建築家・安藤忠雄と直島!
カテゴリ: 趣味
公開日:2022年05月08日(日)
建築家・安藤忠雄と直島!
安藤忠雄は独学で世界的建築家になった人物である。
テレビで偶に拝見するが笑顔を見たことがほとんど無い。ラグビーの稲垣のような存在である。
建築界では一匹狼と言われる奇才だが独学で建築家になったことが有名である。
作品も独特な発想から表現されるものが多く多くのファンが世界に存在する。
1級建築士の資格を取る条件の1つは「大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者」であるが、
彼はこれらの学校に通っていないのでまず独学で2級建築士になり、7年以上の実務経験を経て1級建築士になった経歴を持つ。
通常の社会では往々にして学歴主義がまかり通るが、建築業界では学歴主義ではなく師匠主義が偉そうにしているらしい。
安藤忠雄はそれすらも無視して自分の道を歩んでいるので一匹狼と言われるのであろう。
僕が安藤忠雄を認識したのは直島であった。岡山県玉野市からすぐそばに位置する島だが香川県に属するのが不思議でもある。
港に近づくと草間彌生のカボチャが置かれていて、島そのものが芸術のような印象を与える。
ここに安藤忠雄が設計したベネッセハウスムミュージアムや地中美術館がある。
安藤忠雄建築の全体の印象としては空間を大切にする事があるように思った記憶がある。
こんな一面もあるのかと思ったのは改築された熊本駅であった。
熊本は補聴器の仕事で何十回と通ったところであるが、新幹線が通るようになっても古ぼけた駅であったのに、
ある日訪れたら木で覆われた要塞の様になっていてびっくりした思い出がある。
正に偉大な建築家であろう!