おとぎの世界のような白川郷!
カテゴリ: 散策
公開日:2020年06月06日(土)
おとぎの世界のような白川郷!
岐阜県北部飛騨高地にある烏帽子岳(1625m)を水源とし、全長115kmで富山県に注ぐ庄川にある白川郷は岐阜県に位置し、その下流の富山県側には五箇山の相倉地区と
菅沼地区があります。1995年にこれら3カ所が合掌造り集落として、ユネスコの
世界文化遺産に登録されました。
そもそも合掌造りの定義は明確ではないらしいですが、日本が世界遺産に推薦した際には、「小屋内を積極的に利用するために、叉首構造の切妻造り屋根とした茅葺きの家屋」と
定義づけました。
また、合掌造りの屋根はおよそ45度から60度まで幅があり、初期のものほど傾斜が
ゆるい傾向にあります。この傾斜は、豪雪による雪下ろしの作業軽減や多雨地帯でも
あることによる水はけを考慮したものと考えられています。
白川郷の荻野地区には60棟、相倉地区には20棟、菅沼地区には6棟が存在します。
棟数の多さや交通の便の影響だと思いますが、白川郷を訪れる観光客が多いです。
画像は左から秋、冬、冬のライトアップです。
それぞれ趣が違いおとぎの世界のようで、是非訪れてみたいと思います。