15回目の高尾山!
15回目の高尾山!
昨日天気が良かったので高尾山に行きました。
10時40分新宿発高尾山口駅行きの特急に乗りましたが、空いていてとなりに座る人も
いなく、大変快適な47分間でした。
高尾山口駅に到着後稲荷山ルートを登りました。前回下りで選んだルートですが、両膝に
ダメージを受けてまともに歩けなかったのです。登りは今回が3回目の挑戦でしたが、
下りよりは難度を感じません。しかし、高尾山ルートの中で最も山歩きを感じるルート
なので、足にじわじわと疲労が溜まって行きます。さらに昨日は34℃ほどあったので、
最初の長い階段で汗びっしょりとなりました。昨日はいつもより若い人達が多く、
何組にもおいて行かれましたが、登る姿を見ていると若さとは良いものだとつくづく
感じた次第です。
なんとか高尾山の山頂に行く最後の約250段の階段のところに到着し、そこでルートを
変更して、迂回路から小仏城山に向かったのです。小仏城山に行くにはまず1kmほど
階段を下り、その後約1kmの上り階段が続くルートです。
言い訳ですが34℃の暑さのせいで、後半の1kmの登りに取り組んだ直後足の動きが
鈍くなり、このまま小仏城山にたどり着いても、高尾山口駅までの帰りが地獄になると
感じたので、残念ながら引き返してきました。
そして、高尾山山頂への階段前で休んでいるときに驚くべきことが起こりました!
小仏城山から来た日焼けした高齢者が「暑いですねー」とタオルで顔を拭きながら横の
ベンチに腰掛けたのです。興味が沸いたので「どこから来られましたか?」と訪ねたところ
「高尾山と陣馬山の往復です」と答えられました。驚いて「合計20kmですか?」と
言ったのですか、それには返事はありませんでした。その後彼は下山に向かうのですが
どのルートを行くのか見ていたら、迂回路を使い稲荷山ルートに向かったのです。
会ったのが14時くらいだったと思いますから、朝8時くらいには高尾山口を出発して
いたのではないでしょうか?聞きませんでしたが、年齢的には古希の私より上だと思い
ましたので、世の中には超人のような高齢者がいるものだと感じました。
もう一つ気がついたことは、高尾山にはクロアゲハが多く生息していることです。
捕獲することは出来ませんでしたが、かなり大きなクロアゲハでした!
ヒリゾ浜とピーピー諸島!
ヒリゾ浜とピーピー諸島!
海水が透き通ったダイビングやシュノーケリングのメッカが日本とタイにあります。
ヒリゾ浜は伊豆半島の最南端にある海水浴場です。石廊崎と中木の堺にあり、船でしか
行けないこの浜は、切り立った崖に覆われていること、国立公園の中にあり周囲は何も
開発されていないこと、付近に川がないことなどから伊豆で最も海水の美しい海水浴場です。
5m低の石や珊瑚、さらに、黒潮に乗ってやって来る様々な魚までよく見えます。
2012年には国内で25番目のジオパークに登録されています。
ピーピー諸島は日本人に人気のあるタイの観光地です。
プーケットの東約50kmに位置し、船でしか行けないピーピー諸島は6島で構成されて
いますが、その中でピーピー・ドーン島とピーピー・レイ島が特に有名です。
ピーピー・ドーン島は唯一の有人島で観光客はこの島のホテルに宿泊します。
ピーピー・レイ島は無人島でピーピー・ドーン島から船で渡ることになりますが、この島が
特に人気になったのは、レオナルド・ディカプリオ主演の映画、「ザ・ビーチ」のロケが行われたからです。
いずれの島も周囲をサンゴ礁で囲まれ、エメラルドグリーンの海をもち、タイ有数のダイビングスポットとして
世界中からダイバーを集めています。
いずれの場所も行ったことがないので、訪れたい場所がまた増えました!
御釜とトンガリロ湖!
御釜とトンガリロ湖!
御釜とトンガリロ湖が似ていると旅行愛好家の中では話題になっているらしいです。
御釜は宮城県と山形県の県境にある蔵王のカルデラにあります。標高1674メートルの五色岳という
中央火口丘の西側中腹にある直径約400mの 爆裂火口(山体の一部が吹き飛ばされて出来た火口で、
火砕丘がないのでくぼんだ地形)の底に水が溜まって出来た火山湖です。
御釜の水の色は、火山活動の有無で変化します。火山活動がない時期は、澄んだエメラルドグリーンです。
火山活動があると、湖底の沈殿物が舞い上がって白っぽく濁ります。
また、酸性度の変化により湖水の鉄分が酸化し、これが分離して水が赤みを帯びます。
さらに、条件によっては水中で化学反応が起き、硫化鉄が生成され水が黒っぽく見えるようにもなります。
このように、時間や天候などの条件により色が変化するため「五色湖」とも呼ばれています。
トンガリロ湖はニュージーランド北島のトンガリロ国立公園の中にあります。
この場所は1894年にニュージーランド初の国立公園になり、ユネスコの世界遺産
(自然と文化の複合遺産)に登録されました。この公園にはマオリ族古来の聖地であった最高峰で、
映画「ロード オブ ザ リング」登場する「滅びの山」のロケ地でも有名なルアペフ山(2797m)、
富士山のようなナウルホエ山(2291m)、そして活火山のトンガリロ山(1967m)がそびえています。
トンガリロ湖とは、トンガリロ山のクレーターに水が溜まって出来たもので点在しています。
どの湖も基本はエメラルドグリーンですが、火山地帯から浸出したミネラルの成分が違うため、色が微妙に異なります。
いずれの湖も見たことがないので、一度訪れてみたいものです。
通天閣!
通天閣!
大阪を訪れた時に行くべき場所はいくつもありますが、建造物としては大阪城と通天閣
ではないでしょうか?私も大阪は何十回となく訪れていますが、残念なことに、通天閣は
行ったことがありません。
JR環状線からよく見えるのですが、東京タワーを見慣れていたせいか、通天閣に魅力を
感じなくて疎遠になってしまいました。先入観にとらわれて好奇心を失うというのは
恥ずかしいことだと反省しています。
入門編として概要を掲載します。
通天閣は1912年に誕生した新世界です。パリのエッフェル塔を模して108mの
高さを誇り、当時としてはとてつもなく高いタワーだったと思います。
現在の通天閣は1956年に建設さえた2代目です。
新今宮駅を降りて大阪ムード丸出しのジャンジャン横町を5分ほど進んだ先に通天閣は
そびえています。スカイツリーや東京タワーに比べると国際色は感じられず、言わば、
庶民のタワーといった存在です。
本体の直下を市道が通っている関係で、低層階の1階入り口には、市道をまたぐように
4本の鉄製脚が四方に据えられています。そして、道路上の天井には復刻大天上画が
描かれています。
95mの最上階には特別展望台「展望パラダイス」があります。開放感に溢れ、大阪の
町並みが360度見渡せます。
5階には派手好きの大阪人が好む金ぴかの黄金の展望台があり、幸運の神様「ビリケン」の
神殿もあります。幸福を授かろうと、多くの訪問客が足の裏をなでています。
4階には光の展望台があり、夜になるとミラーボールが回り、派手な照明の演出が
行われます。これもまた、大阪らしい企画と言えるのではないでしょうか?
3階には約100年前の「新世界」のジオラマや映像などの展示があります。そのほか、
ここでしか手に入らない商品が買える売店やカフェなどがあります。
大阪城は幾度となく訪れたことがあるのですが、大阪人気質に触れるには通天閣が
一番コンパクトにまとまっているように思いますので、次回大阪を訪れる時は、
必ず通天閣行こうと思います!
8000mの噴煙を上げる海底活火山・西之島!
8000mの噴煙を上げる海底活火山・西之島!
西之島は東京都の島ですが、下記画像の様に東京の南約1,000キロメートル、
父島の西約130キロメートルの太平洋上に位置しています。
海底火山の七島・硫黄島海嶺に属していて、付近では海底火山活動が活発です。
西之島の本体は海底から4000メートル・直径30キロメートルの大火山帯で、
その頂上部分が西之島になります。海底から見上げることが出来るとすれば、
富士山よりも高い山になります。
以前の面積は0.07平方キロメートル・海面からの高さ5.2メートルの島でした。
1973年に初めての噴火が発生し、面積が0.121平方メートルに拡大して、
その後も噴火活動は収まることを知らず、小規模噴火を繰り返しながら面積を広げて
きました。1978年時の島は画像の通り上部の旧島に新島が接続して大きくなって
います。
さらに、2019年段階では画像の様に、約2.9平方メートル・海面からの
高さが160メートルまで成長しています。
私の古希祝いではないのでしょうが、6月後半からさらに噴火活動が活発化しており、
7月に入ると噴煙が8000m以上にも達し、航空機の運行に影響を与えかねない規模に
なってきました。
島の周りは10メートル未満の浅瀬が広がっているので、噴火による溶岩が浅瀬に
流れ込むと、さらに面積が拡大しそうです。地球が生きていることが感じられます。
株杉を知っていますか?
株杉を知っていますか?
日本で一番多く植えられている杉は花粉症の源で有名です。
分類としてはマツ網・ヒノキ科・スギ属のスギ種になります。
スギにはどんな種類があるかといえば、基本的には1種で屋久島スギ・日光スギ・
吉野スギ・秋田スギなど、地名を付けて呼ばれています。
ところが、とても風変わりな株杉というのがあります。
場所は岐阜県関市坂取の21世紀の森公園です。
株杉は形状から3種類に分けられています。
A型:根頸萌芽タイプで地際から萌芽したものです。
B型:株萌芽タイプで親株の立条枝が2-6m高で株立ちしたものです。
C型:根頸+株萌芽タイプで地際から株立ちしたものが台杉に移行したものです。
最長樹齢500年ともいわれ、最も大きいものの幹周りは約5mもあるそうです。
B型の立条枝が2-6m高から株立ちしているのは、この地区の冬に相当の雪が降る
ことに影響されている様です。
残炎ながら、大型の株杉はすべて部分的に腐朽が進行しているらしく、いつ倒木するか
分からないそうなので、株杉が元気なうちに見学した方が良さそうです。
唯一問題なのは交通機関です。公共交通機関で訪れるとすれば、岐阜バス岐阜板取線、
または関シティバス関板取線の「洞戸栗原車庫(終点)」で下車し、板取地域バスに
乗り換えて、「21世紀の森」バス停から徒歩200mです。
インバウンド需要が見込めない中、我々日本人が日本紀行を積極的に取り組もうでは
ありませんか!
高尾山は最高!
高尾山は最高!
先日14回目の高尾山に行き、そのまま小仏城山まで足を伸ばし戻ってきました。
全長13kmほどですが、休憩時間を入れて約5時間の登山です。最後の下山ルートに
稲荷山ルートを選んだのがまずかったのか、途中で左膝が痛くなり、30分ほど余計に
時間がかかった様な気がします。
画像は左から高尾山頂上、小仏城山頂上、高尾山全容です。
これほどお気に入りになった高尾山ですが、気に入っているのは私だけではないことが
証明されました。登山アプリ・Webサービス「YAMAP」が5月17日~22日に
かけて20,000人の登山者にトレンド調査を行ったところ、東京では高尾山が
人気NO.1になったそうです。新型コロナウイルスの影響は登山にまで及んでいて、
近場で登山距離10km以内の登山が全国的に増加しているそうです。
関東各県の一番人気は次の様になっています。
東京都:高尾山(599m)
神奈川県:大山(1252m)
千葉県:鋸山(330m)
埼玉県:武甲山(1304m)
群馬県:榛名山(1391m)
栃木県:男体山(2486m)
茨城県:筑波山(877m)
日本からは遠いレインボーマウンテン!
日本からは遠いレインボーマウンテン!
以前エクアドルのキトに5年間滞在していたのですが、結局中南米の観光旅行は
出来ませんでした。今から考えれば、惜しいことをしたと思います。隣の国ペルーには、
観光どころか、藤森大統領の時代に、日本大使館が占拠された時に現地事務所の応援に
行った以外入国したことがありません。リマの空港のパスポートコントロールで事件の
ことを聞いたのですが、詳しく知らないような応対で拍子抜けでした。
タクシーで現場に近い場所まで行きましたが、町の中に緊張感は全くありません。
唯一目立ったのは、大使館の四方800メートルくらいが封鎖されていることでした。
リマという町で強く印象に残ったのは、町全体が砂漠化していることでした。
そんなペルーの印象ですが、マチュピチュやナスカの地上絵等、訪れておくべきところが
多々あり、最近は日本からはるばる訪れる方が増えているので、多少惜しさを感じます。
そして、最近は人気の観光地に画像のレインボーマウンテンが加わっているのです!
マチュピチュを訪れる玄関口として有名な標高約3400mのクスコから車で3時間ほど
行ったところに位置するレインボーマウンテンはアンデス山脈の一部で、正式名を
ヴィニクンカ山という標高5036mの山です。山の表面が7色に彩られていることから
日本で急に人気が出たのです。この7色はアンデス山脈の成り立ちに原因があります。
アンデス山脈は南北7500km、幅750kmにわたる世界最長の連続した褶曲山脈で
ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリの7カ国に
またがり、最高峰のアコンカグア(6960m)を含め6000mを超える高峰が
20以上もあります。
元々は海底だったのですが、1億4500万年前~6600万年前迄の白亜紀に、海底の
平らな地層が地殻内部のひずみによって横圧力を受けてしわを寄せたように波形になり、
その後現在まで太平洋プレート、ナスカプレートと南米大陸のぶつかり合いで隆起し、
場所により異なる構造運動を受けて大きくなったと考えられています。
現在でもアンデス山脈近辺は、様々な鉱物の採掘場所として人類を支えているのですが、
レインボーマウンテンはいろいろな鉱物地層の褶曲でシワを寄せたような状態になり、
隆起して地上に出現したときから、鉱物の酸化により様々な色に変化したのです。
世界には鉱物の酸化によって地表の色が変化しているところがいくつかありますが、
レインボーマウンテンほどはっきりと七変化している場所はないかもしれません。
おとぎの世界のような白川郷!
おとぎの世界のような白川郷!
岐阜県北部飛騨高地にある烏帽子岳(1625m)を水源とし、全長115kmで富山県に注ぐ庄川にある白川郷は岐阜県に位置し、その下流の富山県側には五箇山の相倉地区と
菅沼地区があります。1995年にこれら3カ所が合掌造り集落として、ユネスコの
世界文化遺産に登録されました。
そもそも合掌造りの定義は明確ではないらしいですが、日本が世界遺産に推薦した際には、「小屋内を積極的に利用するために、叉首構造の切妻造り屋根とした茅葺きの家屋」と
定義づけました。
また、合掌造りの屋根はおよそ45度から60度まで幅があり、初期のものほど傾斜が
ゆるい傾向にあります。この傾斜は、豪雪による雪下ろしの作業軽減や多雨地帯でも
あることによる水はけを考慮したものと考えられています。
白川郷の荻野地区には60棟、相倉地区には20棟、菅沼地区には6棟が存在します。
棟数の多さや交通の便の影響だと思いますが、白川郷を訪れる観光客が多いです。
画像は左から秋、冬、冬のライトアップです。
それぞれ趣が違いおとぎの世界のようで、是非訪れてみたいと思います。
スケールが日本とは思えない国営ひたち海浜公園!
スケールが日本とは思えない国営ひたち海浜公園!
茨城にあるこの公園は1991年に約70haの面積で開業しました。
総面積は350haあり、東京ディズニーランドの7倍ほどの広さを誇ります。
現在利用されているのは南側の191ha程で、年間の平均来園者は213万人です。
とてつもなくひろい公園は7つのエリアに分れています。
西口エリア:
・春に約100万本が見れるスイセンガーデン
・同じく春に26万本が見れるチューリップガーデン
・たまごの森
・たまごの森フラワーガーデン
・ひなの林
・記念の森レストハウス
・水のステージ
・西池(池の中にステージがあり、約1万人を収容できる観客席があります。)
樹木エリア:
・ひたちなか自然の森(アカマツとクロマツを中心とした里山です。)
みはらしエリア:ここが看板のエリアです。
・みはらしの丘(ひたちなか市内で最も高い丘です。春は530万本のネモフィラが
青く染め、秋はコスモスや3万2千本のコキアが赤く染めます。園内や太平洋を
一望できるのも魅力です。)
・みはらしの里
・里の家(再現された古民家があります。)
草原エリア:
・大草原(約8haの芝生の広場です。)
・林間アスレチック広場
・ディスクゴルフコース
・バーベキュー広場
・大草原フラワーガーデン(春はナノハナ、夏はジニアが咲きそろいます。)
・常陸野(ひたちの)の小道(秋の七草など秋の風情が感じられる草花を楽しめます。)
砂丘エリア:
・グラスハウス
・グリーン工房
・陶芸棟
・ロックガーデン(岩組みの乾燥した窪地で多種類の観葉植物が観察できます。)
・サンドガーデン(約60種の海浜植物が観察できます。)
・海浜観察園路(海浜の砂地でも育つ海浜植物が観察できます。)
・砂礫ガーデン
・サイレントギャラリー
・はだしの谷
・香りの谷(香水用ハーブなど香りに関する植物が観察できます。)
南口エリア:
・泉の広場(噴水がある広場です。)
・泉の広場フラワーガーデン(春はナノハナ、夏はヒマワリが楽しめます。)
・エノキの丘(小高い丘で、春はヒメズイやホタルブクロ、夏はハマナス、
秋はメキシカンブッシュセージが見られます。)
プレジャーガーデンエリア:
・パターゴルフガーデン
・ファミリーパークゴルフ
・プリンセスフラワー(園内が一望できる観覧車で、高さは海抜100mです。)
・BMX(バイシクルモトクロス)コース
・ディスク・オー(絶叫マシン)
・水遊びの広場
あまりにも広いので、1日で全てを見るのは無理かもしれません!
画像はネモフィラとコキアです。