着物の活用!
着物の活用!
たんすの中に着物が眠っている人も多いのではないでしょうか。
高価なものでもあり大変もったいないと思うのですが、なぜ活用できないかというと、生活スタイルが洋風になったというのも大きいのですが、着るスキルがない、うまく着れないということもあると思います。
もっと手軽にあるいは自由に着物が着れたら、遊び心を持って楽しんで着ることができるのではないかと思います.着物は絹が主流ですから発色も良く触り心地も滑らかですから、美しく着心地が良いです。
今のフアッションは実に自由さにあふれていて何をどういう風に着ても間違いということがないです。
そのせいで着こなしの幅が広がり面白さがあります。
テレビを見ていると新成人の女性たちが晴れ着の着物を着て地上300メートルの大阪あべのハルカスを登っていましたがその足元を見ると、スニーカーだったりブーツだったりしました。それがあまり違和感がないので、これはいいなと思いました。
黒の喪服を家紋を背中にもっていくように配してワンピ―スに仕立て直すとフオーマル感が増し使い勝手がいいです。
観劇などではパンツスタイルに何気なく大島の羽織を羽織った方をお見受けしたりします。
またある日外国人の女性ダンサーに知人が浴衣を贈ったらとても喜ばれてすぐに着て躍りたいということでしたが、生憎帯がないので洋服のベルトをそのまま使って、足元はピンヒールといういで立ちでタンゴを踊ってくれましたが実に素敵な絵になりました。
こうした自由な発想と創意工夫で着物を活用していけばSDGsにもなるし、生活にも遊び心ができて楽しいのではないかと思いました。
藤井四冠の経済効果はどのくらいだろう?
藤井四冠の経済効果はどのくらいだろう?
現在日本で最も期待されている若者は藤井四冠だと思います。
昨年の4回のタイトル戦でもそうでしたが、食事やおやつに彼が選んだものが良く売れるのです。
今回王将戦の第1局が行われた掛川でも卯月堂の「ふくうめ」や
掛川グランドホテルの「CHABATAKEケーキ」がよく売れたそうです。
また、藤井四冠が移動に携帯していた手提げバック「カゴマニア」に注目が集まり、
現品は非売品だったため、似たものが鹿児島で完売したそうです。
王将戦は開催場所が毎年同じ(?)様なので、第2局からの開催地でも手ぐすね引いておやつや食事を用意しているのではないでしょうか?
藤井四冠が動くとものが売れて経済効果が上がるのは嬉しいのですが、この様な急激な動きに日本人の異常さも感じます。
小惑星が地球に接近!
小惑星が地球に接近!
7482(1994PC1)と命名された小惑星が19日午前6時51分に地球に最接近するらしい。
距離は約190万キロというから月よりも遠くあまり心配はしなくてよいようだ。
幅が1kmあり秒速約21kmで移動している小惑星だから、万一地球に衝突したら人類の滅亡だと推測する。
この小惑星は1994年に発見され、その後継続して観測されているのである。
NASA等世界の宇宙機関は地球に4800万km以内に接近する天体の検出を行っている。
今回の小惑星は今後200年で最も接近する天体としているが、検出できる天体の大きさに限界があるので、
例えば幅100m以下になると相当近くに接近しないと分からない場合もあるらしい。
NASAでは今年の9月に宇宙機を小惑星にぶつけて軌道を変える実験をする様だが、
成功しても小さい天体には対処出来ないので衝突の可能性は残るのである。
宇宙開発で各国がしのぎを削っているが、競争に夢中になるのでは無く、
小惑星からの地球防衛という観点で世界の科学技術を結集してこの問題に取り組んでほしいところである。
豚の心臓移植!
豚の心臓移植!
アメリカで豚の心臓移植が実現した。
人間の臓器移植は同じ人間からしか出来ないと思っていたらゲノムテクノロジーの発展によって出来るようになったらしい。
異種生物の移植で一番問題になるのは免疫による強い拒否反応だという。
今回は拒絶反応や体内での過度の成長を抑えるため、関連する遺伝子を合計10カ所改変してあった豚の心臓を使用した。
人間の心臓が不足しているので、このまま死を待つか豚の心臓を移植するかの選択だったようだ。
本人はもちろん同意しての実施である。ある教授によると免疫による拒絶反応を完全に抑えることが出来るかが最大の焦点だとコメントする。
米国では臓器移植を受けられず、毎年6000人以上が移植を受けられず亡くなっているので、
異種臓器意足についての倫理的な問題提起には繋がっていないようだ。
今回の移植が旨く行くことを願っているが、この患者とは別に、今後ゲノム改変は人間を改造・改変する事にも繋がるので、
様々な改造や改変の具体例が表面化し、それに対する倫理的な議論が持ち上がることは間違いない。
超新星爆発!
超新星爆発!
赤色超巨星が寿命を迎え超新星爆発を起こす一部始終が観測されました。
人類史上はじめてのことです。
水素から始まる核融合が水素が燃え尽きるとヘリウムそして次々に赤色超巨星に含まれる元素が核融合を引き起こしていき、
最後は鉄(Fe)だけになって重力の圧力に負けて超新星爆発を引き起こすのです。
超新星爆発に至る過程も、太陽の8倍以上の質量がないと起きないことも実証されました。
宇宙人が良く話題に上りますが、人類ほどの博識を備えた宇宙人は本当にいるのでしょうか?
王将戦第1局!
王将戦第1局!
昨日から注目の第1局画始まりました。1日目終了時46手しか進んでいません。
お互いに何をやってくるか分からないので、慎重にも慎重な読みをいれている雰囲気です。
2日目は15時過ぎ現在63手まで進みましたが、藤井四冠は既に6時間半を使い、渡辺王将は5時間40分を使い、
現在次のてを検討中です。まだ中盤位の進行だと思いますが、
1手間違うと雪崩の如く崩れる可能性がある場面でもある様です。
個人的には両棋士が何を考えているのか全く分かりませんが、
どちらが勝つにしても夜戦に入り神経戦の末劇的な結果が出ることを期待します。
魅力一杯の神戸!
魅力一杯の神戸!
神戸は海と山に囲まれた坂のある美しい町である。
3本の鉄道が東西に走り、おかげで海側も中央も山側も交通がとても便利で暮らしやすい。
山側から見た神戸港を見下ろす夜景は百万ドルの夜景といわれる価値は充分ある。
海のそばにある商業施設モザイクから見る海の景色はザ‘コウベと言う感じ。
気候の良いときはテラスでシュラスコなど食べるのは開放感にあふれて気持ち良いよいことこの上ない。
美味しいものが好きな人にとっても神戸は魅力ある町。
中華街を抱え、また中華街以外にも中華料理店はたくさんありそれぞれの特色や味で飽きさせない。
また神戸牛をはじめとして肉がとても美味しくステーキや焼き肉などリーズナブルな店から高級店までたくさんある。
さらに立ち飲みするような安くて活気があり、おつまみも実に豊富なパブのような居酒屋もある。
なんといってもお好み焼きやたこ焼きに代表されるB級グルメはたくさんあり、
こういった店はいつも人がいっぱいでいかに人気があるかわかる。
食べるものの話になると枚挙にいとまがないが、それとは別に神戸の一押しはそこに住む人々である。
港町ということもあり、昔から人の往来が盛んで外国人も多く住んでいるので日常的に外国人に接する機会もあるせいか、
とてもオープンな人が多くて打ち解け易い。
親切な人が多くこれは人と距離を置きたいという考えと反対に人と積極的にかかわっていきたいという心の表れであろう。
暮らしやすい適度な大きさの町のため歩いていて知人、友人に出会う確率も高く感じる。
このことも人と交わって生きて行くという当たり前の環境が整う一因ではないか?
阪神大震災で大きなダメージを受けそれによる経済的打撃は今も完全になくなったわけではないが、
この魅力ある町が益々元気に活力をもって発展してほしいものだ。
NHK紅白歌合戦!
NHK紅白歌合戦!
20代イタリアに行くまでは毎年紅白歌合戦を見ていた様に思います。
なぜならイタリアに行ってからは毎年サンレモ音楽祭をTVで見て楽しんでいましたから。
1983年でしたか?TOTO・CUTUGNOが歌ったL‘ITALIANOが出たときがサンレモの最高の時代だった様に思います。
TOTOがお世辞にも良い声とは言えない独特のバリトンでイタリア人の典型的な日常生活を歌い上げるのですが、
曲のテンポといい、歌詞の面白さといい、今でも時々口ずさみます。
その後サンレモの内容が国際化を取り入れるなど変化して行った様に、日本に戻った時に見た紅白歌合戦が面白くなくなり、
それ以降はほとんど見なくなったのです。
昨年大晦日はNHKが視聴率を稼ごうと19時以降の本番を前に3時間ほど紅白歌合戦の予告番組を組むほど熱の入れようでした。
昨日の報道では第2部の世帯平均視聴率が過去最低の34.3%を記録して大惨敗と恰も敵将の首を取ったような騒ぎですが、
あの程度の内容で34.3%も取れば十分との見方もあるのではないでしょうか?
一昨年もそうでしたが、紅白歌合戦は最後の歌手の歌と紅白いずれの勝利かを確認するだけにしています。
昨年のMISIAの歌唱力は凄かったですね。彼女は国際はとして十分通用すると思います。
そもそも紅白歌合戦とは男女が曲の良さと歌唱力を競うものでしたから、現在の様にやたらにグループが出場したり、
何を言っているのか分からない歌詞、ダンスまがいの振り付けや衣装合戦をする場ではなかったはずです。
別の言い方をすると、本当の歌合戦は目をつぶって聴いていても評価が出来たのですが、
現代は耳を塞いで目で評価する内容になっている様に思います。
これは歌合戦とは言いがたいので、番組の名前を変えたらどうでしょうか?
また男女に分けるのも時代の風潮に合っていないかもしれません。
毎回分け方を変えて見るとか、若者、中年、おじさんおばさん年代の3グループに分けて歌のうまさを競い合うとか、
憲法改正の議論と同じように変えるべきところは変えて行くべきではないでしょうか?
王将戦!
王将戦!
2022年の幕開けは渡辺三冠に藤井四冠が挑む王将戦である。
第1局は9~10日に行われるが、棋士だけでなく将棋ファンが最も注目する七番勝負である。
藤井四冠が勝てば五冠になり、渡辺三冠が勝てば四冠となり藤井四冠は二冠に後退する。
2021年豊島竜王を破って四冠を達成したが、多くの棋士の中でもう一度撃破しておかなければならない棋士が渡辺三冠と言える。
藤井四冠は渡辺三冠が保持している名人位でもA級順位戦に昇級する一歩手前まで来ているので、
今回の王将戦で勝つと2023年には名人戦挑戦の可能性がある。
今回タイトルを奪取するとその勢いに拍車がかかり、名人位奪取への道が開ける様に思うのである。
余談を一つ。本日A級順位戦の斎藤八段と羽生九段が対局中である。斎藤八段は現在6連勝で渡辺名人への挑戦者第一候補である。
羽生九段は現在2勝4敗でA級残留がかかっている。
1993年にA級に昇級して以来、最も厳しいと言われるA級リーグに29期所属し続けている。
過去に大棋士がA級からの陥落で引退したことが何回もあったので、羽生九段の残留にも注目が集まっている。
まだ50歳なので引退はないと推測するが、出来れば残留して連続30期というとてつもない記録を続けてほしいものである。
奥州平泉!
奥州平泉!
平泉の町を歩くとここは極楽浄土をこの世に実現した町ではないかと思えてきます。
平安時代に、豊富な産出量を誇る金山をバックにした経済力と巧みな政治的能力で京都との関係を良好に保った奥州藤原氏は、
東北の地にまさにこの世の浄土かと見まがう町を実現させたのです。
奥州藤原氏初代藤原清衡が建立した国宝にもなっている中尊寺金色堂は浄土教建築の代表的な例ですが、
まさにその名の通り堂は総金箔張りで黄金色に輝き、阿弥陀堂建築であるとともに奥州藤原氏の墓堂でもあります。
奥州藤原氏二代基衡が造った毛越寺は度重なる戦や火事で当時の建物はありませんが、極楽浄土をこの世に再現した浄土庭園には
今も周囲の木々や池と共に、落ち着きと静けさを備えた美しさがあります。
このスケールの大きさはより広い開かれた宗教的空間の中に包まれるような心地良さを感じさせます。
奥州藤原氏が生まれるにあたっても多くの親族の血が流され、心の平穏を強く求める気持ちがあったのでしょう。
無量光院は奥州藤原氏三代秀衡が京都の平等院を模して造ったものです。
当時はきらびやかな寺院でしたが今は度重なる火災でその跡が残るのみなのです。しかし実際にその地に立つと、
その上手くデザインされた池や中島、背後の金鶏山、そして太陽や空と共にこの世の極楽浄土にいるような感覚を覚えました。
奥州藤原氏の栄華も約百年をもって源頼朝によって終わりを告げるのですが、
残された歴史的遺産は大きく今も燦然と黄金のように輝いています。