江ノ島!
江ノ島!
昨日久しぶりに江ノ島に行った。
江ノ島駅の今昔比較だけでも面白い。
最初の橋を渡り、右を向くと江ノ島への一直線の道が見える。
毎回ここに来て思い出すのはフランスのサンミッシェル。
あそこは島までもっと長い道を歩いたのもだ。
今は橋になっている様で少し自然美が薄れているのではないだろうか?
この道も橋なのだが正午過ぎだったせいか、コンクリートの反射熱もあって暑かった!
お店が沢山並ぶ参道を過ぎると階段が迎えてくれる。
タワーがある高台の片隅に最高地点と思える展望台があるのだが、
そこまで到達するのに322段の階段を上る必要がある。
登り専用のエスカレーターもあるが、体力測定も兼ねているのでそれは使わない。
半袖シャツに薄いチョッキの出で立ちでリュックを背負っていたが、
登り途中で汗びっしょり!
水曜日なのでそれほど観光客は多くなかったのがせめてもの救いであった。
展望台からは伊豆半島が先っぽまでみえたが、伊豆大島との距離が意外と長いのに驚いた。岩屋に行くにはさらに400段くらい階段を下る必要があるが、
それはその後400段上らなければならない事を意味するので今回は止めておいた。
江ノ島海岸の海水が沖縄ほど綺麗でないのが少し残念であった。
世界の中でどう生き延びるか?
世界の中でどう生き延びるか?
ロシアはウクライナへの侵攻を東部二州から南部ニ州にも広げ更に他の地域への侵攻もあり得ると発表しています。
次から次へと侵攻を進め我が領土として行くやり方は野蛮そのもので、
人間は今迄の歴史と同じように力で自分のエゴを通して行こうとしています。
ロシアへの経済制裁を続けているヨーロッパにも揺さぶりをかけドイツへの天然ガス供給をどんどん削減しています。
EUは供給停止にも備えて使用量の削減で乗り切ろうとしています。
私達の生活は自国のみで成り立っている訳ではなくグローバルな経済圏の中で動いている訳で戦争はその共存のシステムを脅かします。
食料の自給率が低い日本はとても危ういとも言えます。
平和に見える日常ですが、しっかりとした舵取りがとても重要でこの緊張した世界の中でどう生き延びて行くのか、
改めて真剣に考える必要があります。
今を生きる!
今を生きる!
コロナ直前に友人からハワイに行かないかとお誘いを受けました。
しかも出発は10日後と急な話だったのですが、行ってみようかと言う気になり出かけました。
結果はとても楽しく良い思い出になりました。
その後すぐにコロナが席巻し始め海外どころか国内の旅行もままならなくなりました。
さて、この最近迄強く行きたい所はなかったのですが、最近富に行きたくなったのがアルゼンチンです。
南米は何せ地球の裏側で遠いです。直行便もないのでトランジットの時間も含めて丸一日以上かかります。
加えてこの円安と原油価格高騰で飛行機代金も鰻登りです。
コロナも収束せず、アルゼンチンの物価高騰率は前年比60パーセントとか言われています。
おまけに個人的事情ですが脚が痛くて思い荷物を取り扱う自信もありません。
しかしそれでも行きたい気持ちは大きくなるばかりです。
行けるかどうかは今後の事情によりますが、本当にやりたい事はいつでも出来るわけではない事を思い知ります。
今出来るなら、それはいろんな条件が揃い恵まれた状況にあると言うことです。
旅行に限らず今やれる事があると言うのは幸せな事だと思います。
今を生きると言う事がまさに生きる事だから、今この瞬間に焦点を当てて素晴らしい時間と経験を日々積み重ねて行きたいものです。
中島健郎と石井邦彦の山岳ドキュメンタリー番組が良い!
中島健郎と石井邦彦の山岳ドキュメンタリー番組が良い!
NHKで度々放映される中島健郎と石井邦彦のドキュメンタリー番組が気に入っている。
以前は4回に亘ってグレートヒマラヤトレイルをやっていた。
絶対にいけないだろうヒマラヤの世界を恰も自分が経験している様に見せてくれヒマラヤの虜になってしまった。
日本海から富山県の内陸を見ると誰も通さないと言うようにそびえ立つ2999mの剱岳が聳える。
登山家達の憧れの山であり、ヒマラヤに行く登山家などは訓練コースとして登っているそうだ。
今回は海からとは反対に後ろ立山連峰から黒部峡谷を抜けて幻の剱大滝のV字谷を登り、
最後は剱岳登頂を果たすという行程のドキュメンタリー番組である。
全体の高低差を合算すると8000mを超えるそうだ。助瓶は高尾山の上り下り合計900mほどで顎が出てしまいそうなので、
尊敬の念を感じながら画面を黙って見るほかない。
剱大滝は全部で9段あるが大半の人は一番したのI滝しか見てないそうだ。
画像がI滝。
剱大滝のV字谷を完全制覇した人は公式にはこれまで28人しかいないということで凄く厳しい登山ルートであるらしい。絶壁であることはもちろんだが岩が脆いので難しさに加え危険度が高い。
今回は5月と言うことで雪渓がかなり残っておりその分楽だった事もあったようだ。
画像は滝の上層部、奧が剱岳!
最後に剱岳頂上から飛ばしたドローンが撮った立山連峰とその真後ろにある槍が岳と穂高山が
北アルプスの象徴の様に見えたのが印象的であった。
猛威を振うコロナ感染!
猛威を振うコロナ感染!
BA5が全国で猛威を振っています。
東京は3万人を超え、ひょっとしたら1日5万になるかも知れません。
第5波や第6波の時は大変だ!大変だ!と騒いでいましたが、今回はいくら増えても外出規制を掛けるつもりが政府にはないようです。
最大の理由は重症患者が少ない事にあるようです。偶に外出するとマスクをしていない人もいます。
世界的にも規制していないことがTVで報道されていることもあるのでしょうが、
馴れてしまうと価値観まで変わるのがとても不思議に感じます。
個人的にはマスクは当分外さないでおこうと思います!
藤井王位(五冠)王位戦第3局を制す!
藤井王位(五冠)王位戦第3局を制す!
挑戦者豊島九段の先手で始まった第3局は84手で勝敗が決着した。
従来型と言われる角換わり腰掛け銀という最近では珍しい戦型で始まった様だが、
後手の藤井王位が先に仕掛け豊島九段が受ける形で進行した。
奥深いプロの将棋はよくわからないのだが、TV観戦していると解説者がAIの示す最善手を前提に
その後の展開を幾通りか示してくれるので後からなるほどと理解出来る。
解説者達も凄いと思ってしまうが、彼らが当事者だとするとAIが示すような最善手を常に打てるかどうかわからないので、
挑戦者になれないことも納得がいく。
AIが導入されてから一層先手が有利になった様に思われる。
両棋士ともに事前に戦法を検討して来るのだが、これで勝てるという戦法を先に繰り出すのは基本的に先手であるから有利なのだろう。
今回は過去2回しかない戦型で始まったがいずれも先手が勝利しているものであった。
駒組みを進め先に突っかけたのは後手の藤井王位であった。それが40手目の5六歩、
そして49手目の5九角で未知の世界に入っていく。
最大の分岐点は豊島九段の59手目であった。
3時間3分の長考の末に打たれたのはAI2番手候補の5三角成であった。
ここでAI評価で藤井王位57%と優位に立ったのである。
その後はひょっとしたら逆転というリスクを背負いながら藤井王位の攻めは続く。
そしてあと1歩があれば詰むというところの90手目に飛車を捨てて歩を取り馬取りとする。
馬を捕られては攻め手を失うため豊島九段は取らざるを得ない。
正に一歩千金の価値がある歩を手に入れ84手で豊島九段を投了に追い込んだのである。
終局後に感じたことは2つある。
先ず豊島九段。3時間3分かけた運命の59手目について失敗だとは思っていないし、
どこで劣勢になったのかもわからないとのコメントを残し、
自分に対する怒りのような凄みを感じる。第4局で見せるであろうあっと驚くような妙手を期待したい。
次は藤井王位だが、59手目以降AIの示す最善手を外した事はなかったのではないだろうか?
苦痛の表情を浮かべながら考える後に打つのは最善手ばかり。演技して豊島九段の
気が緩むのを誘っているかのようであった。
読みの深さは底が知れないと感じた。
キーフバレー公演!
キーフバレー公演!
キーフバレーが関東を皮切りに東海、関西、東北、北海道と公演を始めています。
元々企画されていたものが、今回の戦争により開催が危ぶまれていましたが、
こんな時だからこそパフォーマンスを行うことが何より彼等ダンサーの力になるだろうこと、戦争の最中であっても芸術を通して平和への願いを表現したい、数多くの観客に見てもらって思いを伝えたいと言う切なるキーフバレー団の方々の思いが重なって実現に至りました。
世界で活躍するダンサー達が日本に集結し素晴らしい踊りで観客の心に思いを届けます。
一方、素晴らしい実力を持ったダンサーが彼の意志で公演に参加出来ないこともありました。
ウクライナを守る兵士として戦いたい、尊敬するダンサーが戦禍に倒れた後を自分が守らなくてはならない、ウクライナを離れられない、
でも仲間のダンサー達には思いっきり日本で自分を表現して踊って欲しいと、その心は複雑です。
私たちはウクライナの素晴らしいバレーをどのような心でどのように受け止めればいいのでしょうか?
芸術は多くの事を語って来るでしょう。
戦争の映像ではなくその美しい踊りを通して雄弁に!
子供の遊びと未来!
子供の遊びと未来!
小さな子供達を見ていると、実に熱心に真剣に遊んでいる事に気がつきます。
その楽しそうな事。飽きる事なく一生懸命やって行くうちに上手になって行くと又余計に楽しくなって没頭します。
その膨大なエネルギーに驚きます。
自分の小さかった頃も日が暮れるまで楽しく友達と外で遊んでいました。
お日様にも充分当たり身体全体を使って毎日毎日飽きもせず遊んでいました。
現代の子供達は目の悪い子供が多くこれには紫外線の不足が関係しているようです。
健康の為にも健全な外遊びは大切なのです。
家遊びも楽しい事がいっぱいです。
折り紙も昔からありますが、今は本もいっぱいあるしYouTubeで見ることも出来ます。
また切り絵なども簡単なものから複雑なものまで様々に工夫されています。
一人で、或いは保護者のちょっとしたアドバイスが有ればどんどん進める事が出来ます。
図形や空間を把握する力、ないものを想像で補って生み出す力などが自然に身に付くように思います。
日本は世界からみると理科系に進む人達がとても少ないようです。
未来を担う子供達が健康的におおらかに育つ中で様々な事に興味を持ち、
将来も様々な分野で活力と創造性を発揮して、この日本を引っ張って行って欲しいと思います。
教育にはとてつもなく大きな可能性が秘められているのです。
藤井棋聖3連覇!
藤井棋聖3連覇!
永瀬王座を迎えた今年の棋聖戦5番勝負は藤井棋聖が3-1で永瀬王座を退け3連覇を達成した。
19歳最後のタイトル戦であったが、タイトル戦9連覇という凄い記録を当たり前の様になし遂げているので末恐ろしさすら感じる。
この第4局を高野六段が言うには「歴史を作った一局」だったらしい。
将棋の世界では昔から「6筋の歩を取らせてはいけない」と言われ本にも書いてあるそうだが、
藤井棋聖は23手目であっさり取らせているのである。
どうも、わざと隙を作り永瀬王座に攻めを急がせたようだ。
結果としては永瀬王座が急ぎすぎた?とコメントしているような流れになっていたのである。
将棋の世界だけでなく格言とか諺とかいわゆるその筋の常識を覚え、尊重する時期があるが、
藤井棋聖は19歳にして既に常識のレベルは卒業している様だ。
今でも「継続は力なり」と言って約5年毎日ブログを書き続けている72歳のお爺さんとは訳が違うのである。
最後に常識に関するいくつかの名言を記載しておこう!
・常識とはこの世で最も広く分配されている日用品である。(ルネ・デカルト)
・常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う。(アインシュタイン)
・常識?あ~凡人が仲良く生きるためのルールか!(スティーブ・ジョブズ)
・・人生で本筋を通そうとすればするほど、どうしたって一般の常識とは対立するんだ。このときデリカシーをもって、
その対立を逆に生かしていけば、お互いが生きてくるんだよ。(岡本太郎)
サンマはどこにいるのか?
サンマはどこにいるのか?
7月14日北海道で今シーズン初の水揚げされたサンマはわずか24匹でわずか2.5kg。
セリでは1kgあたり6万2千円で落札されたという。
1匹当たり6,458円で買われたことになる。
このうち3匹は釧路の鮮魚店で1匹1万円で販売された!
サンマ1匹に1万円支払う人は余程サンマ好きか金持ちしか考えられない。
自分は行ったことがないが、以前秋に目黒のどこかで無料でサンマが食べられるイベントをやっていた様に記憶する。
これなど今となっては夢物語ではないか!
ところでサンマはどこに行ってしまったのだろう?
TV情報では今年だけでなく漁獲量が減っているが、その主な理由は中国や韓国の乱獲だといわれていた。
サンマ自体が絶滅品種になったとは報道されていないので、いくら乱獲されても24匹はないだろうと思っていた。
もう一つ報道されているのは海温の上昇による魚の移動経路の変化であるがこれは予測が難しい。
四方を海に囲まれた日本がとっておきの漁獲資源に不足するのは自給率が低い日本に取っては大問題であろう!
大間のマグロもそうだがサンマも自然現象だけでなく人為的要因もあると思うので、外交を含め国を上げての対策が必要ではないだろうか?