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新幹線の軌跡!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年05月11日(水)

新幹線の軌跡!

2015年6月末まで勤務していたスイスの補聴器メーカー・バーナフォン時代、

北海道を除く全国の補聴器販売店を訪れるのに幾度となく乗った新幹線!

現在は日本の移動手段の大動脈で、時間価値を最大限生かす為にもなくてはならない存在である。

生まれたのは東京オリンピックが開催された1964年であった。

日本の鉄道は欧州や米国の線路幅1435mmに対し1067mmとされた。

理由は国土が狭いし建設費が安いからであった。

新幹線の線路幅は超高速を想定し欧州や米国と同じ1435mmに拡張されたのである。

1964年10月1日6:00に東海道新幹線・超特急ひかり1号は新大坂に向けて走り出した。

このひかり1号は丸鼻が目立つ0系であった。

現在では何と速さを感じさせないデザインだと思えるが、当時はとてつもなく斬新なデザインだと感じたものである。

新幹線自体も高度成長時代の中で拡張され東海道から山陽で博多まで伸び(1975年3月)、東は東北で青森、

北は長野、新潟に延び、その後九州新幹線で鹿児島、北陸新幹線で金沢、さらに北は」函館まで達している。

引き続き札幌と長崎への到達がすぐそこまで来ているのである。

スピードも最高速度210km/hでスタートしたが現在は320km/h迄高速化している。

デザインも色々あるので忘れないように掲載しておく(画像が鮮明でないのはご容赦)。

丸鼻の0系(210km/h):

SINKANSEN1

鋭く尖った鼻の100系(230km/h):

SINKANSEN100

陸奥を行く緑の丸鼻200系(275km/h):

SINKANSEN200

フルモデルチェンジの300系(270km/h):

SINKANSEN300

在来線との併用400系(240km/h):

SINKANSEN400

環境配慮のカモノハシ700系(285km/h):

SINKANSEN700

カモノハシの先鋭型N700系(285km/h):

SINKANSENN700

2階建ての元祖E1系(240km/h):

SINKANSENE1

秋田行きE3系0番台(275km/h):

SINKANSENE3

高速鉄道史最大の輸送能力を誇るE4系(240km/h):

SINKANSENE4

観光用に改造されたE3系700番台(275km/h):

SINKANSENE3700

最近は全く新幹線に乗らないので不明だが、その他E5,E7,W7系もあるらしい。

新幹線が出来たおかげで世界でも高速鉄道の必要性が共有化され実現化している。

フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、スウェーデン、米国、中国、台湾、韓国で運行されているが、

自国の高速鉄道が一番速い事を競っている傾向がある。

高速鉄道の課題は速度だけではなく利便性や安全性さらには環境にも気配りが必要な事を分かっていない国が多いようだ。

地震多発国でありながら世界に先駆けて新幹線を作り上げ、様々な課題をコントロールしつつ運行し、

さらにそのノウハウを提供している日本に対して世界はもう少し尊敬の念を払ってはどうだろうか?