サグラダファミリアの現状!
サグラダファミリアの現状!
1882年3月19日に着工されたサグラダファミリアは未だに建設途上です。
民間カトリック団体「サン・ホセ教会」が贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画したものですから幾度も資金難で中断しています。
サグラダファミリアと言えば誰もがアントニオ・ガウディを思い浮かべます。
初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けましたが、
意見の対立から1年で辞任し、引き継いだのが31歳のアントニオ・ガウディでした。
踏襲された既存の計画がどんな物だったか分かりませんが、
アントニオ・ガウディが自分の思い通りに設計変更した様なので誰もがアントニオ・ガウディの作品と認めるところだと思います。
アントニオ・ガウディはこの教会に生涯を捧げ1926年に路面電車にひかれて亡くなりました。
この画像が撮られたのは彼の晩年だったのかも知れません。
サグラダファミリアには合計18本の塔が立つことになっています。
内容はイエスの塔、マリアの塔、12使徒の塔、そして4人の福音史家です。
1976年に8番目の塔が建設されて以来45年振りの2021年12月に2番目に高いマリアの塔が完成しました。
さらに1年後に2本の福音史家(ルカとマルコ)塔が完成したので、残るは7塔です。
コロナ禍で建設資金が集まらず建設計画も遅れている様ですが、
イエスの塔の建設も進んでいるので2026年中に完成する可能性もあります。
完成後は世界一高い教会になりますし、旧約・新約聖書全てを網羅するので、
カトリック、プロテスタントを問わずキリスト教の聖地になる様に思います。
下北沢南口商店街!
下北沢南口商店街!
この所医者通いで下北沢に毎週通っています。
南口商店街を歩いて行くのですが、沢山の古着屋や輸入小物や雑貨屋、個性的な洋服屋、靴屋又インターナショナルなレストランやカフェ、
携帯ショップ、ペットショップなど実に様々な店があり、いつも活況を呈しています。
駅前には手作りアクセサリーが売ってたり、ちょっと立ち寄ってみたくなります。
ほぼ若者ばかりなので最初は場違い感があり、通り過ぎていたのですが、段々と慣れてしまい、最近は軽く食事したり、買い物もする様になりました。商品も面白くコスパも悪くないので楽しめます。
食事も色々あるので少しずつ立ち寄ってみたいと思います。
壁にぎっしりと本が並んだ少し薄暗いカフェがあり、外から眺めてまるで古本屋のソファーで本を読んでいるみたいで,
雨の日に訪れるのもいいなと思いました。
どこに行っても同じような店が同じような商品を売っているのはつまらないし、飽きてしまい購買意欲も湧きません。
個性豊かな店がどんどん増えて街を歩くのが楽しいのは嬉しいです。
21世紀美術館!
21世紀美術館!
金沢にある21世紀美術館は建物の前が広い芝生で、とても開放感があります。
芝生の上にモダンでデザイン性のある椅子があり、座り心地もいいです。
遊べるオブジェもあり、良い空間になっています。
美術館の建物の中に入ると、とても広く、展示物も多く鑑賞するのに大変ボリュームがあります。
来場者は若い人が多いように思いました。
現代美術はそれだけ彼等、若者に近い所にあるのでしょう。
沢山観た中で銃を使った楽器がありました。
銃の本物を見る機会などありませんからおびただしい数の銃がオブジェを構成している様はインパクトのあるものでした。
メキシコ人のペドロ レイエスさんの作品です。
メキシコは治安も悪く、銃社会です。
そんな環境下生まれたのがプロジDisarm” です。
この作品に使われている銃はメキシコ軍が麻薬組織から押収した銃をスクラップものだそうです。
命を奪う銃を楽器にして人々を楽しませたいと言う思いがこもっているそうです。
この楽器は15分毎に自動演奏します。
あの空間にいた時間がそのまま心の中に残っています。
2023年・ねぶた祭りと長岡大花火大会のキーワードは4年振り!
2023年・ねぶた祭りと長岡大花火大会のキーワードは4年振り!
4年振りは他にもたくさんありますが、この二つは規模も大きく特に有名なので焦点を当ててみました。
昨日秋田で超有名なねぶた祭りが始まりました。
他県からも観光客が集まりたくさんの人が楽しそうに踊りながら行進しています。
4年振りと言うことで神輿も立派なものが出来ました。
有名なねぶた祭りだけあって迫力満点です。
長岡を流れる信濃川の河川敷で4年振りに大花火大会が開催されました。
全長2kmほどのスペースで約2万発の花火が打ち上げられます。
これまで二子玉やみなとみらいの花火は見に行きましたし、先日の隅田川花火もTVで鑑賞しましたが、
都会のようにビルが建ち並ぶところでの花火とは迫力が違います。
何もない夜空が恰も大画面のような印象を与えるのです。
長岡の大花火はただ打ち上げるだけでなく、それぞれに名前が付いていてそれを表現するかのように大画面で花を開かせます。
また日本最大級の正三尺玉が轟音を鳴り響かせ画面を覆い尽くすのはとても迫力があります。
席取だけでも大変な思いをしなければならないようなので早々と諦めました。
今後毎年継続して開催出来ると良いですね!
輪島朝市!
輪島朝市!
輪島朝市に行きました。
25年位前に行った事があるのですが実に活気に溢れしかも買って帰ったお魚の美味しかった事を覚えています。
それが忘れられず今回もかなり期待して行きました。
けれど真夏と言うこともあるのか、土曜日の朝と言うのに人出は少なく、しかも魚が少ないのです。
干物は結構ありましたが、生の魚は種類も少なかったです。
梅雨明けでギラギラした太陽の下仕方がないことかもしれませんが、ちょっと当てが外れました。
伝統工芸品の輪島塗は様々な製品となって店に並んでいます。
今回は旅行の記念にと輪島塗の丸い玉をアクセサリーに仕立てたロイヤルブルーの美しいイアリングを選びました。
木なので軽くて使い心地が良いです。
もう一つ手作りの風鈴、風車が軽快に回り音と目に涼を感じる素敵な作品で、売り子さん本人が作られたそうです。
これも夏の輪島の良い思い出になりそうです。
蝉の声!
蝉の声!
今年初めて蝉が鳴くのを金沢で聞きました。
蝉の声を聞くと夏だなと思います。
東京では今日迄まだ今年一度も鳴きません。
覚えている所では40年前も東京はあまり蝉が鳴きませんでした。
同じ時関西に行くと朝からジージーとアブラゼミがうるさいくらいでした。
今でも新大阪駅前は耳が痛くなる位です。
子供の頃夏の終わりともなればツクツクホーシが鳴く頃は夏の宿題に追われてこっちが泣きたいくらいだった事を思い出します。
東京は蝉にとって暮らし易い所ではないようです。
蝉の声、すだれ、縁台、線香花火、ネズミ花火、夏祭り、浴衣、西瓜、校庭での映画会。
どれも懐かしいものばかりです。
侍のお洒落!
侍のお洒落!
侍のおしゃれと称して丸の内の静嘉堂文庫で展覧会が開催中です。
このタイトルのネーミングがよく、こんな風な目で侍を捉えた事がなかったのですが、
いっぺんにそこに人間的な血の通った侍が浮かび上がりました。
印籠とは昔、薬などを入れて持ち歩いていたようですが、桃山の時代に始まりました。
大小の二本差しに印籠は侍の正装三点セットのようです。
蒔絵を施した印籠はそれぞれの意匠を巧みな技法で表し、実に美しく見事です。
日本の多くの印籠が海外に流れてしまっているようですが、この素晴らしい芸術作品を日本に残しておいてもらいたいです。
そして今回の展覧会の目玉の一つでもある、後藤象二郎がビクトリア女王から贈られたサーベルが実に美しいです。
象牙のライオンの頭部が刀の柄に彫られているのがとても見事です。
このサーベルは長く行方がわからなかったものがつい最近静嘉堂文庫の書庫から見つかったそうです。
したがって今回の展示は初公開と言う事です。
丸の内界隈!
丸の内界隈!
最近丸の内界隈で美術館に行ったり、お茶や食事をする機会が増えました。
丸の内辺りは歩道も広く緑も多いので歩いていてもゆったりとした気分になります。
ストリートアートを見て、これは何をあらわしているのかと考えたり、躍動感に浸ったりも楽しいです。
通りにあるカフェもなかなかお洒落で、色んな年代層の人たちがお茶のひと時を楽しんでいます。
カフェも空間のゆったりさが余裕ある気持ちにつながります。
客のマナーも良く節度のある振る舞いが全体の心地良さにつながります。
レストランも新旧丸ビルやOAZOをはじめとして沢山の選択肢があり、
JR東京駅の素晴らしい建築を見ることも出来て満足度は大変高いです。
学校を出て初めて働いた丸の内が益々ゆったり楽しめる場所としてある事がとても嬉しいです。
山体が大きい山々!
山体が大きい山々!
世界にはヒマラヤのカンチェンジュンガの様に凄く大きな山体がありますが。
日本にもそれなりに立派な山体の山があります。
次の二つはその典型だと思います。
左は手前の九十九島、右はみくりが池がヒントですがどこだか分かりますか?
上野・マティス!
上野・マティス!
上野駅と言うのは本当に大きな駅で、建物は7層にわたり出入り口も沢山あります。
上野動物園や国立博物館、西洋美術館等に行く際使う公園口から浅草口まで歩いたのですが、
駅の周囲を回るようにして行っても大変遠く感じました。
その間幾つもの出入り口があり、上野駅の巨大さを感じました。
これならスイカを使って駅に入場して有料ではありますが駅構内を通った方がだいぶ時間が節約出来るだろうと思いました。
上野と言えば北への列車のターミナル駅としてのイメージがとても強いです。
スキー旅行も夏の旅行も上野駅から始まり、上野駅に帰って来て終わっていました。
そんな交通の要の場所でもあり、沢山の有数の美術館やコンサートホールがあり、東京芸大と言う日本の最高峰の芸術大学もあります。
更には上野動物園は子供時代そして親になれば子供を連れて、更には孫を連れてと一生縁があるように思います。
一方アメ横のあの活気ある雰囲気は独特で飲んだり食べたり買い物したりと楽しいところです。
地方から来た友人が行きたいというので一緒に行ったりして、やはり有名なんだと再確認したりしました。
上野はエネルギーがいっぱいの多面性を持つ大きな魅力的な町だと思います。
東京都美術館で開催中のマティス展も覗いてみました。
マティスといえばドラン、ブラマンクと共にフォーヴィズム(野獣派」の巨匠として有名です。
フォーヴィズムとは純粋な色彩による絵画様式で野獣を描いているわけではありません。
画像の5作はマティスの代表作ですが下段左はフォーヴィズム前に彼が最初に描いた「読書する女性」で写実的です。
上段左はフォーヴィズムに変化するきっかけになったと言われる「緑色の食器戸棚と静物」です。
その他三作のフォーヴィズム画との違いがよくわかります。
ダヴィンチと並ぶスーパー画家であるカソとも親交がありましたが、
ピカソのキュビズム(立体派=立方体派)とも通じるところが感じられます。
キュビズムとはルネサンス以来の単一焦点による遠近法の放棄すなわち複数の視点による対象の把握と画面上の再構成、
及び形態上の極端な解体・単純化・抽象化を意味します。
マティスの作品をいろいろ鑑賞して個人的に感じたことは自分でも描けそうですが、現実には描けないであろう難しさでした。