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ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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喫茶店の思い出!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年01月05日(水)

喫茶店の思い出!

若い頃から喫茶店で時間を過ごすのが好きだった。

日々の日常がとても忙しく目が回る様な時も、ほんの少しの時間を割いて喫茶店で美味しいコーヒ―を飲んで音楽を聴いていると心がゆったりとして和んで行くのを感じたものだ。仕事前のほんの一瞬を気合付けとも言える濃いエスプレッソを一気に飲んで出勤するのは毎日の行事でもあった。あるいは雨の日にぽかっと出来た暇な時間をゆったりと新聞や雑誌を見て過ごしたり、買ったばかりの本を読み始めたり気が付いたら結構な時間が流れていたりしていた。

昨今のコロナ禍でそういう時間も減りもっぱら家でゆっくりと本を読み音楽を聴き美味しいコーヒーをいれて飲むようになった。それはそれでいいのだが、住んでいる場所やよく行く場所にあるお気に入りの喫茶店はその空間が心をほっとさせ、日常からほんの少し遠ざけてくれる感覚に欠ける。

小さい頃遊んだ自分の基地みたいなものである。

インベーダ―ゲームが置いてある店や、焼きサンドが美味しい店もあった。さらに、お店のママが飾るお花がいつも素敵な店、
コーヒーカップが様々で一つ一つあれで飲んでみたいと思わせる店、近所の人がエスプレッソを立ち飲みしてお喋りに忙しい店もあった。

記憶を辿ると、どの店もその街のたたずまいと雰囲気そしてその活気をさえ蘇ってくる。

ブエノスアイレスのマリア!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月27日(月)

ブエノスアイレスのマリア!

アストル ピアソラ生誕100周年に当たる今年の12月22日夜にピアソラと詩人オラシオ フェレールの最高傑作オペレッタ
(小さなオペラ)が、座・高円寺2で上演されました。
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バンドネオン、ヴァイオリンをはじめとする楽器11人、歌手2人、朗読1人、それとは別に群読するのは世界チャンピオンを含んだ
5人のアルゼンチンタンゴダンサー達。すべてスペイン語での上演なので日本語字幕がスクリーンにあらわれます。

目で追えるスピードということで意訳になっていますが原語での上演の雰囲気はそのままに字幕で内容の理解を助けるという手法です。

内容は難解です。“田舎から出てきたマリアがやがて地獄に落ちて死んでしまうが、その影は街をさまよい続けやがて身ごもる” マリアが生んだものは一体何だったのか。どうやらマリアはタンゴそのものという風にとらえられるのではないかということのようです。
詩の内容も象徴的で難しいのですが、あとは感覚で理解を補うということなのでしょうか。
1時間35分の上演時間の間、ある時は音楽に、ある時は歌に、ある時は言葉に、ある時はダンスに、そしてある時は全てが重なりあってとてつもなく大きなエネルギーになり、その中に引き込まれて行く体験をしました。
観客に大きな感動を与え拍手は鳴りやまずスタンディングオベーションで称える人々もいました。

日本レコード大賞受賞曲から選ぶ昭和の名曲ベスト3!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月25日(土)

日本レコード大賞受賞曲から選ぶ昭和の名曲ベスト3!

株式会社CMサイトが30~60代の男女7384名から入手した回答を集計した結果、

昭和(1959年~1989年)のベスト3は、
1位ルビーの指輪(1005票)、

2位喝采(530票)、
3位DESIRE(506票)となったそうです。

圧倒的な1位のルビーの指輪は個人的にはあまり聞いたことがないのでものすごく意外な感じがします。

自分なりのベスト3は次の様にないます。

1位 シクラメンのかほり

2位 また会う日まで

3位 襟裳岬

最近の歌は歌詞が何を言っているのか分からないものが多く魅力を感じませんが、時代の移り変わりについて行けていないのか、
感性が劣化しているのか、自分に疑問も感じます。

M-1グランプリ2021・錦鯉!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月22日(水)

M-1グランプリ2021・錦鯉!

17回目を迎えたM-1グランプリ画先日の日曜日に行われました。

年を重ねるごとに大会が派手になり、参加者も増えています。

今回は6017組が挑戦し、頂点に立ったのは錦鯉でした。

個人的には今年で4年連続この番組を見ています。
漫才はもともとあまり関心がなかったのでよくわからないこともあるし、以前はどの漫才を見ても同じ様に見えてちょっと飽きた感じをもっていました。
3年前は霜降り明星という何を言っているのか全く分からないほどの早口漫才が優勝して驚くと共に疑問を感じました。
2年前はミルクボーイが優勝しましたが、説明が明快でスタイルもこれまでと異なり優勝に相応しいと思いました。

昨年はマチ“カルラブリーが優勝しましたが、一人はのたうち回る動きだけで掛け合いのトークがないもので何でこれが優勝するのかと再度疑問に感じました。

今年の決勝は錦鯉とオズワルド、インディアンスの戦いでした。
本命の評判が高かったオズワルドは予選は見事だったのですが、決勝のトークがおや?と思うほど低下したのでチャンスはないと思いました。インディアンスは予選も決勝も同じレベルでの演技・トークをしていました。錦鯉は50歳おじさんの動きが予選の方が良かった様に思いました。内容的には漫才というよりもコントに近い内容に思えました。個人的にはインディアンスが優勝と思いましたが、結果は錦鯉でした。

漫才とコントの境界が何処にあるのか、審査員の判断基準が統一されているのか等不明点が多く心底見事な演技という感じにはなりませんが、6017組の皆さんが必ずしも裕福ではなさそうなので、優勝する事が凄いことであることは分かりました。

来年もまた熱戦が繰り広げられるでしょうが、コントとの違いを明確にすることと、

審査員だけでなく会場の観客やネット投票も加えて採点されることをお勧めします。

2歳馬の頂点・ドウデュース!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月20日(月)

2歳馬の頂点・ドウデュース!

昨日行われた「第73回朝日杯フューチュリティステークス」で3番人気のドウデュースが3連勝でG1初制覇しました。

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1番人気のセリフォス、2番人気のジオグリフ、4番人気のダノンスコーピオンも2連勝で参戦した注目馬でした。
この4頭のオッズは1けたの倍率でしたが、それ以外は20倍以上で事実上この4頭の頂上決戦でした。

今回の勝利でドウデュースだけが無敗の3冠馬の権利を得たことになります。
来年の3歳馬3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)はこの4頭が最も注目されるはずなので覚えておきましょう。
ディープインパクトの産駒ではないことが個人的には残念ですが、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズの血統です。

尚、騎手の武豊がこの朝日杯で初めて勝ちました。
騎手として偉大な記録を持っている武豊ですが、朝日杯は22度目の挑戦で獲得した優勝でした。
現在JRAで実施されている平地のG1レースは24ありますが、今回23個目のレースを制覇しました。
残るは「ホープフルS」だけですから、来年は前人未到の完全制覇が達成されるかもしれません。
ドウデュースらの3歳馬だけでなく、武豊にも注目です!

平成中村座ニューヨーク公演!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月16日(木)

平成中村座ニューヨーク公演!

先日BSプレミアムで偶然平成中村座のニューヨーク公演ドキュメンタリーを観ました。
観ているうちに強く引き込まれいまだその感動が消えません。

五代目中村勘九郎(十八代目中村勘三郎)はニューヨークに住む歌舞伎になじみのない人々にも歌舞伎を楽しんでもらうことは出来るという信念のもとニューヨーク歌舞伎公演を企てます。

アメリカでの歌舞伎公演はこれまでにも例はあるのですが、勘九郎のはニューヨークのど真ん中マンハッタンに江戸時代の芝居小屋を忠実に再現してそこで歌舞伎を公演するという壮大なスケールのものでした。

もともと江戸時代の歌舞伎は庶民の娯楽でエネルギーに溢れたものですが、それがニューヨークのど真ん中によみがえったような趣向です。演目は“夏祭鑑浪速鑑”悲劇的な芝居ですが華やかさもある舞台です。ですが例えば“連獅子”“のような派手な衣装や豪快な毛振りではなく演者の心の動きを追う、それも英語でですから難易度は高いかと思われます。
現代感覚で古典を解釈し演出し時間と空間を超えて、果たしてこの大がかりで冒険心に満ちた興行はうまく行くのだろうかと誰もが思ったでしょう。結局中村勘九郎の卓越した演技力とプロデューサーとしての優れた能力は素晴らしい結果を引き出します。

初日ニューヨーカー達はスタンディングオベーションで熱狂的に応えニューヨークタイムズをはじめメディアも絶賛するという大成功に終わりました。

テレビを観ていた私もラストシーンの逃げる主人公団七(勘九郎)の疾走感、そしてその後を追いかける岡っ引きならぬニューヨーク市警、その絵のあざ鮮やかさ、美しさ、面白さに釘付けになりました。

ルベン・ラダ日本公演!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月08日(水)

ルベン・ラダ日本公演!

12月月6日に中野サンプラザで日本ウルグアイの外交関係樹立100周年記念の「ルベン・ラダ」公演がありました。
久し振りの海外ミュージシャンの公演ということで楽しみに行ってきました。

「カンドンべの帝王」として知られるルベン・ラダ。カンドンべは太鼓を中心とした激しいリズムを持つウルグアイの音楽様式で起源はコンゴ王の行進の儀式にあるそうです。

ルベン・ラダはこのカンドンべはもちろんロック、ジャズ、ファンク、 サルサ、ソウルなど様々なサウンドを自由自在に融合させて独特の魅力ある音楽を作りだしています。
今回の公演でもいろいろな曲をカンドンべのリズムにアレンジしています。

タンゴ史上最高の歌手でウルグアイ生まれのカルロス・ガルデルに捧げた「ガルデルのためのカンドンべ」、米ラテンロックの象徴サンタナに捧げた「サンタニータ」、陽気なチャチャチャ「チャチャ ムチャ―チャ」、宮沢和史の島唄も入ってスペイン語歌詞でコラボを実現。
ラテンの音楽というのはなぜこうも心と身体を揺さぶるのでしょうか。

2時間強の公演中、パーカッションが刻むリズムと達者なギターそして実に味のあるルベン・ラダの歌が息もつかせぬほどでした。
ライブはやはり楽しいですね。また来たいと思いました。

藤井竜王・2021年度の戦績!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月07日(火)

藤井竜王・2021年度の戦績!

12月の公式戦を終了している藤井竜王の現状を見てみましょう。

1月~3月の期間は名人戦順位戦B級1組の残り3局と渡辺王将に挑戦する王将戦七番勝負が残っているだけで
比較的楽な日程となっています。

おそらくその間自宅でAIを活用し特に序盤戦の徹底研究に時間を割きそうなので、

2022年もは益々強くなっている可能性があります。

本題に戻ると、公式戦記録には4つの項目が有ります。

それぞれの項目で藤井竜王はトップを走っていますが、2位との差を見てみましょう。

対局数:1位 藤井竜王 53局

    2位 豊島九段 41局

勝数 :1位 藤井竜王 44

    2位 伊藤四段 28

勝率 :1位 藤井竜王 0.830

    2位 西田五段 0.810

連勝 :1位 藤井竜王 19

    2位 西田五段 12

全ての項目で2021年度終了時トップを維持しそうな情勢です。

唯一残念なのは勝率です。歴代1位は1967年に当時五段だった中原永世名人が打ち立てた0.8545です。
仮に藤井竜王がB級1組の残り3局と王将戦4連勝を果たし、7勝を追加しても最終勝率は0.850ですから新記録は達成出来ません。来年に持ち越しということでしょうか?但し、歴代1位の中原永世名人も2位の中村七段も達成時は5段でしたから、

藤井竜王の様に最強水準の棋士達との対局で達成しているものではありませんので、今季の藤井竜王の勝率は価値があると思います。

藤井竜王以外で目を引くのは、藤井竜王より若干若い伊藤四段が項目順に7位、2位、3位、8位と実績を残していることです。

まだ若いですから急速に力をつけて藤井竜王とのタイトル戦に臨むかもしれません。

 

2021年のものまね王者!

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月06日(月)

2021年のものまね王者!

3日の夜4時間放映の掲題番組があった。

28候補が1~2回戦及び決勝戦で歌を中心として顔、衣装、表情そして振り付けや仕草などもオリジナル歌手に似せる芸を競う大会である。自分はコロナ禍が起きる前は機会あるときカラオケに帯同する程度の歌好きだが、どうも最近の歌はメロディーが難しく歌詞も何を言っているのかよくわからないのでついていけない。従って本物の歌手が歌う番組などはほとんど見ないのだが、カラオケバトルなどは好き好んで見ている。

先日のものまねというか歌まねは聞き応えと見応えがあった。毎年開催され見ているが今年は特に女性芸人が活躍して新鮮味があった。決勝に進出した7名のうち半分以上の4人が女性だった。1~2回戦の合計得点の低い人から歌い最高点が勝ち残っていくやり方で、最後の一人を残してトップに躍り出たのはエハラマサヒロの981点であった。そして最後に登場したのは荒巻陽子という初出場だがものまね業界では魔女と呼ばれている実力派である。荒巻が最後に選んだのは親友の倖田來未の歌で審査員合計得点986点を取って優勝を攫ったのである。

荒巻以外にも決勝に残った、しのぶ、ミラクルひかる、みはるの3人も大変歌がうまかった。個人的にはミラクルひかるの表情豊かな演技が気に入った。2位となった男性のエハラマサヒロも歌だけでなくダンスも上手くすごい芸人だと感じた。

出場した28組すべてに言えるのだが、ものまね(歌まね)芸で生計を立てるより本物の歌手になっても十分通用するように思えるが、どうして彼らはものまね(歌まね)の世界にいるのだろう?歌手も漫才もコントも売れないと収入はひどいものと聞くので、その世界で長生きするにはものまね(歌まね)のほうが有利ということなのだろうか?

 

まあ、いずれにしても歌のうまい人は世の中にたくさんいることをいやというほど認識させられ、自分の下手さ加減に大変悔しい思いがある!

藤井竜王の2022年は?

カテゴリ: 趣味 公開日:2021年12月04日(土)

藤井竜王の2022年は?

2020年に二冠を獲得し、2021年はその二冠の防衛と同時にさらに二冠を獲得して十代にして四冠になりました。
しかも一つは竜王位ですから名実ともに将棋界の第一人者になったのです。

この2年間の目覚ましい躍進に将棋ファンのみならず、国民が驚きと期待感で今後の行方を見守っています。

先日竜王と並ぶ最も権威のある名人戦B級リーグの9回戦が行われ藤井竜王が粘って粘って深夜に逆転勝ちしました。

ABEMATVが無料で見せてくれたのでこの1戦を見守っていましたが、AIの評価は相手の近藤七段が65%、
藤井竜王が35%程度の勝利確率で進行して行きます。

この1局は負けだなあと思っていましたが、23時頃に近藤七段の指した手が急ぎすぎた様でAI評価が50%対50%に戻り、
その後、数手で35%対65%に逆転したのです。

双方6時間の持ち時間でその時点では両棋士共に残り10分台でしたから、昼食と夕食時間を含め約14時間考え続け他結果です。

個人的には藤井竜王が勝利して良かったと思いましたが、1手で形成が変わってしまう将棋というゲームは恐ろしいと思いました。

名人戦予選のB級リーグ戦は13人での総当たり戦ですが、鬼の住処とも言われるほど抜け出すのが難しいリーグ戦です。
この勝利で藤井竜王は8勝1敗となり7勝1敗の佐々木七段を抜きトップに躍り出ました。
残り3局のでき次第ですが、A級リーグ進出の可能性が高くなって来ました。

さて、2022年の藤井竜王はどんなミラクルを見せてくれるのか考えてみました。

まずは4冠(王位、棋聖、叡王、竜王)の四冠を防衛しなければなりません。

その上で1月から3月にかけて渡辺王将との七番勝負があります。持ち時間8時間で二日制の対局です。これに勝つと五冠になります。
B級リーグも1月にはA級昇格が決まるでしょう。A級リーグは来年の後半から始まります。
そこで優勝出来れば再来年に渡辺名人(来年負けると新名人)との7番勝負に臨むことになります。

名人戦のスケジュールからすると最初の挑戦で勝ち名人になると谷川九段が持っている最年少名人の記録を抜くことになるので、
将棋界も報道界も注目しているのです。

「たられば」ばかりで恐縮ですが、これまでの5年間も信じられないことを実現して来た藤井竜王ですから、

2022年も凄いことをやってくれるのではないでしょうか?