フォッサ・マグナを覚えていますか?
フォッサ・マグナを覚えていますか?
中学の地理で習ったフォッサ・マグナはラテン語でフォッサ「割れ目」・マグナ「大きな」を意味し、
日本語では「中央地溝帯」、または「大地溝帯」と称されます。
画像の様に新潟の新発田―小出構造線、柏崎ー千葉構造線、糸魚川―静岡構造線に囲まれたオレンジ色の面フォッサ・マグナと名付けました。
日本は5億年程前は海底にありましたが、その後の度重なる地殻変動で地上に顔を出します。
しかし、その後フォッサ・マグナの場所は海底に沈み海だったのです。
その後、砂・泥、生物の残骸など様々な堆積物が溜まっていましたが、
数百万年前にフィリピン海プレートが伊豆半島を伴って日本列島に接近した時に真っ二つになっていた列島が圧縮され始めました。
この圧力によってこの地帯は隆起し西側には3000メートル級の日本アルプスを形作るまでになったのです。
まさに地球は生きています!
地球は変化している!
地球は変化している!
太平洋は狭まり、大西洋は広がる。
太平洋にはマリアナ海溝という地球で最も深い海溝があります。
そこにマントルが沈み込んでいます。
その影響で北米と日本はごくわずかですが近づいています。
一方、大西洋の真ん中には大西洋中央海嶺(画像)という
世界最大の海底山脈が有り、少しずつ隆起しています。
その影響で大西洋は毎年4~10cm広がっているのです。
いつの日かユーラシア大陸が北米大陸と合体する可能性があります!
パタゴニア!
パタゴニア!
世界で一度行ってみたい場所の一つにパタゴニアがあります。
場所は南米アンデス山脈の南端からマゼラン海峡までの南緯40度以南地域の総称です。
国は太平洋側にチリが、大西洋側にアルゼンチンが位置しています。
マゼランが世界一周をはじめて成し遂げたマゼランが先住民が履いていた毛皮の靴を見て、
スペイン語で「大きな足」を意味するパタゴニアと命名したそうです。
行ってみたい理由は日本ではあり得ない地形と風、そして氷河です。
チリ側は氷河期時代に形成された氷河が連なり大規模なフィヨルドが広がっています。
夏と冬で移動速度は異なりますが、平均年間に10~200m移動する様な
ペリト・モレノ氷河(画像)もあり、氷河の崩落が観察出来るなど迫力万点です。
アルゼンチン側には草原の北部と砂漠の南部が広がっているのです。
全く異なる地形が共存しているのが不思議です。
さらに南には南極大陸が位置していますが、マゼラン海峡を越えたその先には
世界一荒いといわれるドレーク海峡が待ち構えています。
マゼラン海峡の真東にフォークランド諸島があります。
こんなところまでイギリスが領土にしていたとは驚きですが、アルゼンチンの占拠に対し、
当時のサッチャー宰相が血相を変えて戦争となり1882=1990年まで武装紛争を展開しました。
イギリスはフォークランドで油田開発をしているのです。
199お年2月5日に戦争状態は終結しましたが、現在もフォークランド諸島の
領有権問題は棚上げされています。
歴史の話は別として、一体どんな感じなのかパタゴニアで体験してみたいのは風です。
一年中風速30m程の風が吹いているとのことなので、台風の中で生活しているのと
同じです。それでも現地の人々は何と言うこともなく暮らしているそうです。
風は主に3つあります。いわゆる偏西風の西風、アンデス山脈から吹き下ろす北風、
そして南極海と太平洋海の気圧差で発生する南風です。
特に、南極からの南風が強くパタゴニアの木々は風に押されて北を向いているそうです。
あまりにも遠いので訪れることは無いと思いますが、
自然のパワーが作り上げる「自然の景観」は是非見たいと思う次第です。
一日の食事!
一日の食事!
入院中は朝・昼・晩とも美味しい食事を頂いています。
ステロイドを飲んでいるせいか、食欲がありなんとなく物足りなさを感じますが、血糖値を抑えなければならないので間食はしません。
おかげで体重が6kgも減っているのです。
退院後の食事について内容も量も意識しないとあっという間に増加して糖尿病や、肝臓と腎臓の数値が悪化する可能性があるので、
以下の通り栄養士さんにお話を伺いました。
○ 一日に必要なエネルギーは1800kcalです。
○ 3食の配分としては、朝が30%、昼が40%、夜が30%です。(朝食を必ず摂ることと夕食は増やさないことが大事な様です)。
○ 構成は主食「炭水化物系」、主菜「たんぱく質系」、2つの副菜2つ「繊維質+脂質」+乳製品(120kcal)/日+
果物(80kcal)/日+具沢山の汁物1杯/日。2つの副菜以外にキノコ・海藻・こんにゃくは別に摂ってかまわない。
○ 油は控えめにして大さじ1杯/日。
○ 主食/回は米200g、8枚切り食パン2枚、ゆで麺1玉のいずれか一つ。(芋類の代用は可能だが量は種類による。)
○ 主菜/回は魚料理70g、肉(赤身)70g、卵1個、チーズ20g、豆腐100g、納豆1パックのいずれか一つ。
その他にちくわ・さつま揚げ・がんもどき・魚介類など。
○ 副菜は煮物・サラダ・お浸しなどで、2つ選択。
○ 野菜/日は350g以上で、緑黄色野菜が120g以上。
○ 食べ方としては①早食いしない②良く噛む出来れば30回以上③食べているときは箸を置く
④野菜を最初に5分かけて食べ、次に主菜、最後に主食を摂る⑤同じものばかり食べない。
感想:
全体的にはものすごく窮屈な感じがします。
家族や友人との食事であれば、どうしても夕食時に比重がかかる上ボリュームアップが避けられそうもないので、
結局病人の自分だけは別メニューで個別に食べることになるのかもしれません。
三食必ず食べるのもこれまでその習慣がない者にしてはつらいものがあります。
スーパーやコンビニの弁当やお惣菜は様々な調味料が入っているので栄養バランスが決して良くないため、
栄養士さんの指導通りにしようとすると常に自分で準備する必要が出てきます。
毎回の献立を考えて支度をすると落ち着いて他のことが手につかず、
結局三度の食事に時間を費やすだけで1日が終わってしまう可能性がある様に感じます。
完治しない病気との共生をして、感染症対策と息が上がるために行動が制限されるのが
大変なことであるのを再認識しているところです。
餃子の市・宇都宮市!
餃子の市・宇都宮市!
200件以上の餃子専門店がある宇都宮市は、駅前に餃子の石像が建つほど思いがこもっています。
宇都宮市が「ギョウザの街」を宣言したのは1990年でした。
総務省が毎年発行している「家計調査年報」の中に、餃子にかける1家族当りの金額も記載されています。
餃子については1987年から掲載されていた様ですが、宇都宮市役所の職員が1987年から宇都宮市が
全国1であることを見つけたのです。
この職員は大変賢いと思うのですが、このデータを町おこしに活用し労して、宣言に至ったのであります。
宇都宮市には餃子に人気が集まる背景がありました。
戦時中、宇都宮にあった第14師団から約1万人が中国北部に出兵し、そこで食べた餃子に魅せられてしまいました。
そして帰国後家庭内や商売として餃子を作り始めたのです。
さらにこの流れを後押ししたのがニラでした。
栃木県はニラの生産日本一なので、餃子が作りやすかったものと思われます。
東京23区の話!
東京23区の話!
現在の東京都が市になったのは1889年です。
当時、区は15しかありませんでした。当たり前ですが名前も今とは相当違います。
広さも今よりかなり狭く、現在の千代田区、中央区、港区、文京区に下町の一部を加えた程度でした。
区の数が一番多くなったのは1932年で35区になりました。
その時に荒川区、渋谷区、世田谷区などが誕生しました。
戦後の1947年3月に区の合併が行われ、一気に22区に縮小したのです。
そして、現在の23区になったのはその5ヶ月後の8月でした。
最後の23区目になったのは板橋区から分離した練馬区なのです。
23区の区分地図1番は千代田区、2番は中央区、3番は港区、4番は新宿区と続きます。
普通は「あいうえお」順などが採用されますが、23区の場合は1967年に制定された
自治省のコードナンバー順になっています。23区に住んでいる成人住民で
23区全てを言える人は何割いるでしょうか?私の推測では80%未満の様な気がします。
役所が千代田区を最初として時計回りにつけたコードナンバー順ですから、覚えにくいのは当たり前です。
23区は坂道が多いのも特徴の一つです。赤坂、道玄坂、神楽坂などいくらでもあります。
特に文京区、新宿区。港区、千代田区に多いのですが、理由は大昔から発生してきた富士山の噴火の影響だそうです。
長年堆積した火山灰のなごりですが、川の氾濫等で流されなかったところが残った結果です。
世界でも珍しいほど多く、23区で800以上もあります。
一番多い名前は「富士見坂」です。
昔は高層ビルがありませんでしたから、坂の上では必ず富士山が見えたのでしょう。
お帰り・熊本城!
お帰り・熊本城!
2016年の熊本大地震で大きな被害が出た熊本城の復旧工事が完了し、4月26日に一般公開されることになりました。
まさにお帰り・熊本城です。
熊本城は私の大好きなお城の一つです。熊本市の繁華街のすぐ脇にあってまさに市民の憩いの場所と言って良いでしょう。
坪井川に一番近い行幸坂沿いの櫓門から入り、竹之丸の途中を左に向かって武者返しの石垣を見ながら
天守閣に向かって階段を上って行くのがお気に入りでした。
地震で石垣も崩れたところもあったと思うので、底は復旧したのか分かりませんが、
本丸だけでなくお城全体が復旧してくれる事を願います。
天守閣内部も今回の復旧で様々な工夫が凝らされ、利便性も上がった様なので、益々熊本城の人気が高まるでしょう!
(画像左は以前の姿で右は復旧後の姿です)。
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しだれ桜!
しだれ桜!
日本各地からは未だ桜満開の便りが届いていますが、残念ながら東京都心では真っ盛りは過ぎてしまいました。
現在入院中の病院内にも立派な桜があったのですが既に見る影もなく、
9階の病室から近所を見渡しても白やピンクの色が消えています。
2021年の桜シーズン最後を飾るのはやはりしだれ桜と思いますので、
思いもよらず入院した記憶のためにも、いくつか画像を掲載しておきます。
(左醍醐寺、右は六義園です)。
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3色旗の国旗!
3色旗の国旗!
ロシアを含め欧州には3色旗の国旗が20もあります。
一般的には3色旗を広めたのは16世紀初めのオランダということになっています。
しかし、オーストリアではそれより300年以上前から横並びの赤・白・赤の国旗が
使われていたそうで、これが本当の始まりかもしれません。
そして国旗が表わしていることが次の様な故事であることに驚かされると同時に、
今でも変えずに国旗の意味なのは面白い感じがします。
【返り血を浴びて全身が真っ赤に染まった支配者のベルトが白く残った】。
大半の他の国は3色それぞれに歴史や国の特徴の意味を持たせています。
主だった国を掲載します。
フランス:青(自由)、白(平等)、赤(博愛)
ドイツ:黒(力、勤勉)、赤(血、情熱)、黄(名誉、栄光)
イタリア:緑(美しい領土)、白(アルプスの雪、正義、平和)、赤(愛国、熱血)
オランダ:赤(国民の勇気)、白(信仰心)、青(忠誠心)
ルーマニア:青(澄んだ空)、黄(鉱物、穀物)、赤(国民の勇気)
ハンガリー:赤(戦いの尊い血)、白(川や清潔さ、平和)、緑(山々や希望)
ブルガリア:白(平和と自由)、緑(大地の恵み)、赤(国民の勇気)
ベルギー:黒(力)、黄(充実)、赤(勝利)
アイルランド:緑(カトリック)、白(平和)、橙(プロテスタント)
ロシア:白(高貴、素直)、青(名誉、清らかさ)、赤(愛、寛大、勇気)
その他にルクセンブルグ、エストニア、スロベニア、スロバキア、クロアチア、リトアニア、
セルビア、モルドバ、アンドラがあります。
桜とお城!
桜とお城!
各地で桜情報が飛び交っています。山とのコラボ画像、ボリュームを誇る画像、咲き乱れるしだれ桜の姿など、
様々なシーンが展開されていて視覚を活性化させてくれています。
私が一番好きなのはお城とのコラボ画像です。
凜と歴史の重みを感じるお城の一角を綺麗な桜が包み込む等最高ではないですか!
画像は左が津山城、右は伊賀上野城です。)
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