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ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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じゃんけんが面白い!

カテゴリ: 趣味 公開日:2020年01月17日(金)

じゃんけんが面白い!

じゃんけんとは手だけを使い、3種類の指の出し方で勝敗を決める手段です。拳遊びとして日本で考案されましたが、現代では世界的に普及しています。拳遊びとしてだけでなく、複数人が何かを決めるときの決定手段としても頻繁に使われています。

2011年11月11日に日本じゃんけん協会が発足しホームページを公開しています。それによると、じゃんけんには勝利の法則10ヵ条があるそうです。詳細はホームページを参照してほしいのですが、題目だけを並べると次の様になります。

   はじめのグー

   策練りのチョキ・パー

   あいこには負ける手を

   チョキのあいこにはチョキ

   拳読

   宣言する

   勝ち手は続く

   上級者にはグー

   先見せ

   どうしようもなくなったらパー

 

また協会によると、グー・パー・チョキにはそれぞれ個性があるそうです。

   グー         パー      チョキ

時間:  瞬時に出す      中間      少し時間がかかる 

心理:  感情的        中間      思慮的

手の形: 作りやすい      中間      作りにくい

頻出率: 高確率        中間      低確率

 

一方、インターネットの情報サイト「Jタウンネット」が「じゃんけんのグー・チョキ・パー、どれが一番好き?」というタイトルで、

2019年9月から2020年1月15日までアンケート調査を行いました。

766の回答が集まり分析したところ、チョキが

47.8%、グーが30.5%、パーが21.7%でした。好きなものと、実際に出すものは異なるようです。

これらの回答を県別に色分けしてみたら次の様になったそうです。

グー:北海道、宮城、石川、福井、静岡、滋賀、香川、愛媛

パー:青森、京都、鳥取、熊本、宮崎、鹿児島

拮抗した県:栃木、群馬、富山、大分

チョキ:その他28県

 

心理学的にも3つは色分けが出来るそうです。

グー:自分の本心をなかなか出さない頑固者

パー:細かいことにこだわらない、おおざっぱな人

チョキ:個性で目立ちたがりやなお調子者

これらを上記の47都道府県に当てはめて見ると、各県人の性格が浮かび上がるのかも知れません。

拮抗している栃木、群馬、富山、大分の県人はどのような性格になるのかよくわかりませんね。

 

血液型との関連性はどうなのか疑問に感じました。

インターネットで調べて見ると、血液型の性格について次の様なコメントが多いようです。

A型:几帳面、きれい好き、安全運転、未練がましい、心配性

B型:楽天的、マイペース、自由奔放、変わり身が早い、遊び好き、恋多き人、浪費家

AB型:理想追求型・おおらか・社交的・負けず嫌い・繊細で複雑・趣味が広い

O型:現実的、逆境に強い、野心家、面倒見が良い、保守的で頑固、親方気質

 

血液型との関連性を推測すると、

A型とO型はグーをよく出し、B型はパーをよく出し、AB型はチョキをよく出すことになるのでしょうか?

待望の60万台越えで、2020年は補聴器飛躍の年になりそう!

カテゴリ: 補聴器最新情報 公開日:2020年01月16日(木)

待望の60万台越えで、2020年は補聴器飛躍の年になりそう!

先日、日本補聴器工業会が2019年1月~12月の補聴器出荷台数を発表し、2019年1年間の出荷台数が、長らく望まれていた60万台を超えました。「明るく楽しく補聴器をつける時代の到来」を目指している本サイトでも、四半期ごとの状況と期待を掲載してきましたので、60万台到達に少しはお役に立てたのではと思っています。

2019年と2018年を比較して見ると、いくつか目立つ現象があります。

    2018年に比べて、2019年は4.8%の増加が見られました。世界的な年間伸び率は2~3%と言われていますが、日本で4.8%の伸びというのは極希な出来事です。長く伸び悩んできた補聴器が多くの方に認められ始めたサインかも知れません。本サイトだけでご紹介している「補聴器購入・必携バイブル」のご注文が増えていることがその裏付けだと感じます。

    しかしながら、製品タイプを見ると、伸びているのはRICタイプの耳かけ型と既製品の耳あな型だけで、その他は前年割れです。大幅に増加したRICタイプは軽量・こもり感フリー・充電池が受け入れられた主な理由ですが、2020年以降も益々主役の座に座り続ける可能性大です。

    既製品の耳あな型の総台数や伸び率はまだ微々たるものですが、本サイトの補聴器最新情報ブログで、2019年3月17日及び2020年1月9日に掲載しましたとおり、米国で補聴器のOTC販売(既製品販売)が承認され、現在FDA(補聴器も管轄する食品・医薬品管理局)が実施の為の準備を進めており、遅くとも2021年には具体化する見込みです。世界の補聴器メーカーもその流れに対応する準備が水面下で進んでいると推測されます。日本には補聴器の通信販売市場が既に存在しますので、様々なメーカーがそのルートで既製品の補聴器(集音器ではない)の試験販売をする可能性があります。2020年の出荷台数はこのタイプに注目です。

    充電式補聴器が認められ始めています。耳あな型には使用できないので、全体としてはまだ大きなシェアではありませんが、RICタイプだけで見ると少なくとも30%は超えているように思います。やがて主流になることは間違いないでしょう。

    2019年に補聴器台数が伸びた理由はいくつかありますが、補聴器を使う方々の立場で考えると、次の様な要因が考えられます。

・デジタルやパソコンに抵抗感が無い団塊の世代が、補聴器を使用する時期になっていること

・認知症やおたふく風邪等との関連性が報道され、一般的に聞こえの重要性が認識されてきたこと

・補聴器の性能が飛躍的に向上していること
・歌手が着けているイヤモニターやワイヤレス・イヤホンなど、耳に機材を挿入する抵抗感が無くなってきたこと
・同様に、見たり眺めたりする側にも抵抗感が無くなっていること

 

詳細は次の通りです。

2019年   1月~12月(前年比)      タイプ別シェア(前年シェア)       

合計    : 613,089(104.8%)  

ポケット型 :  17,391( 87.3%)    2.8% ( 3.4%)

耳かけ型  : 186,001( 99.6%)   38.5% (34.0%) 

RIC型  : 235,880(118.7%)   30.3% (31.9%)

メガネ型  :     319( 91.9%)    0.1% ( 0.1%)   

耳あな型  : 149,717( 95.8%)   24.4% (26.7%)

既成耳あな型:  23,779(102.3%)    3.9% ( 3.9%)

 

「明るく楽しく補聴器をつける時代の到来」を目指している本サイトは、2020年も中立な立場で、最新の補聴器情報やブログを掲載し、補聴器が眼鏡と同じくらい補聴器が必需品であることを認識してもらえるよう努めていきます!

2020年・東京の新名所!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年01月15日(水)

2020年・東京の新名所!

東京オリンピックが開催される2020年は、インバウンド増加を見据えた東京が新たな取り組みを実施する年でもあります。いくつか紹介しますので、是非時間を見つけて訪れてみては如何でしょうか?

    江戸前城下町:

1月24日、豊洲市場にフードホール棟、多目的広場、マルシェ棟の3エリアで構成される場外施設が誕生します。豊洲市場の食材を活かした飲食店や、おみやげが買える物販店など、21店舗が入店予定です。

    WATERS takeshiba:
4月13日、地域資源である水辺を活かした複合型まちづくりを推進している竹芝に、商業施設アトレtakeshibaがオープンします。さらに、劇団四季の専用劇場が「JR東日本四季劇場[春][秋]」として生まれ変わり、[秋]劇場は7月14日開場、[春]劇場は9月10日に開場し、『アナと雪の女王』を公演します。

    SMALL WORLD TOKYO:
4月25日、有明に世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパークが誕生します。

「エヴァンゲリオン 3新東京エリア」「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」「美少女戦士セーラームーンエリア」など、7つのエリアで構成されていて、AR/VRを活用した映像アトラクションも楽しめるそうです。

    WITH HARAJUKU:
4月オープン予定の原宿駅前再開発プロジェクトです。原宿駅前の約5000平方メートルの敷地に、商業施設が立ち並ぶ路面店空間や、ファッション・ライフ・カルチャーのトレンドを創出するイベントホールなどを擁する新ランドマークが出現します。8階のレストランからは明治神宮の森が一望出来ます。

    有明ガーデン:
春にオープンを予定している湾岸エリアの新ランドマークです。
200店舗を超える大型商業施設を核にして、国際会議にも使える約8000人収容の国内最大劇場型ホールや露天風呂付きの温浴施設等、多彩な施設で構成されています。2021年4月には劇団四季専用劇場「有明四季劇場」が開設され「ライオンキング」が公演される予定です。

効果効能が多いアーモンドは生アーモンドがおすすめ!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年01月14日(火)

効果効能が多いアーモンドは生アーモンドがおすすめ!

amond

スーパーやコンビニに行くとポテトチップス等と同じ場所にローストしたアーモンドが並んでいます。健康に良いと聞いていたので、たまに買ってつまみで食べています。

効果効能についてどんなことがあるのかはっきり解っていなかったので復習してみました。

   身体の様々な老化に関与する物質である終末糖化産物(AGE)を減らす作用があります。

   コレステロールがゼロです。カロリーも牛乳や豆乳に比べて約半分です。

   日本人に不足しがちなミネラル類(カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛など)が豊富です。

   骨粗しょう症の予防に有効です。骨を作るためにカルシウムに加え、アーモンドに含まれるマグネシウムがサポートするのです。

   活性酸素による酸化を防ぎ、血行をよくするビタミンEが豊富で、アンチエイジングに役立ちます。

   悪玉コレステロールだけを減らしてくれる善玉オレイン酸が、アーモンドの脂肪分約7割を占めているため、生活習慣病の予防になります。

   20粒で玄米1杯半と同じ量の食物繊維が含まれていて、便秘解消やダイエットに最適です。

   アーモンドの種皮にあるポリフェノールが活性酸素よる細胞の酸化を防ぎ、老化や生活習慣病の予防に効果的です。


摂取量について調べて見たら、1日当り20-25粒が目安だそうです。

 

そして、食べるとしたら、生アーモンドが良いそうです!

ローストしているものが一般的で美味しいのですが、ローストは焙煎してあります。アーモンドに限らず、ナッツ類は油脂が豊富なので、一度火が入ったものは時間が経つほど酸化し、老化を早めてしまうような逆効果になる可能性があります。

生アーモンドはその心配が無いのでお薦めなのですが、酵素の働きを阻害するアブシジン酸(ABA)を排除しなければなりません。そのために、8時間を目安に水につけておく必要があるのです。タッパーに水と一緒に入れて冷蔵庫で保存し、その後水分を切って食べるようにしましょう。
食べ方としては、そのままかみ砕いて食べる他に、次の様な食べ方がお薦めです。

   スムージーなどに追加してジュースとして

   ブレンダーでなめらかにして、アーモンドミルクとして

   フードプロセッサーなどで細かく砕き、サラダにトッピング

   細かく砕いて、ごまの様な和え物として

⑤ ペースト状にして、お醤油や味噌と混ぜてごはんのお供に

世界で人気のタンパク質・カニカマ!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年01月13日(月)

世界で人気のタンパク質・カニカマ!

先日TVで「カニカマ」の特集番組をやっていました。

健康に良い優良なタンパク質食品として世界で大好評と言うのです。かまぼこがあまり好きでないこともあって、カニカマに興味が無く、個人的には食べたことがないのですが、日本で5万トンの消費量しかないのに、世界では50万トン消費されていると知ってびっくりしました。

カニカマとは、カニかまぼこの略称で、風味、食感、形、色など、カニの身に似せて作られたかまぼこで、英語ではCrab Stick等と訳され、フランスでは「SURIMI」の名で売られ、百科事典にも載っているそうです。

主原料はスケトウダラです。冷凍したすり身で輸入されたものを、すり身に含まれた水分が一定方向に流れるようにして急速解凍し、その後、再度冷凍するとカニの足の同じような繊維が出来るのです。

カニカマの発明については石川県の水産加工メーカーであるスギヨが1972年に昆布から取れるアルギン酸で人工クラゲを作ろうとした失敗作から生まれた説と、広島県の大崎水産が1974年に棒状のカニ風味かまぼこ「カニスチック」を出した説が有名です。大崎水産の「カニスチック」が現在売られているカニカマの原型になりました。大崎水産からカニカマの機械製造を許可された山口県宇部市の食品機械メーカーであるヤナギヤが1979年にカニ風味蒲鉾製造機を開発し、機械による大量生産が可能となりました。1982年には海外への販売も開始し、世界的な普及のきっかけとなったのです。現在、同社のカニ風味蒲鉾製造機械は世界シェアの70%を占めています。

カニカマは安値で食べられるサラダなどのトッピングとして注目され、欧州、米国でまず紹介されました。その後、中国をはじめとするアジア圏に広がって行ったのです。

TVの特別番組で紹介されていたのは、リトアニアにあるカニカマの製造業者でした。この会社は広い敷地にヤナギヤから機械を買い入れ、年間8万トンの生産量を誇ります。まだ需要が伸びているようで、10万トンまでの増産を考えている様です。最大の輸出国はフランス、そしてスペインとのことで、リトアニアがEUに加盟していることが大きいのでしょう。社長さんがTV局の取材者を自宅に招き、プールまであるところを見せて、自分も家族もカニカマで幸せになったと語っていたのが印象的でした。

カニカマはいろいろな種類が販売されているようなので、今後意識して試食してみようと思います!

初夢・一富士二鷹三茄子!

カテゴリ: 趣味 公開日:2020年01月11日(土)

初夢・一富士二鷹三茄子!

昔は元日朝のTVで「どんな初夢を見ましたか」などを問う番組が多かったですが、

最近は初夢と言う言葉すらTVから失われてしまい、少し寂しい気もします。
極端に聞く機会が減ってしまいましたが、初夢を見ると縁起が良いものを表わす
ことわ
ざに「一富士二鷹三茄子」がありますが、皆さんは何故この三つなのか知っていますか?
現在人からすると、どうしてこの三つの言葉が縁起に結びつくのかよくわからないところがあります。

このことわざの由来は諸説あるのですが、最も有力なのは、江戸時代に遡ります。

江戸時代に成立した民俗信仰の一つに富士講という、富士山とその神霊への新興を行う宗教体系がありました。

富士講の中でも最も古い組織に駒込富士神社があり、駒込富士神社の周辺には鷹匠屋敷があり、さらに駒込茄子が名産だったのです。

そのため「駒込は一富士二鷹三茄子」と川柳に詠まれ、世の中に広まったそうです。

現代人がこの三つにピンと来ない理由が解りますね!

「らっきょう・エシャレット・エシャロット」の違いは?

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年01月10日(金)

「らっきょう・エシャレット・エシャロット」の違いは?

日本人であれば「らっきょう」は誰でも知っていると思いますが、エシャレットとエシャロットの違いを明確に判っている人はどれくらいいるでしょうか?

大きく分けると「らっきょう・エシャレット」と「エシャロット」の二つに分類されます。

両方ともキジカクシ目、ヒガンバナ科、ネギ属ですが、「らっきょう・エシャレット」は、「らっきょう」種であるのに対し、エシャロットは「タマネギ」種なのです。原産地は前者が中国で、日本では茨城県(らっきょうは鳥取砂丘)が有名です。後者は中央アジアで十字軍がヨーロッパに持ち帰ったとされています。

エシャレットは軟白栽培と称するのですが、らっきょうの食用となるコロンとした白い部分が多くなるように、また軟らかくなるように、若採りされたらっきょうです。1960年代に東京の市場で働いていた男性(名称不明)が新たに仕入れた若採りらっきょうを、当時まだ日本に輸入されていなかったエシャロットの名称で売り出したのですが、その後本物のエシャロットが輸入販売されるに至ってからはエシャレットという商品名で売られるようになったのです。

エシャロットは本来「ベルギーエシャロット」と表記され、紫玉ねぎの小粒版のような感じで、カットすると、つぶれた球のような切り口が見えます。強い刺激臭を持っていて、フランス料理やイタリア料理などに活躍する香味野菜です。日本では、細かく刻んだり、すりおろして、薬味にする人が多いようです。

 

最後に一つ質問です。カレーライスに伴われる「らっきょう」の役割はなにでしょう?

 

答え:「らっきょう」に含まれるアリル硫化物(アリシン)が消化を助け、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けるからです。(B1は豚肉に特に多く含まれています。日本人がカレーの具材として使う肉は豚肉が一番多いのです。)

日本の通信販売・集音器市場はどれくらい?

カテゴリ: 補聴器最新情報 公開日:2020年01月09日(木)

日本の通信販売・集音器市場はどれくらい?

日本の補聴器市場の規模を現わす統計資料は四半期ごとに日本補聴器工業会が発表するしかありません。それによると2019年1月~12月で待望の60万台に到達しそうです。

この数字を基に補聴器使用率を計算すると日本人は約13%しか補聴器を使用していないことになり、欧米諸国に比べて以上に低いと言われていて、補聴器業界の最大課題の一つになっています。しかし、他の国には無い形態として、日本には集音器(一部は補聴器)の通信販売市場(以下通販市場)があります。ところが、この通販市場については、統計資料が全くないので販売台数規模が全く判っていないのです。数社の補聴器メーカーが直接・間接的に通販市場に製品を出しているのは判っていますが、何台出しているかの申告が無いようで、数字としてははっきりわかりません。そのような状況下、YAHOOニュースの広告にSHOP JAPANが掲載している「楽ちんヒアリング」という充電式集音器が出ていました。実は、この広告内容に集音器(一部補聴器)の通販市場規模を推測するヒントがあったのです。

年末にこの広告を見たときは、2013年5月1日~2019年7月31日までの期間で100万台が売れたと書いてありました。一方、昨日同じ広告を見たら、期間が変わっていて、2017年3月1日~2019年8月31日の間、4分に1台の販売実績と誇らしげに書いてありました。後者の実績が本当だとすると、この集音器だけで年間約13万台販売されていることになります。既存の通信販売業者に加え、最近はアマゾン、YAHOO、楽天などの業者も盛んに集音器(一部補聴器)を販売リストに掲載しています。どの業者も掲載していることはある程度販売できていることの証明でもあります。以前バーナフォンに勤めていた時代に、名前は控えますが、某通信販売者の方にこの市場規模について伺ったことがあり、その時点で年間2百万台以上と言われていました。当時、補聴器の出荷台数が年間50万台の前半だった状況下、その数字の大きさに驚き、逆に補聴器はこれから大きく伸びる可能性があると感じたものです。これらの情報を総合すると、日本の通販・集音器(一部補聴器)市場は2百万台をはるかに超えている可能性が高く、多くの日本人が聞こえの問題を感じて実際に行動を起こしていることになります!

「楽ちんヒアリング」は中国製の耳かけ型集音器で、充電式、軽量小型、低価格が特徴の様です。1月1日9:59分までがキャンペーン期間で、1台が通常14860円(税抜き)を9900円、2台が通常29720円(税抜き)を17820円で販売しているので、販売台数がさらに増えていることが想像できます。

補聴器と集音器の違いについてお復習いをしておくと、補聴器は厚生労働省管轄の、薬事法に基づいた医療機器で、消費税がかかりません。さらに、厳格な審査による製造販売業の許可が義務付けられていて、販売するときは製品表示の際に許可番号を掲載しなければなりません。集音器は経済産業省の管轄で、薬事法とは関係のない、いわゆる物販の範疇ですから消費税がかかります。

性能の違いで比較すると、最近の補聴器はほとんどがデジタル製品になっています。デジタル製品の最大の利点は使用する方の聴力を補聴器にデータとして送り込み、それから補聴器の状態を設定することにあります。別の言い方をすると、使う方の聞こえの状態に補聴器の状態を合わせることが出来ると言うことです。

一方の集音器は大半が軽度難聴を対象とすると断りを入れてますが、出荷するメーカーや販売業者が一番普遍的と思う音量を設定して出荷します。出荷後の音量調節は全体を上げたり下げたりするだけです。言い換えると、使用する方が、集音器に設定された音量に自分の聞こえを合わせなければならないと言うことですが、耳にそのような調節機能は備わっていません。低い音だけが、または、高い音だけが聞こえづらい方等、聞こえは千差万別なので、十分な満足度を得る確率は極めて低いように思います。

集音器と比較した時の補聴器の課題はいくつかありますが、集音器の販売が多いことからすると価格が大きな課題だと思います。この点については最大の補聴器販売国であるアメリカに大きな動きがあります。これまで補聴器のOTC販売(薬局などを経由するいわゆる既製品販売)はご法度だったのですが、議会がOTC販売を認める決定を下し、現在FDA(食品・医薬品管理局)がOTC販売の規則や方法について検討をしています。順調に検討が進めば、今年の後半~来年の前半にOTC販売の全容が見えてくるでしょう。OTC販売がアメリカで動き出すと、その流れは日本にもすぐにやってきますから、集音器ではなく補聴器をOTCでも通販でももっと安く買える様になるのではないでしょうか?但し、OTC販売や通販は購入後の補聴器調整に限界があるはずなので、優秀な補聴器販売店の存在は欠かせず、逆に存在価値が高まる可能性を秘めています。

ショウガとミョウガ!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年01月08日(水)

ショウガとミョウガ!

普段料理をしている方々はお分かりかも知れませんが、ショウガとミョウガがどちらもショウガ科ショウガ属の植物だと知らなかったのは私一人でしょうか?

スーパーで売っているのを見ると全く違うのですが、実際には、根とか葉の形がそっくりだそうです。見た目の唯一の見分け方は、ショウガの茎は50cmほどにしかならないのですが、ミョウガは1mを超すそうです。

食べる部位は明らかに違います。ショウガは根茎を食べるのに対し、ミョウガは花蕾(カライ)をたべます。

原産地で見ると、ショウガは熱帯アジアで、ミョウガは東アジアという説が有力です。

日本に持ち込まれた時期は2-3世紀とも言われていますが、ショウガについては奈良時代には栽培が始まっていたとの記録が古事記にあるそうです。何れにしても、あまり時期は変わらないようで、「兄香(せのか)」、「妹香(めのか)」と呼ばれていたのが、のちに「ショウガ」「ミョウガ」となったようです。

効果・効能についてみてみましょう!

 

ショウガ:

・体重減少効果

・肌質をアップさせる

・消毒効果

・嘔吐緩和効果

・風邪などに対する抗炎症効果

・物忘れや認知症改善効果

 

ミョウガ:

・むくみ解消効果

・血液サラサラ効果

・眠気を覚まし、頭をスッキリさせる効果

・胃腸の健康を保ち、食欲増進や消化を促進させる効果

・血行を良くし、貧血を改善したり、血圧を下げたり新陳代謝をあげたりする効果

・口内炎や舌炎、風邪によるのどの痛みを緩和する効果

・抗酸化作用による眼精疲労の改善や眼病の予防

・鎮静作用、鎮痛作用、解熱作用、解毒作用

 

何れも沢山良い効果があるので、これから積極的に食べようと思います!

永遠に語り継がれるディープインパクト!

カテゴリ: 趣味 公開日:2020年01月06日(月)

永遠に語り継がれるディープインパクト!

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昨年末に偶然見たNHKの特集番組【ディープインパクト】が大変印象に残りました。

日本の競馬については2018年5月10日のブログで掲載しましたが、その時勉強したおかげで、個人的にも競馬の概略を知ることが出来ました。生涯馬券を買ったことはないのですが、競馬をTVで観戦するのはお気に入りの一つです。

クラシック三冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)に焦点を当ててみると、三冠を獲得したのは、これまでに7頭しか誕生していません。

1941年の三冠馬であるセントライは私の生まれる前ですし、1964年のシンザンも競馬に興味がなかった時代なので、馬自体を見たことがありません。1983年のミスターシービーと1984年のシンボリルドルフはイタリアに滞在していた時期だったので、これも見ることが出来ませんでした。1994年のナリタブライアン はエクアドルに滞在していた時期だったので、同様に見れていません。ということで、実際に見た三冠馬は2005年のディープインパクトと2011年のオルフェーブルだけなのです。さらに、無敗での3冠馬と7冠馬になったのはシンボリルドルフとディープインパクトだけですから、そのうちの1頭を見れただけでラッキーと思わなくてはいけないのかも知れません。

武豊が騎乗したディープインパクトの勝ちっぷりが素晴らしく、勝つたびに凄い馬だとの想いが高まったことを覚えています。

NHKの特集番組【ディープインパクト】では、池江調教師がディープインパクトの生い立ちから強さの秘密を解説していました。それを見て、益々ディープインパクトのすごさが判り、いくつかの要点を掲載しておこうと思ったものです。

   ディープインパクトはかなり小さい馬でした。成長しても、他の馬よりサイズは小さかったです。何故あれほど追い込みが素晴らしかったのかについて、下記で秘密が解き明かされます。

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   凄く闘争心のある馬でした。皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、ダービーは「最も運の良い馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われていますが、三冠目の菊花賞は3000mの長丁場なので、早く入れ込むと最後まで体力が持ちません。ディープインパクトのスパートのタイミングを遅らせる練習を積んで菊花賞に臨んだのですが、案の定、入れ込み気味でスタートし、それを武豊騎手が懸命に押さえるシーンが印象的でした。結果的には、途中で折り合いがつき、最後にトップギアを入れるいつものスタイルで圧勝したのですが、池江調教師の戦略がなければ、三冠馬になれなかったかも知れません。

   2歳のころノーザンファームでは他の馬よりよく走っていたそうです。放牧場に連れてこられた時は、足の不安があり、半径4mほどのパドックに入れられて1ヶ月ほど過ごしたそうです。その時に外で走り回っている馬たちを見て、パドックを出たら空を飛ぶように走り回りたいと思ったのではないでしょうか?

   人懐っこさのある馬で、厩舎ではお世話をする人にちょっかいをだしていたらしいです。

それが故に、10万人以上の観客の競馬場で、暴れることも興奮することもなくレースに臨んでいたのではないでしょうか?

   画像の様に、左の後ろ足の蹄が他の馬に比べて厚さが薄く蹄鉄を釘て固定することが出来ませんでした。アメリカで使用されていた、特殊接着剤で蹄鉄を固定したそうです。釘が神経に触れると強烈な痛みが起きますから、この方法が実現出来なかったら、三冠は無理だったでしょう。

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   心拍機能が他の馬より優れています。最高速度に達した後、約10分で平常の心拍数に戻る他の馬に比べ、ディープインパクトは約3分で戻るそうです。緩急織り交ぜて長い距離を走ることが出来た理由だと思います。

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   後ろ足の桃の筋肉が他の馬に比べてはるかに柔軟です。これにより両後ろ足を他の馬より前に着地させることが出来るのです。同じ歩数でもより前に進めますし、これが、武豊騎手をして、「ディープインパクトは空を飛ぶ馬」と言わしめたのではないでしょうか?

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   足首が柔軟で、他の馬より前方に足が傾斜して推進力が増すのです。最後尾からスタートした小さい馬が、最後の直線で前にいる馬を面白いように追い抜いていく加速力はここで生み出されているのだと思います。

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2002年3月23日に生まれ、2019年7月30日に骨折で亡くなったディープインパクトは、2004年12月19日の新馬戦から2006年12月24日の有馬記念まで、わずか2年と5日間の競走馬でしたが、通算14戦12勝の成績を収め、競馬ファンのみならず、日本国民に残してくれた感動のレースの数々は、永く語り継がれていくことでしょう。