藤井竜王の2022年は?
藤井竜王の2022年は?
2020年に二冠を獲得し、2021年はその二冠の防衛と同時にさらに二冠を獲得して十代にして四冠になりました。
しかも一つは竜王位ですから名実ともに将棋界の第一人者になったのです。
この2年間の目覚ましい躍進に将棋ファンのみならず、国民が驚きと期待感で今後の行方を見守っています。
先日竜王と並ぶ最も権威のある名人戦B級リーグの9回戦が行われ藤井竜王が粘って粘って深夜に逆転勝ちしました。
ABEMATVが無料で見せてくれたのでこの1戦を見守っていましたが、AIの評価は相手の近藤七段が65%、
藤井竜王が35%程度の勝利確率で進行して行きます。
この1局は負けだなあと思っていましたが、23時頃に近藤七段の指した手が急ぎすぎた様でAI評価が50%対50%に戻り、
その後、数手で35%対65%に逆転したのです。
双方6時間の持ち時間でその時点では両棋士共に残り10分台でしたから、昼食と夕食時間を含め約14時間考え続け他結果です。
個人的には藤井竜王が勝利して良かったと思いましたが、1手で形成が変わってしまう将棋というゲームは恐ろしいと思いました。
名人戦予選のB級リーグ戦は13人での総当たり戦ですが、鬼の住処とも言われるほど抜け出すのが難しいリーグ戦です。
この勝利で藤井竜王は8勝1敗となり7勝1敗の佐々木七段を抜きトップに躍り出ました。
残り3局のでき次第ですが、A級リーグ進出の可能性が高くなって来ました。
さて、2022年の藤井竜王はどんなミラクルを見せてくれるのか考えてみました。
まずは4冠(王位、棋聖、叡王、竜王)の四冠を防衛しなければなりません。
その上で1月から3月にかけて渡辺王将との七番勝負があります。持ち時間8時間で二日制の対局です。これに勝つと五冠になります。
B級リーグも1月にはA級昇格が決まるでしょう。A級リーグは来年の後半から始まります。
そこで優勝出来れば再来年に渡辺名人(来年負けると新名人)との7番勝負に臨むことになります。
名人戦のスケジュールからすると最初の挑戦で勝ち名人になると谷川九段が持っている最年少名人の記録を抜くことになるので、
将棋界も報道界も注目しているのです。
「たられば」ばかりで恐縮ですが、これまでの5年間も信じられないことを実現して来た藤井竜王ですから、
2022年も凄いことをやってくれるのではないでしょうか?
カイピリーニャ!
カイピリーニャ!
【はじめての補聴器】サイトにアクセスしてくれている皆さんはカイピリーニャが何か分かりますか?
ブラジルでポピュラーに飲まれているカクテルなのです。
カイピリーニャという名前は田舎に住んでいる人、カイピ―ラに語源があるそうです。
カシャーサをベースにライムや砂糖を入れて作ります。
肉に合うのでしょうか?バーベキューの時にもこれがあるとぐんと食欲が進みます。
ベースのカシャーサは、サトウキビのしぼり汁を発酵、蒸留して作られます。
アルコール度数は38度から48度でかなり強いお酒ですがカイピリーニャにすると、
砂糖の甘さとライムの爽やかな酸っぱさでそんな強いお酒だってことを忘れてしまいます。
美味しすぎて飲み過ぎに注意です。
カクテルはグラスに氷とライムの緑が映えてとても綺麗です。
冬には暖房した部屋で美味しく、夏は暑さを和らげる爽やかさで益々美味しい!
ブラジルで代表的なカクテルなのもうなずけます。
東工大大岡山のイチョウ並木!
東工大大岡山のイチョウ並木!
緑が丘駅の裏側に東工大の緑が丘地区があります。
有り難いことにこの中を通行させてもらうと大岡山駅までの近道になります。
この道に初めて気がついたのは2年ほど前だったでしょうか?
約20本の立派なイチョウ並木があり、そこを超えると高低差15mほどの急坂が待ち構えています。
一番急なところは50mくらいの距離でその後に緩やかな部分が50mくらい続きます。
高尾山を登り始めて以降この道は日々のトレーニングに最適と良く活用したものです。
ところが今年の1~2月に登ったときに急な50mが一気に登れないのに気がつきました。
コロナ禍でマスクをしているせいかと思い、次はマスク無しで登るのですが、
途中でゼイゼイハアハア状態になり休んで息を整えないと登れないのです。
これが間質性肺炎と診断され入院する引き金になりました。
話を最初に戻しますと、ここのイチョウ並木はミキが太く高さもあって見応えがあります。
中を通る道路画の幅が狭いせいか紅葉最盛期の銀杏の匂いが強く、衣服にも付着してしまうので今年は避けていました。
今日は大岡山で年末ジャンボ宝くじを買おうと思い奥沢から電車でいったのですが、
驚いたことに駅から続く買い物通りに宝くじを売っているお店がないのです。
仕方なく、久しぶりに行ってみようと思い、構内の急坂を下って帰ってきました。
イチョウは盛りを過ぎていましたが綺麗です。
一度道路を掃除した気配があり落ち射場も銀杏も一度掃除で撤去されたようで、
銀杏の匂いは全くなく酸素の多そうな新鮮な空気を沢山吸って来ました。
話が飛びますが、急坂を登ると上部の左側に5面のテニスコートがあり、たまに学生達がテニスをしています。
授業で使うときもテニス部の練習の時もあります。
私も昔は上智大学のテニス部だったのでテニス部の練習には味を持って見ています。
最近特に感じるのはストロークの打ち方が自分の時代とは全く違うことと球速が速いことです。
よく見てみるとラケットの握り方、スイング軌道、打点など全く違います。
トッププロも時代の変遷と共にテニスが変わった様にアマチュアの世界も大きく変わっているのでしょう。
ビル・ゲイツが選んだ2021年の5冊!
ビル・ゲイツが選んだ2021年の5冊!
毎年その年の5冊を公表するビル・ゲイツの読破する分野は幅が広いのに感心します。
そこから生まれる思考の柔軟性がマイクロソフトみたいな企業を立ち上げることが出来たのでしょう。
○ マギー・オファーレル著:「ハムネット」
シェークスピアの息子ハムネットの死がシェークスピアにどんな影響をもたらしたかについての新解釈。
○ アンディ・ウィア著:「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
興味深いSF小説。
○ ウォルター・アイザックソン著:「コード・ブレイカー:ジェニファー・ダウドナと遺伝子編集、そして人類の未来」
遺伝子編集の科学を一変させる「遺伝子のハサミ」発見に至るドラマ。
○ ジェフ・ホーキンス著:「千の脳:知能をめぐる最新の理論」
脳内の単純な細胞が一体どのようにして知性を生み出すのかというテーマに新しい理解をもたらす?
○ カズオ・イシグロ著:「クララとお日さま」
高度な人工知能を搭載した人型ロボットが登場する近未来SF小説。
時間があれば是非読んでみて下さい!
武相荘!
武相荘!
多摩丘陵の里山、町田市鶴川に武相荘があります。
ここは白洲次郎、正子が政治や実業の一線から離れて農業に励んだ終の棲家です。
現在はミュージアムとレストランを併設し四季を通じて多くの人々の憩いの場となっています。
さて武相荘の住人であった白洲次郎、正子とはどんな人物であったのでしょうか?
次郎は1919年英国ケンブリッジ大学に留学後、吉田茂と知り合い彼の側近となりGHQとの折衝にあたり
講和条約使節団の一人でもあり、又日本国憲法の成立にも関与しました。
英国仕込みのダンディな好みは武相荘に残された愛車ベントレー等にも見てとれます。
服装にも時代の風潮や自分の気分を取り入れちょっとした冒険もしたようです。
一方、正子は1910年に樺山伯爵家令嬢として生まれ幼い頃から能など古典芸能に通じ19才で白洲次郎と結婚、
その後青山二郎、小林秀雄らと交友し骨董を愛するようになっていくのです。
武相荘にも多くの正子の好みが反映した調度や陶器が残されています。
コロナ禍が発生する前の秋も深まった11月の終わり頃ここ武相荘の夕食に訪れたことがあります。
日の沈む少し前に竹がびっしり埋まった細い小径を歩いて茅葺きのミュージアムに向かいました。
たくさんの蔵書や邪魔にならぬ程度の趣味のよい調度品に囲まれたかつての彼らの住まいは、
不思議に懐かしいような落ち着くような気がしました。親交のあった吉田茂の手紙がありましたが、とても達筆でした。
彼らの私空間といった趣の洋室を改造したレストランは私達一組でとても丁寧なおもてなしを受けました。
白洲次郎と正子が大きな歴史の変換期にどんな気持ちでここ武相荘に暮らしたのかとレトロな空間の中で思いを馳せたものです。
コントレイル引退!
コントレイル引退!
大好きだったディープインパクトの産駒で無敗の3冠を達成したコントレイル。
その意味は飛行機雲!
ディープインパクトのようにG1レースを勝ち取り、父親以上の戦績を残すと期待したが、
昨日のジャパンカップを最後に引退し種牡馬になると言う。まだ4歳ですよ!
これからの偉業の可能性を捨てて種牡馬としての道を選んだ理由が聞けていません。
お金のためということはないと信じたいが本当の理由を聞きたいものです。
今回のジャッパンカップにはいつもながら優秀な馬が集まりました。海外からも3頭参戦しています。
その中で馬券トップは1.6倍のコントレイルでした。
競馬場で観戦している人達はコントレイルの最後の勇姿を観ようとして来た人が多かった様に思います。
レースはコントレイルが思い描いた様な展開となり、最後の200mほどで抜けだし、見事優勝したのです。
勝利した後、過半数の観客が拍手をして喜びを分かち合っていました。。
わずか2年間の戦いで、正に飛行機雲の様に競馬場から去って行きます。
個人的には残念でなりません。
せめて画像を掲載しておきます。
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剣山の紅葉!
剣山の紅葉!
富山県が誇る剣山は富山湾からみると真ん前にそびえる名峰です。
高さは裏に隠れた立山の方が高いですが、2999mの頂上に憧れる人は多いそうです。簡単に登れないところが良いのでしょう。
おそらく今日現在は終了していると思いますが、今年最後の紅葉掲載として剣山の紅葉をお届けします。
左上部の白は雪渓です。右下は常緑樹、その中に紅葉があります。岩だらけの剣山中腹にこんな綺麗な紅葉があるとは驚きです。
実際に見れる人も少ない貴重な画像です。
それ以外の画像も掲載します。
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26回目の高尾山!
26回目の高尾山!
木曜日の今日高尾山に行きました。
高尾山口駅に着いた時から人の多さにちょっと驚きましたが、考えてみたら紅葉の終盤ではないですか!
ケーブルカー前の広場は紅葉が一番綺麗な場所ですが、ちょっと盛りは過ぎていました。
それより、ケーブルカーに乗るための行列を初めて見てびっくりしました。
今日は体調が悪いせいか身体が重く何度か止めようと思いましたが、なんとか頂上にたどり着きました。
そこでまた行列です。山頂標識と写真を撮るために並んでいるのです。
綺麗に見えた富士山はそれを微笑んでみているようでした。
下りは足が気になったのでケーブルカーに乗ろうと思いましたが、そこも長い行列だったので、結局高尾山口まで歩いて来ました。
合計2万歩の行程でした。今回が今年の納めになると思います。
京都の紅葉!
京都の紅葉!
コロナ禍が長かったせいか、又は、病気のせいか、新幹線に乗って京都の紅葉を見に行く気がしません。
BS・NHKが少し京都の紅葉を紹介してくれたので、画面を食い入るように見ていました。
主に紹介してくれたのは醍醐寺、豊臣秀吉と関係が深いようです。
画像は昼と夜の弁天堂と右は三宝院です。
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ついでといっては失礼ですが、最も有名な東福寺(左)と瑠璃院(右)も見せてくれました。
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膨ら脛の状態が良ければ今週後半にも六義園か新宿御苑に行きますか?
五冠なるか?藤井竜王!
五冠なるか?藤井竜王!
漫画の世界にいるような感じですが、先日竜王となり四冠を獲得した藤井竜王が昨日行われた王将戦リーグ戦で近藤七段を下し、
5戦全勝で王将戦挑戦者になりました。
王将戦は2日制の七番勝負で来年1月9~10日に第1局が始まります。
渡辺王将と藤井竜王の対戦成績は藤井竜王の8勝1敗です。今年は棋聖防衛戦で対戦し、藤井二冠が3連勝で防衛しています。
渡辺名人(三冠)は序盤に優位な大成を作るのが巧みな棋士で、さらに終盤力にも定評があります。
藤井竜王(四冠)はどちらかというと序盤に弱いといわれています。
しかし最近は克復し、さらに2日制には滅法強く今年は王位戦も竜王戦も4-0で勝っているのです。
現在最強と言われる渡辺名人を下して藤井竜王が五冠となり八冠完全制覇に突き進むのか大注目の対局です。
将棋ファンにはたまらない年明けになりそうです。