国産資源の確保!
カテゴリ: 科学、自然
公開日:2023年10月25日(水)
国産資源の確保!
食料自給率40%未満、エネルギー分野は5%未満と自助努力をせず輸入に依存してきた日本は最近のオイル価格高騰や、
中国の資源輸出制限によって大変厳しい立場に追いやられている感じです。
高度成長時代に好景気に浮かれて自助努力を怠った付けが浮き彫りになっています。
南鳥島近海にレアアース世界需要の数百年相当分の埋蔵量があることは数年前に公表されていましたが、
6000mもの深海にあるため掘削と回収技術に問題があることは事実でした。
しかし、当時の政府はできるだけ早く技術の完成をすべく資金の投入をすることはしなかったのだろうと思います。
中国の輸出規制が強化され産業界の突き上げが強くなった今日、ようやく政府が重い腰を上げてお金をつぎ込みだした感があります。
もっと早く始めていれば良かったのですが、令和7年1月~3月に試掘を開始することになった様です。
しかし、回収した泥の分析とか回収量の増大安定化には10年単位の時間が必要な雰囲気なので、
中国の輸出規制がさらに強化されると日本の産業が維持出来るかどうか分からなくなります。
東シナ海の中国の海底ガス田も同じことですが、日本領海に隣接した場所で進めているなら、
日本側も同じ地域で日本領域内にリグを建設してガスの採掘をすれば良いではないですが。
北海でノルウェーとイギリスが進めているのと同じ原理です。
保身に特化している岸田首相では考えもしないので、日本の将来を真剣に考えている議員やグループに日本の将来を導いてほしいと思います。