日本の宇宙開発始まりは?
日本の宇宙開発始まりは?
横浜線淵野辺駅から徒歩約20分の場所にあるJAXA相模原キャンバスの宇宙科学探査交流棟を訪れた。
はやぶさやの帰還やはやぶさ2のリュウグウで一般にも超有名になった組織である。
JAXAはJAPAN AEROSPACE EXPLORATION AGENCYの略称で日本語では宇宙航空研究開発機構と称し、
2003年に日本の航空宇宙3機関機「文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)・
特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)が統合されて発足した国立研究開発法人格の組織である。
構内にはいろいろな展示物がありそれらについてはいずれ掲載しようと思うが、今日記載するのは日本のロケット開発の始まりについてである。
日本のロケット延いては宇宙開発のスタートは1955年なのである。
その名はペンシルロケット。
東京大学教授糸川英夫を責任者に開発が進められ、1955年4月12日に発射試験が初成功した小型ロケットシリーズである。
初の発射実験は、東京都国分寺市にあった半地下式銃器発射場を改造した施設で水平方向に行われ、
長さ1.5mの水平発射台から発射されたロケットがスクリーンを貫きながら飛翔するというものだった。
ペンシルロケットは長さ23cm、直径1.8cmという現在から見れば超小型のロケットであるが、
全部で34台製造されその内の1台が展示されているのだ。
当時自国ロケット開発をしたのはソ連、米国、フランスだったので日本は4番目となるらしい。
日本の技術の高さを証明する凄い事業である。
レアアース国産化!
レアアース国産化!
現在中国から60%ほどを輸入しているレアアースの国産化が出来るかも知れないという。
場所は南鳥島近辺の海底6000mの場所にあり、2018年の調査では1600万トン程あることが確認されている。
この量は世界中の使用量の数百年分に相当するらしい。
政府は2028年から民間も交えて採取に結びつける計画を描いている。
是非これは推進してほしいが、もっと本州に近く浅い海底にもあるのではないだろうか?
そのことについても調査を進めてほしいと思う。
世界の滝!
世界の滝!
世界の3大瀑布といえばナイアガラ、イグアス、ビクトリアだが、次の画像はどこの滝だろう?
両方に共通するのは地盤が玄武岩であることなのだ。
太陽に照らされて美しい色に変わる滝もある。
ヨセミテの炎の滝。夕日が上手く射した5分冠くらい見える炎らしい。
ノルウェー領ノールアウストランネ島の氷河からの幻の滝。
氷河はクレパス経由氷河の中を流れるので天辺から滝が流れるのは凄くめずらしい。
地球の自然は色々素晴らしい光景を見せてくれる偉大な惑星である!
ハッブルとウェブ望遠鏡!
ハッブルとウェブ望遠鏡!
三連星で有名なオリオン星雲は星の知識が豊富な人達には大変人気のある星雲である。
画像を見てほしいが、左の画像はハッブル、右がウェブである。
いずれも三連星がオリオンのベルトとすると、そこにぶら下がるオリオンの剣といわれる一部をなしている画像である。
オリオン星雲の北東部には画像のように様々なガスが広がるオーロラのように綺麗な部分もある。
ハッブルでははっきり分からないところがウェブでは鮮明に写しだされている
どんどん進む天文学であるが、ウェブ望遠鏡がさらに拍車を掛けるかも知れない。
人類の科学技術力と知識欲の凄さに感嘆するばかりである。
十六夜の月と木星!
十六夜の月と木星!
10日の中秋の明月は実に見事であった。
この所、夜空を見ると明るい月が空を照らし、何と美しいのかと息をのみことが多い。
さて11日は十六夜の月。
満月の月より少し月の出が遅く月が少しためらっているようだと言うことら、いざよう、いざよいの月と言うそうだ。
十六夜の月を見ていると左側に明るく輝く星があり、これが木星である。
存在感たっぷりの明るい月のすぐそばで負けまいと輝く木星。
まるで夜空に描かれた一服の絵のようだ。
美しい月は何処で見ても美しいが、今年は十六夜の月を海の側で見た。
波の上にはムーンリバーがゆらゆらと揺れていて、見上げれば空の月と木星はあくまでも強く輝き幻想的な趣があった。
パンゲア大陸!
パンゲア大陸!
現在の地球上にある大陸がもともと一つだった時の大陸の名前である。
時代は約2.5億年前から2.1億年前。
その後1億8千年前ほどに南北アメリカ大陸が別れ、さらに南米とアフリカが別れた。
南米は西に移動しアフリカはユーラシアと別れたが東西移動は余りなかった。インドは北東に動き
ユーラシアの東でぶつかりヒマラヤを形勢。オーストラリアは東に動き、南極は南に移動した。
この段階ではまだ大西洋は存在していない。
約6000年前にヨーロッパとグリーンランドの間で大噴火が発生し、
巨大な洪水玄武岩が地上に出現したことでユーラシア大陸と北米大陸が別れ、そこに大西洋が出来たのである。
洪水玄武岩は柱状節理という六角形の石柱の形でスコットランドなどの大西洋沿岸に残っている。
自然災害に備えて!
自然災害に備えて!
パキスタンで前代未聞且つ恐ろしい洪水が発生した。
国土の3分の1が洪水の被害を受け3300万人が被災したという。
この暑い最中、飲料水等清潔な水が不足し人々は疲れ果てているにちがいない。
氷河が溶けて出来た湖、氷河湖が猛暑で30個以上決壊し山津波が押し寄せたのである。
その損害は計り知れず今後のパキスタンに大変大きな影響を与える事は確実あろう。
日本でも台風や大雨で土砂崩れ、又川の土手の決壊等自然被害が絶えない。
地球温暖化の弊害は世界各地で日々増えてい推定できない推定できない。
韓国・ソウルでも8月に大変な集中豪雨で大被害が発生した。
特に映画で有名になった、貧しい人々が住む半地下では水圧でドアも開けられず死亡者も出だという。
今後この水の被害が世界でエスカレートして行く時どのようにその被害を食い止めメルコとが出来るだろう?
東京で、もしも荒川が決壊したら0メートル地帯を抱える5区は250万人もの人々が広域避難する必要があるそうだが、
避難そのものが大変な困難と混乱を招くと予想される。
今一度自分が住む所のハザードマップを見たりしてどういった時どこに避難し、何を持っていくのか等の確認が必要だと思う。
100光年先にある海洋惑星!
100光年先にある海洋惑星!
宇宙に人類はいるかという永遠のテーマがある。
宇宙には考えられないくらい多くの恒星とそれを取り巻く惑星があるのだから人類相当が必ず存在するという説と、
とんでもなく低い確率で存在している地球のような惑星はないという説がいつもしのぎを削っている。
SFの世界では存在する方が圧倒的に優っているのだが果たしてどうだろうか?
天文観測を行っているのはNASAを始め各国の天文学団体や大学で日々空を見つめながら何か新しい発見をしようとこちらも激しく競争している。
地球から100光年先に赤色矮星TOI―1452という恒星があり
その周りを11.1日で公転しているTOI―1452 bという太陽系外惑星が存在する。
これらはNASAや他の天文台も存在を指摘していたが、今般ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡がさらに詳細な情報を送ってきた。
それによると、この惑星は質量が地球の数倍程度で岩石質の惑星で直径は地球の約1.67倍、質量は地球のっ約4.82倍、
平衡温度は摂氏53度、質量の30%が水であるという。
地球は水が表面の70%を占めるが質量は約1%なので水分が圧倒的に多い惑星と言える。
もし全表面を水が覆っているとすれば地球人のような生物は期待出来ないが、全く別の姿をして高度な科学技術を持つ生物がいるかも知れない。
幸いジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡は1年を通してこの惑星を観測出来る位置にあるので、
今後詳細なデータを送ってくれるとNASAや多くの天文学者が期待している。
何故冥王星は準惑星になったのか?
何故冥王星は準惑星になったのか?
水・金・地・火・木・土・天・海・冥とつぶやいて太陽系の惑星を記憶した人は沢山いると思うが、
1930年に発見された冥王星が2006年の国際天文学連合の総会で惑星から準惑星に変更になった。
そもそも惑星の定義は不変では無く、昔から議論されてきた結果、現在は次の3つの条件になっている。
1. 太陽の周りを回っていること。
2. ほぼ休憩に重力平衡状態になるための十分な質量を持っていること。
3. 起動領域から他の天体を廃除していること(つまり、領域において重力的に支配的な存在であること)。
突然の発表だったので一般人の我々は余り深く考えずに受け入れた様に思う。
何故惑星から外されたと言えば、天文観測の技術が進化して、2006年から冥王星の外側に
冥王星と同等及びそれ以上の天体が見つかったことにある。
発見された天体は10以上もあるらしく全部惑星に加えていくとやがて50くらいになるかも知れないので、
国際天文連合はどうするか迷ったあげく惑星を海王星までとしたようだ。
我々にとってはどんどん増えても余り影響は感じられないが、覚えやすさからすれば海王星で打ち切った方が分かりやすい。
但しどんな準惑星があるのかくらいは教科書に載せても良いのではないか?
NASA・PSYCHE計画!
NASA・PSYCHE計画!
木星と土星の間にPSHCHEと言う小惑星が太陽を公転している。
2019年NASAはこの小惑星を調査することを決定した。
2022年8~9月に調査船を打ち上げ2026年に到着後この小惑星を調査する計画である。
画像の黄色く光っているのがPSYCHEで赤く近づいているのが調査船!
何故この小惑星を調査するかというと、表面的には鉄85%、ニッケル15%で出来ている金属小惑星だからである。
何故この様な金属惑星が存在するのか、表面も中心も鉄とニッケルなのかなど不明なことが多く、
これらを明らかにすれば星の形成についてもいろいろな確証が得れると期待されている。
我らの太陽もその他の恒星も核融合が内部で起こっている。
中心にあるのは恒星だけでなく我が地球の様な惑星も同じで鉄である。
恒星では核融合が起こっていて莫大な熱エネルギーを出しているのだが、
核融合は一番軽い元素の水素から始まりだんだん重い元素に進んで行く。
中心の鉄に届きそうな時点では核融合による膨張力が減り重力による収縮の力が圧倒する。
その段階で恒星は超新星爆発を起こすのだが、同時に鉄が宇宙に拡散することになる。
地球に存在する鉄は46億年前以前に宇宙に漂っていた鉄や恒星と恒星がぶつかった時に
ちぎれ飛んだ鉄の塊が集まったと考えられているが
それもPSYCHEを調査することでヒントや証明が出来るらしい。