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今からが旬の国産アスパラガスの選び方!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年05月11日(月)

今からが旬の国産アスパラガスの選び方!

輸入物が沢山あるアスパラガスは1年中ス-パーに並んでいますが、国産アスパラガスの

旬は5月~7月です。スーパで沢山並んでいるアスパラガスの中で、どれを買おうか

迷ってしまうことはありませんか?専門家の目では、簡単に見分ける方法があるそうです。

いくつか紹介しましょう!

1. 太いのも細いのも茎の中にある繊維の数は変わらないので太いものを選ぶ。

2. 白いところは固いので、茎の先から根元まで緑のものを選ぶ。

3. 茎にある3角形の葉のようなハカマの間隔が広いものが柔らかいので選ぶ。

4. ハカマの形が正三角形に近く、穂先が固く閉まっているものを選ぶ。

5. 茎の切り口がきれいで乾いていないものを選ぶ。

昔、エクアドルに滞在していた時に、一流ホテルでディナーのメインディッシュに

アスパラガスのバター焼きが出てきたことがありました。太くて4本出てきたのですが、

美味しくでボリュームも十分な印象で、今でもまたに思い出します。

良いアスパラガスを購入して、自宅で料理してみて下さい!

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5月8日はゴーヤの日!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年05月08日(金)

5月8日はゴーヤの日!

1997年に沖縄県とJA沖縄が制定しました。

ゴーヤチャンプルーで有名なゴーヤの本名はツルレイシと言います。未熟な果実を野菜と

して利用するウリ科の植物です、一般名として、ニガウリとかゴーヤと称します。

独特の苦みがあって、好き嫌いが分れがちですが、栄養が豊富で、健康の維持や増進に

大いに役立つ野菜なのです。

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栄養素としては多くのビタミンやミネラルが含まれていますが、特に次のものが注目です。

1. ビタミンC:
100g当り76mgも含まれています。ピーマンと同程度で、キウイフルーツや
一個のレモン果汁よりも多い数値です。コラーゲンの生成や鉄分の吸収を促進、

ストレスや風邪などに対する免疫機能の向上、体内の活性酸素の働きを抑える

抗酸化作用等、健康だけでなく、美容面からも大事な栄養素です。

2. 鉄分:
100g当り0.4mg含まれています。鉄分は全身に酸素を運んだり、様々な

エネルギー代謝にかかわっているので、疲労回復や免疫機能の向上に役立ちます。

3. 食物繊維:

100グラム当り26g含まれています。水に溶けにくい不溶性食物繊維を多く含み、

腸内環境と便通の改善ができます。

4. カリウム:

100グラム当り260mg含まれています。細胞の浸透圧を調整し、ナトリウムの

排出を助ける働きがあります。血圧を下げる成分でもあります。

5.モモルディシン:
  ゴーヤの苦みを生み出す成分です。モモルディシンには、食欲促進や疲労回復などの

効果があります。

これから暑くなりますし、新型コロナウイルス対策としても、ゴーヤを摂取して健康を

維持するようにしたいものです。ゴーヤを選ぶ際は、緑色が濃く、固くて、イボが密集して

いるものが特にお勧めだそうです。

抗ウイルス食品・キノコ類!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年05月05日(火)

抗ウイルス食品・キノコ類!

新型コロナウイルスの出現により、スーパーなどでキノコが沢山売れているそうです。

食を通じて健康に管理を気遣う日本人の特色かも知れません。

いろいろな種類があるキノコ類ですが、基本的な成分は、水分、たんぱく質、繊維質、

ミネラル・ビタミン類などで組成されています。

キノコが医学的に注目されている最大の理由は、βグルカンの免疫力アップ効果です。

シイタケにより多く含まれているこの成分は、細菌やウイルスなど外敵から体を守る

だけでなく、がん細胞を抑制する働きもあります。

それぞれのキノコの特徴を掲載します。

   シイタケ:

豊富な栄養成分からみて、キノコの王様と言える存在です。特に干しシイタケは

水分がない分栄養素が詰まっているので、同じ100グラムで比較すると、

摂れる栄養素の量は群を抜いています。さらに、特にシイタケに含まれる

エリタデニンという特有成分には血中コレステロール値を下げ、血流をスムーズに

して血圧を低下させる効果が期待できます。

   ブナシメジ:
肝臓の働きを助けて疲労回復に役立つオルニチンが特に豊富です。
肝機能を高めることで新陳代謝が活発になり、余分な脂肪が溜まりにくくなります。

   エリンギ:
塩分を排出しやすくするカリウムが多く含まれていて、むくみを解消します。

   エノキタケ:
キノコキトサンの含有率がトップです。キノコキトサンには脂肪吸収を抑える作用が

あり、中性脂肪を減らし、メタボを予防する働きもあります。

   マイタケ:
糖質の代謝を上げるビタミンB1が特に豊富です。

   ヒラタケ:
キノコキトサン含有率がエノキタケに次いで多いです。血液サラサラ効果も高く、

炎症を抑える働きもあるのでニキビの鎮静にも効果的です。

   キクラゲ:
他のキノコに比べ、ビタミンDは約3~4倍、食物繊維は約5倍も含まれています。

鉄分やカルシウムも豊富なので、便秘予防や貧血予防にも効果があります。

   ナメコ:
特有のヌルヌル成分であるムチンは、胃の粘膜を保護する働きが高く、胃炎や胃潰瘍を

予防します。さらに、免疫力を強化してウイルスの侵入を防いでくれます。

 

キノコ類を沢山摂取して、新型コロナウイルスを撃退しましょう!

納豆が素晴らしい!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年04月27日(月)

納豆が素晴らしい!

新型コロナウイルスの影響で、スーパーに行くと納豆が相当売れています。日によっては

品切れになることもあります。出遅れてはいけないと思い、意識して納豆を買っています。

賞味期限切れになって捨ててしまうのはもったいないので、毎日食べるようになりました。

食べ方は、納豆にネギ・しらす・玄米・卵を加えて、醤油とからしで味付けをし、粘り気を

十分出して食べるという単純なものですが、これがとても美味しいのです。

新型コロナウイルスの脅威が収束しても、この食習慣は維持しようと思っています。

納豆は美味しいだけでなく、栄養も豊富です。栄養成分の内容は下記の通りです。

   たんぱく質

   食物繊維

   ビタミン B1

   ビタミン B2

   ビタミン E

   ビタミン K

   カルシウム

   マグネシウム

  

   亜鉛

   カリウム

   リノール酸

   イソフラボン

   レシチン

   セレン

   サポニン

   ナットウキナーゼ

   ジピコリン酸

   グルタミン酸ポリペプチド

 

納豆は大粒・中粒・小粒・ひきわりのサイズで販売されています。以前は大粒を

摂取していましたが、最近は小粒にしました。ネバネバ感のグルタミン酸ペプチドは

ひきわりの方が多いようですが、個人的には食感がよくありません。

量的には1~2パックがお勧めです。

食べるのは朝より夜の方が栄養素の効能が有効なようです。

納豆の粒の大きさ!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年03月16日(月)

納豆の粒の大きさ!

市販されている納豆の粒は4つあります。

大粒、中粒、小粒(極小粒を含む)、そしてひきわりです。

Jタウンネットが昨年末から今年3月前半にかけて、

日本で一番人気のある粒の大きさについてアンケート調査を行いました。

集まった回答数は2023で、それぞれの比率は次の通りでした。

小粒が40.8%、中粒が20.9%、大粒が20.3%、ひきわりが18.0%

個人的には、これまで卵でまぜた大粒を中心に食べていたのですが、

粒が大きいと噛んだ時に歯にくっつきやすく結構食べにくいことを感じていました。

それで、小粒を試して見たのですが、

豆を噛むというよりはそのまま飲み込める感覚でした。

「ねばっけ」が一番あるひきわりが良いといった報道もあったので試して見たところ、

何かざらざらしたモノが喉を通って行く感じで、納豆を食べている気がしませんでした。

アンケート調査の県別結果を見ると、地域による傾向というよりは、

いくつかの県で個性的な違いがあることが判りました。

福島県と長崎県は大粒派です。

富山県、京都府、鳥取県、高知県、福岡県は中粒派です。

青森県と秋田県はひきわり派です。

岩手県はひきわりと中粒の混合派です。

山形県はひきわりと小粒の混合派です。

徳島県はひきわりと大粒の混合派です。

島根県、広島県、愛媛県は中粒と小粒の混合派です。

上記以外は全て小粒派でした。

上記のような好みの違いが何故起こるのか、実に不思議だと思いませんか?

カボチャの種の効果効能!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年03月08日(日)

カボチャの種の効果効能!

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特に注目しないとあまり食べる機会が無いカボチャの種が実は凄い食材であることを

知っていますか?

栄養的には多くの栄養素や良質な脂質やたんぱく質を含み、それでいて低糖質なのです。しかし、唯一問題がありまして、

100g当りのカロリーが556kcalもあります。

テリヤキバーガーが1つで約496kcalですから、かなりの高カロリーであることが分かります。

胃もたれや肥満にならないように1日50g以下にすることが勧められています。

 

それでは、どのような効果効能があるかを掲載します。

   骨粗しょう症を予防する効果:

骨の中に細かい穴がたくさん空き、骨がもろくなってしまう骨粗しょう症は、
特に閉経後の女性に多い傾向にあります。

骨粗しょう症の大きな原因のひとつが、女性ホルモンのバランスの乱れなのです。

かぼちゃの種に含まれているリグナン類には、女性ホルモンのバランスを整える作用が

あるため、骨粗しょう症の予防に効果的です。

また、かぼちゃの種には骨づくりに重要なカルシウムなどのミネラルやたんぱく質が

含まれており、丈夫な骨づくりにも有効であるといえます。

 

   女性の排尿障害を軽減する効果:

ポリフェノールの一種であるリグナン類は過敏性膀胱や頻尿など、

女性の排尿障害を軽減する効果があります。

 

   前立腺肥大を抑制する効果:

前立腺が肥大すると尿道が圧迫され、尿が出にくいことや、排尿の回数が増えたりします。
かぼちゃの種に含まれる植物ステロールやリグナン類は、前立腺肥大症に働きかけ、

その症状を緩和するといわれています。

 

   体力を増強する効果:

かぼちゃの種にはリン、カルシウム、カリウム、鉄、セレン、亜鉛といった

複数のミネラルが含まれています。

これらが体全体の機能維持や増強、疲労の抑制、体温保持や抵抗力、免疫機能の向上などの様々な生命活動に関与しているので、

疲労の抑制や体力の増強に効果を発揮します。

 

   新陳代謝を活発にする効果:

かぼちゃの種に含まれているリノール酸には、血中のコレステロールを
コントロールする作用があります。
血流コレストロールを除き、流れを良くすることで、

全身の細胞に栄養や酸素を行き届かせて、新陳代謝を活発にします。

 

   老化や病気を予防する効果:

かぼちゃの種に豊富に含まれているビタミン類やβ-カロテン、セレンなどの
抗酸化作用を持った栄養素は、アトピー性皮膚炎、シミやしわなどの
老化や病気の原因となる活性酸素を撃退する働きを持っています。

 

   動脈硬化、高血圧、脳卒中や心疾患などを予防する効果:

かぼちゃの種に含まれる脂肪酸は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸(オメガ9)、

リノール酸(オメガ6),体内でDHAやEPAに変化するα-リノレン酸(オメガ3)が

含まれています。

そして、飽和脂肪酸のパルミチン酸やステアリン酸も含んでいます。

これら脂肪酸には、血液をサラサラにして血栓を予防して、

悪玉コレステロールの低下や過酸化脂質の抑制に効果があります。

そのため、血流の改善や血管を丈夫にし、動脈硬化や高血圧、脳卒中や心疾患などを

予防する効果に繋がるのです。

食の優等生・納豆はいつ食べるのが良いでしょうか?

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年03月01日(日)

食の優等生・納豆はいつ食べるのが良いでしょうか?

大豆を発酵させた納豆はたんぱく質、必須脂肪酸のリノール酸、炭水化物、ビタミンB1,B2、E、K、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛ミネラル、食物繊維などの栄養素を含んでいて、健康維持に欠かせない食品です。

しかし、それだけではありません。他にも、大豆イソフラボン、ポリアミン、ジピコリン酸、ナットウキナーゼなどの栄養素を含んでいます。

大豆イソフラボンは更年期の症状を緩和したり、美肌をつくったりしてくれます。

ポリアミンは臓器の老化や炎症を抑える作用があり、がん予防にいいといわれています。ジピコリン酸は抗菌と殺菌作用があります。
ナットウキナーゼは血栓を溶かして心筋梗塞や脳梗塞を予防すると言われています。


さて、納豆は朝食べるのが良いのか、夜食べるのが良いのか、どちらが良いでしょうか?

朝食べると、良質なたんぱく質が代謝を向上してくれるので冷え性の人にはお勧めだそうです。

しかし、多くの働きを期待するのであれば、夜食べるのが正解だそうです。いくつか理由を掲載します。

   血栓を溶かすナットウキナーゼは、食べてから8~12時間持続するのですが、最も活性化するのは4時間後だそうです。血栓が発生しやすい就寝中に働いてくれるのです。

   抗菌と殺菌作用を持つジピコリン酸が、唾液の分泌が減少する睡眠中に、口内で風邪の原因となるウイルスの増殖を防いでくれます。

   ビタミンB群が、睡眠中に成長ホルモンに働きかけることで、肌のダメージを修復してくれます。は成長ホルモンが修復しますが、納豆のビタミンB群が成長ホルモンに働きかけることで、肌の修復力が高まります。

   夜食べるなら、「ひきわり納豆」がおすすめです。納豆菌を繁殖させる表面積が広く、ナットウキナーゼが多くなるからです。

 

先日もブログに掲載しましたが、納豆は毎日食べるのが効果的と指摘されていますので、是非、毎日のメニューに組み入れることをお勧めします!

健康維持に納豆と卵を摂取しましょう!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年02月23日(日)

健康維持に納豆と卵を摂取しましょう!

納豆と卵は両方ともスーパーで手頃な価格で手に入れることが出来ます。

しかも、健康維持に十分役立つのであれば、毎日食べないわけにいきません。

納豆と卵の効用について、最新情報も加えて下記します。

○納豆:

国立がん研究センターの研究チームは、過去に、「エネルギーに対する植物性たんぱく質の割合が多いほど、総死亡・循環器疾患死亡リスクが低い」とする研究結果を報告していましたが、今般、「発酵性大豆食品の摂取量が多いと死亡のリスクが低くなる可能性が示唆された」とする論文を発表しました。大豆には、たんぱく質や食物繊維、ミネラルイソフラボンなどの成分が含まれていますが、特に発酵性大豆食品はこれらの成分が加工過程で失われにくい為、大豆食品と発酵性大豆食品(納豆、みそ)の摂取量と死亡リスクの関連を調べた結果だそうです。

研究はこれまで15年間調査をしてきた9万人(当初45歳~74歳)から得た食事アンケートを基に総大豆食品および発酵性大豆食品の摂取量を計算し、等分に5つのグループに分け、死亡との関連を調べました。

その結果、総大豆食品の摂取量と死亡との関連性につては明らかな関連が見られませんでしたが、男女ともに発酵性大豆食品の摂取量が多いほど、死亡全体(総死亡)のリスクが低下したことが判明したのです。納豆1パックはおよそ50グラムですが、特に最も多いグループ(約50グラム/日)は男女とも、最も少ないグループ(約13グラム/日)と比べるとリスクが約10%下がりました。

死亡原因との関連を見ると、がん死亡リスクと大豆製品摂取量とは有意な関連は見られませんでしたが、脳卒中や心筋梗塞などの循環器の病気については、男女ともに納豆の摂取量が多いほど死亡リスクが低下する傾向があったそうです。

○卵:

一方、卵については、たんぱく質やビタミンが含まれている栄養価が高い 食品と推奨されるのと同時に、コレステロールが高くなるような報道もされています。しかし、コレステロールの問題は1日に3個以上を食べ続ける前提での研究結果なので、1日1~2個では問題は無いとも言われています。タンパク源以外の栄養素を見て見ましょう。

1.コリン:
ビタミンB群に属するコリンは初期脳機能障害や脂肪肝などの予防効果があります。

2.カロチノイド:
赤や黄色の鮮やかな美しい色素を総称してカロチノイドといいます。カロチノイドがプロビタミンAとして作用するときは下記のようなものがあります。
・皮膚や粘膜などの細胞の正常化
・成長の促進と生命維持
・生殖機能の維持
・視覚機能の維持、特にテレビやパソコンから放出するブルーライトを自然に防止
 してくれます。

3.ルテイン:
子供から大人まで目の認識力を高めます。

4.脂肪酸:
葉もの野菜などの他の食品と比較して、卵が含む脂肪酸がルテインやゼアキサンチン等を吸収しやすくします。

ウナギの蒲焼きファンに朗報!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年02月19日(水)

ウナギの蒲焼きファンに朗報!

最近は流通量が減って価格がうなぎ上りの蒲焼きはなかなか庶民が手を出しにくい食品になっています。個人的には、高嶺の花の蒲焼き1匹を買う気力がなくなり、回転鮨屋さんでこっそり食べる程度です。しかし、久しぶりにシラスウナギの採捕量が増えているという朗報が届きました。ご存じの通り、シラスウナギはウナギの稚魚で、太平洋で卵からかえった後、太平洋を回遊して日本の川を遡上します。そのまま川を遡上すれば5~10年かけてよく見かけるウナギとなるのですが、川を遡上する時に捕まえて養殖により成長させるのです。長さ約6cmで重さ約0.2gのシラスウナギを6ヶ月~1年半かけて、200~300gのウナギに育てます。毎年12月から翌年4月までがシラスウナギ漁の解禁期間です。2018年度はシラスウナギの総採捕量は8.9トンで2019年度は3.7トンまで落ち込みました。輸入量を含めて21.7トンを毎年の上限枠と設定されているのですが、2018年度は総量14.2トンで、2019年度は15.2トンでした。養殖ウナギとしての生産量を見ると、2018年度の順位ですが、鹿児島県、愛知県、宮崎県、静岡県、徳島県、高知県の順になっています。第3位の宮崎内水面漁業組合が発表したところによると、宮崎県の2020年度の採捕量は凄く好調だそうです。1月末までの段階で、2019年度はたった17kgだったそうですが、2020年度は既に140kgになっています。4月までの解禁期間で2018年が99kg、2019年が73kgであったことからすると、202年度は圧倒的な採捕量になることを期待しているそうです。他の県も同様の傾向にある様子なので、少なくとも来年のウナギの蒲焼き価格はお求めやすい水準になるのではないでしょうか?

ウナギの蒲焼き価格が高すぎるので、ウナギを食べて栄養素を摂取使用という気持ちにはあまりなれませんが、ウナギは健康にとても良い魚なのです。一部を掲載します。

   ビタミンA:疲れ目、肌荒れ、疲労の緩和効果があり、ガンの抑制にも効果が期待され
      ています。

   ビタミンB1:だるさ、イライラ、食欲不振、疲れの緩和効果があります。また、
       スタミナ不足や美肌にも効果的です。

   ビタミンB2:頭髪、皮膚、爪等をはじめとする体全体の健康の維持効果があります。
       さらに、細胞の再生向上の機能がある為、肌を美しくするのに役立つ
       そうです。

   ビタミンD:カルシウムやリンの吸収を助け、骨を強くします。

   ビタミンE:老化防止や血行促進、免疫機能の向上に効果があります。

   カルシウム:歯や骨を丈夫にします。また、骨粗しょう症防止にも役立ちます。

   DHA:「ドコサヘキサエン酸」が正式名称で、記憶力の向上や認知症に対する効果が
    発揮されると言われています。

   EPA:「エイコサペンタエン酸」が正式名称で、コレステロールや中性脂肪を減らす
    働きがあると言われています。

 カロリー:1人前分のご飯量280gを前提にして他の丼物と比較すると、次の様にうな

        重が一番カロリー数が少ない優れものです。
       ・うな重: 754
       ・牛丼 : 909
       ・カツ丼: 893
       ・中華丼: 841
       ・天丼 : 805

金銭的に余裕のある方は、できるだけウナギの蒲焼きを摂る様にしては如何でしょうか!

アメリカ産牛肉の肥育ホルモン剤に要注意!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2020年02月18日(火)

アメリカ産牛肉の肥育ホルモン剤に要注意!

アメリカ産牛肉は、以前ステロイドホルモンの一種であるエストロゲンや合成エストロゲンであるジエチルスチルベストロールといった女性ホルモン剤が、成長促進を目的とした肥育ホルモン剤として投与されていましたが、この肥育ホルモン剤の医学的な安全性が不確かなため、アメリカでは1979年に、EUは1981年に使用禁止になりました。しかし、アメリカでは類似した合成の肥育ホルモン剤が今でも投与されています。それに対し、EUは1989年に合成女性ホルモン剤を使用したアメリカ産の牛肉の輸入を禁止しました。

現在はアメリカでも肥育ホルモン剤に対する問題意識が高まり、牛肉の消費量が相当減っているそうです。統計的にみると、1976年には牛肉が肉全体の年間消費量のおよそ半分を占め、1人あたり年間40kgほどの牛肉を食べていたアメリカ人ですが、2018年になると肉全体に占める割合は2割を切り、1人あたり20kgほどしか食べなくなっています。そして、最近は牛肉に「オーガニック」とか「ホルモンフリー」と表示したものが売られているそうです。ホルモンフリーの牛肉は通常の牛肉より4割ほど高いそうですが、健康志向を持つ人や富裕層といわれるハイクラスのアメリカ人は、とっくに肥育ホルモンの使われた牛肉など口にしないと言われています。4割も高いということは、和牛とあまり変わらない価格になります。その他にも、大豆など植物由来の「ダミービーフ」を摂取する健康志向の人達も増えているようです。

現在価格が魅力で、スーパーなどに並べられているアメリカ産牛肉は肥育ホルモン剤が含まれていますから、高い和牛や国産牛では発生しない副作用が起こる可能性があります。

アメリカと並ぶに牛肉の日本向け輸出国であるオーストラリアでは、肥育ホルモンの利用自体は認められています。しかし、日本向けについては、大半の輸入業者やスーパー、外食店などが肥育ホルモンの使用を嫌うので、スーパーの店頭や大手外食チェーンで販売される牛肉は、ほとんど肥育ホルモン剤が投与されていない牛肉だそうです。

和牛や国産牛は肥育ホルモン剤投与が認められていないので安全ですが、値段が高いです。外国産の牛肉については、包装パックに肥育ホルモン剤の使用状況が表示されるようになると、混乱を避けることが出来ると思います。是非、国としてこのルールを定めてほしいものです!