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ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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国営武蔵丘陵森林公園!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月28日(土)

国営武蔵丘陵森林公園!

一昨日、22回目の高尾山に行く予定だったのですが、京王線の西調布駅で人身事故が

発生し、復旧に1時間半程かかるとのことで、急遽予定を変更して、未だ訪れたことが

無い国営武蔵陵森林公園に行ってきました。

この公園は国の明治百年記念事業の一環として1974年に開設された全国初の国営公園

です。広さは304haもあり、昭和記念公園の約1.9倍もあります。

この公園は120種類、約500本の梅林とソメイヨシノを中心とした約400本の桜が

有名ですが、約20種、約500本のカエデ園もあると聞き訪れたのです。

入り口は中央口、南口、西口、北口の4つがあり、東武東上線の森林公園駅からは、

約3km離れたところにある南口が最も近い入り口です。

今回は初めてでよくわかっていなかったので、駅前からバスに乗って西口に行きました。

sinrinkoen 

天気は良かったのですが、思ったほどの観光客ではありません。西口に公園にある

カエデの種類を教えてくれる掲示板がありました。

 sinrinkoen1

西口からカエデ園を目指して1.5km程歩くと、カエデ園らしきところに着きます。

公園自体がとても広くカエデ園として小さくまとまっていません。

カエデ園と思われる中をうろうろ歩き回っているとカエデやモミジが見つかる感じです。

未だ緑のカエデとモミジも結構ありましたので、最盛期がいつかはわかりませんでした。

その中で紅葉しているものを三つ選んで撮影しました。

 

sinrinkoen4 sinrinkoen3 sinrinkoen2

そこから中央口に向かい、さらに南口を目指してひたすら歩きました。途中展望台が

あったので登ってみましたが、目を見張るような景色は見えません。木の種類が不明

ですが、展望台の前に植えられている2本の木の紅葉が印象的でした。

 sinrinkoen5

さらに進んで行くと、南口直前の左側に日本庭園がありますが、今回は眺め見るだけで

パスしました。そこの梅林と桜があるので2~4月はお花見に良いかもしれません。

南口には昭和天皇画植えられたといわれる立派なケヤキとその裏に紅葉真っ盛りの

モミジがありとても綺麗でした。

 sinrinkoen6

南口から森林公園駅まで遊歩道がありましたので、約3kmを歩いて戻りました。

ベンチが至るところにあって、休憩している人も結構いました。森林公園内は高低差が

50mあり、結構足に来ますが、この遊歩道をゆっくり歩くと都心にはない景観や

雰囲気を味わうことが出来て、疲れが吹っ飛びました。

浄真時の紅葉!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月27日(金)

浄真時の紅葉!

先日近くの紅葉具合をチェックしに、田園調布駅前のイチョウ並木、宝来公園の紅葉、

等々力渓谷の紅葉を順繰り徒歩で行ってきました。田園調布駅前のイチョウ並木は

既に最盛期を過ぎた木と未だこれからという木が混在していて、全てが黄色く染まる

時期はないように感じました。宝来公園は池のカモに餌をあげる人達で賑わって

いましたが、紅葉はあまりパッとしません。そこからテクテク歩いて等々力神社経由

等々力渓谷に行きました。休日だったこともありかなりの人だかりでした画。紅葉自体は

前回訪れた時とあまり変わりは無く、紅葉にはむかない気がしました。

折角訪れたのに成果がなくがっかりしましたが、ひょっとしたら奥沢にある浄真寺なら

期待出来るかもと思いつき、引き続き徒歩で向かいました。1678年に開山された

浄真寺は奥沢地区では最も有名な浄土宗のお寺です。

東急大井町線の九品仏駅があるように別称は九品仏す。

九品仏駅からの参道はイチョウの落ち葉が多かったですが、休日のせいか参拝客が

多かったです。山門の脇に、今年の大晦日は閉門し、元日午前6時に開門する旨

記載された幟があり、浄土宗でもコロナ禍は防げないかと思いました。

 josinji3

山門を過ぎるとモミジの多さが目につきます。未だ紅葉は十分とはいえませんでしたが、

こんな最寄りの場所に紅葉とふれあう場所があることを知り良かったです。

これも浄土宗のご利益でしょうか?

josinji2 

本堂手前にもう一つの山門である仁王門が待ち構えています。別名「紫雲楼」と呼ばれ、

1793年の建立です。1対の仁王像が立ち、楼上に阿弥陀如来や二十五菩薩像が安置

されているほか、風神・雷神の像もあり、寺域全体の安全が意図されています。

josinji5 

本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり、それぞれ3体の阿弥陀象が安置されています。

浄土宗における極楽往生の9つの階層を表しているそうですが、私のような者には

しおりを詠んでもよくわかりませんでした。(画像は本堂)

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もう一つ目立ったのは鐘楼です。1708年に建立され、関東でも名楼の誉れ高い

鐘楼です。

josinji1 

本堂近辺にもモミジはありますが、見どころはやはり仁王門までの場所であることが

わかりました。12月初旬にでもまた訪れて見ましょう!

小石川後楽園の紅葉!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月25日(水)

小石川後楽園の紅葉!

先日はじめて小石川後楽園に行ってきました。六義園と共に江戸の二大庭園の一つです。

 koishikawakorakuen

完成は六義園より古く、水戸徳川家の二代目光圀が完成した回遊式築山泉水庭園で、

広さは六義園よりやや小さく7haです。

観光客は六義園ほど多くはありませんが、何度も来られている方が多い様に感じました。

この庭園の脇に東京ドームがあり、その白い屋根が借景となり、また、後楽園遊園地の

ジェットコースターの音が時々聞こえ、江戸時代に造られた時の雰囲気とは全く違う

のではないかと感じました。

 koishikawakorakuen1

お目当てのモミジはいたるところにあるのですが、未だ紅葉は真っ盛りではなく、再度の訪園の必要性が感じられました。

 koishikawakorakuen3

両庭園は至近距離なので、次回は六義園と併せ同日に訪問することにします。

 

この庭園の特徴は階段で上る小山が多いことや特別史跡・名勝が多いことです。

いくつか掲載します。

   徳仁堂:

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光圀が史記「伯夷列伝」を詠み感銘を受けて、伯夷・叔斉の木像を安置した堂で

園内最古の建物です。

   円月橋:   

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     現在渡ることは出来ませんが、水面に映る形が満月のように見えることからつけられた名勝です。

   大泉水:

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この庭園の中心となるです。蓬莱島と竹生島を配置して琵琶湖を見立てて造られました。

   一ツ松:

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大泉水を背景に近江大津にある唐崎の一ツ松にちなんで植えられたもので、

現在あるのは何代目かの松です。

   愛宕坂:

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京都愛宕山の坂に習って造られた47段の急階段です。昇降は禁じられていますが、
階段の幅が狭すぎて誰も降りることは出来ないように思いました。

   屏風岩:

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屏風のようにまっすぐに屹立していることで名付けられました。

   白糸の滝:

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富士宮の白糸の滝を模したものです。

   梅林:

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光圀が好んだ梅林です。2月上旬には30種類ほどの花が咲いて人気です。

 

六義園の紅葉!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月20日(金)

六義園の紅葉!

1702年に完成した六義園は駒込駅から徒歩数分の場所にあります。1695年に

五代将軍・徳川綱吉から拝領した柳澤吉保が自ら造営した江戸の二大庭園の一つです

六義園という名称の由来が面白いのです。遡ると中国の古い漢詩集である「毛詩」に

始まります。「毛詩」に分類法として「詩の六義」があります。これは風・賦・比・興・雅・

頌を意味するものです。日本では紀貫之がこの「詩の六義」を転用して、「古今和歌集」の

序文に「六義」(むさく)という和歌の六つの基調の言葉に使ったのです。ここで、

柳澤吉保が登場です。柳澤は和歌に造詣が深かったので、譲り受けた土地(約2.7万坪)

に紀州の和歌浦を中心とした美しい歌枕の風景を写して庭園を造ろうと思い立ち、

7年の歳月をかけて回遊式築山泉水庭園を作り上げ「六義園」と命名しました。

明治時代になって三菱の創始者である岩崎彌太郎の別邸となりましたが、1938年に

東京都に寄付され一般公開されました。1953年には国の特別名勝に指定されています。

六義園といえば春のしだれ桜が有名ですが、紅葉も沢山の見物客が訪れる程有名です。

そろそろ機は熟したと思い、昨日六義園に出向きました。入園口でまず驚いたのは、

入園が予約制になっていたことです。幸い当日予約も受け付けていたので、早速手続き

して中に入れましたが、12月13日までは予約制が継続するようなので、これから

行かれる方はインターネットまたは電話での予約をするのが良いと思います。

まず見に行ったのは有名なしだれ桜ですが、当然、葉は全て落ちていて枯れ木のような

感じでしたが、背景に紅葉が見えることに何か風情を感じました。

 rikugien6

中央に居座る池である大泉水の一帯は見事に手入れが行き届いていました。

 rikugien9

お目当てのモミジについては、西から北にかけてツツジ茶屋を中心とした場所が一番

有名です。昨日は山陰橋近辺がかなり赤く染まり、池もモミジの落ち葉で覆われて

ピンク色になっていました。

rikugien8 

ツツジ茶屋より西側は未だ緑でしたので、ここのモミジが赤く染まると圧巻だろうと

感じました。但し、場所によって赤く染まる時期が異なるので、全体が赤く染まるのは

見ることが出来ないのかもしれません。

今回唯一行かなかった場所があります。それは「藤代峠」で標高35mもあります。

和歌山県にある同名の峠から名付けられたそうで、別名富士見山と呼ばれ、素晴らしい

展望が開けているそうですが、富士山が見えるかどうかはわかりません。

次回訪れたときに登ってみましょう!

 

紅葉を求めて散策!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月18日(水)

紅葉を求めて散策!

新型コロナウイルス感染の影響で自粛ムードが解消されない中、3密を避ける野外活動は

許されるだろうと思い、10月から都内で紅葉を求めて歩き回っています。

これまで訪れたのは、高尾山、国営昭和記念公園、明治神宮、等々力渓谷、

田園調布駅前、宝来公園、浜離宮、靖国神社、新宿御苑、帰真園、御留山公園等です。

数年前に国営昭和記念公園のイチョウ並木が凄いと聞いてはじめて訪れたのですが、

時期が遅すぎて失敗した経験があります。最盛期を過ぎた紅葉は見たくないと思い、

早めに動き出したのですが、今回はちょっと早すぎたようで、何処もモミジは赤く

染まっていないのです。京都や奈良の寺院では既に真っ赤な紅葉が見え始めている

ようなので、なんとか都内でも見たいと思い、昨日浜離宮に行ってきました。

10月から2度目でしたが、それほど多くの観光客はいませんでした。

改めて気がついたことは、とても手入れが行き届き綺麗な回遊式公園であることと、

立派に手入れされた松が多いことでした。

お目当てのモミジは赤紫の感じで真っ赤というわけではありません。ひょっとすると

真っ赤になることはないのかもしれません。

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3百年の松に近いところに目立つケヤキがあるのですが、これは紅葉の真っ盛りでした。

(画像は向かって左が10月で、右が昨日です。)

 

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そして3百年の松の右側に真っ赤に染まったカエデがアクセントになっているのが

印象的でした。

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先日は50年振りに新宿御苑に行ってきました。やはりモミジは今ひとつでしたが、

整形式庭園にあるプラタナス並木は黄葉真っ盛りでした。

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真っ赤なモミジを求めて、11月末頃にもう一度行かなくではならないようです。

二子玉川・帰真園

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月15日(日)

二子玉川・帰真園

昨日は天気が良かったので二子玉川迄、多摩川沿いを約5km歩き二子玉川に

行ってきました。天気の良さと休日のせいか、沢山の人が訪れていました。

ここ数日東京も含めて新型コロナウイルス感染者数が増えている理由が解るような

気がします。

沢山の人が集まるこの場所に帰真園という庭園があるのをご存じでしょうか?

世田谷本来の自然に回帰すると言う意味を含めて名付けられたこの庭園は2013年に

作庭されました。広さは5,800m2とそれほど広くないですが、世田谷区で初めての

回遊式日本庭園です。

様々な植物が植えられていて、多くの木の名称がわかるようになっているので、

植物名を知るにはとても役に立つ庭園です。昨日はいつもより多くの人達が庭園内を

散策していました。

モミジを植えられているので撮りましたが、最盛期は来週末くらいかと思われます。

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時間があれば一度訪れることをお勧めします。

日本の世界遺産についてお気に入り調査!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月12日(木)

日本の世界遺産についてお気に入り調査!

アイティメディア株式会社が開設したデータ分析によるトレンド情報サイト「ねとらぼ

調査隊」が「あなたの好きな日本の世界遺産は?」というアンケートを10月8日から

11月7日まで実施し、有効回答を417入手しました。

2020年9月時点で日本には23の世界遺産があります。内訳は世界文化遺産が19で、

自然遺産が4つです。

合計23の世界遺産を対象に、「実際に行って良かった」、「いつか行きたい」と思える

世界遺産への投票だったそうです。23の世界遺産に対し、日本人がどのように感じて

いるかがわかるので大変興味深いと思いました。

個人的には23のなかで訪れたことがあるのはほとんどありませんので、これから多くの

世界遺産について勉強しなければならないと感じたわけです。

参考までに投票結果を掲載します。

順位  世界遺産名                     投票数

1   富士山-信仰の対象と芸術の源泉             80

2   厳島神社                        76

3   姫路城                       45

4   知床                        29

4   古都京都の文化財                                              29

6   白川郷・五箇山の合掌造り集落                         20

7   屋久島                       18

8   法隆寺地域の仏教建造物               16

9   古都奈良の文化財                  12

9   紀伊山地の霊場と参詣道               12

11  原爆ドーム                     11

11  日光の社寺                     11

13  長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産        9

14  百舌鳥・古市古墳群                  7

14   白神山地                        7

16  「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群         6

17  明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業  5

17  平泉-仏国土                     5

20  富岡製糸場と絹産業遺産群               4

20  小笠原諸島                      4

20  石見銀山遺跡とその文化的景観             4

23  国立西洋美術館本館                  2

 

富士山-信仰の対象と芸術の源泉が1位であるのは容易に予想できましたが、

2位が厳島神社で3位が姫路城なのは予測出来ませんでした。

当然京都や奈良に関係した遺産がランクされると思ったのですが、京都や奈良は

遺産が一カ所ではないので敬遠されたのかもしれません。

明治の森高尾国定公園

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月10日(火)

明治の森高尾国定公園

明治100年行事として、高尾山麓から高尾山頂大見晴、一丁平、小仏城山にかけて

標高600mほどの山麓一帯で、高尾山国有林を中心とした国定公園が出来ました。

1967年の指定で、770ヘクタールの広さがあります。

高尾山は紅葉で大変有名なので紅葉の状況を調べに、昨日21回目の高尾山と6回目の

小仏城山に行ってきました。

さすがに大人気の場所なので、月曜日にもかかわらずかなりの見物客が来ていました。

まずは高尾山口駅前のイチョウですが完璧に黄葉していました。

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次はケーブルカー乗りのり口前で1号路の登り口でもある場所です。

7分ぐらいの紅葉ですが綺麗でした。

 

takao11099 takao1109

その後ケーブルカー線路沿いのモミジを狙い、沢登りの6号路を進んだのですが、残念な

ことにケーブルカー周辺のモミジは未だ緑で後10日ぐらいはかかりそうな雰囲気でした。

紅葉真っ盛りの時は凄く綺麗だと思いました。今回の沢登りはルートが結構荒れていて

予想以上に厳しい登りでした。それでもなんとか乗り切り頂上に着いたら、かなりの

訪問客で混んでいました。モミジは少ないので迫力はありませんが紅葉していました。

 

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頂上で一休みした後、小仏城山に向かいました。まず通るのがもみじ台です。紅葉は未だ

5分程度でしょうか?少し期待が外れました。

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その次は一丁平です。ここはベンチもあり紅葉をみるには最適な場所ですが、残念ながら

紅葉とは言えない状態でした。

 takao11097

そして小仏城山です。毎回撮影する構図で9月と今回を比較すると秋が深まっているのがわかります。

(左が9月、右が今回です)。

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 頂上では休憩所があり蕎麦も食べられますが、そこで存在感のあるモミジがありました。

 takao11095

天気が怪しくなって来たので、早々に小仏城山を後にして高尾山に戻り、1号路を下り

ました。途中ケーブルカーの下り口で撮影した紅葉は6~7分程度でしたが、なかなか

良い感じでした。

takao11093 

来週からはもっと多くの見物客が見込まれます。ケーブルカーの待ち時間が長くなると

いわれています。また、登山もルートによっては行列になることもありそうです。

昨日行っておいて良かったかもしれません。

田園調布と等々力渓谷

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月08日(日)

田園調布と等々力渓谷

そろそろ紅葉が見れるかと思い、田園調布駅前のイチョウ並木と等々力渓谷の紅葉の

状況を見に行ってきました。

田園調布駅前は放射線状に3本の道路があり、両脇にイチョウ並木が広がっています。

黄葉真っ盛りの時は3本の道が黄色く染まり驚くほどです。

そろそろかなと思い行ってみたのですが、残念ながら黄葉はまだまだという感じでした。

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1本だけ100%黄葉していましたが、既に葉がかなり落ちていましたので、今年は

黄葉と落ち葉が重なり、黄色一色という景観は楽しめないかもしれません。

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そこから住宅街を通りぬけて等々力神社に入り、そこから等々力渓谷に行きました。

等々力神社の真ん中に立派な大イチョウがありますが、黄葉の状態は6分ほどでした。

渓谷にも結構モミジはあるのですが、昨日は全く紅葉していませんでした。

多くの観光客が訪れていましたが、皆残念そうな顔をされていました。

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半月ほど後に時間があればまた訪れてみたいと思いいます。

 

百周年の明治神宮!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年11月02日(月)

百周年の明治神宮!

明治天皇が1912年に崩御され、京都の伏見桃山に御陵が造られましたが、東京には

明治天皇と昭憲皇太后の御霊を祀るための神社が1920年に創建されました。

それが明治神宮で、2020年で百周年になります。総面積730平方キロ(約22万坪)

の大神社で、毎年日本一の初詣客が訪れています。

用意された場所は画像のような代々木の原野でした。ここに末永く育つ人工の森林を

造ったのですが、選ばれた木々の種類は楠、カシ、シイ等の常緑広葉樹でした。

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木の奉納を呼びかけたところ、国内だけでなく、サハリンや台湾からも含め約12万本の

献木が集まりました(2019年時点では約3万6千本)。そして、植樹作業にあたった

のは全国から集まった延べ11万人の青年奉仕団でした。

当時は献身的で純粋な若者が沢山いたわけです。

10月31日の土曜日にこの明治神宮を訪れました。

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今回は出来るだけ境内を知ろうと散策したわけです。南参道の西側に道幅4メートルほど

の参道があり、そこから散策を始めました。この人工の森は樹齢100年以上で高さも20m以上

ありそうな大木で覆われています。道幅が狭いので大木が迫ってくる感覚を覚えます。

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右側にある御苑付近は低地にあるようで一度下り、そこから西参道に向かい登りに

なります。西館道との合流地点には「たこ足の楠」が待ち構え、道を覆っています。

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西神門を左に見て北方面に向かうと、途中木々の間からドコモタワーも見えるでは

ありませんか。

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そのまま進むと武道場至誠館の脇を通り宝物殿につきます。

ここでは突然視界がひらけるので別天地にいるような感覚になります。

 

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その後北参道の入り口で鳥居の撮影をし、正参道に向かいました。

正参道は北参道と南参道の中間地点にあります。これらの参道にも大木が繁り日差しを

遮っているのですが、道幅がかなり広いので、大木が迫っている感覚はありません。

左側にホワイトタイガーがいたのでぎょっとしました。

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正参道の入り口には高さ12mで日本一の大鳥居が鎮座しています。現在2代目ですが、

台湾の山奥から運んできた大木の台湾ヒノキを使った、塗りをしない素木の鳥居です。

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さらに進むと内苑の中心となるが見えてきます。訪れた時は、沢山の人が参拝に集まって

いましたが、初詣の時はこんなものではないのでしょう。

ここで見逃せないのは本殿に向かって左の「夫婦楠」です。創建当初からこの場所に立つ

御神木で、2本の木がまるで1本のように見える見事な樹形です。

 

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参拝を済ませた後向かったのは、皇后が散策できるように天皇自ら設計図に手を

入れられたという御苑でした。まず水源の清正の井を撮影しに行きましたが

結構距離がありました。撮影するのに10人くらい順番を待ちました。

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それから南池に接する御釣台で皇后が釣りを楽しんだシーンを思い浮かべました。

手入れが行き届いているせいか、とても綺麗な庭園でした。

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ここまで歩き続けるとかなり疲れてしまい、正参道経由南参道に戻って明治神宮散策を

終了しました。昭和記念公園を散策した時は14000歩ほどの散策でしたが、

今回は10000歩程度でした。

明治神宮の全容を垣間見た気がして、自分なりに満足感に浸りました!