残しておきたかった絶景 その2!
残しておきたかった絶景 その2!
世界最高峰のエヴェレスト。頂上まで僅か80メートルの標高差にあり、最難関とも言われたヒラリーステップが、2017年4月のネパール地震の影響で崩壊したことが明らかになりました。ほぼ垂直で12メートルの岩壁がなくなり、少しだけ登りやすくなったらしいとの説がありますがどうでしょう?
画像は左が手前に見えるヒラリーステップ、中央は登攀しているところ、右は崩壊後です。
世界一急勾配の登山電車、運行開始!
世界一急勾配の登山電車、運行開始!
12月17日からスイスで世界一急勾配の登山電車が運行します。場所は中部都市シュビーツと海抜1300メートルの山岳村落シュトースを結んでいます。航路の走行距離は1738メートルで標高差は743メートル、そして最大勾配はなんと47.73度もあります。この急勾配のための“たる型”の車両に、設計と建設に14年をかけたそうです。47.73度の急勾配時も乗客はまっすぐ立っていられるそうです。
日本一の急勾配登山電車は高尾山にあります。全長1020メートルで標高差は271メートル、そして最大勾配は31.18度ですから、スイスの登山電車がすごいことがわかります。スイスに行かれた時に乗ってみては如何でしょう!
全国一位の生産、讃岐うどん!
全国一位の生産、讃岐うどん!
日照時間の長い瀬戸内式気候で平野が多い香川県は、昔から水田が広がる一大穀倉地帯でした。江戸時代初頭ころから二毛作が盛んになり、小麦の生産が増加したことが讃岐うどんの原点です。特にうどんが広く知られ始めたのは金毘羅門前町の活況で、お参りに来る参拝客用の旅籠の一階はほとんどがうどん屋だったそうです。明治時代になると高松市内にうどんの行商人や屋台が増え、特に鰹節とだしをかけただけの“ぶっかけ”が人気だったそうです。香川県の家庭で当たり前に食べられた“うどん”が全国に広まっていったのにはそれほど時間はかからず、現在では各県で食べられるようになっています。
讃岐うどんとして、名産、特産、本場、名物等を表示する場合は、公正取引委員会などが定める下記の基準がありあることをご存知でしょうか?
・香川県内製造されたもの
・手打、手打式(風)のもの
・加水量-小麦粉重量に対し40%以上
・食塩-小麦粉重量に対し3%以上
・熟成時間-2時間以上
・ゆでる場合-ゆで時間約15分間で十分アルファ化されていること
讃岐うどんの人気店については、様々なグルメサイトがランキングを掲載しています。中でも、【補聴器のやまだ】様から車で5分くらいの所にある「山越うどん」は有名で、どのサイトでも上位にランクされています。毎日いろいろな県の方々が車で訪れて行列を作っています。釜玉うどんの元祖とも言われるこのお店に入ると、注文を次々に聞いてくれる女将さんが迎えてくれるのですが、その記憶力の良さに驚かされますよ!1度はぜひ訪れてみてください。
期待の【はやぶさ2】、小惑星「リュウグウ」に来年到着!
期待の【はやぶさ2】、小惑星「リュウグウ」に来年到着!
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表したところによると、2014年12月に打ち上げられた【はやぶさ2】が、来年(2018)6月21日~7月5日頃に「リュウグウ」に到着するようです。現在、地球から約3億5千万キロを飛行し、あと550万キロのところ迄近づいています。リュウグウに接近した後、1ヵ月間でリュウグウを観測して、着陸地点を決めなければならないそうで、それが当面の最大の課題の様です。到着が無事にできたとして、予定の作業を終了するのが2019年11~12月。それから小惑星を出発して、2020年11~12月に地球に帰還する予定です。太陽系ができた46億年前の有機物が、リュウグウに残されている可能性があるので、世界の研究者や科学者が注目しています。3億5千万キロもはなれている【はやぶさ2】を、遠隔操作でリュウグウに到着させて、データ集積とサンプル採集をした後地球に送り返えすなんて、日本人の科学技術は凄いことだと思います。小惑星「イトカワ」の【はやぶさ】以上に、いろいろなサンプルを地球に持ち帰ることが出来ると良いですね!
甲子園球場の名前の由来は?
甲子園球場の名前の由来は?
阪神タイガースのホームグラウンドであり、高校野球の聖地である甲子園球場。何故甲子園球場という名前なのかについて、関東で生まれ育った人などはあまり知らないのではないでしょうか。答えは、十干・十二支から来ているそうです。甲子園球場が完成したのは1924年で、その年が千支の組み合わせの一番目である「甲子(きのえね)」だったので、甲子園球場(当時は甲子園大運動場)と命名されました。
十干・十二支についておさらいすると、十干の「千」は木の幹が語源で、「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」の漢字で表し、十二支の「支」は幹の枝を意味し、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」と表されています。これらは、古代中国の時代に天空の方角を12に分けて、それぞれの方角に動物の名をつけていたことから、名付けられたという説もあるようです。
宇宙国家アスガルディア、建国宣言!
宇宙国家アスガルディア、建国宣言!
マイティー・ソーという映画があるのを皆さんはご存知でしょうか?アイアンマン系のSFアクション映画で、そこにアスガルドという国が出てきます。今回のアスガルディアと、どちらが先に命名したのか不明ですですが、いずれも、北欧神話に出てくる「アサ神の国」から引いてきたのでしょう。ロシアやアメリカなど4カ国の宇宙開発専門家らのチームが、2016年の10月に衛星軌道上に独立国家「アスガルディア」を建設する構想を発表しました。そして、2017年の11月に人工衛星「アスガルディア1」を打ち上げ、約3週間後に地球低軌道に入りました。同チームは「宇宙空間だけに領土を持つ最初の国家になった」と宣言したそうです。面白いのは「アスガルディア1」のデータには、国家として最低限必要な、憲法、国家のシンボル、政府文書、国民の名簿などが含まれていること。18歳以上であれば氏名とメールアドレス、及び国籍の入力だけで国民登録ができます。11月の打ち上げから登録が増加して、既に15万人を突破しているそうです。現在、150人からなる議会議員の選出を実施していて、2018年1月1日に終了する予定です。
画像は宇宙国家「アスガルディア」のシンボルをほどこした衛星のイメージです。
残しておきたい絶景 その1、他!
残しておきたい絶景 その1、他!
● モロッコ南西部シディイフニ近くのレグジラビーチにある、海に突き出した赤い岩のアーチ。まるで像の後ろ脚が海に残っているような印象をあたえます。このアーチから見える景色も良い感じです。残念ながら、2016年に巨大な崖の重みに耐えかねて、このアーチが消滅してしまいました。
● ドローンのハイテクカメラで捉えた世界最大級の岩絵。ヴェネズエラの西部を流れるオリノコ川の「アチュレス急流」に、それ以上ボートでは行けない場所に5つの島があって、巨大で複雑な図案が描かれているそうです。最大は角のある蛇で約30メートルもあります。
英国の考古学者リリス氏によると、約2000年前のこの場所は民族、言語、文化が集まる場所だったようで、描かれている岩絵も同一の描き方ではなく、多様な文化が混じり合っているのがわかるそうです。こんな岩の斜面にどうやって描いたのでしょうか?
この世の果て?みたいな絶景10選!
この世の果て?みたいな絶景10選!
ナショナルジオグラフィック日本によれば、恐ろしくも美しい絶景があるそうです。写真は掲載しませんが、場所と情景は覚えておいて、いつか訪れてみては如何でしょう!
① 地獄の門:トルクメニスタンの砂漠の真ん中で炎を吹き出す大穴。1971年に石油掘削調査をしたときに、装置もろとも地盤が崩落して出来たものらしいです。その時に流れ出した天然ガスに火がつき、それ以来、燃え続けているそうです。
② 硫黄の地獄絵図:イタリアはナポリ西方のカルデラ内にあるフレグレイ平野。数万年前から噴火を繰り返し、今でも蒸気や硫黄ガスを噴き出す噴気孔がいくつも形成されているそうです。
③ 刺激的な青い炎:インドネシアのイジェン山。山頂に腐食性の強い酸性水で満たされた湖があります。夜になると硫黄ガスが燃えて、美しいエレクトリックブルーの炎が山の斜面を下ってくるそうです。
④ 真っ赤に染まる湖:タンザニアのナトロン湖。湖畔に生息するピンク色のフラミンゴを見ると一見平和な風景ですが、塩水に暮らす藍藻のおかげで湖は真っ赤に染まっています。水質はアンモニアと同じくらいのアルカリ性で温度は50度ほどあるそうです。
⑤ 血の滝:南極の真っ白な氷河の中にひときわ目立つ血のように赤い滝。鉄分を含む塩水が滝として落ち始めるとき、鉄分が酸素と反応してさびの様な赤色に変化するそうです。
⑥ 枯れ果てた大滝:米国ワシントン州クーリーシティにあるドライ・フォール。最後の氷河期には高さが約120メートル、幅5キロほどで、ナイアガラの滝より10倍規模の世界最大の滝となるはずだったのですが、現在は断崖に囲まれた湖と化しているそうです。
⑦ 息も出来ない結晶洞窟:世界最大級の結晶があることで知られるメキシコの「結晶洞窟」。洞窟の真下にマグマだまりがあるので、気温50度くらいで湿度はほぼ100%。2015年に鉱山の操業が終了したため、洞窟は地下水で満たされたそうです。
⑧ 世界でいちばん雷が多い場所:1年間に200日以上も雷が発生するヴェネズエラのカタトゥボ川とマラカイボ湖が出会う場所。1時間に280回の雷を観測することもあるようです。夜間にイオン化したメタンが溜まり、上空の雷場が強くなるのではと科学者たちは推測しているそうです。
⑨ 虹色の熱水泉:虹色の熱水泉と呼ばれるイエローストーン国立公園のグランド・プリズマティック・スプリング。中心部の水温は90度近くあり、透明度が高く美しい青色をしています。この熱水は外に広がるほど冷やされ、水温に耐えられるシネココッカス属の藍藻が黄の色素を生成し、青の周りに黄色の輪ができます。そしてさらに気温が下がると生物が多様化して、輪の色が虹色に変化していくそうです。
⑩ あの世の風景:海抜が海面より低いマイナス50メートルにあるエチオピアのダロル火山。地上の火山では最も低い位置にあります。塩の構造物の間で、酸性の温水と硫黄を含む鉱物、致死性のガスが混ざり合っているそうです。
今年の冬は寒いだろうか?
今年の冬は寒いだろうか?
日本気象協会は日本を、北日本日本海側、東日本日本海側、西日本日本海側、北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本太平洋側、沖縄・奄美の7地域に分けて予報を出しています。11月24日に発表された3ヵ月予報によると、それぞれの地域によって天候の違いはあるのですが、どの地域も平年と変わらない天候の3ヵ月予報になっていて、例えば、東日本太平洋側は3ヵ月共に晴天の日が多く、気温も平年並みとされています。一方で、今年は寒くなりそうな情報も出てきています。12月に入り北海道十勝地方の陸別町で気温が-23°Cを下回り、1999年以降初めての出来事です。オーストラリア気象局の発表によれば、海面水温が例年を下回る“ラニーニャ現象”が発生したそうです。この現象が発生すると、北半球のアジアでは天気が荒れやすく、寒さの厳しい冬になる一方、南半球では気温と湿度の高い夏になるそうです。さらに12年ぶりに発生した黒潮大蛇行が、11月初めに観測したときよりさらに20キロ南下していることがわかり、大蛇行の長期化が推測されます。過去の例からすると、大蛇行は首都圏の降雪量増加や漁場変化などの影響をもたらす可能性があります。
さあー、今年の冬はどんな天候になるのでしょうか?