旬の食材 筍!
旬の食材 筍!
筍がシーズンでいっぱい店頭に並んでいる。
農協に行ったら地元の筍が売っていたので早速買って帰り、ぬかを入れてしっかり湯掻いてそのまま放置して冷ましてから調理してみた。
お肉と一緒に煮て食べたら、実に柔らかくてそして春らしい筍の香りがいっぱい漂って何となく幸せな気持ちになったのである。
明日は残った筍でイタリアンパスタを作ってみよう。今思い描いてるのはアサリと筍、あるいは筍とバター醤油。
どちらにするかは明日の気分次第としよう。
日本には明確な四季がありその四季を彩る季節の行事や時々の旬の食べ物があり、それは生活に根付いて私達の生活を豊かにしてくれる。
ウクライナの悲惨な状況をTVで見ていると、こんなに平和な暮らしで良いのだろうかと思ったりもする。
もうすぐ五月だが、端午の節句となれば鯉のぼりが空高く舞い菖蒲湯も清々しい、もちろん柏餅やちまきも欠かせない。
昔の人たちは今のように刺激的な娯楽が多く無かったから、自然の移ろいや恵みにより鋭敏に反応して生活の中に取り入れていたのである。
先達のおかげで我々現代に生きる人間も美味しく、季節の恵みを食べる事ができ伝統文化を享受出来ることに感謝しよう。
コホモロジー!
コホモロジー!
ブラックホールの進化する過程を図形で表わしてノーベル物理学賞を受賞したペンローズ博士は、数式を図式化するのが得意だったのは有名で、
その才能が無ければブラックホールの図解化は出来なかったらしい。
次の画像をよく見てほしい。ペンローズの三角形とか階段と言われているが実に面白い形状である。
これらはCOHOMOLOGY(コホモロジ-)という学問だそうだ。
コホモロジーを調べてみたら次の様に定義されている。
【数学、とくにホモロジー論と代数トポロジーにおいて、コホモロジー (cohomology) はコチェイン複体から定義されるアーベル群の列を意味する
一般的な用語である。つまり、コホモロジーはコチェイン、コサイクル、そしてコバウンダリの抽象的な研究として定義される。コホモロジーは、
代数的不変量(英語版)を、ホモロジーがもっているよりも洗練された代数的構造をもつ位相空間に割り当てる手法と見ることができる。】
数学があまり得意ではない者としてはコホモロジーの意味を解釈するのがとても難しい!
ブラックホール撮影までの軌跡!
ブラックホール撮影までの軌跡!
NHK・BSが大変勉強になるTV番組を提供してくれた。
事の始まりはアインシュタインの一般相対性理論であった。
アインシュタインは重力は時空の歪みを変える。歪みが強すぎると光すら出てこれないと予言した。
しかし、彼はブラックホールの存在を信じてはいなかった。
インドのセカール博士が広がる銀河(広がるガス)の中心にある白色矮星に注目し、重力が熱膨張に優り、
例えば太陽が地球ほどに縮まったものが白色矮星だと唱えた。
1950年頃米国のオッペンハイマー博士がそれを数学で証明したが、前提が完全な球形の星だったので誰も信じなかった。
1965年に英国のペンローズ博士(ノーベル物理学賞受賞)が画像の図解を含め数学的に事象の地平線(光が出られなくなる状態)と特異点の存在を証明した。
これが宇宙を理解する大きな手がかりとなった。ホーキング博士はこの証明で宇宙には時空が破綻することで始まりがある事を証明した。
ビッグバンである。
ブラックホールの存在が世界に認められたのは1971年。
米国のウルフX選観測衛星によって7500光年離れたはくちょう座の首の一部に太陽質量の30倍もある星が発見され、
さらにこの星がわずか5.6日で公転している事が確認された。
これは連星という現象で相対する太陽の10倍ほどの星があるはずだが見えないのである。
こんな大きい質量の星が高速で廻るということは中心にはブラックホールしかあり得ないということで
世界で初めてブラックホール「X-1」と認定された。
さらに1995年、日本の野辺山観測所の中井技師が2100万光年離れたM106銀河から来るX線を8つの電波分光計で計測したところ
円盤状に複数の星が公転していることが分かり、それをNATUREに公表した。
この記事によりほとんどの銀河中枢にはブラックホールが潜んでいると信じられるようになった。
次の課題はブラックホールがあるかを証明することであった。
地球が属する天の川のブラックホール発見に挑戦しノーベル物理学受賞を果たしたのが米国のゲズ教授グループと
ドイツのゲンツェル教授グループであった。
太陽質量の10倍もある星が秒速5000kmで16年かけて公転している対象はブラックホール以外考えられないという結論に達したのである。
残る課題で一番注目されたのはブラックホールの可視化であった。
米国のドールマン博士を代表とするブラックホール観測プロジェクトが2011年に組織された。
対象は6000万光年離れたM87銀河のブラックホールである。
地球から月に置いたテニスボールを撮る程の精密さが必要で世界にある8台(ハワイ2台、カリフォルニア1台、アリゾナ1台、メキシコ1台、
スペイン1台、チリ1台、南極1台)の電波望遠鏡を繋いで撮影する技術が求められた。
準備に6年かかり2017年に5日間の観測が行われた。各電波望遠鏡の焦点を統一するのに1年以上の時間が必要であったが、
ついに2019年にブラックホールが公開されたのである。
直径は400億km、明るい場所の温度は60億度で太陽の400倍ほどもある。
ブラックホールの周囲で下部が明るいのは公転している星が縦に回転していて望遠鏡に向かってくるのが下部になっていると想像されている。
しかし、これで謎が全て解けたわけでは無い。
何故銀河にIブラックホールが存在するのか、事象の地平線を啓太物質はどうなるのか、ブラックホールが特異点W超えたら何が怒るのか、
またはあるのか等、謎は深まっているとも言えよう!
みなとみらい!
みなとみらい!
高尾山は4月8日に29回目の登頂を果たしたが体力の衰えを感じる。
外出自粛が当たり前になると対出不精になるが、それではいかんと思い昨日お気に入りのみなとみらいに行ってきた。
みなとみらいは地上に出るととても開放感を感じるのである。
ランドマークタワー他高層ビルが沢山建っているが敷地が広いせいか東京都心ほどの閉塞感が無い事と海に面しているのが良いのだろう。
生憎天気は快晴ではなかったので日本で一番好きなランドマークタワーの写真を撮ってランドマーク内にあるレストランを物色した。
外食すること自体最近はしていないので何処にしようかいろいろ迷ったが、最終的に選んだのは一番久しぶりなお好み焼き!
入った店はボテジューで関西風のお好み焼きである。
味はそれほど特徴無くちょっと失敗した感じだったが、メニューを見ていたらボテジューがお好み焼き発祥のお店であることが分かった。
今回はそれで良しとしよう!
桜タンゴフェスティバル!
桜タンゴフェスティバル!
福岡で3日間にわたる桜タンゴフェスティバルが3年ぶりに開催されました。
近隣諸国とのタンゴを通した文化交流を日本の象徴とも言える桜のシーズンにアジア諸国と歴史的にも深い関わりのある
九州において行うというのは実に素晴らしい事だと思いました。
このコロナ禍で2年間開催を中止し今年は海外からの参加が出来ない状況の中でしたが、国内様々な所から参加者が集い、
ワークショップやミロンガ又アフターミロンガで交流を深めることが出来ました。
コロナによって人と人が様々な形で分断されて来ましたが、
人は人と共に歩むものでお互いの理解が大切で、それは国や民族を超えても同じ事です。
今世界で起きている戦争という最悪の争いでも、そこに心通う友人がいるなら、
武器を持ってその相手の国を標的にする事は出来るでしょうか?
人が人に敬意と思いやりを持って接する事をタンゴというダンスを通じて具現化するのはとても素敵で意義ある事に思いました。
4月の危機!
4月の危機!
日本では佐々木朗希投手の完全試合が嬉しいニュースとして日本中を席巻し、開幕したMLBでは鈴木誠也が4試合で3本塁打と華々しく登場し、不振の大谷を置き去りにする程の明るいニュースが飛び交っている今日このごろだが、拡大か収束かはっきりしないコロナ禍が沈黙していて不気味であるのに加え、今月世界を震撼させそうなのがロシアのウクライナ大侵攻予測である。
ドンパス地方を占領するためにロシア軍が国境に集結し今にも大攻勢をかけそうな様相であるし、南のマリウポリでは2万人以上が殺され、さらに化学兵器が使用された未確認情報で世界が緊張している。
それに対しウクライナ側は欧米からの武器提供を受けて徹底抗戦の構えだが、何処で戦闘を進めるのか明らかになっていないので、
圧倒的な戦力を誇るロシアに瞬く間にやられそうである。その結果ロシアのプーチンは誇らしげに勝利を宣言するだろうが、
その裏には何万人もの死者や捕虜そして何百万人もの避難者を出しているのである。
こんな蛮行が世界で許されるとすれば世界の治安は無いに等しい。
やはりどこかで欧米も戦いに加わる必要があるのではないか?
九州国立博物館!
九州国立博物館!
太宰府にある九州国立博物館は、東京、奈良、京都に次ぐ四番目の国立博物館として2005年に開館しました。
日本文化の形成をアジア史的観点から捉えるというコンセプトで、流石にアジア諸国と非常に地理的に近く、
又歴史的にも密接な繋がりがある九州ならではと思いました。
今回は特別展はなく平常展のみの観覧となりましたが、じっくりとテーマ「海の道、アジアの路」に沿って観ることが出来ました。
縄文人が木をくり抜いた舟を使って海に乗り出していった縄文時代から遣唐使をはじめとして中国、
朝鮮との交流を深め古代国家が成熟して行きます。
更にモンゴルの襲来、禅僧達の交流、又国際的商人達の活躍、いつも海の向こうから新しい文化や人、物がやって来ました。
そして大航海時代のヨーロッパとの出会い。今まさに激動の世界情勢の真っ只中です。
歴史を回顧する時、今がその延長上にあると思う時、人間が今後も賢い舵取りをして平和に暮らす道を探し当てる事を切に願います。
ロシアの北海道侵攻の可能性!
ロシアの北海道侵攻の可能性!
この可能性についてはこれまで2回ほど掲載したが、ついにロシアの政治家がその可能性を仄めかし始めた。
よくわからない「公正なロシア」政党の党首であるミロノフ氏が「どの国にも願望があれば、隣国に領土要求を提出することができる。
専門家によれば、ロシアは北海道の権利を有している」と言い出したのである。
現実に択捉・国後島で1000人規模の軍事演習を始めたことをロシア国防省が発表している。
ウクライナでの蛮行を見ると可能性はあると感じるが、訪島のところはどうなのだろうか?
自衛隊は旭川と札幌に駐屯していてロシアが侵攻してくるとすれば3カ所が想定されるということで、
それに対する対応をすべく戦術を張り巡らせているが、想定外の事が起きても大丈夫か不安なところもある。
太宰府天満宮!
太宰府天満宮!
羽田からフライトで約1時間半、福岡にやって来ました。今日は気温も高く上着が邪魔になるほどです。
太宰府に行こうと福岡空港で降りてから福岡国際線ターミナル迄バスで行きそこから太宰府行きのバスに乗りました。
30分ほどで到着。お店がいっぱい立ち並ぶ通りをあちこち目を奪われながら歩くと太宰府天満宮です。
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学問の神様、誠心の神様の菅原道真公が祀られています。京都の北野天満宮、そして福岡の太宰府天満宮が総本社とされています。
どちらも梅の季節には素晴らしい花が咲き、良い香りでいっぱいになります。
太宰府の梅は今年はもう終わりでしたが桜はまだ種類によっては美しい花を咲かせていました。
菅原道真公が京都から太宰府に左遷された時、紅梅殿の梅に別れを惜しまれて歌われました。
“東風吹かば匂いおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ“
今風に読めば(春の東風が吹くようになったら花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ、私がいなくても春を忘れないでくれ。)となります。
その梅が道真公を慕って飛んで来たのが御本殿前の“飛梅”であると伝えられています。
幼い頃から学問を好み詩歌にも優れた道真公にあやかろうと受験シーズンには学生さんでいっぱいになる程人気のある天満宮ですから、
その規模は大きく実に立派でしかも自然の美しさで溢れていて、茶屋でおうどんを食べながらのんびりと心が癒される思いでした。
日本国憲法と日米安全保障条約で大丈夫か?
日本国憲法と日米安全保障条約で大丈夫か?
プーチン大統領の卑劣なウクライナ侵攻を毎日TV報道で見、国連がプーチン大統領の暴挙を全く止められない実力を確認すると、
日本が突然どこかの国から侵略を受けた時に守ることが出来るのか疑問に感じる。
当面考えられる侵略国はロシア、中国、北朝鮮及び韓国である。
韓国は他の3国とは意味が違うが既に竹島を実効支配している事から可能性として加えたものである。
これまでは日本国憲法は唯一の被爆国という背景もあって政治家も弁護士達も誇りに感じ遵守する必要性を訴える人が多かった。
日米安全保障条約の影響もあり専守防衛で安全は守れると考えてきたのは国民の大半も同様であった。しかし、2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻の悲惨さを見せられて日本国民は日本も安全ではないことを痛感したのではないか?
日本国憲法の三原則とは①国民主権、②基本的人権の尊重、③平和主義である。
最近特に指摘されているのは平和主義に係わる第9条の改正である。
憲法第2章の「戦争の放棄」には基本的形式や構造を解説する唯一の条文として第9条があり、
【日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。】と記載されている。
ロシアが突然北海道に乗り込んできて一部を占拠しさらに進軍を開始した時、中国が台湾に続いて沖縄に進軍して来たとき、
北朝鮮が九州にミサイル攻撃を仕掛けてその後上陸して来たとき、日本は平和主義だから止めろと言っても、
日本は日米安全保障で守られていると言っても、進撃を止める対抗策としては役に立たないのである。
まして核を使われてしまったら周囲は海で逃げ道がないので策の打ちようが無い。
米国にしても日本に置いている米軍基地は真っ先に攻撃される可能性が高いので、
侵略が開始されたら先ず自国民の防衛を最優先に考えるであろう。そうなると米軍基地以外は無防備に近い状態になってしまう。
世界が平和な状態であれば特に問題は無いが、ロシアや中国の動きを見ていると日本として自力防衛をする必要を強く感じる。
日本は自衛隊を持っているがこれは軍隊で無いので軍隊を持たない珍しい国なのである。
平和憲法は是非守れば良いと思うが、専守防衛の為に十分な最新技術を取り入れた武器や機器を日本中に張り巡らせる必要があるだろう。この問題はこれまで十分な対策をとってこなかっただけに凄く急ぐ必要があると感じる。
防衛費が国の予算の2%を超えるとか超えないとかいった水準の議論をしている時ではないように思う。