日本のベストビーチ2018!
日本のベストビーチ2018!
毎日猛暑が続いています。これほど暑くなると思い浮かべるのは海水浴場です。旅行サイト「トリップアドバイザー」が、「日本のベストビーチ2018」を発表しました。2016年11月~2017年10月の1年間に投稿された世界中の旅行者の口コミの評価点(5段階)や投稿数などを基に集計したそうです。やはり沖縄のビーチが多いですね。
【日本のベストビーチ トップ10】
1位 古座間味ビーチ / 沖縄・座間味村(ケラマ諸島)
2位 与那覇前浜ビーチ / 沖縄・宮古島
3位 ニシ浜ビーチ / 沖縄・波照間島
4位 砂山ビーチ / 沖縄・宮古島
5位 阿嘉ビーチ / 沖縄・座間味村(ケラマ諸島)
6位 イダの浜ビーチ / 沖縄・西表島
7位 白浜海岸 / 静岡・下田市
8位 白良浜海水浴場 / 和歌山・白浜町
9位 古宇利ビーチ / 沖縄・古宇利島
10位 永田いなか浜 / 鹿児島・熊毛群屋久島町
この中で第3位のニシ浜ビーチを調べてみました。石垣島から高速フェリーで1時間、日本最南端の島の波照間島につきます、ニシ浜は港からそれ程遠くない北向きに位置するビーチです。ニシは沖縄で北を意味するのでこの名前になっているそうです。歩いてもいけないことはないのですがほとんどの人はレンタル自転車を利用します。美しすぎて日本とは思えないビーチだそうです。但し、一つだけ問題があって、一日の潮位が変わりますので時間を見計らないといけません。3月の大潮の時期は8時の満潮時に潮位168cm、14時の干潮時に潮位が1cmになります。午前中、潮があまり引いていない時間が良いのではないでしょうか?
2018年アジアの旅行先ベスト10!
2018年アジアの旅行先ベスト10!
英語版旅行ガイドブックとして世界の25%を占める、世界一の「ロンリープラネット」が2018年のアジアでの旅行先ベスト10を発表しました。日本からは長崎が5位に選ばれましたが、何故長崎なのかよくわかりません。潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に認定されたせいでしょうか? それぞれの選定理由についての説明はありませんが、少なくとも、8位に入ったスリランカのアルガムベイは行楽客が比較的少ない穴場的な魅力、10位のインドネシア・コモド国立公園は新たな航空便の開設によるアクセスの向上がそれぞれ評価されたことはわかっています。
ベスト10入りした旅行先は以下の通りです。
1.釜山(韓国)
2.ウズベキスタン
3.ホーチミン(ベトナム)
4.西ガーツ山脈(インド)
5.長崎(日本)
6.チェンマイ(タイ)
7.ルンビニ(ネパール)
8.アルガムベイ(スリランカ)
9.四川省(中国)
10.コモド国立公園(インドネシア)
個人的に特に注目したいのは4位の西ガーツ山脈です。
インド亜大陸の西海岸沿いに位置し、標高1,000〜2,690mの山々が全長1,600kmにも渡って連なる、ヒマラヤ山脈よりも古い山脈です。2012年にUNESCOの世界遺産に登録されましたが、世界で8か所ある生物多様性ホットスポット(地球規模での生物多様性が高いにもかかわらず、人類による破壊の危機に瀕している地域のこと)の一つです。そもそも、インド半島は約1億8000万年前にはゴンドワナ大陸の一部としてアフリカと地続きでしたが、約1億3000万年前から約5000万年前までは孤立した島となり、その後、ユーラシア大陸に衝突して現在の形となりました。(その影響でヒマラヤ山脈が出来ました)。このような歴史を反映して、アフリカ由来とアジア由来の生物が混在し、さらに独特の進化が見られるような進化の移行帯となっています。現在、西ガーツ山脈一帯には、世界的に絶滅が危惧されている植物相、動物相、鳥類、両生類、爬虫類、魚類が、少なくとも325種生息しているそうです。
富士山の所有者!
富士山の所有者!
日本が誇る名峰富士山は山梨県と静岡県の両県にまたがってそびえています。裾野には国有林が広がっているので、所有は山梨県でも静岡県でも無いこと推測できますが、8合目より上は「富士山本宮浅間大社」の境内(私有地)であることを知っている人はあまりいません。地図をよく見ると、富士山の7合目から下の部分については県境がありますが、山頂については地図上でも県境は消えていますから、山梨県でも静岡県でもないことが証明されています。富士山本宮浅間大社は、富士山の八合目以上を境内地として所有する全国1,300余の浅間神社の総本宮です。国の重要文化財指定である本殿は、徳川家康から寄進されたもので、慶長11年(1606年)に完成しました。富士山は、徳川家康が江戸時代に所有していましたが、本殿完成とともに家康から富士山本宮浅間大社に寄進されたと伝えられています。富士山頂上には浅間大社の奥宮が鎮座しています。山梨県でも静岡県でもないのですが、山頂の山小屋の郵便番号は、静岡県側の〒418-0011になっているのは、「富士山本宮浅間大社」が静岡県にあるためなのでしょう。画像は「富士山本宮浅間大社」と富士山。
富士山・山開き!
富士山・山開き!
7月1日は富士山の山開きです。毎年多くの人が登頂を目指します。やはり、日本人に最も愛されている名峰であることがわかります。今からさかのぼること44年、会社の同僚たちと富士山に挑戦して、五合目から登りました。当時は現在ほど人が溢れているわけではなかったので、たくさんの人を追い抜いて行ったのを覚えています。7合目までは女性社員に合わせていたのでゆっくりでしたが、彼女が7合目でリアイアした為、そこから速度を上げ結局4時間ほどで頂上にたどり着きました。幸い良く晴れていたので、日本という国を360度見渡せたのが今でも目に焼き付いています。山頂1周は皆で話してやめようということになり諦めました。下りは須走です。かかとから足を出して滑り下りをするのですが、ちょうど新雪をスキーで下るイメージです。要領をつかむまで少し時間がかかりましたが、慣れたら風を切って駆け下るイメージで大変爽快でした。5合目まで1時間ちょっとでした。5合目では、砂埃で全身が覆われていた為、最寄りの温泉に入り、登山の疲れを癒すのと身ぎれいにしていい気分になりました。何十年か前に岩が落ちる事故があって下ることが禁止された時期があったと思いますが、現在はどうなのでしょうか?
ところで、富士山周辺には富士五湖がることは誰もが知っています。山梨県にある「山中湖」、「河口湖」、「西湖」、「精進湖」、「本栖湖」です。しかし、精進湖から東に800メートルほどの場所に「赤池」という6番目の湖があるのを知っている人はどれほどいるでしょうか?「赤池」は、普段は姿を見せません。水底の溶岩が酸化して赤く見えたことが名前の由来だそうですが、大きさは直径50メートルほどです。大雨により精進湖の水位が上昇し、抱えきれない水量が溶岩の細かい穴を通り抜けて現れると考えられています。林の中に突如現れ、湖底にはそのまま森がある神秘的な湖で透き通った湖面に緑を映し出します。残念なことに10日ほどで姿を消してしまう幻の湖でもあります。「赤池」が現れたのは、近年では1991年、1998年、2004年、2011年とほぼ7年に一度です。前回が2011年ですから、2018年度の今年は幻の「赤池」が見られるチャンスがあるかもしれません。画像は登山と精進湖から見える富士山です。
鎌倉長谷寺のあじさい・人彩!
鎌倉長谷寺のあじさい・人彩!
あじさいが見ごろというので先週長谷寺に行ってきました。長谷寺と聞くと大和の長谷寺が有名ですが、鎌倉の長谷寺は大和の長谷寺と関係があるようです。中世以前の沿革が不明いなので明確ではありませんが、寺伝によれば、736年に大和の長谷寺の開基である徳道を藤原房前が招聘して十一面観音像を本尊として開山した様です。十一面観音像にまつわる伝承が面白いです。721年に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であるとされています。鎌倉の長谷寺は1607年の徳川家康による伽藍修復を期に浄土宗に改宗しました。その後太平洋戦争終戦直後に、金戒光明寺、知恩院という浄土宗の二大本山が浄土宗から独立した混乱期に、浄土宗から独立し単立寺となりました。
前置きはさておき、早速長谷寺に入るとあじさい路に入るための整理券を受け取る仕組みになっています。そのまま進みあじさい路の入口に来ると整理券を受け取る人が二人いて「今は何番までが入れます」と叫んでいます。約10分待ってあじさい路に入りましたが、山の傾斜に階段を巡らし、上り下りしながら周回するコースです。あじさい路入口にまとまった綺麗なあじさいがありましたが、周回している時はそれほど多くのアジサイにはお目にかかれませんでした。それより凄いと思ったのは観光客の数です。外国人もかなりいましたが、彼らもあじさい路ではなく人彩路と思ったのではないでしょうか?もらった整理券の番号は172番でしたが、入口で聞いたところ1番当り150枚の整理券を出しているということでしたので、単純に計算すると午後2時現在で既に25650人があじさい路を訪れていることになります。ものすごい数ですね。往復に乗った江ノ電も満員でした。
日本の景勝地!
日本の景勝地!
日本には有名でたくさんの景勝地や建造物が存在しています。様々な旅行雑誌に景勝地が掲載されている中で、私がまだ訪れたことがない場所を選び出してみました。全ての場所を訪れた方がおられるかわかりませんが、おられるとしたら凄いことだと思います。下記の中で特に番印象深かった場所について感想をお寄せください。匿名で本サイトに掲載させて頂きます。尚、感想の寄稿をされる方々の中で、現在好評販売中の「補聴器購入必携バイブル」を希望される場合は、その旨も合わせてご記術ください。ご寄稿のお礼として1冊贈呈させていただきます(但し、先着20名様とさせていただきます)。
北海道:摩周湖、旭岳、宗谷富士、知床
青森県:恐山、白神山地
岩手県:平泉、猊鼻渓
宮城県:松島
秋田県:田沢湖、
山形県:銀山温泉
栃木県:大谷資料館
群馬県:吹割の滝
千葉県:鋸山・地獄のぞき
東京都:小笠原諸島
神奈川県:猿島
新潟県:清津峡、竜ヶ窪
石川県:白米千枚田
福井県:東尋坊
山梨県:西沢渓谷、鳴沢氷穴
岐阜県:飛騨大鍾乳洞、白川郷
静岡県:夢の吊り橋、竜宮窟、奥大井湖上駅
兵庫県:竹田城跡、玄武洞
奈良県:谷瀬の吊り橋
和歌山県:熊野古道、那智の滝、高野山
鳥取県:鳥取砂丘、三佛寺投入堂
島根県:出雲大社、稲佐の浜、石見銀山
山口県:銀帯橋、秋芳洞、須佐のホルンフェルス
徳島県:祖谷のかずら橋
愛媛県:石鎚山、予讃線・下瀬駅
福岡県:河内藤園
佐賀県:七ツ釜
長崎県:軍艦島
熊本県:釈迦院御坂遊歩道、鍋ケ滝
大分県:別府地獄めぐり
宮崎県:高千穂峡
鹿児島県:屋久島
沖縄県:古宇利大橋、斎場御獄、はての浜、竹富島、与那国島
世界と日本のサファリパーク!
世界と日本のサファリパーク!
動物を見たい時に思いつくのは動物園です。東京だったら上野動物園、北海道だったら旭山動物園等、日本各地に動物園があります。しかし、普段はなかなか見ることができない野生動物の生態を垣間見たいと思ったら、やはりサファリパークに行かないと体験できないでしょう。世界のサファリパークと言えば何といってもアフリカにあります。主なサファリパークは次の通りです。
○ ケニアの「マサイマラ」保護区
○ ボツワナの「中央カラハリ」保護区
○ ウガンダの「キデポバレー」国立公園
○ タンザニアの「ンゴロンゴロ」保全地域
○ ナミビアの「エトーシャ」国立公園
○ ガンビアの「ガンビア川流域」国立公園
○ アルジェリアの「ホガール」国立公園
○ 南アフリカの「クルーガー」国立公園
○ ボツワナの「オカバンゴ・デルタ」
○ マダガスカルの「ペリネ」保護区
アフリカ以外にも有名なサファリパークがいくつかあります。
○ シンガポールのマンダイ地区にある「ナイトサファリ」
○ アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ郊外にある「サンディエゴ野生動物園」
○ アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー内にある「ディズニー・アニマル・キングダム」
しかし、海外は訪れるのに時間とお金がかかります。もっと近場である日本の状況を調べてみたら、各地にサファリパークはありました。いくつか掲載しますので、動物たちとの触れ合いに訪れてみては如何でしょうか?
○ 群馬サファリパーク【群馬県富岡市岡本1、電話0274-64-2111】
約36万平方メートルの広さで、約100種1,000頭羽もの動物たちが飼育されています。自家用車や「サファリバス」で7つのサファリゾーンを周遊しながら、キリンやサイ、トラ、ライオンなど様々な動物たちを身近で見ることができます。さらに、草食動物やライオンにバスの中からエサをあげられる、大人気の「エサやり体験バス」があります。
○ 那須サファリパーク【栃木県那須郡那須町高久乙3523、電話0287-78-0838】
ホワイトライオンをはじめ、約70種700頭羽の世界の動物が飼育されています。自家用車か「ライオンバス」で周遊中に車内から草食動物にエサやりができますが、さらに、2017年夏には金網のオリに入ってエリア内を見学できるバス「WILD RIDE」(ワイルドライド)が登場し、金網越しにライオンや草食動物のうなり声や息づかいを感じながらのエサやり体験が出来るようになりました。
○ 富士サファリパーク【静岡県裾野市須山字藤原2255-27、電話055-998-1311】
富士山麓に位置する「富士サファリパーク」は約70種類900頭の動物たちが飼育されています。窓ガラスがない金網張りの「ジャングルバス」では、クマやライオン、草食動物へのエサやり体験ができます。さらに、天井部分も金網という「スーパージャングルバス」も登場し、バスの天井にいる動物たちを真下から見られる貴重な体験もできます。
○ 東北サファリパーク【福島県二本松市沢松倉1、電話0243-24-2336】
このサファリパークはホワイトライオン、ホワイトオオカミ、ホワイトゼブラ、白ワニ、白ヘビなど、たくさんの白い珍獣と出会えるのが特徴です。放し飼いエリアへの入場は、自家用車のほか車のレンタル(5人乗りまたは8人乗り/有料)の利用も可能です。
○ 岩手サファリパーク【岩手県一関市藤沢町黄海山谷121-2、電話0191-63-5660】
このサファリパークでは、ホワイトライオン・ホワイトタイガーを含むライオンやトラなどの猛獣、キリン、シマウマ、アメリカパイソンなどの動物が飼育されています。園内を「サファリバス」で周遊しながら、草食動物にエサやりが楽しめます。(自家用車での入園は出来ません)。
○ サホロリゾート ベア・マウンテン【北海道上川郡新得町狩勝高原、電話0156―64-7007】
北海道に生息するエゾヒグマをさまざまな視点で観察できる特別なパークです。鉄格子で守られた「ベアウォッチングバス」に乗って、森で暮らすヒグマを間近に見ることができます。また、ヒグマが水遊びする様子をガラス越しに見られる観察施設「ベアポイント」や森の中に整備された高台の道をゆっくり散歩しながらヒグマウォッチングができる「遊歩道コース」も設置しているので、巨大なヒグマの迫力を堪能できます。
○ 姫路セントラルパーク【兵庫県姫路市豊富町神谷1436-1、電話079-264-1611】
このサファリパークでは日本で唯一ヌーの群れに出会えます。マイカーか大きな窓で開放感のある「サファリバス」で周遊することが出来ます。また、360度金網に囲まれた檻トラムで見学する「サファリ・ザ・ライド」も1日3クルーズ限定で運行しています。
○ アドベンチャーワールド【和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399、電話0739-43-3333】
このサファリパークでは、みんな大好きジャイアントパンダをはじめ、様々な動物が飼育されています。お薦めは列車タイプの「ケニア号」で、「サファリワールド」をゆったり周遊することが出来ます。無料で乗車できるのでぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
○ 秋吉台自然動物公園サファリランド【山口県美祢市美東町赤1212、電話08396-2-1000】
このサファリパークには約50種500頭羽の動物が生息しています。5つのエリアをめぐる「サファリゾーン」は、マイカーのほかに、シマウマやライオンなどにエサやりができる「エサやりバス」、ワイルドにオフロードコースを進む「わくわく探検カー」、窓ガラスなし&柵なしの「写真専用カー」が用意されています。
○ 九州自然動物公園アフリカンサファリ【大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1、電話 0978-48-2331】
日本でも最大級のこのサファリパークには約70種1400頭羽の世界の動物が飼育されています。ライオンやゾウ、トラ、サイなど全11種類の「ジャングルバス」が用意されていて、「動物ゾーン」では、全長約6kmのサファリロードを周遊しながら、ライオン、トラ、チーター、クマ、キリンやゾウなどの動物を間近で見ることができます。「ふれあいゾーン」では、カンガルー、ウサギ、リスザル、などとふれあい体験ができます。
都心から手軽に行ける登山コース!
都心から手軽に行ける登山コース!
山に興味はあるけれど体力に自信がない方々に、お薦めのお手軽に登れる登山コースを紹介しましょう。
〇 神奈川県 大楠山を巡るコース(歩行時間:2時間15分)
標高242mの大楠山に行くにはJR逗子駅からバスで約15分、前田橋バス停で下車します。ハイキングは15分ほど歩き住宅街を抜けた先の登山口からスタートします。木漏れ日が心地よい川沿いの遊歩道や、緩やかな上り坂、木のトンネルなど、歩きやすい道が続いています。1時間ほどで山頂に到着です。山頂からは相模湾が見渡せ、すがすがしい気分になります。帰路も同じコースを辿るので快適です。
〇 神奈川県 衣張山を巡るコース(歩行時間:1時間20分)
鎌倉駅から路線バスに乗り10分ほどで着く杉本観音バス停がスタート地点です。しっとりとした杉林の深い森のなかにある石の階段を上ると、少しずつふもとの町も小さくなり、木々の種類は明るい広葉樹へ変わります。30分ほどで着く山頂からは鎌倉の町並みや相模湾、富士山までもが一望できます。その後浅間山(10分)報国寺(35分)を経由して浄明寺バス停までのコースです。ゆったりと鎌倉の雰囲気に浸れます
〇 埼玉県 日和田山を巡るコース(歩行時間:2時間35分)
都内から西武池袋線で約Ⅰ時間、電車の車窓から見える鳥居のある山が標高305m の日和田山です。武蔵横手駅から舗装路を進み、途中五常の滝に癒されながら、ひとつめのピークである物見山を目指します。物見山山頂は広く、ベンチもあるので休憩場所にもなっています。日和田山の山頂まではそこから1時間ほどで着きます。鳥居の向こうに見える、巾着田やふもとの町並みはとても美しいです。
〇 茨城県 筑波山を巡るコース(歩行時間:2時間25分)
関東平野にそびえる名峰・筑波山(標高877m)は、ロープウエイでもケーブルカーでもアクセスできます。女体山と男体山、ふたつのピークをもち、その間に位置する御幸ヶ原には、いくつもの茶屋が建ち並び、名物のつくばうどんを食べることが出来るお店もあります。ふもとには筑波山神社もあり、年始に初詣登山を楽しむハイカーも多いです。山頂では、晴れていれば、遠くに富士山を眺められることもあります。登りと下りいずれも歩くのが運動には良いですが、登りはロープウエイで一気に標高840mまで約6分の空中散歩を楽しみ、下りは奇岩を巡るルートで下るのがおすすめです。
〇 東京都 高尾山を巡るコース(歩行時間:1時間55分)
1年中、高尾山は多くの登山客で賑わいます。ケーブルカーも使えますが、出来れば登りも下りも徒歩で行きたいですね。山頂にたどり着くまでの間に、立ち寄れる茶屋や売店、土産物屋などの数の多さは、山に来ているとは思えないほどです。様々なお店に立ち寄るとどんどん時間が経過します
〇 八景島のアジサイ!
〇 八景島のアジサイ!
京浜急行の金沢八景でシーサイドラインに乗り換え、ヨットハーバーを脇に見ながら3つ目の駅に八景島はあります。駅からゆっくり歩いて約10分でお目当ての八景島シーパラダイスに到着です。ここは1985年の西武鉄道グループを中心とする9社によって事業が開始された人工島です。水族館本館であるアクアミュージアム、イルカの展示を中心とした別館であるドルフィンファンタジー、展示されている動物を間近で観察することを特徴とする展示エリアであるふれあいラグーン、乗り物施設であるプレジャーランド、ショッピングモールなどで構成された総合遊園地で、広さは約24haもあります。今回はアジサイの季節ということで、他の施設には見向きもせず、ひたすらアジサイを追い求めてみました。
横浜からのハスの発着所がある中央部分が高台になっていて、その周辺にアジサイは集中しています。八景島には18,000株の「ガクアジサイ」と20,000株の「セイヨウアジサイ」が植えられています。「ガクアジサイ」とは、ユキノシタ科に属する落葉低木で、高さは2m前後になり、葉は光沢のある広卵形で、原質の明緑色をしています。枝先の中央に小型の両性花を多数つけ、その外周に菱形の装飾花をつけています。色は淡紅色、淡青紫色、紫色、稀に白色があります。房総半島、三浦半島、伊豆半島など暖地の海岸沿いの山地に生えています。「セイヨウアジサイ」とは、日本産のアジサイが18世紀末にヨーロッパに持ち込まれて品種改良され、日本に逆輸入されたものを総称して言います。現在では数百種にもなります。全く知らなかったことですが、アジサイの花の色というのは土壌が酸性では青色、アルカリ性では虹色になります。また、土壌に含まれる肥料の差異によっても変化し、チッソが少ないと紅色が藤色に、窒素が多くカリが少ないときは紅色が強くなり、カリが多いと青色が強くなります。ヨットハーバー、シーパラダイス入口といくつかアジサイ画像を掲載します。
フォトジェニックな場所!
フォトジェニックな場所!
○ フォトジェニックなスポットに溢れる八景島!
6月9日(土)~7月1日(日)に開催される「八景島あじさい祭」は、県内最大級を誇る2万株の「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」などの「あじさい」が観光客を迎えてくれます。名前のついている様々な場所がありますので紹介しましょう。
【あじさいの花道】:丘の広場から緩やかな坂道の両サイドにあじさいが咲き並びます。
【あじさいの滝】:白いあじさい「アナベル」が流れ落ちる滝のように咲き誇るメインスト
リートで、夜には竹灯籠による幻想的な演出もあります。
【あじさい坂】色とりどりのあじさいに彩られた坂道です。
【シーパステル】:白いアンカレッジ記念碑と海とあじさいのコラボがとても美しいです。【シーサイドガーデン】海とあじさいのコラボレーションが楽しめます。
そして、八景島にはここでしか見ることができないオリジナルの品種もあります。「八景ブルー」は丘の広場の団体バス発着所、「八景ピンク」と「シーパラブルー」は、シーパラシー太像横やアクア前広場特設テント付近で見ることができます。時間をゆったり取って、様々なスポットを訪れ、南国気分でアジサイ観賞をしてみては如何でしょうか!画像は左から、八景ブルー、八景ピンク、シーパラブルーです。
○ 日本から2時間・フォトジェニックな町ウラジオストク!
ロシアと言えばまず思い浮かべるのはモスクワですが、日本から2時間で行けるウラジオストクがフォトジェニックな町であることを知っている人は余りいません。とても解放された雰囲気の町なので是非訪れてみてはどうでしょうか?特徴を少し上げてみましょう。
第一に、山が港のすぐそばまで迫り、坂道が多い港町であることです。高台に上ると遠くの島並みまで見渡せます。とりわけ日没直前に空がいったん赤く染まり、その後濃いブルーへと変わっていくマジックの様な時間帯に立ち会うことが出来る鷲の巣展望台からの絶景は、この町を訪れた人なら誰もが足を運ぶスポットです。
第二は、19世紀の優雅な雰囲気が残る建築が立ち並ぶユニークさです。1860年、北京条約によって沿海地方が帝政ロシアの領土となったことで、この町は建築されました。当時はシベリア横断鉄道も接続されていないので、はるか欧州から海路で資材を運び、アールヌーヴォーなど当時のトレンド建築が極東の果てに持ち込まれたのです。目抜き通りであるスヴェトランスカヤ通り沿いには、20世紀初頭に建てられたレンガ造りの建物が並びます。なかでも1885年に建造されたグム百貨店は現存する市内最古の建築といわれています。モスクワにあるシベリア横断鉄道終着駅のヤロスラフスキー駅を模して造られたウラジオストク駅も必見です。この100年駅舎の特徴は、古代ロシアの木造伝統住宅を連想させる屋根のデザインや弓形の円柱で支える優美なフォルムに加え、壁面の至る場所にロシア民謡を描いたタイル細工のレリーフがはめ込まれています。さらに、街中にいくつも建つロシア正教会のたまねぎの様な屋根のシルエットは、おとぎ話の世界に入り込んだような不思議な印象を与えてくれます。
第三は、旧ソ連時代のトロリーバスや路面電車、ケーブルカーなどのレトロな乗り物が残っていることです。交通インフラがあまり進んでいない古い町の証拠ですが、日本ではほとんど見ることが出来ない光景に、ついシャッターを切る人もたくさんいると思います。
そして第四は、この町に暮らす人たちです。ロシアという国は、プーチン大統領のイメージや米国との関係から親しみにくい国というイメージを持つ方もいると思いますが、大都会ではないウラジオストクの人々はとてもシャイで親切な人たちばかりで、日本人のメンタリティに近いものを感じるそうです。また、写真を撮ろうとすると、若い子に限らず、町の人々が気軽にポーズを取ってくれるそうです。ぜひ、カメラ片手に一度訪れてみては如何でしょうか? 画像はパクロフスキー教会です。