#日鉄のUSスチール買収をバイデン大統領が阻止!
#日鉄のUSスチール買収をバイデン大統領が阻止!
2025年に入り嘘みたいなニュースが飛び込んで来た!
役員会でも株主総会でも同社労働組合でも承認された日鉄への売却に先ず全米鉄鋼労働組合が待ったをかけた。
その後同労働組合組織では判断が出来ないとして最終決断は米国大統領に任された。
82歳を越えたバイデン大統領は任期が19日で終了するので、
次期トランプ大統領に決断を委譲するとみられていたが、年明け早々バイデン大統領が自ら阻止を表明したのだ。
全くもって米国鉄鋼業に大打撃の結論である。
USスチールの工場閉鎖やペンシルバニアの従業員解雇、
更に全米の鉄鋼業の競争力低下などを生み、中国の更なる一人勝ちになる可能性が高い。
日鉄側は買収による企業利益を見込んでいたのは私企業として当然ではあるが、
それ以上に鉄鋼業界における中国支配からの脱却と米国鉄鋼業の再生を目指していたものと推測される。
つまり日鉄は米国の為にこの買収に取り組もうとしたのである。
それなのに、私企業であるUSスチールの総意を大統領がひっくり返すとはあり得ないだろう。
それをやるなら先ずUSスチールを国営にしなければならないはずだ。
これまで以上に強化を図らなければならない日米関係にも暗雲を投げかけた。
米国に対する日本企業の投資に悪影響が出ないと良いのだが、
私企業の総意を国がひっくり返す事例が起きた以上、日本の投資規模が小さくなるのは目に見える様である!
日鉄も1970年代に上海宝山製鉄所に技術協力をしたことが、自らの首を絞めているという愚かな現実に直面しているのだ。
行け行けどんどんの時代だったとは言え、長期展望をしなかった愚かさが浮き彫りだ。
今回のUSスチール買収が失敗に終ったら、カナダかオーストラリアで鉄鋼業を進めてはどうだろう?
狙いはボリューム期待の炭素鋼薄板だと思うが、
少なくとも中国産より高品質の炭素鋼薄板を作り出し全世界に提供する戦略を中長期的に実施すべきだ!
さもなければ習近平だけがほくそ笑むことだろう!
(M・J)
#石破政権の行方!
#石破政権の行方!
臨時国会が終了し、2025年の予算が115兆円を超えることが閣議決定された。
これを受けてあるTV局が石破総理に衆参同日戦挙の可能性を問うたところ、
来年の通常国会中に内閣不信任決議案が提出された場合は選択肢の一つと答えた。
このTV局が想定しているのは予算案に全野党が反対を表明した時や、国民民主党または維新の会が予算案に賛同しないとき、そして企業・団体献金で折り合いがつかない可能性だと思う。
7月に参議院選挙が決まっているので、内閣不信任決議案により衆議院だけ解散して矢継ぎ早に選挙をするよりは、
衆参同日選挙が国民に迷惑をかけないという石破総里特有の配慮だろう。
しかし、政権交代が実現するとして、立憲民主党を中心とした政権というのは大丈夫なのだろうか?
支持率の調査では石破政権の支持率が上がらないが、国民は本当に政権交代を望んでいるのだろうか?
前の臨時国会は原稿の棒読み答弁ではなかっただけでも見応えがあったり、議論の結果修正されたこともあったので、
これまでの政権より遙かに良いと思っているが、そのように感じるのは支持率通り少ないのだろうか?
トラン歩次期大統領が日本に対しどんな要求を突きつけてくるかわからないことや、世界情勢の急速な変化に直面して、日本が政権交代などと騒いでいる余裕はないように思える。
TVもSNSもいい面は控えめで悪い面ばかり強調する傾向が強くなっている。
こんな次期こそ与野党強調だと思うが、結局はどこの野党も自党が躍進することを狙っているだけか!
(J・O)
#2024年は選挙の年!
#2024年は選挙の年!
世界中で沢山選挙があった。
1月は台湾総統選「辛うじて現状維持」
3月はロシア大統領選「出来レース」
4月は韓国総選挙「尹大統領与党過半数割れ」
7月はイギリスとフランスの総選挙そして東京都知事選「石丸旋風起きるも緑の古狸勝利」
9月は立憲民主党代表戦と自由民主党総裁選「67歳代表と総裁誕生」
10月は衆議院選挙「自民党少数与党に転落」
11月はアメリカ大統領戦「トランプ圧勝」
選挙ではないがシリアのアサド政権崩壊も中東に多大な影響を与え不安定化が進む。
来年は1月20日に正式に誕生するトランプ政権が具体的にどのような政策を打ち出すか世界が見まもっている。
日本では来年度予算と企業・団体献金の国会論議でどんな結論が出て、石破政権が存続出来るかに注目が集まる。
SNSで揚げ足取りの誹謗中傷が政治をかき乱している感もあるので、
石破総理退陣にとどまらず日本を滅亡へと導く政権交代が起きるかも知れない。
出来るだけ世界と日本が良い方向に向かってくれればいいのだが?
(J・O)
#日鉄のUSS買収!
#日鉄のUSS買収!
日鉄のUSS買収が揉めに揉めている。
USS側では株主や労働組合も生き残りにはそれしか無いと言うことで合意に達しているが、
トランプ次期大統領が反対を表明し、それに合わせる様にバイデン大統領も反対を唱えた。
全米鉄鋼労働組合は最善の道はアメリカ国内で保有、運営されることと表明し間接的に反対の立場を取った。
政府の対外投資委員会は国家安全保障上のリスクがあるが結論が出ないとしてバイデン大統領に下駄を預けた。
バイデン大統領は1月7日までに決断しなければならない。
この件は傍から見ていると異常な感じがある。
歴史的大企業であろうと、会社の経営が厳しくなり身売り先を決めるのはその企業の経営陣と株主だろう。
更に従業員組合でもある。
それらが全て賛成した日鉄の買収を国が強引に阻止することは良いのだろうか。
やるなら先ず国がUSSを国営化すべきではないのだろうか?
様々な情報によると、日鉄が買収しない場合、全米第2の製鉄会社が買収することになるらしいが、
それでは工場も従業員も縮小されるようなので良いことは何もないらしい。
加えて言うならば、世界最高の日本鉄鋼技術を失えば米国における鉄鋼製品の品質改善は実現出来ず、
生活水準の低下や国際競争力の減少まで引き起こし、更に市場を中国に席巻されるだろう。
日鉄の説明を読むと、買収の目的がはっきり分からないが、
少なくとも買収によってUSSを建て直してあげようという献身的な意図は理解出来る。
買収に失敗したら日鉄は多額の賠償金を払わされるが、もっと痛いのはUSS側であり米国国民だろう。
年末年始に良いニュースが飛び込んで来ることを期待したい!
(M・J)
#3党協議の攻防!
#3党協議の攻防!
自公と国民民主党で協議が始まった103万円の壁について、178万円を主張する国民民主党が衆院選結果を生かし先行したが、
百戦錬磨でラスボスの宮沢税調会長が立ちはだかっている。
6度の協議を経てラスボスが地方税収に考慮して100万円の住民税対象は崩さず、
所得税対象の103万円を123万円まで引き上げる案を提示した。
178万円とは雲泥の差があるとして国民民主党は協議の席を10分間で退出したという。
ラスボスの説明する123万円は財源として現状を変更しなくても何とか出来そうな水準だというのだが、
逆に言えば何かよくわからない税収がこれまでも設定されてたということだろう。
一方の国民民主党は国民が望んでいると言うだけで恒久財源の具体的説明をしていない。
TV番組を見ていると様々な解説者が財源の説明をしない国民民主党がおかしいと批判し始め、
時間が経てば経つほど国民民主党への支持が落ちる状況に変化している。
国民にアンケート調査をしても140~150万円が約35%、123万円が悪25%、178万円が約25%と、
国民の意識は必ずしも178万円が中心ではなくなっている。
ラスボスは123万円が絶対とは思っていないようだが、上げるには国民が納得する形で財源を明らかにしたいらしい。
国民民主党の不倫元代表、玉木議員はこの点がとても曖昧で、
幹事長の榛葉は強面だけが取り柄、更に代表代理の古川は財務省上がりだが、財源の議論を避けている節がある。
ラスボスが本気になって財源を開示し始めたので、3党間での主導権が変わっていくのではないか?
178万円まで引き上げてもそこまで働ける人がどれだけいるか?国民の6割が所得税を払っていない事実?
納税者では高額所得者が多額の減税という矛盾?など、説明出来ない国民民主党の無責任論が益々強くなるかも知れない。
(J・O)
#誠に遺憾!
#誠に遺憾!
ロシアが4島返還を拒否した時、北朝鮮が拉致社を返還しない時、
中国が領海侵犯を犯した時等、日本の対応は誠に遺憾であると言うだけ。
先日は韓国が竹島で軍事訓練をしたのについて、
政府も島根県も同様に大変遺憾であると先方に抗議したと発表するだけなのだ。
竹島は日本固有の領土だと主張しながら、韓国に実効支配されているので、
誠に遺憾であると訴えても何の意味もない。
竹島の周りのどんな資源があるのか不明だが、海底開発のプラントでも建てて我が国のものである実証が必要だ。
次は尖閣諸島が中国に実効支配されるかも知れない。
どの国からも日本は何もしないと甘く見られるといずれ堂々と侵攻してくるかも知れない。
もっと毅然として実行力を見せないといけないのではないか?
(J・O)
#ホンダと日産の統合!
#ホンダと日産の統合!
自動車業界の新たな動きとしてホンダと日産の統合話が出てきた。
日本で派トヨタグループが圧倒的なので、ホンダも日産も経営が苦しいのだろう。
更に今後拡大するであろう電気自動車の全個体電池開発が思うように進んでいないのも影響している。
ホンダの社長が記者からの質問に答え、日産とはあらゆる可能性を打ち合わせていると言っているので、
持ち株会社下での統合はあり得そうだ。
将来的には三菱自動車も加わるようなので、そうなると世界第3~4位の自動車企業になるという。
是の対電池についてはビル・ゲイツやハーバード大学が出資して出来たクアンタムスケープが、
VWをパートナーに加えて実現化に最も近そうだ。
先日急速充電の試作品を出荷したとの発表があり、数年で高性能の電気自動車が出現しそうだ。
日本ではトヨタもホンダも独自開発を行っているようだが、バラバラに開発する意味があるのだろうか?
(J・O)
#宮沢税調会長は悪爺か?
#宮沢税調会長は悪爺か?
17日に行われた103万円の壁引き上げ交渉で宮沢税調会長が123万円以上の改善案を提示しなかったことで、
国民民主党が怒り心頭で席をけり合意はぶち壊しになりそうだ。
自民党の税制調査会会長は昔から裏の親分みたいな印象を受ける。
宮沢会長は政治家の家系で画像の如く見るからに悪爺さんという感じではないか!
調べてみたら、自分と同じ歳で高校は現在の筑波大付属高校。
頭も凄く良いらしいが、我々が高校を卒業したのは1969年でその年は東大安田講堂事件で東大の入試がなかった。
自分は1969年に別の私学に進み1973年に卒業して社会に出たが、悪爺宮沢氏は1974年に東大を卒業しているので、
政治家を目指してわざと1浪したのではないか?
自分も親に1浪して東大を目指したいと言ってみたが、金がないので合格した大学に行ってくれと言われ従った記憶がある。
当時はアルバイトしてでも自分の意志を貫ぬこうとは思わなかったので、悪爺宮沢氏の東大への想いは凄く強かったのだろう。
明日再度交渉があるのか分からないが、123万円に引き上げたので、
自民党は立憲民主党が主張する130万円の崖対策に同調して本予算を可決させる方策、
国民民主党ではなく維新の会を抱き込む方策など、別の選択肢も出てきている。
悪爺宮沢氏の真骨頂が今後の交渉でぐっと前に出てくるかも知れない。
恐ろしい74歳である!
(L・D)
#韓国大統領の弾劾案可決!
#韓国大統領の弾劾案可決!
尹錫悦大統領の戒厳令宣布を巡り野党が提出した2度目の弾劾訴追案が可決された。
尹大統領は従来の大統領と異なり日韓関係の改善に尽力し、
日本政府との対話も様々なレベルで再会していただけに石破政権もショックを感じているのではないか?
更に、北朝鮮や中国の脅威に対する日米韓の軍事的な連携も影響が出てくる可能性がある。
日本と米国には日米安全保障条約があり、米韓には米韓相互防衛条約があるが、
日韓にはそのような条約がない。
全て米国を通じての関係といってもいいわけだ。
尹大統領が今後憲法裁判所で罷免が確定されると新たに大統領選挙が行われる。
現在の有力候補は野党「共に民主党」の李在明代表だが、
彼も詳しいことは分からないが係争中で職務を剥奪される可能性があるらしい。
同氏は日本との関係を真っ向から否定しているので、裁判で罪を逃れると突然日韓関係が悪化する可能性があるのだ。
但し、北朝鮮とは一線を画している様なので、専門家達によれば米韓の相互防衛条約には影響がないらしい。
もう一つ厄介な可能性はトランプ次期大統領が日韓にとんでもない要求を突きつけてくる可能性だ。
今回の事件で韓国の軍幹部が機密情報を公開している情報もあり、
防衛に関する機密情報を日韓で共有することは難しくなっている。
トランプ次期大統領の法外な要求に対し日韓連携で対処することも出来ないだろう。
既に防衛費をGDPの3%にアップなどの噂が出ており、石破政権が如何に対処するのか
注目される。
(J・O)
#見応えある国会予算委員会!
#見応えある国会予算委員会!
民報が組んでいる様々な番組より国会予算委員会の方が余程面白い。
衆院と参院の予算委員会がNHKで中継され2日間じっくり見させてもらった。
これまでの予算委員会とは明らかに違う雰囲気と内容でこれこそ国会での議論と思える場面が多々あった。
これまでの野党の質問は強大な自民党に欠点追及と非難を投げつけるような内容で、
答える与党自民党は首相以下前閣僚が原稿の音読を繰り返すだけで、見ている国民は辟易していたと思う。
しかし、少数与党になった石破政権では予算委員会の雰囲気ががらりと変わったのである。
いくつか変わった点を上げてみよう。
1. 石破総理は基本的に自分の言葉で答弁する。
これほど原稿を読まない総理は初めてだし、良くあれだけしゃべれるなーと感心する。
2. 単純に即答はせず自分の経験や知見そして信条みたいなものを語りその後答えに入って行く論法でまだるっこいが、
この前段の話が大変興味深く面白い。
答え自体ははっきり言わないことが多いが、そこまでの話が面白く正論に思えるので、
質問者は煙に巻かれたり、見識で負けたりするのである。
3.野党の質問者は各党が自信を持って選んだ議員が多く、
質問内容がとても分かりやすく、更に自民党に対する敵対心が見えないのが良い。
強いて言えば、れいわ新撰組と共産党だけは徹底的な追及型で委員会の雰囲気を乱している。
答弁する石破総理のムッとした顔が不愉快さを現わしているが、
ございます調の答弁で顔と言葉のギャップが面白い。
3. 各閣僚の答弁も丁寧さと意欲を感じさせるものが多く委員会での熟議感を醸し出している。
4. 注目の補正予算や103万円の壁については、
これまでにない妥協を自民党が行って立憲民主党や国民民主党との合意が出来て本日成立しそうな状況だ。
5. 残る企業・団体献金については与野党相譲らず来年に持ち越しとなるだろう。
個人的にはどんな制約をかけても抜け道は残るので、献金の上限を決めるとか、
第三者の監査を強化する方が良いと思う。
自民党ばかりが献金を受けていると批判するが、
野党が弱すぎて企業が献金する気にならないということもあるだろう。
今回の国会で政治と国民の距離がかなり縮まっただけでも、少数与党である石破政権の意義は大きいと思う。
(J・O)