メニュー

ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

お問い合わせ

ブログBLOG

ムンプス難聴に要注意!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年02月12日(水)

ムンプス難聴に要注意!

2015年~2016年におたふくかぜ(流行性耳下腺炎、別名ムンプス)が流行したのを覚えていますか? 

その時に合併症としてムンプス難聴が注目されました。ムンプス難聴は原因ウイルスのムンプスウイルスが内耳まで侵入し、内耳に激しい炎症を起こして発症します。会話レベルの音が聞き取れない難聴レベルである高度難聴を急激に起こすのが特徴で、治療効果は低く、回復はほぼ望めないやっかいな難聴です。

今般、日本耳鼻咽喉科学会が、全国の耳鼻咽喉科5565施設にアンケート調査を行い、3906施設から回答を得た結果、少なくとも359人がムンプス難聴を発症していたことがわかりました。そのうち詳細が明らかな335人について調べたところ、発症年齢は、3-4才~小学生と、30才代の子育て世代の発症が顕著に多かったそうです。子どもだけでなく子育て世代にも多いのは、おたふくかぜになった子どもと一緒に暮らす両親が二次感染を起こすからだそうです。

ムンプス難聴になった人のうち、片方の耳だけの難聴(一側難聴)は320人(95.5%)、両耳の難聴(両側難聴)は15人(4.5%)でした。一側難聴では290人(91%)が高度以上の難聴で、両側難聴のうちの12人(80%)は、症状が軽いほうの耳でも高度以上の難聴でした。

初診時と最終聴力の経過を調べることが出来た203人中55人は、経過中に聴力が悪化し、そのうち52人(95%)は耳元で話されても聞き取れない重度難聴になり、反対に改善が認められたのは11人(5.0%)だったそうです。

幼少期にムンプス難聴になった中高生が直面している状況としては次の様なことがあるそうです。

・集団での会話が厳しいので、「1人でいるのが好きらしい」と思われがち。

・声をかけられたとき、どこから声がかかったのかわからず「無視した」と言われる。

・休み時間、教室の移動中、課外授業など雑音が多い場面では、大切な話を聞き取れない。

 

このように、治療が大変難しいムンプス難聴を予防する唯一の方法は、ワクチン接種だそうです!

残念ながら、おたふくかぜワクチンは任意接種なので、現在の摂取率は40%程度しかありません。インターネットでは「おたふくかぜはかかったほうが免疫がつきやすいから、ワクチン接種を受けるより感染した子からうつされたほうがいい」といった情報が飛び交っている様ですが、それでは遅い時もあるのです。ワクチン接種を受けていてもおたふくかぜに感染することはありますが、症状が軽く済むそうです。

ムンプス難聴になって後悔するよりは、早い時期におたふくかぜワクチン摂取をお勧めします!

腸内環境を整える3つの優れもの!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年02月03日(月)

腸内環境を整える3つの優れもの!

食後の消化不良でお腹が張ったり、便秘や下痢が起きたりすることはありませんか?

そのような腸内環境を整える優れものがあるそうです。どのようなものがあるか見てみましょう!

   プロバイオティクスとプレバイオティクスの組み合わせとシンバイオティクス:
TVや健康にかする雑誌などで一般に広くられるようになった「腸内フローラ」という言葉があります。これは腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)のことです。そもそも、腸内は種類と数の両方で、最も常在細菌が多い部位で、多様な細菌群が消化管内部で生存競争を繰り広げ、互いに排除したりして、共生関係を築きながら、一定のバランスが保たれた均衡状態にある生態系が作られています。プロバイオティクスとプレバイオティクスは、この腸内フローラに関わって腸内環境を整える役割を持っています。

・プロバイオティクス:
腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に有益に働く生きた微生物と定義されています。プロバイオティクス食品として、生きた菌が含まれるヨーグルトなどの発酵乳、納豆などがあり、便秘や下痢、乳糖不耐症の改善効果、免疫機能の改善による感染防御やアレルギーの抑制効果などがあると言われています。

・プレバイオティクス:
大腸に共生するプロバイオティクスであるビフィズス菌などの有益な細菌の栄養源となり、それらの細菌の増殖を促進することにより、宿主に有益に働く食品成分と定義されています。プレバイオティクス食品としては難消化性のオリゴ糖類が最もよく知られていて、整腸作用(便通改善)、抗脂血作用、インスリン抵抗性の改善、ミネラル吸収促進作用、尿中窒素低減作用、大腸がん・炎症性腸疾患の予防・改善、アレルギー抑制作用、腸管免疫の増強等があると言われています。

・シンバイオティクス:腸内フローラのバランスを整える生きた菌であるプロバイオティクスと、腸内の有用な菌の餌となるプレバイオティクスを同時に摂取することが出来る優れものです。シンバイオティクス・ヨーグルトが市販されています。医療の現場では、感染防御や炎症抑制などにも応用されているそうです。これは早速試して見ましょう!

   カラオケで迷走神経への刺激:
迷走神経とは12対ある脳神経の一つで、脳神経中最大の分布領域を持っています。多数に枝分れしてきわめて複雑な経路を示すので迷走神経と称されています。分布領域は下部延髄から各臓器に広く分布する多数の枝を延ばしています。首から腹(消化器における下端は横行結腸)までのほとんど全ての内臓の運動神経と副交感性の知覚神経を支配しています。具体的には心拍数の調整、胃腸の蠕動運動、発汗や発話、大動脈小体における血中ガス分圧の感知、外耳道の体性感覚等に関与しているのです。この重要な迷迷走神経を刺激するための方策として、カラオケが有効であるとの研究発表がされているそうです。一度試してみてはどうでしょうか?

   マグネシウム:
腸の蠕動(ぜんどう)運動と言って、筋肉の収縮波を伴ううごめくよう動きを助長してくれるのがマグネシウムです。マグネシウムは水の分子とくっつきやすいので、腸内で便に水分を送り込んでいきます。それで便秘解消につながるそうです。もう一つ凄い役割があります。マグネシウムはブドウ糖をエネルギーに変えるのです。ブドウ糖がエネルギーに変えられず、体内に溜まった内臓脂肪のような中性脂肪は格好の攻撃対象です。マグネシウムを積極的に摂ることでポッコリおなかの解消につながることが証明されています。マグネシウムは藻類、魚介類などに多く含まれています。他には、玄米、緑の葉野菜に含まれています。間食でも摂れるものにダークチョコレート系のアーモンドチョコやカボチャの種があります。

認知症防止に欠かせない葉酸!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月30日(木)

認知症防止に欠かせない葉酸!

ほうれん草の抽出物から発見された葉酸が認知症予防に効果があることをご存じですか?葉酸の大切な役割の1つにホモシステインの代謝があります。ホモシステインとはアミノ酸の一種で、メチオニンという必須アミノ酸がグルタチオンやタウリンといった、別の有用な物質に変わる工程で一時的に生成される繋ぎ役のようなアミノ酸です。ここで大きな役割を成すのが葉酸なのですが、葉酸が不足するとグルタチオンやタウリンなどへの生成プロセスが滞り、ホモシステインばかりが残ってしまいます。余ったホモシステインは血中に流れ出て高ホモシステイン血症になります。高ホモシステイン血症は、動脈硬化を促進しますので、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作)を引き起こす原因となります。さらに、高ホモシステイン血症はアルツハイマー病をはじめとする認知症を引き起こす原因であることが判明しています。もう一つ、活性酸素も増やすので、老化を促進し、これに関連した疾病リスクも高まるなど、およそいいことは1つもありません。

2017年の数字ですが、厚生労働省の調査結果によると、日本人の1日あたりの葉酸摂取量は平均約290マイクログラムで、奨励摂取量の240マイクログラムは超えているのですが、米国の奨励摂取量は400マイクログラムで、国際感覚と非常にかけ離れているそうです。さらに高齢になると消化機能や代謝機能が落ちてきますから、摂取量は若い人達以上に心がける必要があるかも知れません。

葉酸が多く含まれている食物を掲載しますので、是非、積極的に摂取してください。

ほうれん草、小松菜、春菊、ニラ、グリーンアスパラ、ブロッコリー、菜花、オクラ、モロヘイヤなどの緑色の濃い野菜、のり、枝豆、緑茶、鶏や豚のレバー、いちご、マンゴー等です。一番簡単に摂取出来そうな緑茶は、お茶を1杯淹れると、玉露が150マイクログラム、煎茶は16マイクログラム摂取出来ますが、市販のペットボトルの緑茶は100mlあたり約4マイクログラムしか含まれていません。

自分で淹れたお茶を飲むようにしましょう!

健康診断の基準値と健康な人の数値は違う!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月25日(土)

健康診断の基準値と健康な人の数値は違う!

健康診断の時に行われる血液検査については、後日結果表をもらえます。いろいろな項目について、実際の値と基準値の違いが表示されていて、基準値を外れている項目については、その検査の内容や今後注意しなければならないことなどを医師が教えてくれます。

健康診断における基準値は各臨床学会のガイドラインを基に厚生労働省が定めています。

一方、日本人間ドック学会という、1959年に設立された公益社団法人(現在)があり、健康な人の数値を発表しています。基準値と健康な人の数値が全て同じではなく、項目によって基準値が緩すぎたり、厳しすぎたりしています。参考例をあげて見ます。

          基準値(単位略)    健康人数値       

・収縮期血圧:   130以下       88~147

・拡張期血圧:   120以下       51~94

・AST:     3~38        13~29       

・ALT:     4~43        10~37      

・γ-GTP:   86以下        12~84       

・中性脂肪:    30~149      39~198      

・LDL:     70~139      72~178      

・HDL:     40~77       40~92       

・eGFR:    60以上        50~94       

・ヘモグロビン量: 13.5~17.6   13.7~16.4   

・HbAIc:   4.6~4.2     4.97~6.03   

・BMI:     25以下        18.5~27.7   

上記の通り、項目によってかなり差があるものもあるので、血液検査の結果を読むときに参考にされては如何でしょうか?

基礎代謝を上げる方法!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月20日(月)

基礎代謝を上げる方法!

基礎代謝とは、生きていくために必要最低限な生命活動に使われるエネルギーのことです。
基礎代謝を最も消費するのは38%を占める筋肉ですから、筋肉を増やして基礎代謝も増やすことが太りにくい体作りに一番役立ちます。臓器の働きを活性化することでも代謝が向上します。貢献度が一番高いのは14.2%代謝する肝臓です。お酒を避けるように言われるのは、肝臓に余計な負担をかけるからです。しかし、それら以外で基礎代謝を増やす方法があるそうなので、いくつか掲載します。

   深呼吸と呼吸トレーニングで心肺機能を高める:
心臓は4.4%の代謝があります。深呼吸などの有酸素運動により心肺機能を高めることが代謝につながるそうです。4秒で鼻から吸って、7秒息を止め、8秒で口から長く吐き出す「4.7.8呼吸法」も効果があるようです。

   体温を上げて代謝と免疫力を向上させる:
体温を1℃上げると代謝が13%増え、免疫力は5~6倍になると言われています。
温度が高めのお風呂で身体を温めてから、冷水シャワーを浴びるという方法によって、
体温を調節するホルモン分泌が活性化され、代謝が上がるそうです。

   体温を上げる食事を心掛ける:
筋肉量を増やしてくれるタンパク質が豊富な肉類・卵・乳製品・大豆などはもちろん、玄米やライ麦など色の濃い穀物や、にんじん・かぼちゃなどの根菜類も体温アップに役立つそうです。

   胃腸の働きを良くする:
7.6%の代謝がある胃腸を活性化するために、納豆や味噌などの植物性乳酸菌を積極的に摂ることは、代謝アップと免疫力の向上に繋がるそうです。逆に食べ過ぎる生活をしていると、胃腸の働きが悪くなります。

   深い睡眠を心掛ける:
何かに集中したり、逆に瞑想をしてリラックスしたり、脳に何らかの刺激を与えることで、質の良い深い睡眠が得られます。質の良い睡眠は、ホルモンバランスを整え、代謝アップにも貢献するそうです。個人差はありますが、4時間半~7時間を目安に睡眠時間を設定すると良いようです。

   正しい下半身の使い方を訓練する:
基礎代謝と共に1日の大きな代謝を占めるのが体を動かすことによる活動代謝です。特に、下半身の動作がそのエネルギー消費のほとんどを占めているそうです。歩幅をいつもより大きくして歩いたり、階段を1段飛ばしで大きく上ってみたり、空いているスペースでスクワットを行ったり、縄跳びをしたり等、意識的に下半身を大きく動かすことを意識しましょう。

⑦ 食べる時はしっかり食べる:
  ダイエットで小食を続けると身体が節約モードになり、代謝を下げようとしてしまいます。1週間に1度ほどは、食べたいものを食べたいだけ食
  べることで、食事による代謝が高い状態に保たれ、脂肪燃焼効果が得られるそうです。

食の王様・大豆!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月18日(土)

食の王様・大豆!

daizu

大豆そのものだけでなく、もやし、枝豆、豆腐、納豆、味噌、醤油、油揚げ、大豆油など、様々な食品に加工され、日本人の食生活に欠かせないものになっているのです。豆類は、あずき、いんげん、そらまめ等、50%以上がでんぷんの炭水化物グループと、大豆と落花生が属する脂質グループに分れます。大豆が何故それほど必需品になっているかといえば、その豊富な栄養素群でしょう。

どんな栄養素が含まれているか見てみましょう!

    炭水化物(糖質):
人間の最大のエネルギー源である炭水化物(糖質)が29.5%含まれています。

    たんぱく質:
水分以外で細胞の主要構成物質であるたんぱく質がするが33.8%含まれています。
たんぱく質は筋肉、皮膚、血液、内臓などの主要成分となっています。肉や魚程ではありませんが、豆類や野菜類に比べると断トツに含有量が多く、「畑の肉」といわれる所以です。

    脂質:
糖質とともにエネルギー源として重要であり、貯蔵脂肪となってエネルギーを貯める役割も果たしています。ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。大豆には19.7%含まれています。

    ビタミンB1:
ビタミンとは生物の生存に不可欠な微量栄養素のうち有機化合物の総称です。他の栄養素の働きを助ける酵素や、酵素の働きを助ける補酵素の役割を担っていて、絶えず消費されることから微量でも必要量をきちんと摂取する必要があり、不足すると色々な欠乏症が起こります。このため、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ミネラルと並んで五大栄養素のうちの1つに数えられています。
ビタミンB1は体内で糖質を分解してエネルギーを発生させる際、酵素の働きを助ける補酵素の役割を果たしています。ビタミンB1が不足すると糖質をエネルギーとしてうまく利用できず、全身の倦怠感、手足の感覚障害、動悸が気になるなど脚気の初期症状が現れます。

    ビタミンB2:
ビタミンB2は、脂質のエネルギー転換や細胞、皮膚、髪、爪などの再生を助け、成長を促進するとともに、粘膜を保護する働きも持っています。さらに、動脈硬化や老化を進行させ、発がん性もあると言われる過酸化脂質を分解し、その生成を防いでいます。
肉類には劣りますが、豆類や野菜類の中では最高レベルです。不足すると脂漏性皮膚炎、口内炎・口角炎、角膜炎などの症状が現れますが、成長期の子供の場合は発育にも悪影響を及ぼします。

   ビタミンB6:

ビタミンB6は、たんぱく質が体内で分解・再合成される際、足りないアミノ酸があれば他のアミノ酸から作り替える役割があります。皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きもしています。

    葉酸:
葉酸は、ビタミンB群に属するビタミンで、ほうれん草の抽出物から発見されため、葉
に含まれる酸という意味で葉酸と名付けられました。補酵素として核酸の合成に関与するため、細胞の分裂・成長に重要な役割を果たしており、特に赤血球の生成・成熟に欠かせないため、ビタミンB12などとともに「造血のビタミン」と呼ばれています。

もう一つの大事な役割は、「ホモシステイン」の代謝です。これは、メチオニンという必須アミノ酸が、グルタチオンやタウリンといった別の有用な物質へと変わる工程で一時的に生成されるアミノ酸の1種です。しかし、葉酸が不足すると、グルタチオンやタウリン等への生成プロセスが滞り、ホモシステインばかりが多くなってしまいます。余ったホモシステインは、血中に流れ出て血管内壁を傷つけ、動脈硬化を起こす要因となり、動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中などの原因となります。活性酸素も増やすので、老化を促進し、これに関連した疾病リスクも高まります。日本人は世界的に見て摂取量が少ないと言われている重要な栄養素です。

    ミネラル(灰分):
人間の体は、体重の約95%が酸素、炭素、水素及び窒素の4つの元素でできていますが、ミネラルはこれら以外の114種類の元素の総称で、栄養学では無機質あるいは灰分とも呼ばれています。これらの中でヒトの体内に存在し、栄養素として欠かせないものは必須ミネラルとされ、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ビタミンと並んで五大栄養素のうちの1つとして数えられています。
現在、必須ミネラルとされている元素は16種で、そのうち1日当たり摂取量が概ね100mg以上の7種を多量ミネラル、100mg未満の9種を微量ミネラルと呼んでいます。

多量ミネラル:カルシウム、リン、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、硫黄、塩素

微量ミネラル:鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、コバルト

上記の内、主要なものを見てみましょう。

カルシウム:

ミネラルの中で最も多く含まれて、主にリン酸塩などとして骨と歯を形づくる成分

となります。カルシウムの吸収にはビタミンDが深く関与しているため、ビタミン

D不足が原因となってカルシウム不足となることもあります。

大豆は断トツの含有量があります。

  リン:

カルシウムに次いで多く含まれています。そのうち約80〜85%はカルシウムやマグ

ネシウムと結合して骨格や歯を形成する成分となり、残りは細胞膜を構成するリン脂

質、核酸等の構成成分となって、筋肉、脳、神経、内臓などあらゆる組織に含まれ、さ

らにリン酸塩として血液中にも存在して、糖質や脂質の代謝、エネルギーの保存・利用、

血液のpHを弱アルカリ性に保つための緩衝作用など重要な役割を果たしています。

大豆は断トツの含有量があります。

  マグネシウム:

60~70%骨、残りの大部分は筋肉や臓器中にあり、細胞外液と血液中にも少量含ま

れています。300種類以上の酵素反応に補酵素として働き、ほとんどすべての生合成

反応や代謝反応に必須のミネラルです。

大豆は断トツの含有量があります。

  カリウムとナトリウム:

  カリウムは体内の浸透圧を調整し、過剰なナトリウムを排出する役割を果たしています。また、筋肉に多く含まれ、筋肉の収縮を円滑にする働きがあります。

  ナトリウムはカリウムと拮抗して体内の浸透圧調整に関与して、体液を弱アルカリ性に保つための緩衝作用などの機能を果たしています。また、神経系の刺激伝達や筋肉の収縮にも関与しています。

  大豆は断トツの含有量があります。

  鉄:
体内の鉄の約70%は酸素の運搬や酵素として働く機能鉄で、その大部分は赤血球のヘモグロビンの構成成分となって体内における酸素の運搬・供給にかかわり、その他の機能鉄は血液中の酸素を筋肉に取り入れるミオグロビンや各種酵素の構成成分として存在しています。鉄が不足すると、めまい、息切れなど貧血の症状が現れるほか、運動機能や免疫機能の低下を招くことがあります。

  大豆はえんどうと同様酒匂の含有量があります。

  亜鉛:

  DNAやたんぱく質の合成などに関与する各種酵素の構成成分となって、新たな細胞作りに関与するため、成長・発育や新陳代謝に不可欠なミネラルです。また、味覚を正常に保ち、免疫機能、ホルモンの合成・分泌などにもかかわっています。亜鉛が不足すると、子供では成長・発育が遅れ、成人では肌荒れの発生や傷の治りが遅くなるなど新陳代謝に影響が出てきます。

  大豆は豆類で最高の含有量があります。

  銅:
主に筋肉、骨、肝臓などに分布していて、酵素の構成成分となって種々の生体内反応の触媒として機能しています。貯蔵鉄の移動にかかわってヘモグロビンの生成を助ける造血作用、骨の角質の形成促進による骨の強化、髪や皮膚の色素の生成など重要な働きを担っています。

  大豆は他の豆類と同様相当の含有量があります。

以上、食の王様・大豆のすごさがお分かり頂けましたでしょうか?

個人的にも様々な食品で大豆を摂取しようと思います!

効果効能が多いアーモンドは生アーモンドがおすすめ!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月14日(火)

効果効能が多いアーモンドは生アーモンドがおすすめ!

amond

スーパーやコンビニに行くとポテトチップス等と同じ場所にローストしたアーモンドが並んでいます。健康に良いと聞いていたので、たまに買ってつまみで食べています。

効果効能についてどんなことがあるのかはっきり解っていなかったので復習してみました。

   身体の様々な老化に関与する物質である終末糖化産物(AGE)を減らす作用があります。

   コレステロールがゼロです。カロリーも牛乳や豆乳に比べて約半分です。

   日本人に不足しがちなミネラル類(カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛など)が豊富です。

   骨粗しょう症の予防に有効です。骨を作るためにカルシウムに加え、アーモンドに含まれるマグネシウムがサポートするのです。

   活性酸素による酸化を防ぎ、血行をよくするビタミンEが豊富で、アンチエイジングに役立ちます。

   悪玉コレステロールだけを減らしてくれる善玉オレイン酸が、アーモンドの脂肪分約7割を占めているため、生活習慣病の予防になります。

   20粒で玄米1杯半と同じ量の食物繊維が含まれていて、便秘解消やダイエットに最適です。

   アーモンドの種皮にあるポリフェノールが活性酸素よる細胞の酸化を防ぎ、老化や生活習慣病の予防に効果的です。


摂取量について調べて見たら、1日当り20-25粒が目安だそうです。

 

そして、食べるとしたら、生アーモンドが良いそうです!

ローストしているものが一般的で美味しいのですが、ローストは焙煎してあります。アーモンドに限らず、ナッツ類は油脂が豊富なので、一度火が入ったものは時間が経つほど酸化し、老化を早めてしまうような逆効果になる可能性があります。

生アーモンドはその心配が無いのでお薦めなのですが、酵素の働きを阻害するアブシジン酸(ABA)を排除しなければなりません。そのために、8時間を目安に水につけておく必要があるのです。タッパーに水と一緒に入れて冷蔵庫で保存し、その後水分を切って食べるようにしましょう。
食べ方としては、そのままかみ砕いて食べる他に、次の様な食べ方がお薦めです。

   スムージーなどに追加してジュースとして

   ブレンダーでなめらかにして、アーモンドミルクとして

   フードプロセッサーなどで細かく砕き、サラダにトッピング

   細かく砕いて、ごまの様な和え物として

⑤ ペースト状にして、お醤油や味噌と混ぜてごはんのお供に

人間の老化は34歳、60歳、78歳で急激に進む?

カテゴリ: 健康 公開日:2019年12月28日(土)

人間の老化は34歳、60歳、78歳で急激に進む?

一般的には、老化は一定のペースで進むと言われていますが、そうではないという研究論文がアメリカのスタンフォード大学の研究チームより発表されました。

血中のタンパク質の測定によって、人間の健康状態を診断出来ることは広く知られていますが、血中のタンパク質レベルによって年齢を精緻に予測することが出来るらしいのです。

この研究は、18歳から95歳まで合計4263名から入手した血液サンプルから、2925の血漿タンパク質を分析して行われました。その結果、加齢のみの要因で不可逆的に生じる生理的老化は、平均34歳、60歳、78歳の3つの年齢ポイントで急激に起こることがわかったそうです。年齢的な誤差はそれぞれ約3年であると追記されています。

そもそも、タンパク質は身体を構成する細胞からの指示を実行する働きを担っています。年齢的な3つの時期に何故タンパク質が変化するのかを解明すれば、老化を遅らせる薬剤や治療法の開発などの応用が出来るかも知れません。

個人的な経験で振り返ると、昔からプレーしているテニスがあります。意識的には36歳くらいと60歳くらいで運動能力がかなり落ちた気がします。今回の研究結果と合致しているではないですか!次の山場は78~80歳くらいでしょうか?早く老化を遅らせる薬剤や治療法を開発してほしいものです!

余談ですが、以下のような老化度をチェックする方法もあります。ご自身の状況を知るためにやってみては如何でしょうか?

質問事項(該当している項目にチェエックを入れる):

① 糖化が老化の原因

□1日1回は甘いおやつ(お菓子や菓子パンなど)を口にする

□疲れると甘いものが欲しくなる

□エナジードリンクや炭酸飲料などの甘い飲み物をよく飲む

□市販のドレッシングや便利なおかずの素をよく使う

② 酸化が老化の原因

□野菜をあまり食べない

□果物をあまり食べない

□タバコを吸う

□ストレスを感じやすい

③ 血液、血管の衰えが老化の原因

□揚げ物を週1回は食べる

□食べ過ぎてお腹が苦しくなることがよくある

□味が濃いものが好き

□肉食で魚をあまり食べない

④ 腸内環境の悪化が老化の原因

□便秘または下痢気味である

□外食やコンビニ食をよく利用する

□ヨーグルトやキムチなどの発酵食品をあまり食べない

□油っこいものが好き※返品時の送料はお客様負担になります。
※送料無料と送料有料の商品を同時にご購入されると、すべて送料無料となります。ただし、送料無料の商品を返品された場合は、送料別商品の送料分を差し引いた金額を返金いたします。
※送料の離島割増料金も当店が負担いたします。
※一部送料有料の商品がございます、あらかじめご了承ください。
※当社の都合により、キャンペーン内容・期間が変更および終了になる場合がございますので予めご了承ください。

 

体内老化度の目安:

チェック数が0~4個:体内老化度30%

チェック数が5~9個:体内老化度 60%

チェック数が10個以上:体内老化度 100%

色覚について!

カテゴリ: 健康 公開日:2019年12月24日(火)

色覚について!

耳が音の情報を脳に伝達し、脳が音を認識するのと同じように、色については目の網膜が色の情報を脳に伝達し、脳が色を認識しています。

網膜には光を検知する細胞が2種類あります。

1つは桿体(かんたい)視細胞と称し、明暗だけを検知します。とても低い光量にも敏感に反応しています。

もう1つは錐体(すいたい)視細胞と称し、赤、緑、青に反応する3種類があり、視野の中心に集中しています。錐体視細胞からの入力情報により、脳が色を認識しているのです。

音も色も瞬時に認識する人間の脳は凄い働きをしていると思います!

下の図は石原表として知られる色覚検査表です。1918年に東京大学の石原教授が軍隊の適格検査のために開発したそうです。

 sikikaku

皆さんも眼科でやってもらった経験があると思いますが、日ごろチェックできるように掲載しておきます。

がん対策への2つの取り組み!

カテゴリ: 健康 公開日:2019年12月22日(日)

がん対策への2つの取り組み!

   武田薬品工業がアメリカのターンストーン・バイオロジックスに約131億円を前払いして、ターンストーン・バイオロジックス社が持っている主力候補薬「Rival-01」の開発と商品化を共同で進めることになりました。この薬はウイルス療法と言われ、ウイルスをがん細胞内に侵入させて免疫反応を促進させる仕組みです。進捗状況に合わせ、武田薬品工業は、最大約980億円を支払う可能性があるそうです。ターンストーン・バイオロジックス社は非上場の新興企業で、「Rival-01」はまだ臨床試験を行っていません。投資リスクも伴いますが、両社は費用と利益を折半する計画で、別のがん治療薬の共同開発も目指すとしています。

このように、世界の製薬大手企業は、がん治療につながり得る医薬品の開発などに資金をつぎ込んでいます。その市場規模は2024年までに約25兆円に達すると予想されています。

   大腸がんリスク軽減の遺伝子発見が発見されました。

英国の科学誌ネイチャーに掲載された内容によると、京都大学等の研究グループが潰瘍性大腸炎(UC)の患者から大腸がんの発症リスクを低くする遺伝子変異を発見したそうです。
UC患者の腸粘膜の遺伝子変異を正常な組織と比較分析した結果、正常な大腸粘膜に比べて、UC患者では3倍の速さで遺伝子変異が蓄積されることが分かりました。がん化に関わる変異もあった一方、「NFKBIZ」という遺伝子の機能が失われる変異パターンが3割と最多の頻度で起こっていました。さらにこの変異パターンは、がん化を抑制することが判明したのです。遺伝子変異を促進しやすいとされる慢性的な炎症は、必ずしもがん化に関わる遺伝子変異だけを促す訳ではないことを示唆しています。研究グループによれば、「NFKBIZ遺伝子などに注目すれば、がんの予防に効果のある薬剤を開発できるかもしれない」とコメントしています。

 

有効な対策が早く確立することを期待しましょう!