サグラダファミリアの現状!
カテゴリ: 散策
公開日:2023年08月20日(日)
サグラダファミリアの現状!
1882年3月19日に着工されたサグラダファミリアは未だに建設途上です。
民間カトリック団体「サン・ホセ教会」が贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画したものですから幾度も資金難で中断しています。
サグラダファミリアと言えば誰もがアントニオ・ガウディを思い浮かべます。
初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けましたが、
意見の対立から1年で辞任し、引き継いだのが31歳のアントニオ・ガウディでした。
踏襲された既存の計画がどんな物だったか分かりませんが、
アントニオ・ガウディが自分の思い通りに設計変更した様なので誰もがアントニオ・ガウディの作品と認めるところだと思います。
アントニオ・ガウディはこの教会に生涯を捧げ1926年に路面電車にひかれて亡くなりました。
この画像が撮られたのは彼の晩年だったのかも知れません。
サグラダファミリアには合計18本の塔が立つことになっています。
内容はイエスの塔、マリアの塔、12使徒の塔、そして4人の福音史家です。
1976年に8番目の塔が建設されて以来45年振りの2021年12月に2番目に高いマリアの塔が完成しました。
さらに1年後に2本の福音史家(ルカとマルコ)塔が完成したので、残るは7塔です。
コロナ禍で建設資金が集まらず建設計画も遅れている様ですが、
イエスの塔の建設も進んでいるので2026年中に完成する可能性もあります。
完成後は世界一高い教会になりますし、旧約・新約聖書全てを網羅するので、
カトリック、プロテスタントを問わずキリスト教の聖地になる様に思います。