浄真時の紅葉!
浄真時の紅葉!
先日近くの紅葉具合をチェックしに、田園調布駅前のイチョウ並木、宝来公園の紅葉、
等々力渓谷の紅葉を順繰り徒歩で行ってきました。田園調布駅前のイチョウ並木は
既に最盛期を過ぎた木と未だこれからという木が混在していて、全てが黄色く染まる
時期はないように感じました。宝来公園は池のカモに餌をあげる人達で賑わって
いましたが、紅葉はあまりパッとしません。そこからテクテク歩いて等々力神社経由
等々力渓谷に行きました。休日だったこともありかなりの人だかりでした画。紅葉自体は
前回訪れた時とあまり変わりは無く、紅葉にはむかない気がしました。
折角訪れたのに成果がなくがっかりしましたが、ひょっとしたら奥沢にある浄真寺なら
期待出来るかもと思いつき、引き続き徒歩で向かいました。1678年に開山された
浄真寺は奥沢地区では最も有名な浄土宗のお寺です。
東急大井町線の九品仏駅があるように別称は九品仏す。
九品仏駅からの参道はイチョウの落ち葉が多かったですが、休日のせいか参拝客が
多かったです。山門の脇に、今年の大晦日は閉門し、元日午前6時に開門する旨
記載された幟があり、浄土宗でもコロナ禍は防げないかと思いました。
山門を過ぎるとモミジの多さが目につきます。未だ紅葉は十分とはいえませんでしたが、
こんな最寄りの場所に紅葉とふれあう場所があることを知り良かったです。
これも浄土宗のご利益でしょうか?
本堂手前にもう一つの山門である仁王門が待ち構えています。別名「紫雲楼」と呼ばれ、
1793年の建立です。1対の仁王像が立ち、楼上に阿弥陀如来や二十五菩薩像が安置
されているほか、風神・雷神の像もあり、寺域全体の安全が意図されています。
本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり、それぞれ3体の阿弥陀象が安置されています。
浄土宗における極楽往生の9つの階層を表しているそうですが、私のような者には
しおりを詠んでもよくわかりませんでした。(画像は本堂)
もう一つ目立ったのは鐘楼です。1708年に建立され、関東でも名楼の誉れ高い
鐘楼です。
本堂近辺にもモミジはありますが、見どころはやはり仁王門までの場所であることが
わかりました。12月初旬にでもまた訪れて見ましょう!