藤井棋聖タイトル防衛!
藤井棋聖タイトル防衛!
昨日行われた棋聖戦第4局は後半形勢が揺れ動きましたが、最後は藤井棋聖が佐々木七段を破り4連覇を達成しました。
佐々木七段ノ先手で始まった1局は佐々木七段が得意とする相懸かりの展開でしたが、
藤井棋聖が細かく読みを織り交ぜて辛抱強く対応したのが勝因と思われます。
佐々木七段とは王位戦でも対戦中で現在2勝してリードしていますが、気を許すと逆襲される可能性を感じさせます。
何とかこのまま防衛してくれると良いですね!
8月7日~8日の楽しみ!
8月7日~8日の楽しみ!
7日の今日は東京で34℃、他の年では35℃を楽に越えているところがたくさんあります。
そんな日に張り切って外出するのは危険です。
しかし、家にばかりいては運動不足で体力の低下を引き起こします。
報道によると世界的にはエルニーニョが発生したことが明らかになりました。
この夏かもう少し先か分かりませんが、異常気象に拍車がかかりそうです。
そんな状況下、ここ2日間で楽しみな対戦があります。
まずは王位戦第1局です。
藤井王位に佐々木八段が挑む1戦です。
佐々木八段は棋聖戦でも対戦中で現在1勝2敗ながら堂々とした戦い振りに凄みを感じます。
師匠が藤井七冠に勝ち越している深浦九段というのも気になります。
次は今日から始まるネーションズリーグ男子の最終3連戦です。
相手は強豪ばかりでオランダ、イタリア、ポーランドと続きます。
現在9連勝中なので出来れば12戦全勝で決定トーナメントに進出してほしいところですが、そう簡単ではないように思います。
彗星の如く現れた宮浦、いぶし銀の様な関田と山本、レベルアップが著しいMB陣等、絶対的なポイントゲッター石川と高橋等、
研究され尽くした西田を十分カバーするメンバーが揃っているので相当良い試合を見せてくれるでしょう。
東京オリンピック以前は女子に比べ男子は弱いと長年言われ続けていたので、今年の躍進は見ていて大変気分が良いです。
最後はブレイブ・ブロッサムズです。
実際に練習を見てはいないので報道を信じるしかないのですが、
先日もブログに記載した通りこれまでなかったようなトレーニングを積んだので、
ブレイブ・ブロッサムズのレベルアップが凄いらしいのです。
毎土曜日に試合がありますが、緒戦のオールブラックスXVとの対戦でトレーニングの成果がある程度見れると思います。
ここで勝つことが出来れば9月からのW杯フランス大会への期待が膨らみます!
ジェームズ・キャメロンのタイタニック!
ジェームズ・キャメロンのタイタニック!
1912年4月14日~15日に沈没した豪華客船タイタニックを一目見ようと
深海に向かった潜水艇タイタンの悲劇は我々に衝撃を与えました。
ジェームズ・キャメロン監督は映画制作の前に何回もタイタニックを観察しに行ったそうですが、
潜水艇タイタンの性能や準備について警鐘を発していたそうです。
先日TVでタイタニックが放映されていたので久しぶりに見ました。
タイタニックの沈没の悲劇さはタイタンの比ではありませんが、
悲劇でありながらとても美しく制作されていることを再認識しました。
特に若かりし日のレオナルド・ディカプリオが新鮮に感じました。
彼はアメリカ人ですが、父はイタリア人で母親はドイツ人で、何となくアメリカ人らしくない雰囲気があります。
昔映画館で見た覚えがありますが、とても長い映画にもかかわらず沈没するところ等はハラハラドキドキで,
終って映画館を出たときにどっと疲れを感じたことを覚えています。
タイタニック以外ではアバターが強烈な印象を残しました。
アルゼンチンタンゴ!
アルゼンチンタンゴ!
アルゼンチンタンゴの曲を聴いていると何故か懐かしい感じがします。
そんなに昔から聴いている訳でもないのに懐かしく気持ちに寄り添って来るように思います。
実際、アルゼンチンタンゴの有名な作曲家やバイオリン奏者、バンドネオン演奏者、ピアノ演奏者などは20世紀に集中しています。
リズムの王様と呼ばれるファン・ ダリエンソ、バイオリン奏者で楽団の指揮者で、スタッカートの効いた曲は電撃のリズムで、
その音楽は多くの人々に今も愛されています。
カルロス.デ.サルリが作ったバイア・ブランカは彼の故郷に捧げた素晴らしい短調の曲で、
ゆったりとした弦楽器で聴かせ、ダリエンソとは真反対の雰囲気です。
彼の曲もミロンガでよくかかり、愛好家が多いです。
とてもドラマティックで心揺さぶられのはオズワルド・プリエーゼ、
ピアニストで作曲家その傑作リクエルドはとても評価の高い曲で、素晴らしいものです。
そしてリベルタンゴで誰でも知っているアストル・ピアソラ、バンドネオン奏者でタンゴにクラシックやジャズの要素を取り入れ、
タンゴヌエボ(新しいタンゴ)を生み出し大変な人気を得て今もその人気は衰えません。
まだ他にも沢山の素晴らしい作曲家や楽器奏者がめじろ押しですが、書き切れませんでした。
棋聖戦第1局・藤井棋聖勝つ!
棋聖戦第1局・藤井棋聖勝つ!
ベトナムのダナンで行われた第1戦は途中まで藤井棋聖が優勢でしたが、佐々木七段の驚異的な粘りで混戦になり、
最終的には113手で佐々木七段が投了しなんとか1勝を挙げた。
先手番だったので今回負ければ厳しい展開になったと思いますが、取りあえず勝利してほっとしているのではないでしょうか?
藤井名人誕生!
藤井名人誕生!
本日名人戦第5局で藤井六冠が渡辺名人を破りついに将棋界が待ち望んでいた最年少名人と最年少七冠が誕生しました。
今後実現するかどうか分からない2つの偉業を同時に目撃して感動しました。
昨日から行われていた第5局は角換わりを得意とする藤井六冠が自ら角交換を拒否する形で始まりました。
角換わりはAIの研究が相当進み先手がほとんど勝つという結果が出ているそうで、
後手番の藤井六冠がそれ故嫌ったとの解説者推測も出ていました。
本日午前中までは渡辺名人が優勢でしたが、途中で指した2三桂攻め手がAI推奨と異なりそこから形勢が逆転したのです。
最後は藤井六冠がほぼ勝ちそうでしたが詰める手順が自分には分からず突如渡辺名人が投了したのでむしろ驚いたくらいでした。
それにしても藤井新名人・七冠はどうしてこんなに強いのでしょうか?
藤井叡王防衛!
藤井叡王防衛!
昨日行われた第4局は激闘でした。
振り飛車を得意とする菅井八段の三間飛車を受けて立った藤井叡王が2度の千日手指し直しを経て勝ちきりました。
最後は領木氏とも穴熊で守りを固めましたが、藤井叡王は龍とと金で金銀の壁を崩しつつ、
最後は角を捨てて1筋から菅井八段の穴熊を急襲しました。
菅井八段も角と飛車で藤井叡王の穴熊を崩しに打ちかかりますが、
藤井叡王の方が1手早く詰め路を形成して得意の終盤力で菅井八段を投了させたのです。
これで14期連続のタイトル獲得になりました。
31日からの2日間はいよいよ名人戦第5局です。ここで勝つと羽生九段に並ぶ7冠と最年少名人が実現します。
昨年の今頃は夢かも知れないけれど最年少名人になってほしいとファンが皆願っていましたが、
それが七冠のおまけも付いて実現するかも知れないのです。
宝くじを買うのとある意味同じですが、夢や願いは抱かなければ実現するチャンスはないのです!
名人戦第4局・藤井六冠勝つ!
名人戦第4局・藤井六冠勝つ!
藤井六冠が名人位奪取に王手をかけるか、渡辺名人が巻き返して五分の状態に戻すか、天下分け目の第4局は藤井六冠の先手で始まり,
2日目16:45分に渡辺名人が投了して藤井六冠が3-1で名人位獲得まで後1勝となりました。
今までの多くのタイトル戦では角交換が主流でしたが、今回の名人戦では角交換を避ける戦法が中心となり、
前例の無いような戦いが続いています。
第4局も渡辺名人が攻めて藤井六冠が受ける場面が長く、見ていて藤井六冠が厳しいのではないかと思ってましたが、
2日目の途中から流れがかわり攻めと守りが逆転、渡辺名人の持ち駒がほとんど無くなった為、あっという間に追い詰められた流れでした。
藤井六冠は角道を閉じる雁木という作戦に苦戦した時期がありましたが、最近、特にこの名人戦では苦手感を克復した様に見えます。
28日に叡王戦第4局、そして5月31日~6月1日に名人戦第5局がありますから,
いよいよ7冠達成と最年少名人が実現するかも知れません。
将棋はいよいよ新時代の到来か?
将棋はいよいよ新時代の到来か?
先日決まった棋聖戦の挑戦者は所謂四天王の豊島九段、永瀬王座、渡辺名人ではなく佐々木七段でした。
昨日行われた王位戦挑戦者決定戦に勝ち上がったのは羽生九段と佐々木七段で、先番の佐々木七段が終盤の混戦を勝ちきり優勝したのです。これで2タイトル連続で藤井六冠に挑むことになります。
佐々木七段は居飛車の相掛りを得意とする棋士なので藤井六冠とのがっぷり四つの展開が期待されます。
30歳未満で強くなった棋士がどんどん出てきていますから、将棋の世界は勢力図が変わるかも知れません。
羽生九段は挑戦権がとれずがっかりしていた様ですが、
ファンは藤井六冠との再度のタイトル戦を楽しみにしていますのでこれからも頑張ってほしいところです。
サモトラケのニケ!
サモトラケのニケ!
ルーブル美術館に貢献したフランスのトップはフランソワ1世、ルイ14世、ナポレオンが有名です。
これらのトップが世界各国から貴重な作品をかき集め膨大な所蔵物量になっています。
現在最も有名なのはグランドギャラリーの一番奥に鎮座しているモナリザです。
フランソワ1世が大変気に入りお抱えの画家にしたのがきっかけでした。
ルーブル美術館については語ることがたくさんあり1回のブログで全て語ることは出来ません。
今日は1972年に初めての海外旅行でパリに行きルーブル美術館を訪れた時のことにします。
何の詳細知識も無く訪れたときに先ず思ったのは美術館が凄くデカいこと。
見学を始めたら広すぎて、一日ですべ絵を見ることは出来ないと感じたこと。
当時モナリザは回廊の途中にほかの絵と並べて飾ってありましたが、モナリザだけ保護の為に透明なプラスチックの板があり、
これがモナリザかと思ったものです。
回廊では模写をしている画家がいました。
現在はそんな場面にお目にかかることはありませんが当時は許されていた様です。
あれこれ動き回っていたこともあり近くのベンチに座り画家を30分ほど眺めていました。
自分の興味はこの画家が何回周囲に目をちらつかせるかでしたが、30分間一度も周りを見ないのです。
絵を描くと言うことはこれほどまでに集中出来るものかと知り、帰国後油絵にはまった時期がありました。
あの時ルーブル美術館に行って真っ先に出会ったのが画像のサモトラケのニケでした。
美術館に入りダリュの階段を見上げると踊り場に頭のない白い石像が見えるのです。
あれがサモトラケのニケであることは高校の美術で学んだので分かりましたが、何か映画の一場面を見ている如く、
正に勝利の女神ニケが輝いているという感じでした。
彫刻ではミロのビーナスやミケランジェロの2体の奴隷像もありますが、個人的にはサモトラケのニケが一番のお気に入りです。
この石像は1863年にフランス領事シャンポワゾがサモトラケ島で発見したそうです。
胴体部分と総数1118点の片翼の断片が発見され復元したのです。
右手は1950年に発見されて現在ルーブル美術館に保管されているそうです。
紀元前190年頃の制作と推定されていますが、ギリシャ彫刻の傑作と評価されています。