春の楽しみ!
春の楽しみ!
春になり外は緑や花でいっぱいです。
4月になると大好きなモッコウ薔薇がフェンスにびっしりと小さ目の花を咲かせます。
白と黄色がありますが、白は香りがとても良くて花に気が付かず歩いていても香りがして、その存在を教えてくれます。
香りの良い花は素敵で目だけではなく嗅覚も楽しませてくれて癒されます。
梅の花も紅梅より白梅が香りが強いように思います。
つつじも今が満開です。
実に鮮やかな色の大きな花がびっしり咲くので辺りがいっぺんに華やぎます。
チューリップは色が豊富で形もどこか愛らしく感じます。
ポピーは花びらが軽やかでふわふわと綺麗な色が浮かんでいるようです。
ちょっとした空間に植えられている鈴蘭はひっそりとして、そこが魅力的です。
まさに百花繚乱!
なんて贅沢な空間でしょう。
ヒヨドリが黄色い実を食べようと朝も夕方も姿を見せます。
実が沢山あるので毎日やって来ても充分お腹いっぱいになるのでしょう。
ヒヨドリは賢い鳥で昔平安貴族にも愛されたそうです。
ヒヨドリが黄色い実のついた木にやって来て実をついばんだり色んな鳴き方をしたりしているのを見るのは楽しいです。
まだまだ花が咲きます。
薔薇やハナミズキ、芝桜もこれからです。
春の良い季節をしばらく楽しみたいです。
極域氷床溶解が拡大!
極域氷床溶解が拡大!
氷床質量収支の相互比較研究(という国債組織があります。
同組織の科学者チームが発表したところによると、
地球温暖化の影響で1992年から2020までに極域氷床全体で8兆3000億トン以上が失われたそうです。
一番激しかったのは北極の気温上昇が著しかった2019年で、全体では約6750億トン前後の氷床が失われ、
その内グリーンランドの氷床は4890億トン溶解したそうです。
氷床が減ることは海面の上昇を意味します。
完全に溶解するまで何百年かかるので現在の問題にはなりませんが、南極の氷が全て溶解すると地球の海面は70m位上昇し、
80億の人類に多大な悪影響をもたらします。
グリーンランドの氷床溶解は別の問題を含みます。こちらの方が現実味が高いので最悪のケースを考えておく必要があるかも知れません。
大西洋は大きな海流があり、それで北米も西側欧州も気候が保たれています。
メキシコ暖流が北米大陸に沿って北海に進みグリーンランド付近で冷やされ深層海流となって赤道の方に南下して来ます。
そして赤道付近で暖められた海水が再度メキシコ暖流になって環流を繰り返しているのです。
問題はグリーンランドの氷床が解けると北海の北側が淡水化して比重が軽くなり、深層海流がストップしてしまうことです。
これによって気候変動はもちろんのこと、海洋生物の生態系に異変が起き多数の絶滅種が発生する可能性があるのです。
地球の歴史で考えると現在は氷河期に向かっていると言われていますが、
現在の温暖化がこれまで繰り返して来た歴史の流れを変えてしまうのでしょうか?
パンドラ銀河団!
パンドラ銀河団!
宇宙は広すぎます。
画像はジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡が捉えたパンドラ銀河団です。
地球からの距離は3億5千万光年。
現時点では宇宙の始まりは138億年前といわれていますが、これは138億光年前の光を確認したからに過ぎません。
ダークエネルギーと言われる宇宙を膨張させる力によって宇宙は膨張しているそうですから宇宙の始まりはもっと古いのかも知れません。
単純に3億5千万光年と言ってもその大きさが良くわかっていないのです。
画像には5万この銀河が映っているそうですが、銀河間の距離が近く見得て、すぐにもぶつかり合ってしまうように見えます。
しかし実態は銀河間の距離は凄い距離があるようです。
光が1年で進む距離を1光年と言いますが、キロ数で現わすと何キロか知っていますか?
何と9.46兆キロあるのです。
この数字凄くありませんか?
科学技術館!
科学技術館!
竹橋あるいは九段下から歩ける距離に科学技術館があります。
現代から近未来の科学技術や産業技術を広く啓発し広める役割を持って設立されたそうです。
子供から大人まで誰でも気軽に楽しみ、科学の不思議に触れることができます。
内容は結構なボリュームがありなかなかいっぺんには回りきれませんが、興味のある所から少しずつゆっくり楽しめば良いかと思います。
参加体験型のものが多いので飽きずに興味を持ってみる事が出来ます。
自転車や車の動く仕組みなどを映像や実験を通して学んだり、物作りの部屋では実際、ワークショップで物を作る事も出来ます。
なかなか出来ない体験をする事が出来るから子供達には是非おすすめです。
シンラードームでは宇宙で起こる全ての事、森羅万象を名前の由来に持ち、科学と技術と芸術が出会う想像空間です。
トピックスを変えて色々な事を興味を持って学ぶことが出来ます。
例えば天の川銀河とブラックホールの存在、地球から宇宙の果てまで旅をして最新の宇宙を体感したり、何だかワクワクする企画ですね。
こういう施設が便利な所にあり気軽に行けるのは東京の利点だと思います。
民間の月探査計画!
民間の月探査計画!
JAXAが月着陸を断念したため宇宙ベンチャーのアイスペースによる月探査計画「HAKUTO(ハクト)―R」が注目されています。
既に同社はファルコン9ロケットで月着陸船を打ち上げ、現在高度100キロ~高度2300キロの楕円径の軌道を回っています。
条件が整えば4ガル26日に月に最も近づく高度100キロから効果をスタートして着陸を試みるようです。
今回の月着陸船の打ち上げは同社の第1弾で、
急拡大する宇宙ビジネスで需要増が見込まれる月への物資輸送サービスの確立に向けた技術の検証が目的とのことです。
合計7つの「荷物」を月まで運ぶよていです。
7つの荷物の中身が分かりませんが、これが成功するとやがては人類を月に運ぶのでしょうか?
中国の炭鉱崩落事故!
中国の炭鉱崩落事故!
昨日中国で発生した炭鉱の崩落をTVで見たがもの凄い破壊力であった。
露天掘りの炭鉱とは要するに地表をどんどん削って石炭を産出する技術的には一番楽な採掘方法です。
しかし採掘すればするほど深度は増大しどのくらいの傾斜で掘り下げていくか慎重勝つ綿密な計算が必要です。
今回の崩落はコロナ禍により落ちた石炭輸入が元々の引き金で、
電力不足を補うため緊急に自国の石炭採集を急がせたことに原因があるようです。
中国共産党はそれを現場の責任にして共産党の責任逃れを目論んでいる様です。
ロシアと同様報道統制があり国民は政府の言うことだけを信じている様に思えます。
しかし良く考えてみれば、14億人の電気、水、ガスという生活インフラを整えることは大変なことです。
日本でも人口が14億人いたら、インフラ整備に四苦八苦でしょう!
各地方で役人の汚職が頻発することは中国史に浮き彫りになる中国人気質から自然なことなのでしょうが、
これらのインフラをこれまた利権の温床である共産党の首脳部だけで統制出来るものでしょうか?
世界一と言われる三峡ダムが万一決壊したら、下流にある重慶や上海はどうなってしまうのでしょう?
何でもかんでも世界一を目指すのではなく、中国はもう少し自分の足元を見て確固たる安全基準を設定し、
しっかりした生活環境を造るべきだと思います。
恐ろしいイエローストーンのカルデラ火山!
恐ろしいイエローストーンのカルデラ火山!
イエローストーン公園といえば画像の様に好熱菌による色彩豊かな熱水湖や有名なオールド・フェイスフル間欠泉など,
見どころ豊富で世界初の国立公園として大変人気があります。
10年以上前に(2012)という映画がありました。
イエローストーンの大噴火を予言するお爺さんが唱えた通りの大噴火が起こり地球の軸がずれることで、
地震・噴火・大津波が起きる大迫力の映画でしたが、その時までイエローストーンの危険性についてはほとんど知りませんでした。
最近BSで放映されたロッキー山脈に関連した番組でイエローストーンについても解説があり、
その危険性について明確な認識をさせてもらいました。
地中にある大規模なマグマだまりが上昇するとすると大きなカルデラ噴火がおります。
イエローストーンでカルデラ噴火は画像の様に過去に3回ありました。70-80万年ごとに発生しており直近は64万年前ですから次の噴火がいつ起こってもおかしくない状態にあります。
現在のカルデラの地下8kmに長径70km、短径45kmの約57000立方キロもあるマグマだまりがあります。
しかも真下にはハワイマウイ島と同じほっとスポットがあるのです。
以前はもっと西にありましたがアメリカプレートが西に移動しているためマグマだまりの下に来てしまったらしいのです。
仮に次回の大噴火が起きるとその影響は世界の気象状況を一変するほどのものだそうです。
映画(2012)のような自体が起きないことを祈るしかないのでしょうか?
二酸化炭素削減!
二酸化炭素削減!
飛行機に乗るのは恥だと言う考えがヨーロッパなどにあるようです。
Flight Shame= 飛び恥、と言う言葉もあります。
初めてこれを見た時はけっこう衝撃でした。
2018年にスエーデンで始まった飛行機の利用に反対する社会運動だそうです。
フランスでは鉄道やバスで2時間半以内に行ける場所への飛行機は法律で禁止されました。
これは二酸化炭素削減への取り組みの一環です。
そんな取り組みの一つと言えるSAF(持続可能な航空燃料)は、二酸化炭素排出量を8割減らします。
世界で注目されて既に製造され使われています。
ただ価格が従来価格の3倍から4倍と高く、材料となる食用油の廃油が充分でないのが問題です。
日本でいえば全ての廃食油を使ったとしても必要なSAF より遥かに少ない量しか製造出来ません。
廃食油は家畜、特に鶏の飼料にも使われますが、廃食油の需要増から大変値上がりし、それは卵の値段の高騰にもつながっています。
地球の環境を守らなくては人類は存続出来ません。
我々の暮らしのごく身近な所にも考えなくてならない、そして行動しなければならない問題が沢山あるようです。
小説日本沈没50周年!
小説日本沈没50周年!
先日TVで日本沈没が放映されていたので観賞しました。
発刊されたのは1973年でちょうど社会人になった年でした。
映画を見た記憶はないのですが、小説は読みました。
地球の地殻移動が起こっていることについて余り知識がなかったせいか、巨大地震と火山噴火で日本が沈没する恐ろしい物語という印象で、
本当にそんなことは起こりうるのかと不安を感じたものでした。
日本の原型がアジア大陸を離れ始めたのが今から約300万年前で、現状の姿になったのは約60~100万年前らしいので、
日本は未だ若い陸地であり変化の途上にあるという見方も出来るでしょう。
小説でも始めに出てきたように太平洋側には極深い日本海溝があり、太平洋プレートが西に動いていることは事実の様です。
北米大陸は現在でも西に移動していますからやがて太平洋は収縮し大西洋が拡大します。
日本海溝にプレートの圧力がかかることでマントル内のマグマが上昇し海底噴火を起す可能性は常にあります。
また太平洋プレート、フィリピンプレート及びユーラシアプレートが接触している厄介な場所でもあり、
東日本大震災の様な巨大地震が起きる可能性を持つ場所でもあります。
さらに日本には東西に走る中央構造線断層帯と南北に走る糸魚川静岡構造線断層帯があり、
プレートの動きによって地形の変化がいつ起こるか分からない状態にあります。
これらのことが1973年にどこまで解明されていたかは分かりませんが、見返してみると実によく出来た小説であります。
日本沈没を見て先日記載した標高1万メートルの山が日本に存在したことが真実と思える様になりました。
原子力規制委員会が原発60年超対応を承認したが大丈夫でしょうか?
原子力規制委員会が原発60年超対応を承認したが大丈夫でしょうか?
5人のメンバーの投票で4対1の多数決で60年超の対応が認められたが大丈夫でしょうか?
昔原子力向けの鋼管やその他の資機材を扱っていたものとして強い疑問を感じます。
昔も今も材料系の国債基準はASTMとASMEだと思いますが、通常の火力発電用はASTMが基準となって材料が選定されます。
ASTMの前提は40年対応です。
原子力向けにはASMが基準となります。ASMEの前提は99年対応ですが、
99年という意味は予測不可能という意味も含め世代交代直前という意味らしいです。
ASTMとASMEでは資材自体が違うかといえば基本的には変わりません。
大きな違いは「TRACEABILITY」です。
つまり事故が発生したときにその原因究明が出来る体制を整えておくことなのです。
火力発電用の鉄鋼製品が40年以上持つもの、持たないものは既に経験からわかっているので材料の改善とか交換で対処出来ています。
しかし、放射線を浴びることによる鉄鋼製品の劣化については未だ分かっていません。
しかも、格納庫内にある製品の交換は大変難しいのです。
現役時代、台湾電力庁賀建設中の発電所の格納庫内部に入れてもらったことがありました。
この原子炉はBWRでしたので上記を発生させる熱交換器まで全部格納庫内にあります。
資機材に欠陥とか腐食とかのダメージが発生したらどうなるのだろうかと思いながら見学していました。
さらに蜘蛛の巣の様に張り巡らされた配管もASTM基準ですから変だなと思ったことを覚えています。
今回の決定にはいろいろな段階的チェックの条件がついているとは思いますが、
60年超という恰も無限大の様な承認はやめた方が良いと思います。