を含め月表面の画像が送られてくるのを期待しよう。
(P・M)
天の川銀河は棒渦巻銀河!
天の川銀河は棒渦巻銀河!
地球が回っている太陽系が属する銀河は天の川銀河だと誰でも知っているが、
天の川銀河が形状的に棒渦巻銀河であることはあまり知られていない。
画像は上からと横から見た天の川銀河である。
渦巻きの直径は約10万光年で太陽系は画像上(SUN)と書かれた部分であり、
銀河中心から約2,6万光年離れたところに位置している。
棒渦巻銀河の特徴としては星が高密度に集まった円盤構造があり、
横から見たときの膨らみ部分はさらに高密度に星が集まる長い棒状の構造が存在している。
どうやって数えたのか不明だが、天の川銀河には約2000億の星があると言われている。
宇宙全体については未だ膨張過程らしいので広さも解らないし、星の数も見当がつかない。
宇宙のことは大変興味があるが、数字を前面に出されると理解に苦しむといつも思う。
例えば1光年、光が1年かけて進む距離である。
これを何キロメートルだとすぐ言える人はどれくらいいるだろう?
(L・D)
デナリ山とオーロラ!
デナリ山とオーロラ!
デナリ山は北米最高峰で6168mを誇る。
我々は欧州に飛ぶ旅客機がアラスカ経由となった時期、そして冒険家の植村直己が遭難した時期にマッキンリー山と認識した記憶がある。
この名前は1917年、当時米国大統領だったウィリアム・マッキンリーに由来している。
2015年に先住民文化の尊重を理由にデナリ山と改名された。
「デナリ」の意味は先住民アサバスカン・インディアンの言葉で「偉大なもの」である。
一方、オーロラは、地球の極域近辺に見られる大気の発光現象である。
北極近辺なら北極光、南極近辺なら南極光とも呼ばれる。
地球にやってくる太陽風に含まれている陽子や電子が大気中の分子や原子に衝突して励起(高エネルギー状態)が起こる。
励起状態は短時間で通常の基底状態に戻るがその時に光としてエネルギーを放出する。
光の色は波長により決まり、波長は励起と基底、2つの状態のエネルギーの大きさで異なる。
我々から観ると高度で色の違いが分る。
高度200~500KMは赤色、高度100~200kmは派緑色、高度80~100kmは紫色である。
画像はデナリ山を中心に演武するオーロラで時間の経過と共に形状が七変化する。
まるで万華鏡の中を覗いているようだ。
自分は未だ観たことがないが、オーロラを観るためにアラスカを訪れる観光客は多い!
しかし、デナリ山登頂への挑戦はクレバスがどこに隠れているか分らないのでお勧めしない。
(P・M)