ウルルは1枚岩?
ウルルは1枚岩?
南オーストラリアにあるウルルは世界で2番目の1枚岩です。
現在はアボリジニーとの合意に基づいて登山禁止になってしまった比高335m・周囲9.4kmのウルル(集会の場所)は
1872年の探検家のウイリアム・ゴスが発見し、当時南オーストラリア州書記長ヘンリー・エアーズ卿の名にちなんで
「エアーズ・ロック」と名付けられました。
この1枚岩の歴史は6億年程前に遡ります。
当時この地帯は山から川によって運ばれてきた堆積物によって礫岩層と粗砂岩層が形成されていました。
その後、発生した地盤沈下で海底になり砂、泥、石灰岩などが堆積したのです。
その後3~4億年前に大きな造山活動が始まり、ウルルが地上に再登場したわけです。長い年月をかけて、
上部のもろい部分が風雨に浸食され固い部分の現在の姿になったというわけです。
画像を見ると地表にどでかい岩が地面に蓋をしているように見えるのですが、地中にこの岩は続いています。
そういう意味では岩ではなく地層そのもの、つまり大地ということになります。
本当に最大の単体1枚岩は一体何処にあるのでしょうか?
尚、ウルルと同じ構造で見た目が世界一の1枚岩は西オーストラリアに存在します。
1858年に発見されたマウント・オーガスタです。
比高858mあり、ウルルの約2.5倍の大きさがあります。
こういうブログを書いていると、自然のパワーは凄いものだとつくづく感じます!
日本三大桜名所・その1
日本三大桜名所・その1
奈良県吉野山(金峯山寺蔵王堂)を中心とした山桜は1300年の歳月をかけて植栽された30000本の見事な桜です。
「一目千本」と称し、下千本、中千本、上千本、奥千本が咲き乱れる姿は圧巻です。出来れば一度訪れて見たいものです。
桜の話・3題!
桜の話・3題!
1・ソメイヨシノ:
江戸時代後半に開発され、現在では世界中に春の華やかさを届け、桜の代名詞になっているソメイヨシノですが、
遺伝子研究が最近まで行われていたことに驚かされます。
母のエドヒガンと父のオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする栽培品種のクローンであることが、
1995年に明らかにされたたのです。
ソメイヨシノを観賞することで世界の多くの人々が心を癒やされるときもあるでしょう。
近隣でも日本を蔑視する国があるようですが、ソメイヨシノの如く日本の良さも公平に感じ取ってほしいと思います。
2.桜のお花見:
日本におけるお花見の歴史は長く、奈良時代の前から宮中を中心に行われていたようです。
奈良時代の主流は桜ではなく、中国から持ち込まれていた梅だったそうです。
それが平安時代の812年に桜に変わったらしいのです。
当時嵯峨天皇(786~842年)が地主神社で目にした桜に一目惚れをして、牛車を二度、三度と引き返させて
眺めたと伝えられています。そして812年に「花園の節」といわれる桜の観賞をしたのです。
それ以降お花見は桜が主流となり宮中では天皇主催の行事となりました。
3.日本独自の桜たち:
・エドヒガン:
春のお彼岸ごろに花を咲かせるため、この名がつけられました。
別名をウバザクラとも言いますが、これは葉っぱよりも先に花が咲くため、花が咲いた時点では、
「まだ葉≒歯がない=老婆(姥)」という言葉遊びによるものです。
桜の中では成長は遅いですが、最も長寿で、樹齢は数百年から1000~2000年以上のものまでさまざまです。
・オオシマザクラ:
伊豆大島がその発祥と言われるためこの名がつけられたと言います。
他にも名前があり、成長が早いため雑木林に植えられ、燃料として利用されたことからタキギザクラ、
葉っぱが桜餅に巻かれるためモチザクラとも呼ばれます。
・オオヤマザクラ:
この名はヤマザクラよりも大きな花が咲くことに由来します。
ヤマザクラの花が直径1.5~2.5cmに対し、オオヤマザクラは直径3.0~4.4cmの花を咲かせます。
寒さに強いため、九州から北海道、日本海を越えてロシア沿海州でも自生しています。
・カスミザクラ:
遠くから見ると霞のようにぼんやりと見えることからこの名前がつきました。
近くで見ると、花の根本に短い毛がポワポワしていることからケヤマザクラとも呼ばれるそうです。
・タカネザクラ:
山岳地帯など標高の高い場所で生育しています。ミネザクラとも呼ばれ、
乾燥や高温には弱いため、低地に移植すると夏の暑さで枯れてしまうそうです。
5月上旬から6月にかけて花が咲き、標高1500~2800m付近でのみ楽しむことのできる、
文字通り高嶺の花です。
・マメザクラ:
その名が示す通り1.0~2.0cmの小さな花が特徴で、富士山の周辺や箱根地域
に自生していることからフジザクラ、ハコネザクラとも呼ばれています。
・ミヤマザクラ:
深い山に咲いているからこの名がついていますが、その白い花から特にシロザクラとも呼ばれるようです。
・ヤマザクラ:
山に咲くからヤマザクラですが、ソメイヨシノが主流となるまでは、ヤマザクラが
花見のザクラの代名詞でした。ヤマザクラは花と同時に葉が出てくるので見た目が
特等席を譲った原因なのでしょう.
梅干しの効能!
梅干しの効能!
小学生の頃遠足のお弁当に入っていた梅干しが懐かしいですが、最近は食べていませんでした。
私の場合、食べなかった一番の理由は約20%の塩分で、ここ20年ほど、高血圧の薬にお世話になっているからです。
しかし、梅干しはいろいろな効能があるとTVで報道していたので調べてみたら、確かに色々な効能があるではありませんか!
下記の通り効能をまとめてみましたが、やはり塩分の問題は残るので、毎日沢山食べるのは避けるべきであることも付け加えておきます。
○ 血液浄化作用:
多く含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。
○ 脂肪燃焼作用:
バニルンという脂肪燃焼効果(ダイエット)を期待できる成分が含まれています。
○ 胃がん予防作用:
胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のあるシリンガレシノールが含まれています。
○ 糖尿病予防作用:
血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれています。
○ 食中毒予防作用:
食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」等の食中毒菌の増殖を抑制する
制菌作用があります。
○ 動脈硬化の抑制作用:
アンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを調整し、
血圧の上昇を抑えて動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
また、血液の流れがなめらかになり、脳梗塞や心筋梗塞の発症を予防します。
○ 抗酸化活性作用:
梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
○ 疲労回復作用:
クエン酸には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きもあります。
○ 食欲増進作用:
梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、
食欲を増進させるとともに消化を助けます。
○ 虫歯予防作用:
クエン酸が虫歯の原因となるミュータンスという球菌の活動を抑え、虫歯を予防します。
○ カルシウムの吸収促進作用:
カルシウムをクエン酸と一緒に摂取すると、水溶性に変化して腸管からの吸収率が向上して骨の老化を予防します。
○ ダイエット効果作用:
豊富なクエン酸はエネルギーを無駄なく変換でき、余分な脂肪を作りません。
さらに、血糖値の上昇なども妨げてダイエットにも効果があります。
○ 高血圧化の抑制作用:
梅には約20%の塩分が含まれますが、一方で、梅干は高血圧化を抑える働きも
あります。
○ 鎮痛作用:
香り成分ベンズアルデヒドには、痛みを鎮静・軽減する効果があります。
○ インフルエンザ予防作用:
梅干し由来のポリフェノール「エポキシリオニレシノール」には、
インフルエンザウイルスの増殖を抑制してくれる効果があるそうです。
キャベツと春キャベツの違い!
キャベツと春キャベツの違い!
キャベツと春キャベツは春がついているので収穫時期が違うのは想像つきますが、
それ以外にも色々違いがあるようです。
どんな違いがあるかまとめてみました。
1. 収穫時期:
キャベツは別名冬キャベツと言われ12月から3月までの収穫です。春キャベツは3月から7月までになります。
2.見た目:
キャベツの方が大きくずっしりとした重みがあります。そして少し楕円形です。
春キャベツは小ぶりで丸い形です。
3. 食感:
葉っぱの熱さが違い、キャベツはしっかりとした歯ごたえを感じ、春キャベツは
しっとりとしたやさしい感触です。
4. 糖度:
キャベツは約5度で、春キャベツは約6度ですから、春キャベツの方が少し甘く感じます。
ブログを書いていると、益々食べたくなりました。
オオムラザクラ!
オオムラザクラ!
私と同名のサクラが長崎県にあります。
場所は「サクラ名所100選」に選ばれている大村公園です。
ソメイヨシノ約1500本、オオムラザクラ約300本、ヤエザクラ約200本など、
合計21種、約2000本のサクラが、大村藩主の居城だった玖島城跡を囲んで、咲き乱れているのだそうです。
その中でも国の天然記念物であるオオムラザクラは2段咲きで花びらが60枚から200枚あり、ボリューム感があるのが特徴です。
今年はお花見が出来ているかどうかわかりませんが、長崎県内1位のお花見スポットだそうです。
私が入院している病院でも立派なソメイヨシノが満開になっています。
病院は身体を癒やしますが、サクラは心を癒やしてくれます!
藤井二冠の2020年度が凄い!
藤井二冠の2020年度が凄い!
昨日行われた220年度最終戦・第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝で、藤井二冠は白星を飾り、
来年決勝トーナメントに進むことが決まりました。
竜王戦ランキング戦では2016年にデビュー戦して以来23連勝で負けなしです。
2020年度としては最高勝ち数44勝と最高勝率8割4分6厘で1位となりました。
連勝も17で最高ですが、継続しているため表彰は来季に持ち越しとなります。
2021年は二冠の防衛戦に加え、名人戦順位戦及び竜王戦決勝トーナメントがありますので、
見るものとしては目を離すことが出来ません。
この若棋士は一体何処まで伸びるのでしょうか!
クイズ番組・東大王!
クイズ番組・東大王!
1980年代はイタリア、1990年代はエクアドル、2000年以降は補聴器業界で全国行脚と、
長らくTVとは無縁の世界に生きてきたので、TVに出てくる芸能人達の話になると全くついて行けない自分を感じます。
2015年に年金生活になりやっとTVを見るようになりました。その時に一番気になったのがクイズ番組でした。
中心はお笑い芸人の宇治原とカズレーザーが引っ張る「クイズ王」だったと思います。彼らの博識には驚きましたが、
自分でも解る問題が結構出ていたので飛びつきやすかったのでしょう。
この番組は毎週やっているわけではなかったので、何か他にないかなーと思っていた時に偶然見たのが東大王でした。
現役東大生達と芸能界の博学タレント軍団が競い合うクイズ番組です。
団体戦であること、問題のジャンルが広いこと、さらにオセロ等も取り入れる斬新さが良いと思いました。
問題の内容がクイズ王よりはるかにレベルが高く驚きの連続なのですが、
伊沢/水上/鶴崎/鈴木と揃った東大メンバーに魅せられました。まさに何でも知っているという感じでした。
一昨年で伊沢が番組から卒業し、去年は水上が卒業し、ついに今年で才女鈴木光が抜けることになるそうです。
相手のタレント軍団も実力が上がり、最近は結構良い勝負になっているように思います。
4年間もやっていると少し飽きてくるところもありますし、鈴木光が抜けると魅力が落ちるような気もします。
さて、来年度からは東大王はどのような方向に行くのでしょうか?
鈴木光は弁護士試験が不合格だったため、6月からは渉外弁護士事務所でインターンとして働くそうですが、
来年には弁護士に合格するように思います。
彼女が今後も活躍することを期待しましょう!
六義園のしだれ桜!
六義園のしだれ桜!
岩崎弥太郎ゆかりの庭園、「六義園」は山手線や南北線の駒込駅近くにあります。
そろそろ桜が満開になる見込みですが、本日はあいにくの雨。
東京の満開予想は23日頃なので、今日は桜にも自重してもらい、明日以降に一気に満開の花を咲かせてもらいましょう。
六義園といえば、誰もが知るしだれ桜が有名です。
この公園はかなり凝った造りになっていて、園内に海抜35メートルの藤代峠があります。
そこから園じゃ医を見渡すと真正面にしだれ桜が見えるのです。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染症の更なる拡大防止のために、
六義園だけでなく、都立9庭園で当分の間休園となっているではありませんか!
本日で緊急事態宣言が解除されますから休園も解除してほしいところですが、感染拡大の警戒心が優っているようです。
画像左は3年前に訪れた時、右は昨年の秋に3度訪れた時のしだれ桜です。
今年は満開を観賞する事が出来そうにありませんが、こういうときこそ美しい姿が広がっているかもしれません!
将棋・渡辺三冠強し!
将棋・渡辺三冠強し!
3月14日に王将タイトルを防衛した渡辺三冠は、17日に棋王戦第4局に勝利して二冠を守りました。
残りは4月7~8日から始まる名人戦です。
挑戦者斎藤八段に勝利すると三冠が来年まで確保されることになります。
通算タイトル数で谷川九段と並んでいましたが、今回の棋王防衛で通算28回となり単独4位となりました。
18歳の藤井二冠が特に注目されている将棋界ですが、鋭い視線でキラリと光る渡辺三冠も負けていません。
これからも8つのタイトル奪取・防衛に熾烈な戦いが続きます。
見守るだけで恐縮ですが、楽しませてもらいたいと思います。