トマトジュースを見直そう!
トマトジュースを見直そう!
健康にトマトが良いというのは身体に良い食材というテーマでは必ず出てきます。
一番の理由は鮮やかな赤色の色素成分でもある「リコピン」の存在です。
抗酸化作用の高い栄養素で、料理で加圧されても失われない丈夫な栄養素でもあります。
もう一つはカリウムです。人間にとって欠かせないミネラルの1つで、主に細胞の浸透圧維持に使われます。
トマトはサイズが色々ありますが、大きいものは量が多すぎるのでトマトジュースにする人も多くいるようです。
ジュースにすることで栄養素が失われないのもある意味トマトの良さかもしれません。
手作りのトマトジュースに使用する材料は、トマト・水・レモン汁・塩だけで極めて単純です。
カロリーは100gあたり17kcalしかありませんので、ダイエットをしている方も気楽に飲むことが出来ます。
唯一注意しなければならないのは塩の入れすぎです。
市販のトマトジュースでは製品によって塩の添加量が様々ですから、成分表示をチェックして選ぶべきでしょう。
もう一つ知っておくべきは糖質ですが、トマトジュースの糖質は100g当り3.5g程度しかないので、
一杯のご飯(150g)に含まれる糖質55gに比べると無視できる水準です。
こんな気軽に飲めるトマトジュースが料理にも使えることを聞いて意外な感じがしました。
個人的には鶏の胸肉が好きで良く食べるのですが、さっぱりしがちで飽きてしまうこともあるのです。
そんな時にトマトジュースで煮込むことで、トマト系のコクを加える方法を知りました。
トマトの酸味が気になる場合は、コンソメを加えることでマイルドな酸味に変えることが可能ですから、
幅広い好みに対応することが出来ます。
「まずはやって見る」は大事なことですから、明日にでも挑戦してみることにします!
梅干しの効能!
梅干しの効能!
小学生の頃遠足のお弁当に入っていた梅干しが懐かしいですが、最近は食べていませんでした。
私の場合、食べなかった一番の理由は約20%の塩分で、ここ20年ほど、高血圧の薬にお世話になっているからです。
しかし、梅干しはいろいろな効能があるとTVで報道していたので調べてみたら、確かに色々な効能があるではありませんか!
下記の通り効能をまとめてみましたが、やはり塩分の問題は残るので、毎日沢山食べるのは避けるべきであることも付け加えておきます。
○ 血液浄化作用:
多く含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。
○ 脂肪燃焼作用:
バニルンという脂肪燃焼効果(ダイエット)を期待できる成分が含まれています。
○ 胃がん予防作用:
胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のあるシリンガレシノールが含まれています。
○ 糖尿病予防作用:
血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれています。
○ 食中毒予防作用:
食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」等の食中毒菌の増殖を抑制する
制菌作用があります。
○ 動脈硬化の抑制作用:
アンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを調整し、
血圧の上昇を抑えて動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
また、血液の流れがなめらかになり、脳梗塞や心筋梗塞の発症を予防します。
○ 抗酸化活性作用:
梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
○ 疲労回復作用:
クエン酸には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きもあります。
○ 食欲増進作用:
梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、
食欲を増進させるとともに消化を助けます。
○ 虫歯予防作用:
クエン酸が虫歯の原因となるミュータンスという球菌の活動を抑え、虫歯を予防します。
○ カルシウムの吸収促進作用:
カルシウムをクエン酸と一緒に摂取すると、水溶性に変化して腸管からの吸収率が向上して骨の老化を予防します。
○ ダイエット効果作用:
豊富なクエン酸はエネルギーを無駄なく変換でき、余分な脂肪を作りません。
さらに、血糖値の上昇なども妨げてダイエットにも効果があります。
○ 高血圧化の抑制作用:
梅には約20%の塩分が含まれますが、一方で、梅干は高血圧化を抑える働きも
あります。
○ 鎮痛作用:
香り成分ベンズアルデヒドには、痛みを鎮静・軽減する効果があります。
○ インフルエンザ予防作用:
梅干し由来のポリフェノール「エポキシリオニレシノール」には、
インフルエンザウイルスの増殖を抑制してくれる効果があるそうです。
キャベツと春キャベツの違い!
キャベツと春キャベツの違い!
キャベツと春キャベツは春がついているので収穫時期が違うのは想像つきますが、
それ以外にも色々違いがあるようです。
どんな違いがあるかまとめてみました。
1. 収穫時期:
キャベツは別名冬キャベツと言われ12月から3月までの収穫です。春キャベツは3月から7月までになります。
2.見た目:
キャベツの方が大きくずっしりとした重みがあります。そして少し楕円形です。
春キャベツは小ぶりで丸い形です。
3. 食感:
葉っぱの熱さが違い、キャベツはしっかりとした歯ごたえを感じ、春キャベツは
しっとりとしたやさしい感触です。
4. 糖度:
キャベツは約5度で、春キャベツは約6度ですから、春キャベツの方が少し甘く感じます。
ブログを書いていると、益々食べたくなりました。
お肉の話!
お肉の話!
1.代表的お肉:
牛:良質のたんぱく質や脂質が豊富で亜鉛、鉄分、ビタミンB群も多く含んでいますが、
カロリーが高いです。
豚:疲労回復のビタミンといわれ、糖質をエネルギーに変え、皮膚や粘膜の健康維持も
助けてくれるビタミンB1が牛の約10倍含まれています。
鶏:皮なしの鶏肉は低カロリーで高たんぱくが特徴です。消化吸収に優れ、滋養強壮や
筋骨強化、疲労回復などにも効果的です。皮膚や粘膜を強化するビタミンAも、
牛肉の10倍、豚肉の3倍含まれています。
羊:脂肪燃焼を促すL-カルニチンが多く含まれ、コレステロールを提言する
不飽和脂肪酸が豊富です。また、他の肉に比べてカロリーと脂質は高めですが、
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質ののバランスが良いのが特徴です。
馬:低カロリーで高たんぱく、さらにビタミンやミネラルも豊富です。脂肪としては
魚に類似して、オメガ3(αリノレイン酸)が多いのも特徴です。
このαリノレイン酸は、がん発生を抑制し、血流をよくする効果が期待できます。
2.ダイエット中のお肉選び:
ダイエット中なら脂肪の少ない部位です。牛肉や豚肉ならヒレやモモ肉です。
鶏肉なら胸肉やささみです。
3.お肉の摂取量の目安(1日当り):
1日の「たんぱく質」の摂取量の目安は体重×1.0~2.0gです。
1度に多く摂り過ぎると、消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかり便秘に
なることがあります。
1食あたりの「たんぱく質」摂取量は、男性30g、女性25gが目安です。
4.食材別たんぱく質の含有目安量:
お肉の種類 重量 たんぱく質量
牛ヒレ1枚 105g 22.4g
牛モモ1枚 188g 36.7g
豚ロース薄切り4枚 100g 19.2g
豚ヒレ 80g 18.2g
鶏ムネ皮無1枚 125g 27.9g
鶏モモ皮無1枚 200g 38.0g
ささみ(50g/)3本 150g 32.7g
併せて取るべき抗酸化作用のある食材:
ビタミンA:卵黄・ほうれん草・小松菜・モロヘイヤなど。
ビタミンC:ブロッコリー・レモン・小松菜・ほうれん草・キャベツなど。
ビタミンE:アボカド・アーモンド・ブリ・鯖・ブロッコリーなど。
尚、お肉は消化がよくないので、しっかりとよく噛んで食べることが大切です。
唾液の分泌が促され、胃腸での消化や吸収を助けてくれます。
知らなかった納豆の食べ方!
知らなかった納豆の食べ方!
私の場合、納豆に生卵、醤油、お酢、亜麻仁油を加えて100回ほどかき混ぜて粘っけを
出し、暖かいご飯にかけて食べているのがお気に入りの納豆ご飯ですが、どうも食べ方が
間違っているらしいです?
みんなのマーケット(株)がオンラインマーケットプレイス事業として展開している
暮らしのマーケットマガジンに上記とは異なる納豆の食べ方が記載されています。
参考までに、自分のコメント付きで掲載しますので、一度試してみてはどうでしょうか?
1.熱々のご飯に納豆をのせて食べない:
納豆の栄養素ナットウキナーゼは血液をサラサラにする効果がありますが、
ご飯の熱さに触れるとナットウキナーゼは破壊されてしまうので、
食べるときはご飯と納豆を別々に食べるのを勧めています。
食べにくいのと混ぜて口に入れる食感が失われるのでちょっと抵抗がありますね。
2.生卵の白身と一緒に納豆を食べない:
納豆に含まれるビオチンという栄養素は皮膚や髪の毛を美しくする効果が有りますが、
生卵の白身に含まれるアビジンがビオチンの効果を妨げるので、
白身を除くか半熟卵にして食べることを勧めています。
ものすごく面倒くさい気がしてそこまでやるかという感じですね。
3.タレを入れてから混ぜない:
栄養素の効果は粘り気から生じるので、粘り気を減らさないためにタレを先に入れないことを進めています。
個人的にはついているタレは使わず、醤油を入れていますが、
何れにしてもタレの後先で粘り気が違うでしょうか?大切なのは混ぜる回数のように思うのですが?
4.冷蔵庫から出してすぐ食べない:
納豆菌は低温では眠っているそうで、腸内での効果を引き出すためには20分ほど常温に放置してから
食べることを進めています。20分前に出しておけば良いので、これは特に難しくありませんね。
セロリの葉を食べよう!
セロリの葉を食べよう!
セロリを購入すると茎の歯ごたえを好み、葉の方は食べない場合が多いようですが、
栄養素としては葉の方が圧倒的に多いようです。これからは葉も率先して食べましょう!
セロリの栄養素:
カリウム:血圧を安定させ、むくみ解消に効果があります。
ビタミンA:別名βカロテンと称し、皮膚や粘膜の保護効果があります。
ビタミンU:遺産を分解して胃腸の粘膜修復をします。
ビタミンC:コラーゲンの生成を促し、シミ・ソバカスの原因となるメラニンを防ぎます。
ビタミンE:→老化の原因にもなる活性酸素を防止してくれます。
食物繊維:腸内環境を整えてくれ、便秘解消に役立ちます。
香り成分アビオイル:食欲を増進します。
香り成分ビラジン・テンペン:血行を促進する効果や鎮痛作用があります。
香り成分セネリン・アピリン・セダノリッド:ストレス緩和に効果があります。
B1:疲労回復効果があります。
ビタミンK:骨の健康を正常にしてくれる働きがあります。
エゴマ油の効用!
エゴマ油の効用!
認知症予防といえばDHAとEPAが注目されています。理由は体内で生成されない成分
だからです。最も一般的な摂取方法はサバやイワシといった青魚で、通販で錠剤などが
良く宣伝販売されています。
青魚以外ではエゴマ油とアマニ油から摂取することが出来ます。個人的には現在エゴマ油に注目しています。
エゴマ油とは油脂の一種で、シソ科植物のエゴマの種子を乾燥させた後、低温圧搾製法で
抽出した脂肪酸の一種です。
エゴマ油の主成分はα-リレイン酸ですが、これを原料として体内でDHAやEPAを
生産することが出来るのです。
エゴマ油の主成分であるα-リレイン酸は様々な効能があります。
○ DHAやEPAが認知症予防になります。
○ 脂肪を分解する酵素リノパーゼを活性化してダイエット効果があります。
○ コラーゲンの生成を助けるので美肌に効果があります。
○ アレルギーの抑制効果があります。
○ 中性脂肪を下げ、動脈硬化や高血圧抑制に効果があります。
そもそも脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つがあります。
飽和脂肪酸は常温では固体で油ヤシ、ラード、バターなどです。
不飽和脂肪酸は常温では液体で3つあります。
その中でエゴマ油はオメガ3系という多価不飽和脂肪酸です。
現在納豆に混ぜで摂取していて、とても気に入っています。
ブログを読んでくださっている方々も試してみては如何でしょうか?
免疫力を高める食品!
免疫力を高める食品!
コロナ禍でTV也ネット情報を毎日見ていると、健康に関連した情報が多いことに
気付きます。このブログでも何回も掲載していますが目的が違うと多少内容が異なります。
新型コロナウイルス感染者数の報道で一喜一憂する中、1月もあっという間に半月が
経ってしまいました。感染抑制の対策が後手後手になることで医療体制の崩壊が現実性を
おびはじめ、感染が重症化しても一部都府県では入院出来ない事態が発生しています。
この様な状況下、現政府が要請する自助の観点から、ウイルス対策として免疫力向上に
効果がある食品に注目してみました。
手に入りやすい食品ですので、日々摂取しては如何でしょうか?
・ヨーグルト
・にんにく
・ブロッコリー
・トマト
・海藻
・キノコ類
・ニンジン
・青菜
・納豆
・バナナ
健康に良い食材!
健康に良い食材!
コロナ禍で自粛が当たり前になると健康を維持・増加するための食材情報が至るところで
紹介されています。さすがに新型コロナウイルス対策の食材はありませんが、癌全般、
血糖値、肝臓、大腸、脳梗塞などが主な対象になっています。それらに関連した主な食材を
掲載してみます。毎日全てを摂取するのは量的に疑問がありますが、出来るだけ心がけて
継続することが良いように思います。
発酵食品:納豆、味噌汁、豆腐
たんぱく質:豚、鶏、青魚、イカ、卵
野菜:トマト、ブロッコリー、アボカド、キャベツ、ほうれん草、パセリ、ルッコラ
油:オリーブ油、エゴマ油
茸:椎茸、なめこ
果物:リンゴ、バナナ
飲み物:ヨーグルト、緑茶
調味料:酢、生姜、ニンニク、オリゴ糖
その他:カカオ、胡麻、ハチミツ
ルッコラを食べましょう!
ルッコラを食べましょう!
私がルッコラを知ったのはイタリアに滞在していた時です。
レストランでサラダを注文すると大体ルッコラが入っていました。
「ツーン」とする香りと若干の辛み・苦みが特徴で、肉の味を引き立てることから肉料理に
合う野菜です。最近は日本のスーパーでも良く見かけるようになったので、身近な野菜に
なっているといえるでしょう。
このルッコラが栄養素満載の野菜であることはあまり知れ渡っていないように思い、
今回掲載することにしました。
ルッコラは100g当り以下の栄養素が含まれています。
エネルギー:19kcal
タンパク質:1.9g
脂質:0.4g
ビタミン:
・βカロテン(ビタミンA):3.6mg
・ビタミンE:1.4mg
・ビタミンK:0.1mg
・ビタミンB1:0,06mg
・ビタミンB2:0.17mg
・ナイアシン:0.5mg
・葉酸:0.17mg
・パントテン酸:0.55mg
・ビタミンC:66mg
ミネラル:
・ナトリウム:14mg
・カリウム:480mg
・カルシウム:170mg
・マグネシウム:46mg
・リン:40mg
・鉄:1.6mg
・亜鉛:0.8mg
・銅:0.07mg
・マンガン:0.69mg
食物繊維:2.6g
(・水溶性食物繊維:0.3g)
(・不溶性食物繊維:2.3g)
特筆すべきは多く含まれている脂溶性ビタミン(ビタミンA、E、K)です。これらの
脂溶性ビタミンは身体機能を正常な状態に保つ役割を担っていいます、
また、ビタミンAやビタミンEには抗酸化という一面もあり、体内に蓄積された
活性酸素を取り除くことに役立ちます。
豊富なカリウム、カルシウム、マグネシウムというミネラルも身体機能を調整する
役割などを担っているため欠かすことができない栄養素なのです。
さらに、微量ミネラル(鉄、亜鉛、マンガン)が多いのも特徴です。鉄分は赤血球を
構成する成分ですし、亜鉛は味覚を正常に保ちます。また、マンガンは骨の形成などを
サポートするのです。
上記成分にはありませんが、読み方が難しいアリルイソチオシアネートという辛味成分が
多く含まれています。この辛味成分はカラシやわさび、大根の辛味成分と同じように
「ツーン」とする刺激臭で知られています。個人的にはこの刺激臭が気に入っています。
この辛味成分は優れた抗酸化作用があって、体内に蓄積された活性酸素を取り除く働きが
あります。過剰に生じた活性酸素は細胞を傷つけてしまい、結果として老化や癌、動脈硬化
などの原因となるのです。
食べ方としては、ほうれん草などと同じように、炒めて食べるのが一般的ですが、
アリルイソチオシアネートは熱に弱いので、この辛味成分を意識する場合はサラダなど
生で摂取することがお勧めです。