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ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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映画・ドライビングマイカ―を観て!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年04月03日(日)

映画・ドライビングマイカ―を観て!

ドライビングマイカ―は村上春樹原作、濱口竜介監督、カンヌ映画祭で日本人で初めて脚本賞をとり、

更にアカデミー賞国際長編映画賞にも選ばれ、大きな注目をされている作品です。

私は外国映画の方が好きで映画館に行ったその日も他の二作品が候補だったのですが切符が売りきれでした。

次善の選択としてこの映画を選びましたが、これが多きな幸いとなりました。

はじめはすぐに溶け込めない作り物っぽい空気が流れていたのですが、少しずつ引き込まれて行くのです。

映画の中で特に印象に残ったのは、難聴とも関係のある手話で演ずる女性のオーディション場面。

手話で演技をするのですが何と力強く訴えかけてくることか、びっくりしました。

また、外国人の俳優が外国語で演技をしていると何を言っているのかわからないのに何故かそれは妙に現実味を帯び、

日本人が日本語で台詞を言うとそれが作り事に聞こえる、その両方が絡み合うと妙に落ち着いてすとんと収まってくるのです。

映画と演劇が重層的に絡み合い、コラボしているような複雑な感情の表現手法は現実と虚構の世界が曖昧になり、

現実の不確かさが浮かびあがってくるように思えました。

今までに見たこともないような映画を見た感覚でしたが、この不思議な気持ちは持続していて是非原作を読んでみたいです。

囲碁棋聖戦!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年03月12日(土)

囲碁棋聖戦!

藤井五冠の誕生で押され気味の囲碁であるが、現在井山五冠に一力九段が挑戦している棋聖戦が

7番勝負の最終戦にもつれ込む大接戦になっている。

囲碁の三大タイトルといえば棋聖、名人、本因坊だが、賞金金額では棋聖の4500万円が一番である。

2日制の昨日第6戦が行われ井山棋聖が勝ってやっと3勝3敗になった。

最終戦は17,18日仁和寺で行われる。

一力九段は現在最も勢いのある棋士だが、昨年挑戦した碁聖戦5番勝負では2勝1敗から、

9~11月に行われた名人戦7番勝負では3勝2敗から連敗してタイトルを逃している。

3度目の正直で棋聖を奪取出来るか、2度あることは3度あるで再度失敗するか注目される!

藤井五冠A級順位戦に昇格!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年03月10日(木)

藤井五冠A級順位戦に昇格!

将棋界のファンが最も注目したB級1組の藤井五冠対佐々木七段の1戦が昨日行われ、期待通り藤井五冠が勝ちました。

これで待望のA級リーグ戦に参戦する事になり、このリーグ戦を勝ち抜くといよいよ名人戦朝鮮となります。

ファン達が注目しているのは順当に勝ち抜いて名人戦に挑戦してタイトルを奪うと、

谷川九段が持っている21歳2ヶ月という最年少記録を更新する事になるからです。

次期A級順位戦参加棋士は現在の将棋界トップレベルと言って過言ではないでしょう。

4月から名人戦を戦う渡辺名人対斎藤八段の敗者、前期残留の糸谷八段、佐藤天彦九段、豊島九段、広瀬八段、永瀬王座、

佐藤康光九段、菅井八段に藤井五冠と稲葉八段が加わる顔ぶれです。

藤井五冠には10棋士に夜総当たり戦で是非勝ち抜いてほしいと思います。

幻の一夜城!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年03月01日(火)

幻の一夜城!

秀吉の一夜城の逸話をご存じの方は数多くいらっしゃると思います。私などは子供のころに読んだ子供向け歴史本の中で藤吉郎と呼ばれていた頃の秀吉の活躍が生き生きと描かれていたのが印象に残っています。さてその藤吉郎が抜きんでた才知と行動力でたった一晩で作ったという城はどこにあったのでしょうか。墨俣城は岐阜県大垣市、長良川西岸墨俣にあります。信長が美濃の斎藤攻略の手立てとしてどうしても必要だった重要拠点だったのですが信長の家臣が何人か築城に失敗している中、藤吉郎が蜂須賀小六の力を借りて築城に成功し、その後の出世の大きな足掛かりとなったという事ですが、その真偽においては意見が二つに分かれる所です。さてもう一つは小田原市早川にある石垣山一夜城です。ここは秀吉が小田原北条氏を攻める際その本陣として総石垣の城を一夜で築いたという事です。この城を作るにあたっても秀吉が知略を用いて敵を欺きあっと言う間に作り上げた話になっていますが、実際には80日間のべ4万の人手を使って作り上げたそうです。城にはそれぞれ歴史があり、そこには様々なドラマがあり今も訪れる人の想像力をかきたてててやまないものがあります。

その他にも幻の名城があります。次の3つは何という城でしょう。

siro azuchi siro edo siro nijo

輸入車販売のデータ!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年02月26日(土)

輸入車販売のデータ!

今日はニトリに用事があったので上野毛から環八沿いを15分ほど歩いた。

いつもはどんなお店が並んでいるのか眺めながら歩くのだが今日は何故か環八を走ってくる車に注目した。
個人的には何十年も車を所有していないことや十年以上前に免許の更新をし忘れて無免許になってしまったことから車にはあまり興味が無いのだが、走ってくる車を見ているとメーカーの数が多いことと輸入車が意外と多いことに気がつく。
2021年の新車販売台数はトヨタが圧倒的だが、様々なデザインの車を販売しているのでトヨタばかりという印象は受けない。

補聴器の仕事をやっていてよく聞いていたのは、聞こえは十人十色で例えば聴力測定内容がほとんど同じでも聞こえは人によって結構異なるというのである。

車の好みも聞こえと同じで好みが違うのだろうと想像はするが、もう少し集約した方が良いように思うのだが変だろうか?

輸入車に注目して見ていたら、スリーポインテッドスターが一番多く感じた。

TV広告ではエンブレムのフォーリングスやブルーホワイトの方が多いように思うがスリーポインテッドスターのメルセデスベンツの人気が高いのである。

本当かどうか不明だが、20年以上前に車好きの友人から聞いた話として、「メルセデスベンツは電気系統が弱いのではないか?」と購入希望者が指摘したら、当時のメルセデスベンツ販売代理店のスタッフは「電気系が強いのがお気に入りなら日本車を購入されてはどうですか」と答えたと言う。

電気系統が弱い事を認めつつもメルセデスベンツに対するプライドが高かったということのようだ。

エクアドルに滞在していた1995年頃メルセデスベンツE300(?)を社用車で乗っていたが、重量感がエンジン音も重厚で気に入っていたし電気系統の問題も無かったことを覚えている。

2021年の外国メーカー別新車販売ランキングトップ10は下記の通りだが、ドイツが5位までを占めているのに驚いた!

1位:メルセデスベンツ 51,722台

2位:BMW      35,905

3位:VW       35,215

4位:AUDI     22,535

5位:BMW MINI 18,211

6位:VOLVO    16,638

7位:JEEP     14,294

8位:PEUGEOT  12,072

9位:RENAULT   7,666

10位:PORSCHE  7,009

奥が深い日本酒!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年02月16日(水)

奥が深い日本酒!

若いころ日本酒を飲んだら翌日長く胃がもたれ他経験が何度もありそれ以来ほとんど日本酒は飲んでいないのだが、

最近は欧米でも日本酒が注目され産業としても大きく羽ばたいているようである。

日本酒は大きく分けて原料による2種類がある。

1. 米・水・米麹だけのもの

2. 米・水・米麹・醸造用アルコール(白米の重量の10%以下が条件)

この2種類は精米歩合によって3カテゴリーに分類されそれぞれ名前が付いている。

これらの分類に属さない日本酒を普通種と称する。

精米歩合とは玄米を削り残った白米の重量割合である。一般的に数値が小さいほどきれいで軽い酒となるらしい。

1. のカテゴリー:純米大吟醸酒(精米歩合50%以下)

       純米吟醸酒 (精米歩合60%以下)

       純米酒   (精米歩合70%以下)

2.のカテゴリー:大吟醸酒  (精米歩合50%以下)

         吟醸酒   (精米歩合60%以下)

         本醸造酒  (精米歩合70%以下)

純米代吟醸酒も代吟醸酒も白米陵を減らす為の行程が増えるのでその分価格も高くなる傾向があるが最高級という意味ではない。

飲む人の好みによって評価は変化する。

発酵させる麹菌には3種類ある。

黄麹:最も使われる麹で優しい酸味と華やかな香りを出すことが出来る。

黒麹:一般的には焼酎造りに使用されているが、日本酒にも一部使用されている。
強い酸味と個性的な風味を出すことが出来る。

白麹:黒麹の突然変異で生まれた麹。焼酎用が多いが最近日本酒にも使われるようになって来た。

   白ワインのような軽快な酸味が特徴である。

日本酒の味を分けるときに味わいの濃厚・淡麗と香りの華やかさ・穏やかさのマトリック

スで酒の特徴を示す方法がよく使われる。

1例をあげると次のようになる:

最も濃厚・華やか:陸奥八仙 赤ラベル 特別純米

最も濃厚・穏やか:玉川 自然仕込 純米酒

最も淡麗・華やか:紀土・KID・純米大吟醸

最も淡麗・穏やか:日高見 超辛口 純米酒

 

最近注目されている日本酒として次の日本酒を試して見ては如何だろうか?

IWA 5(富山県)

仙禽(栃木県)

風の森(奈良県)

鷹長(奈良県)

田中六五(福岡県)

光栄菊(佐賀県)

荷札酒(新潟県)

映画「砂の器」!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年02月14日(月)

映画「砂の器」!

松本清張の同名の長編小説が映画化されたもので1974年公開されました。コロナ禍で家にいることが多くなるとテレビでの映画鑑賞も増えます。

洋画を見ることが多いのですが今回は邦画をと思って、推理小説が好きなのでこの作品を観ることにしました。

この小説は1960年から1961年に書かれたものですから、

この中で扱われているハンセン病への偏見も今よりはもっとあったのではないかと思われます。

患者である父とその子がお遍路姿で放浪する場面が四季を通して描かれています。音楽に乗って地方都市の風景が四季折々実に美しいのです。

山陰を走る特急「まつかぜ」がでてきますが、あのころ「まつかぜ」に乗ったことがあり、

松江で乗り換えて宍道湖を見ながら走る夕暮れの山陰線の車窓の風景は実に美しい忘れがたいものでした。

また、この映画のなかで訛りが事件解決に大きな役割を果たすですが、

確かに出雲方言にちょっと東北の方言に似た部分もあったなと思いだしたりしました。

古い映画を見ることは筋を追う楽しさはもちろんですが、映像の中に色々な過ぎ去った思い出を見つける喜びもありとても良いものだと思います。

19歳6ヶ月で藤井五冠誕生!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年02月13日(日)

19歳6ヶ月で藤井五冠誕生!

期待はしていましたが、昨日藤井四冠が4連勝で渡辺王将を下し新王将になると同時に十代で五冠になりました。

羽生九段でさえ22歳10ヶ月でなったほど、そして1950年から出来たタイトル戦でこれまで3人しかいなかった5冠に19歳でなってしまうというとは、今後打ち破ることが出来ないような大記録でしょう!

タイトル戦の歴史は名人戦と九段戦(全日本選手権杯)の1950年に始まりました。
1951年には今回獲得した王将戦が始まり、1960年に王位戦がはじまったのです。

九段戦は1962年にタイトル名が十段戦に変わり、1988年から現在の竜王戦になっています。

全部で8タイトルがありますが、4タイトルが二日掛かりの7番勝負で残り4タイトルが1日制の5番勝負になります。

2日制の7番勝負は名人戦、竜王戦、王将戦、王位戦ですが、今回のタイトル獲得で藤井四冠が3つを獲得したことになります。

そしてさらに驚くことはこれらの4タイトル戦で16勝1敗の成績を残していることです。

考える時間があればあるほど強さを発揮するので、これからも当分タイトル防衛を重ねて行くのではないでしょうか!

残る名人戦の挑戦も将棋ファンが期待していますが、3月中にA級リーグ戦に昇級するかどうかが判明し、

2022年度にA級リーグ戦で優勝すると2023年4~6月に行われる名人戦挑戦となるのです。

昨日王将タイトル獲得後、富士山に例えれば何合目まで登っているイメージかと聞かれた時に「森林限界の手前です」と答えたそうです。

森林限界なんて粋な語彙を使うではないですか、19歳の藤井五冠は!

10代での5冠なるか?王将戦第4局!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年02月11日(金)

10代での5冠なるか?王将戦第4局!

いよいよ第4局が始まりました。

4連勝で藤井四冠が渡辺王将煮勝てるとは思えませんが、これまで数々の記録を打ち立ててきた藤井四冠なら

達成してしまうかも知れないという期待感もあります。

なんとなく急戦模様の感じもありますので1日目から目が離せません。

1月30日の凄い出来事!

カテゴリ: 趣味 公開日:2022年01月31日(月)

1月30日の凄い出来事!

   テニス/全豪オープン男子シングルス決勝戦で35歳のナダルが25歳のメドベージェフを2セットダウンから逆転して5時間24分の試合を勝ち取りました。年齢差10歳で5時間24分の決勝戦を制するのは尋常ではありません。ついにフェデラーを抜いてグランドスラム通算21回目の優勝と、ジョコビッチに並ぶダブルグランドスラムを達成しました。若手の台頭や年齢を考えると次の全仏オープンでの優勝が最後になりそうですが、是非22回目の優勝を遂げてほしいと思います。ワクチン問題で出場停止になったジョコビッチに少しでも差を広げておくのが史上最強の名を残す手段だと思います。5年くらい前はフェデラーの20回優勝は絶対破られないと思っていましたがついに王座を明け渡した感があります。それでもフェデラーのプレイスタイルは最も美しいテニスと今後も語り継がれるでしょう!

   藤井四冠が昨日王将戦第3局に勝利し、王将タイトル獲得まで残り1勝としました。昨日の対局はパソコンでチラチラ見ていましたが、解説者達のコメントがないと一手毎の意味がよくわかりませんでした。二日目の昨日午後4時くらいまでは互角だったというのですから素人に理解出来ないのは当然かも知れません。持ち時間が3分になった時に藤井四冠は29手詰めを読み切ったことを後で解説者が言っていました。藤井四冠が代表格のAI導入将棋は序盤・中盤までは威力を発揮しますが、今回の対局も含め終盤戦にもつれ込んだ時はAIをそばに置いておくわけにはいかないので、結局は棋士の読みと判断力又は決断力で勝負が決まるようです。大山・中原・羽生の3棋士しかいない5冠棋士になれるか、そして羽生九段が記録した22歳10ヶ月を19歳で塗り替えるか、11~12日に行われる第4局に注目が集まります。