牛肉の部位!
牛肉の部位!
たんぱく質を摂取するのに欠かせない肉の王様はやはり牛肉でしょう。しかし、価格が
豚肉や鶏肉に比べ高いので、毎日食べるわけにはいかないようです。さらに霜降りと称し
脂質が多いのも健康重視派からすると敬遠されているかもしれません。
牛肉の部位となるとサーロイン、ロース、ヒレが最も有名ですが、画像の如くそれ以外にも
様々な部位があって名前と部位の場所がなかなか頭に入ってきません。
ここに掲載しても一度で覚えられるかわかりませんが、今後の役に立つと考え、
部位の名前、1頭から摂れるおよその量、特徴をまとめてみました。
○ ヒレ(3キロ):
肉の中で最も柔らかく、上品な味が楽しめ、脂肪が少なくあっさりとしています。
○ リブロース(10キロ):
牛の中心部分のため、味、美、香がとても素晴らしく、さまざまな料理に合います。
この霜降りの量が多ければ多いほど、高等級になります。
○ サーロイン(10キロ):
「サー」の称号を与えられた部位で芸術的な霜降りが形成されます。
○ 肩ロース(18キロ):
リブロースと連結している部位で、肉質、脂質とも上質です。
○ ランプ(5キロ):
脂身はほんの僅かしか無く、柔らかい食感であっさりと楽しめます。
○ イチボ(2キロ):
脂身はほんの僅かしか無く、柔らかい食感であっさりと楽しめます。
○ マエバラ「15キロ」:
やや硬い食感のため、焼き肉ではスライスして使用します。
○ ナカバラ(30キロ):
カルビとして取れる部分は15キロ程で、霜降りはやや少なくしっかりした食感です。
○ ソトバラ(30キロ):
カルビとして摂れる部分は15キロ程で、霜降りが多くジューシーな香りが特徴です。
○ バラヤマ(3キロ):
助骨の間の部位でお肉の層が二層になっているのが特徴です。脂が大変ジューシーで、
バラ肉特有の食感が楽しめます。
○ ウデ(10キロ):
ほぼ赤身のため、あっさりとした味わいで、特にすき焼きに使用されます。
○ マル(10キロ):
ほぼ赤身の中に霜降りが綺麗に入っています。
○ 内モモ(10キロ):
ほぼ赤身のため、脂が苦手な方にお勧めです。
○ 外モモ(10キロ):
厚くカットした場合は、やや歯ごたえがあり、肉本来の味を十分に楽しめます。
○ スネ(10キロ):
入り組んだスジをお鍋で長時間煮込むと、カレーやシチューに最適です。
○ スジ(10キロ):
アキレス腱でおでんにはなくてはならない部位です。煮込むと柔らかくなります。
○ カブリ(1キロ):
ロースの中央部分にかぶっている部分で、霜降りがキメ細かく、柔らかい食感です。
○ サガリ(1キロ):
ハラミより霜降りが少なく、あっさりと柔らかい味わいです。
○ タン(1キロ):
いわゆる牛の舌です。何故か仙台が有名です。
○ テール(1.5キロ):
特に硬い部位のため、一般的にはスープによく使用されています
○ 三角バラ(1キロ):
肩ロースと中バラと連結している前バラの一部で、極上のカルビになります。
○ カイノミ(1キロ):
中バラの一部で非常に柔らかく、あっさりとした上品な味わいです。
○ フランク(1キロ):
外バラの一部で焼き肉好きにはかかせない部位です。
○ ミスジ(1キロ):
ウデ肉の一部で幻と呼ばれるほどの希少で部位です。濃厚な味わいが特徴です。
○ ザブトン(1キロ):
肩ロースの一部で、霜降りが綺麗に入っている特上カルビに使用されることが多いです。
○ トモサンカク(1キロ):
マルの一部で、こちらにも素晴らしい霜降りが入っています。
個人的には赤身が好みなので、ヒレ、ランプ、イチボ、ウデ、内モモ、サガリ、ミスジを
中心に摂取使用と思います。