高層ビルの歴史と今後!
高層ビルの歴史と今後!
日本の高層ビルの歴史は面白いです。
戦前は法律で建物の高さが31メートルに制限されていました。
当時国会議事堂中央棟が一番高かったのです。
1964年の東京オリンピックが現代化への大きな役割を果たしました。
最も大きかったのは新幹線かも知れません。
建築物は1968年に初めて100メートルを超える156メートルの霞が関ビルディング、
1970年浜松町に163メートルの貿易センタービル、1971年には新宿に170メートルの京王プラザホテルが出来ました。
その後200メートルを超えるビルが1974年に誕生、210メートルの新宿住友ビル、225メートルの新宿三井ビル、
さらには1978年に池袋に240メートルのサンシャイン60が完成したのです。
その後高層ビル競争は暫く収まりましたが、1991年に243メートルの東京都庁第一本庁舎が完成し、
その2年後の1993年に296メートルの横浜ランドマークタワーの完成で取りあえず幕を閉じました。
それから21年後の2014年に大阪が負けじ魂を発揮して300メートルのあべのハルカスを完成させました。
そして2023年の今年、325.49メートルの麻布台ヒルズ森JPタワーが完成し、日本一を東京が奪還しました。
2030年までの予定を見てみると、2027年完成予定のトーチタワーが390メートルの高さを誇り日本に君臨する様です。
東京駅のすぐ隣ですから赤煉瓦の東京駅と合わせ、日本の歴史を感じさせる良い観光地になるのではと思います。
ドバイにある828メートルのブルジュ・ハリファには負けますが、地震大国日本としては十分な高さではないでしょうか?