ビタミン類のまとめ!
ビタミン類のまとめ!
ビタミンについては何回もブログに掲載していますが、各ビタミンの内容を詳細に記憶するのが難しいので、今回まとめを掲載することにしました。
ビタミンは全部で13種類あります。大きく分けると脂溶性ビタミンが4つで水溶性ビタミンが9つとなります。それぞれの名前・主な働き・主な食材を掲載します。
A.脂溶性ビタミン:
① ビタミンA(レチノール):
主な働き:成長、生殖機能維持、上皮細胞の正常化
視覚に良く効き、夜盲症や視力低下、眼球乾燥症防止
主な食材:ウナギの蒲焼き・にんじん
② ビタミンD(カルシフェロール):
主な働き:腸管からのカルシウムとリンの吸収を促進し、骨の再構築を調整
主な食材:干し椎茸・しらすぼし
③ ビタミンE(トコフェロール):
主な働き:過酸化脂質の生成抑制
手足の血液の流れを活発化
ホルモンの分泌を円滑化
主な食材:べにはな油・アーモンド・マグロ・緑黄野菜
④ ビタミンK(フィロキノンメナキノン):
主な働き:血液の凝固を助け、血液凝固障害による出血の予防
骨や歯の形成を促進
主な食材:納豆・緑黄野菜
B.水溶性ビタミン:
① ビタミンB1(チアミン):
主な働き:糖質からのエネルギー産生
脳や神経系の働きの維持や調節
主な食材:豚肉・ウナギ・大豆・玄米
② ビタミンB2(リボフラビン):
主な働き:皮質の分泌を調整「別名:皮膚のビタミン」
肝臓の働き強化と解毒作用
主な食材:レバー・牛乳
③ ビタミンB6(ピリドキシン):
主な働き:たんぱく質をアミノ酸に代謝
神経の機能維持
ヘモグロビンの合成補助
発育促進と生殖機能の活性化
主な食材:肉・レバー・マイワシ・ニラ
④ ビタミンB12(コバラミン):
主な働き:赤血球の生成促進、タンパク質や核酸、神経中のリン脂質の生合成に関与
葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成補助
脳からの指令を伝える神経を正常に保持
主な食材:レバー・牡蛎・イワシ・卵
⑤ ビタミンC(アスコルビン酸):
主な働き:コラーゲンの生成を促進
メラニン色素の生成を抑制
抗酸化や用で動脈硬化や心疾患を防止
エネルギー産生にかかわるカルニチンの生成
壊血病の予防
歯のぐらつきや出血の予防
風邪の予防
アレルギー反応の予防
腸からの鉄の吸収を促進
主な食材:レモン・ブロッコリー・カリフラワー・パセリ・小松菜・柑橘類
⑥ ナイアシン(ニコチン酸ニコチンアミド):
主な働き:三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)の代謝、特に糖質代謝の促進
皮膚の発育や消化器系の働きを促進
解毒作用や老化の防止
血管の拡張
傷ついたDNAの複製や修復にかかわる酵素の補助
主な食材:牛肉・豚肉・鶏肉・豆類・魚介類
⑦ 葉酸(プテロイルグルタミン酸):
主な働き:赤血球の合成に関与し、貧血の予防
細胞分裂を抑制する働きにより子宮頸部の前ガン状態の進展を防止
ビタミンB12と協力して赤血球の生成に関与
アミノ酸、核酸の生合成に関与
主な食材:緑葉野菜・レバー・牛乳・卵黄・大豆
⑧ パントテン酸:
主な働き:三大栄養素のすべての代謝に関与
神経中枢の発達に関与
傷の治りを良化
コレステロール、ホルモン、免疫抗体などの合成に関与
主な食材:レバー・大豆・ピーナッツ・グリーンピース
⑨ ビオチン:
主な働き:アミノ酸や脂肪酸の正常代謝
筋肉痛を緩和
主な食材:カリフラワー・大豆・レバー