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(仮説) 日本にあった海抜約1万メートルの山!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2023年02月11日(土)

(仮説) 日本にあった海抜約1万メートルの山!

このマグマ山を見たら誰もがびっくりするのではないでしょうか?

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信州大学の原山教授が唱えた仮説ですが、今から何百万年も前に60万年の歳月をかけて出来た

約1万メートルの山が現在の北アルプス爺ケ岳の辺りにそびえ立ったそうです。

約300万年前に2つに別れていた日本列島は東西圧縮が始まることで合体しました。

しかし、東西圧縮の圧力により爺ケ岳や槍が岳の地下に莫大なマグマがカルデラ噴火を起したのです。

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その後地下のマグマは冷え固まりましたが、東西圧縮はさらに変化をもたらします。

黒部峡谷の割れ目が生じ、そのすき間に沿って地下にあるマグマの冷えた塊が槍ヶ岳のカルデラ噴火では約20度、

爺ケ岳のカルデラ噴火では垂直の90度隆起したのです。

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特に爺ケ岳のカルデラは直径10kmのマグマ溜まりがあったのでそれが垂直に押し上げられ高さ約1万メートルの山が形成された様です。

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この二つの山はその後雨や風により脆く崩れ落ち現在の様な北アルプスの形になったのですが、

エヴェレストの2倍以上もある山が本州のど真ん中にあったとしたら凄いことです。

先ず気候が大幅に異なっているはずなので、どんな国になっていたのだろうか想像が膨らみます。