グリーン・プロポリス!
グリーン・プロポリス!
個人的なことですが、置きタバコの煙に鼻の粘膜が炎症を起こして風邪と同じよう症状が
出るので、いつも置きタバコの煙には注意しています。昔、住友商事に勤務していた時代、
小さい会議室で喫煙する同僚達と会議をすると、後日必ず鼻や喉がおかしくなりました。
その時に社内で販売していたプロポリスを飲み始めたら、鼻や喉の炎症が短期間で
改善した記憶があります。さらに切り傷などに塗っておくと翌日には傷口が塞がっている
ことも体験しました。最近は全く飲んでいませんが、先日TVでプロポリスの通販が紹介
されていて思い出したのです。
プロポリスの効果効能としては次のようなものがあると言われています。
① 老化予防
② 物忘れ予防
③ 肥満予防
④ 血糖値の正常化
⑤ 風邪やインフルエンザの予防
⑥ 花粉症予防
ビタミンもミネラルも豊富なのでサプリメントとしての活用も出来そうです。
そもそもプロポリスとはギリシャ語で「都市(巣)を守る」という意味です。
原料はハーブの一種であるアレクリンやユーカリといった植物由来の樹液や新芽です。
樹脂や新芽には高い抗菌力のある成分が含まれており、新芽や傷口を病原性の
細菌などから守る働きがあります。これらの樹脂や新芽をミツバチが集めて巣に持ち帰り、
ミツバチ自身の分泌物(唾液)と混ぜた物質がプロポリスなのです。プロポリスは巣の
隙間に塗りつけて防護するためのものですから、ローヤルゼリーのように女王や幼虫に
食べさせる蜜とは全く別物になります。
産地について見てみると、プロポリスは、ブラジルをはじめ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、ウルグアイ、エジプト、オーストラリア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、
リトアニアなど、世界各国で採集されていて、日本でも多少ですが研究用を主体に採集
されています。
生産料が最大なのはブラジルです。以前、ブラジルは蜂蜜を集める能力の高いアフリカ
ミツバチを輸入して研究していましたが、このアフリカミツバチが元々ブラジルに
生息していたセイヨウミツバチとの自然交配によって、プロポリス採取に適した
アフリカナイズドミツバチという新種を生み出したのです。湿度の高いアマゾンでは
自然界に存在する多種の疾病から身を守るために、高い防衛能力のあるプロポリスを
アフリカナイズドミツバチが早く大量に生産するのだそうです。
ブラジル産プロポリスは品質に応じて6段階の等級に分けられているというので、
外貨を稼ぐブラジルの大きな産業であることがわかります。最高の等級としては
ミナスジェライス州産のアレクリンという植物に由来する「グリーン・プロポリス」が
あります。このグリーン・プロポリスは1988年に日本人の養蜂家である寺尾氏に
よって発見されました。1939年生まれで1960年にブラジルに単身移住された
寺尾氏のグリーン・プロポリス発見に関連する記事を読むと、世界に貢献する日本人魂が
感じられます。
早速グリーン・プロポリスを購入してみましょう!