日本の祭り!
日本の祭り!
幼少の頃、夏の盆踊りが結構楽しみでいつも出かけていました。広場の中心に舞台が
設営されて、浴衣着で炭坑節を踊ったものです。最寄りの自由が丘駅前でも実施されて
いるので、日本人の伝統を守る精神は生きています。
そもそも祭とは、感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為だそうですが、
現在は沢山の観衆が集まり、お祭りの規模や迫力を楽しむものに変わってきている祭りもあるようです。
様々なメディアや雑誌が日本の有名な祭りを取り上げているので、それらをまとめて
みるとおよそ次のようになります。
・さっぽろ雪祭り(北海道)
・祇園祭り(京都府)
・五山送り火(京都府)
・青森ねぶた祭(青森県)
・高山祭(岐阜県)
・三社祭(東京都)
・岸和田だんじり祭り(大阪府)
・阿波おどり(徳島県)
・よさこい祭り(高知県)
・博多祇園山笠(福岡県)
・ランタンフェスティバル(長崎県)
・沖縄全島エイサーまつり(沖縄県)
個人的には上記のなかで4つしか見たことがないので、いずれ訪れようと思います。
日本にはどのくらい祭りがあるのかフリー百科事典(Wikipedia)で調べてみました。
全国:949
北海道:10
東北地方:122
関東地方:224
中部地方:292
近畿地方:163
中国地方:32
四国地方:21
九州・沖縄地方:95
祭りといえば関西が多いのかと思っていましたがそうではありませんでした。
最も多い都道府県のベストスリーを当てられる方はほとんどいないと思われますが、
1位は愛知県の115,2位は千葉県の100,3位は富山県の89なのです。
一方最低を調べて見ると、わずか1つしかない県が2つもあります。
阿波踊りで有名な徳島県とよさこい祭りで有名な高知県です。何とも不思議です!
炎天下のウオーキング その2!
炎天下のウオーキング その2!
昨日ウオーキングの定番ルート2つを掲載し、一昨日①ルート完歩が出来なかったことを
お伝えしました。少し悔いが残ったので、昨日②ルートに挑戦しました。2日連続の
挑戦でしたので、体力や脚力が持つか不安がありましたが、歩き始めたら予想以上に
快調に歩けたので、これなら行けるかなと思いながら歩き続けました。田園調布陸橋を
越えてガス橋方面に向かうと、多摩川沿いにキャノンの立派な本社が見えてきます。
守衛さんに「ここは本社ですか?」と訪ねたら、胸を張って「そうです!」と答えられた
のが印象的でした。凄く広い敷地に白色の建物が整然と配置されていて、立派な造りだと感じました。
画像はガス橋を渡ったところから撮ったキャノンの本社です。
画像には敢えて撮しませんでしたが、両側に高層のマンション運が立ち並びなかなか見ることが
出来ない風景です。
撮影を終えて丸子橋を目指しました。新幹線と東海道線が走っているのを正面に見て、
左側には武蔵小杉の高層マンション群が迫ります。どれが一番高いのかちょろちょろ
見るのですが、遠近と方角感覚で錯覚が生じ、どれが一番高いのか判りません。
そうこうするうちに丸子橋に到達しました。体調が持たなそうであれば、そこから
多摩川を渡り戻るつもりでしたが、うまい具合に日差しが陰ったので、二子玉川駅まで
約5.5kmを進むことにしました。昨日はウオーキングしている人がそれほど多くなく、
むしろサイクリングをしている人が多かったです。残り4kmほど辺りから足が重くなり
厳しくなってきましたが、日差しが戻ることがなかったので救われました。
二子玉川駅に着いた時は全く余裕がなくなり、すぐ東急大井町線に乗って返ってきた
次第です。①ルートと②ルートでは距離はあまり変わらないのですが、①ルートの方が
アップダウンが多いので厳しい感じです。次回は①ルートの完歩を目指します。
炎天下のウオーキング!
炎天下のウオーキング!
昨日17度目の高尾山はあまりにも暑いので、たまに挑戦する炎天下のウオーキングを
やってみました。定番のコースは、東急大井町線を出発点として奥沢から環八に向かい、
丸子陸橋で2つのルートの選択肢があります。
① 丸子陸橋を左に曲がり、中原街道を進み武蔵小山から目黒に行って少し休憩し、
帰路は目黒街道を都立大学駅まで進み、その後緑が丘に戻る約13km。
② 丸子陸橋をさらに進み、途中右に曲がってガス橋を目指し、多摩川を越えたところで
右側の多摩川土手をひたすら二子玉川まで進み、二子橋を渡った二子玉川駅までの約約14km。
昨日は正午に出発し、①ルートをひたすら進みました。途中、下りと登りの繰り返しが
2回あって結構心拍数に影響します。それを超えると環7と交差します。そのまま中原街道を
直進すると昭和大学病院迄の下りがありその後の登りが厳しく感じます。
そのあとの武蔵小山までは平坦ですが、その先は下りが続き目黒川に到達、
そして目黒駅まで長い登り坂をひたすら登ることになります。
昨日は35℃を超える暑さで帽子を被らなかったことが影響したのか判りませんが、
昭和大学病院後の坂を登り切ったところで、急に足が重たくなり目黒までは
たどり着けないように感じました。あまり無理をしても意味がないので、
結局武蔵小山から目黒線で戻ってきてしまいました。武蔵小山には有名な商店街があり、
いつもはまっすぐに歩くのが難しいほど人で溢れているのですが、昨日は暑さのためか、
コロナウイルスのためか判りませんが、歩きやすくいろいろなお店を観察出来て面白かったです。
画像のように1650円の掘り出し物ウエストポーチをゲット出来て、辛さが吹き飛びました!
藤井二冠誕生!
藤井二冠誕生!
昨日は藤井棋聖の日だったと思います。
羽生九段の2冠達成記録と加藤元九段の8段昇段記録をいずれも最年少で達成しました。
本ブログでは藤井四段時代から注目して、機会がある毎にその昇進の過程を掲載して
きましたが、これほど早く夢のような出来事が成し遂げられるとは思いませんでした。
何度も記述しますが、新型コロナウイルスの影響で、国民が暗い気持ちになっている中、
夢と希望を叶えてくれたのですから、国民栄誉賞を贈っても良いのではないでしょうか?
昨日もPCで中継を見ていましたが、選択肢が多い局面で常に攻めの姿勢を崩さないのが
勝利に結びついたように思いました。引退後永世七冠となる羽生九段が「十代で複数冠を
保持するのは空前絶後の大記録」とコメントするくらいですから、正に偉業なのでしょう。
今日のTV報道は藤井二冠一色になるはずです!
残る大記録は九段昇段と残る六冠制覇及び永世七冠の称号です。
九段昇段の最年少記録は渡辺三冠が21歳7ヶ月で達成した記録です。
九段に昇段する条件は①竜王位2期獲得、②名人位1期獲得、③タイトル3期獲得、
④八段昇段後250勝のいずれかです。藤井二冠は③のタイトル3期獲得が最も近い
条件といえます。棋聖または王位のタイトルを来年防衛すると九段昇段となるので、
昇段の最年少記録が完成されます。
残りの六冠を獲得するのは、この若さでこの強さですから、十分達成可能と思います。
最大の難関はやはり永世七冠の称号でしょう。これまで唯一羽生九段が獲得している
大記録です。
タイトルは全部で8つありますが、叡王位には永世称号がありません。
各タイトルの獲得条件と獲得棋士を記載します。
永世竜王 連続5期、または通算7期:渡辺明・羽生善治
永世名人 通算5期: 木村義雄・大山康晴・中原誠・谷川浩司・森内俊之・羽生善治
永世王位 連続5期、または通算10期: 大山康晴・中原誠・羽生善治
名誉王座 連続5期、または通算10期: 中原誠・羽生善治
永世棋王 連続5期: 羽生善治・渡辺明
永世王将 通算10期: 大山康晴・羽生善治
永世棋聖 通算5期: 大山康晴・中原誠・米長邦雄・羽生善治・佐藤康光
長い将棋の歴史の中でプロ棋士が延べ何人いるのかわかりませんが、永世称号を獲得
したのはわずか9棋士しかいません。
1冠は、木村義雄、谷川浩司、森内俊之、米長邦雄、佐藤康光の5棋士です。
2冠は、渡辺明です。
4冠は、大山康晴、中原誠の2棋士です。
7冠は、羽生善治だけです。
どの獲得条件も最低5期獲得しなければならないので至難の位と言えるでしょう。
国民栄誉賞を受賞した羽生九段の域に藤井二冠が到達出来るかわかりませんが、
期待を込めて応援したいと思います。
スイカの話!
スイカの話!
漢字で書くとスイカは西瓜であることは大抵の人が知っています。
しかし何故西瓜と書くのか知っている人は果たして50%いるでしょうか?
答えは中国の西方から伝わったので西瓜となったのです。同じようなことがカボチャにも
言えます。カボチャは南瓜と書きますが、中国の南に位置する東南アジアから伝わった
ため南瓜となりました。
本題に戻りますが、スイカは赤色と黄色があります。
黄色のスイカにはベータカロテンが多く含まれています。ベータカロテンはビタミンAに
変化して目の神経伝達物質になりますし、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの
生活習慣病から身を守ってくれます。食べるとあっさりとした甘さがあります。
赤色のスイカにはリコピンが多く含まれています。リコピンは悪玉コレステロールの
酸化を抑制して血流を改善します。食べるとしっかりとした甘さがあります。
中国から伝わったスイカは元々黄色の方が多かったようです。
遺伝的には優勢が黄色で劣勢が赤色ですから、黄色いスイカと赤色のスイカを
掛け合わせると黄色のスイカになるのです。
日本ではしっかりした甘さと赤色が好まれ、赤色のスイカが主流になっています。
何気なく食べるスイカにも由来や栄養素の違いなど、奥深さが感じられます。
現在進行中の王位戦第4局で木村王位と藤井棋聖は、昼食のデザートにスイカを食べて
いるでしょうか?
16回目の高尾山!
16回目の高尾山!
昨日13時15分に高尾山口駅を出発して高尾山に行きました。
35℃位の気温と前回小仏城山に到達出来なかったことを考慮して、今回は舗装されて
いる1号路を登りました。やはり暑いせいか、ふもとから登る人はあまりいません。
おそらくケーブルカーで途中まで登っていたようです。
頂上に着いたら、いつもほどの人はいませんでした。暑さを考え時間帯を変えて早朝に
登った人が多かったのかもしれません。
今回一番厳しかったのは、薬王院を通過して、その後に待っている合計300段程度の
階段でした。暑さのせいで汗が目に入り視界が閉ざされるような出来事が何回もあり
心臓バクバク、足が重くなりました。冷静に考えて、足の筋肉が不足しているようです。
頂上で少し休憩して小仏城山に挑戦するか一瞬考えたのですが、今回はスタート時間が
遅かったことや前回のトラウマがあったので止めました。下山ルートについてはいつも
膝がおかしくなる稲荷山ルートは諦め、2.5kmの3号路と急坂2.1kmの1号路の
組み合わせにしました。3号路は距離は長いのですが、難しい場所はほとんどなく、
山の中をハイキングしている気分になります。
今回の登山で目立ったのは幼児をつれた若夫婦が多かったことです。
驚いたのは1号路の急坂を2歳1ヶ月のお嬢ちゃんが歩いて登っていたことでした。
横を通るときに質問して判ったことですが、それを聞いてこちらの身が引き締まる想いで、
追い抜かれてはいけないと急に速度を上げた次第です。
毎回思わぬ出来事に遭遇するので高尾山は楽しいです!
将棋・渡辺新名人誕生!
将棋・渡辺新名人誕生!
藤井棋聖の快進撃で将棋が盛り上がっている中、藤井七段に棋聖を奪われた渡辺二冠が
豊島名人を4勝2敗で破り、新名人になりました。
14日・15日に行われた第6局は合計90手と手数は少なかったですが、両棋士が
じっくり読み合うしびれるような対局でした。先手で得意な矢倉陣形を組んだ渡辺二冠が
二日目にリードを広げ押し切った流れでした。
これまで竜王を11回も獲得している渡辺二冠ですが、名人戦には意外に縁がなく、
今回初めての挑戦で棋士生活20年目での獲得になったのです。終局後のインタビューでは未だ実感が
沸かないようにコメントしていましたが、今頃は名人の重みを感じているのではないでしょうか?
プロの将棋の世界で、中学生でプロ棋士になったのはこれまで5人います。
加藤元九段、谷川九段、羽生九段、渡辺名人、藤井棋聖です。
今回渡辺名人が誕生したことで、加藤~渡辺までの4棋士が名人になりました。
残る藤井棋聖が将来名人になると中学生プロ棋士イコール名人というレールが敷かれる
ことになりますが、果たしてどうでしょうか?
何れにしても、藤井棋聖だけでなく渡辺新名人の誕生で、豊島竜王、永瀬二冠、そして
永世七冠の称号を既に獲得している羽生九段も、巻き返しを狙ってくるはずですから、
将棋界は益々盛り上がり、普及していくと思います!
昨年はラグビーで大いに盛り上がった日本、今年はコロナウイルスの影響下、将棋が
全国に明るさを届けてくれています!
シャリ・ガリ・むらさき・カッパ巻き・鉄火巻の由来!
シャリ・ガリ・むらさき・カッパ巻き・鉄火巻の由来!
お寿司屋さんに行って私たちがよく使う掲題の言葉について、その由来をはっきり
認識している方は50%いるでしょうか?
○シャリはすし飯のことですが、ご飯と酢をシャリシャリと切るように混ぜる音に
由来しています。余談ですが、白米のご飯をシャリといいますが、シャリは元々
サンスクリッド語で「お釈迦様の骨」という意味です。お釈迦様が亡くなって遺骨を
分骨して8つの仏舎利塔に安置されましたが、さらに細かく分骨された骨を見た僧侶が、
「ご飯はお釈迦様の骨のようだ」といったことに由来するそうです。
○ガリは生姜のことですが、噛んだ時にガリガリ音がするのが由来です。
○むらさきはしょうゆのことですが、しょうゆの色が紫に見えるのが由来です。
○カッパ巻きとはきゅうりを酢飯と海苔で巻いた細巻きです。カッパとは日本で生まれた
妖怪の一種で、一般的には全身が緑色で、頭に皿の夜媼ものをのせています。
カッパ巻きの由来はきゅうりの緑がカッパの身体に似ているからではありません。
妖怪のカッパがきゅうりが好物であったことに由来します。
○鉄火巻きはマグロの赤身を酢飯と海苔で巻いた細巻きです。鉄火は真っ赤に焼かれた
鋼や刀剣や鉄砲のことを指す言葉であると同時に、威勢の良いことを表わします。
明治時代になり賭博場が広まり、威勢の良いことから鉄火場と呼ばれていました。
その鉄火場で食べられた定番はかんぴょう巻きでしたが、飽きたギャンブラー達の
要請で考案されたのがマグロを入れた細巻きでした。このアイデアが大いに受けて
鉄火巻きとなったのが由来です。
嘘のような本当のような不思議な話ですが、言葉の由来を知ると寿司を食べるのが
ますます楽しくなりました。
フランス人が造る日本酒!
フランス人が造る日本酒!
その名は「IWA5」と名付けられました。
7月に発売され、価格は13,000円(税別)です。
日本酒メーカーの白岩を率いるのはフランス人のジョフロワ氏です。
この方は28年間高級シャンパン「ドン・ペリニョン」の醸造最高責任者を務めた方で
その後、日本酒に魅了され日本酒の酒造白岩を立ち上げるに至ったそうです。
さすがフランス人というか、ドン・ペリニョンの醸造最高責任者というか、日本酒造りに
新たなアイデアが取り入れられています。
○ 名前の5が示す通り、5種類の酵母を使用したこと。
○ 酒米は1種類に特化せず十数種類ブレンドしていること。
○ 発展途上ということもあり酒米のレシピを持たないで、今後も改良を加えるため、
味わいが変化していくこと。
○ ボトル、キャップ、ラベルにそれぞれ著名デザイナーを登用したこと。
○ 広報と広告に重点を置いていること。
○ 現在は富山市で生産していますが、2021年春に国際競技場を担当した隈研吾氏に
よって設計された現代的な酒蔵「白岩」を富山県立山町白岩にオープンすること。
日本伝統の日本酒が外国人のアイデアを取り入れて変化するのは、日本酒の国際化に
拍車をかけるかもしれません。伝統の重みや美徳を尊重しつつ、良いものは積極的に
取り入れて裾野を広げることは大事なことだと思います。
流星群!
流星群!
8月14日までペルセウス座流星群が見えるということで、連夜愛好家が望遠カメラを持ち出して
撮影に没頭しています。画像には撮影したタイミングが悪く流星が写っていませんが、
天の川を背景に幾筋もの光の矢が見えては消える天体ショウなのです。
毎年ほぼ見ることが出来る3大流星群があります。「しぶんぎ座流星群」、「ふたご座流星群」、
及び今回の「ペルセウス座流星群」です。いずれも星座がある方向に見えるため星座の名前が
付けられているのです。
流星群の正体を語るには彗星の話をしなければなりません。
彗星とは太陽系の存在する小天体のうち、おもに氷や塵などでできており、太陽に近づいて一時的な
大気であるコマや、コマの物質が流出した尾(テイル)を生じるもののことをいいます。
現在判っているだけで343個の彗星が個々の周期で太陽を回っています。ペルセウス座流星群の
母体天はスイフト・タットル彗星と言い、約130年周期で回っています。
彗星の本体である核は岩石質、氷、ケイ酸塩や有機物を始めとする炭素質の塵が含まれています。
コマは彗星が太陽の熱でガスや塵が希薄な大気となって核の周りを球状に覆っているものです。
尾(テイル)は塵が主体のダストテイルとガスが主体のイオンテイルがあります。
流星群とは彗星が通過するときに残した尾を主体とする残骸が地球の大気と相互作用して燃え上がり、
地球からは流れ星のように見えるものです。流星の速度はものすごく速いのですが、残骸は動いて
いるわけではないので、あの速度は地球の公転速度といっても良いかもしれません。
今年は今晩が最後のようなので、時間があれば明かりのない外で流星群を探してみて下さい!