大腸ポリープ!
大腸ポリープ!
本日5回目の大腸内視鏡検査を行い、3ミリと2ミリのポリープを内視鏡で摘除してもらいました。どうもポリープが出来やすい体質のようで5年連続の検査でした。昨年などは5ミリ、4ミリ、3ミリのポリープ摘除とひとつの取り残しがあったくらいですから、多少は気になっていました。今回の摘除後に、次回のスケジュールについて先生とお話したのですが、次回は2年後にしましょうと先生の方から言って頂きました。朝早くおきて排泄をするのが大変でほっとしています。ところで大腸ポリープですが、いろいろ種類があります。下の図で示した通り、悪性は大腸癌で手術が必要です。良性は基本的に癌と無関係な非腫瘍グループと癌につながる腫瘍に分けられます。癌につながる腫瘍を腺腫と言い、今回摘除してもらったものも腺腫です。腺腫が癌になる可能性は10%程度と言われていますが、どうやらサイズに関係しているようです。5mm以下の腺腫に癌がまじっている可能性はほとんどないそうですが、5mm~10mmの腺腫に癌が混じっている可能性は4~5%といわれ、10mm以上ではさらに可能性が高まるそうです。何故大腸ポリープが発生するのかと言えば、大腸癌につながる3つの遺伝子が関係しています。特に肉などの食事やお酒の中にある有害物(発ガン物質)によりAPC遺伝子に傷ができて正常細胞から小さなポリープができます。これがポリープの誕生です。その次にRAS遺伝子が変化するとポリープが大きくなります。最後の決定的なことはP53遺伝子の変化です。これによりポリープは癌に変わり「転移」します。肉食や飲酒をやめるわけにはいかないので、やはり定期的な内視鏡検査と早期摘除が大事だと思います!