藤井叡王防衛!
藤井叡王防衛!
昨日行われた第4局は激闘でした。
振り飛車を得意とする菅井八段の三間飛車を受けて立った藤井叡王が2度の千日手指し直しを経て勝ちきりました。
最後は領木氏とも穴熊で守りを固めましたが、藤井叡王は龍とと金で金銀の壁を崩しつつ、
最後は角を捨てて1筋から菅井八段の穴熊を急襲しました。
菅井八段も角と飛車で藤井叡王の穴熊を崩しに打ちかかりますが、
藤井叡王の方が1手早く詰め路を形成して得意の終盤力で菅井八段を投了させたのです。
これで14期連続のタイトル獲得になりました。
31日からの2日間はいよいよ名人戦第5局です。ここで勝つと羽生九段に並ぶ7冠と最年少名人が実現します。
昨年の今頃は夢かも知れないけれど最年少名人になってほしいとファンが皆願っていましたが、
それが七冠のおまけも付いて実現するかも知れないのです。
宝くじを買うのとある意味同じですが、夢や願いは抱かなければ実現するチャンスはないのです!
名人戦第4局・藤井六冠勝つ!
名人戦第4局・藤井六冠勝つ!
藤井六冠が名人位奪取に王手をかけるか、渡辺名人が巻き返して五分の状態に戻すか、天下分け目の第4局は藤井六冠の先手で始まり,
2日目16:45分に渡辺名人が投了して藤井六冠が3-1で名人位獲得まで後1勝となりました。
今までの多くのタイトル戦では角交換が主流でしたが、今回の名人戦では角交換を避ける戦法が中心となり、
前例の無いような戦いが続いています。
第4局も渡辺名人が攻めて藤井六冠が受ける場面が長く、見ていて藤井六冠が厳しいのではないかと思ってましたが、
2日目の途中から流れがかわり攻めと守りが逆転、渡辺名人の持ち駒がほとんど無くなった為、あっという間に追い詰められた流れでした。
藤井六冠は角道を閉じる雁木という作戦に苦戦した時期がありましたが、最近、特にこの名人戦では苦手感を克復した様に見えます。
28日に叡王戦第4局、そして5月31日~6月1日に名人戦第5局がありますから,
いよいよ7冠達成と最年少名人が実現するかも知れません。
将棋はいよいよ新時代の到来か?
将棋はいよいよ新時代の到来か?
先日決まった棋聖戦の挑戦者は所謂四天王の豊島九段、永瀬王座、渡辺名人ではなく佐々木七段でした。
昨日行われた王位戦挑戦者決定戦に勝ち上がったのは羽生九段と佐々木七段で、先番の佐々木七段が終盤の混戦を勝ちきり優勝したのです。これで2タイトル連続で藤井六冠に挑むことになります。
佐々木七段は居飛車の相掛りを得意とする棋士なので藤井六冠とのがっぷり四つの展開が期待されます。
30歳未満で強くなった棋士がどんどん出てきていますから、将棋の世界は勢力図が変わるかも知れません。
羽生九段は挑戦権がとれずがっかりしていた様ですが、
ファンは藤井六冠との再度のタイトル戦を楽しみにしていますのでこれからも頑張ってほしいところです。
サモトラケのニケ!
サモトラケのニケ!
ルーブル美術館に貢献したフランスのトップはフランソワ1世、ルイ14世、ナポレオンが有名です。
これらのトップが世界各国から貴重な作品をかき集め膨大な所蔵物量になっています。
現在最も有名なのはグランドギャラリーの一番奥に鎮座しているモナリザです。
フランソワ1世が大変気に入りお抱えの画家にしたのがきっかけでした。
ルーブル美術館については語ることがたくさんあり1回のブログで全て語ることは出来ません。
今日は1972年に初めての海外旅行でパリに行きルーブル美術館を訪れた時のことにします。
何の詳細知識も無く訪れたときに先ず思ったのは美術館が凄くデカいこと。
見学を始めたら広すぎて、一日ですべ絵を見ることは出来ないと感じたこと。
当時モナリザは回廊の途中にほかの絵と並べて飾ってありましたが、モナリザだけ保護の為に透明なプラスチックの板があり、
これがモナリザかと思ったものです。
回廊では模写をしている画家がいました。
現在はそんな場面にお目にかかることはありませんが当時は許されていた様です。
あれこれ動き回っていたこともあり近くのベンチに座り画家を30分ほど眺めていました。
自分の興味はこの画家が何回周囲に目をちらつかせるかでしたが、30分間一度も周りを見ないのです。
絵を描くと言うことはこれほどまでに集中出来るものかと知り、帰国後油絵にはまった時期がありました。
あの時ルーブル美術館に行って真っ先に出会ったのが画像のサモトラケのニケでした。
美術館に入りダリュの階段を見上げると踊り場に頭のない白い石像が見えるのです。
あれがサモトラケのニケであることは高校の美術で学んだので分かりましたが、何か映画の一場面を見ている如く、
正に勝利の女神ニケが輝いているという感じでした。
彫刻ではミロのビーナスやミケランジェロの2体の奴隷像もありますが、個人的にはサモトラケのニケが一番のお気に入りです。
この石像は1863年にフランス領事シャンポワゾがサモトラケ島で発見したそうです。
胴体部分と総数1118点の片翼の断片が発見され復元したのです。
右手は1950年に発見されて現在ルーブル美術館に保管されているそうです。
紀元前190年頃の制作と推定されていますが、ギリシャ彫刻の傑作と評価されています。
名局だった名人戦第2局!
名局だった名人戦第2局!
先日行われた名人戦第2局は最初から前例のない世界に入り込み素人の自分には難しい1局でした。
最近渡辺名人は藤井六冠にほとんど勝てていないので第1局に続き角交換を避けた構想で臨んでいます。
第2局は藤井六冠の先手でしたが、何となく渡辺名人が自分の構想に藤井六冠を導いている様な印象でした。
1日目43手、2日間合計でも83手というお互いにじっくり読んだあげく藤井六冠が制した1局でしたが、
解説陣が幾度か驚くような予想しない差手が飛び出す前例のない名局だった様です。
藤井六冠はこれで2連勝となりファンが待ち望んでいる最年少名人及び七冠が近づいた感があります。
ジャズピアニスト秋吉敏子さん!
ジャズピアニスト秋吉敏子さん!
ジャズピアニストの秋吉敏子さんのパワーに圧倒され、かつ大きな力をもらいました。
アメリカのジャズ界で最高の栄誉とされるマスターズ賞を日本人ではじめてとったのをはじめ、
「国際ジャズ名誉」殿堂入り等輝かしい活躍を続ける秋吉さんですが、1929年満州生まれの方です。
ご高齢にも関わらずそのエネルギッシュな仕事ぶりには驚くと同時に、これがプロフェッショナルと言われる人なのだと感嘆しました。
指の筋肉も毎日ピアノを弾かないとあっという間に衰えるそうです。
ニューヨークに活躍の場を求めた日本人にとって決して楽な道ではなかったのでしょうが、
見事に日本人の魂、文化を昇華させて彼女ならではの曲と演奏に結実させています。
評価は死んだ後が勝負とは秋吉さんの言葉ですが、だからこそ今も何歳であろうと途上でありベストを尽くすその姿が輝いてみえます。
名人戦第2局開始!
名人戦第2局開始!
4月27日名人戦第2局が始まりました。
藤井六冠が羽生九段と同じ7冠達成を目指す歴史的なタイトル戦です。
第1局は藤井六冠が後手番で勝利し、今回は先手番での一戦です。
長時間の対局になればなるほど強さを発揮するので藤井六冠の勝利を期待していますが、
凄腕の渡辺名人があっと驚く手を繰り出す可能性もあるので楽観は出来ません。
明日決着が着くまで長いですが、雑用もこなしながら戦いの経緯を見つめたいと思います。
叡王戦第2局・藤井叡王敗戦!
叡王戦第2局・藤井叡王敗戦!
昨日行われた第2局は挑戦者の菅井八段に負けてしまいました。
菅井八段の先手で三間飛車戦法でスタートしましたが、藤井叡王は全く良いところがなく負けた感じです。
後手番で振り飛車に対する対応の経験が余りないことや持ち時間が少ない事で弱点が出たのかも知れません。
名人戦も継続しているので先に2連勝してほしかっただけにがっくりですが、
次は先手番なので何としても勝ってほしいと思います。
時の経つのが早い藤井ファン!
時の経つのが早い藤井ファン!
藤井六冠のファンになると時の経つのが早く感じられます。
六冠であるので毎月どれかのタイトル戦が予定され、それを心待ちにするとその日は対局をTVで見るため他のことが手につきません。
さらに対局が終ると次の一局が気になり他のことが余り考え得られなくなります。
4月も既に半ばが終りあっという間だったという感じです。
23日には叡王戦第2局、27~28日には名人戦第2局が予定されていて期待感と不安感が膨らんできます。
幸い今回は両方とも1勝している状況なので少し気持ちの余裕を感じますが、両方とも負けていたら気が気でなかったかも知れません。
今シーズンは始まったばかりですが、これから他のタイトル戦の挑戦者が決まるので、
そこにも気を配りつつタイトル戦が続々行われることを思うと、1年があっという間に過ぎそうです。
やってみるものだ・プチリフォーム!
やってみるものだ・プチリフォーム!
家のリフォームをしたいと昨日から色々調べていました。
今日になってふと、以前トイレの壁紙を自分で貼った時残った壁紙を残して置いた事を思い出しました。
探すとすぐ出てきたのでビニールに入れて置いたのですが、表面の方は糊が既に乾き切っていました。
しかし巻いてある中の方は糊も乾かず使えそうでした。
一面を貼り直す事にして椅子を狭いトイレの中に入れてハサミやはけやカッター等必要な道具を用意して作業を開始しました。
以前やった時より脚が不調ですが、2回目なので少しは前より慣れている事もあり、衝動的に作業開始してから2時間程度で何とか無事終了。やる前よりはましになったので取り敢えず成功したと言えます。
何と言っても費用はただで、達成感もあり良かったです。
他の部分のリフォームは自分では出来そうもありませんが少しずつ考えたり、
調べたりしながら気長にやればいいかなと言う気持ちになって来ました。