W杯カタール大会・これからが本番!
W杯カタール大会・これからが本番!
今晩から準々決勝が始まる。
高校野球と同じように準々決勝が一番面白いと言われるが、8チームの中には未だラッキーで勝ち上がった国があるはず。
従って本当に面白いのは準決勝のような気がする。難敵を下して生き抜いてきた4チームだからである。
もちろん決勝戦は最も勝ちがあるという意味では最高なのだが、
決勝戦進出をかけた4チームが準決勝で見せる技術や勝負魂は尋常ではないはずである。
思い起こすのは1982年のスペイン大会。優勝を伏兵のイタリアだったが、
この時の準決勝の一つ西ドイツ対フランス戦が今でも語り継がれる最高の死闘であった。
プラティニ率いるフランスとFWルメニゲ、GKシューマッハを擁する西ドイツの戦いである。
1-1で90分終了したがそれからが信じられない様な展開だったのである。
延長前半フランスが2点を取り勝負あったと思ったら、後半に西ドイツが2点を取り返し追いつく。
PK戦でもフランスが3-2で先行したが、西ドイツが4-4で追いつき、
6投目をシューマッハが防ぎ西ドイツが決勝に進出したのである。
ドイツ人のゲルマン魂というか勝負強さと言うかドイツ人の凄さを感じた瞬間であった。
当時イタリアで暮らしていたので、突然現れ大活躍したロッシのおかげでイタリアが優勝して感激したが、
試合としてはフランスと西ドイツの死闘が今でも頭から離れない。
さて、話を今大会に戻すと準々決勝が意外と面白い。理由はどこが勝つか分からないからである。
それだけサッカーの戦術が平均化していることの証明であろう。
強いて準決勝に勝ち上がる4チームを挙げると、オランダ、ブラジル、フランス、ポルトガルになる。
さあー、ド素人の予測は当るであろうか?