藤井三冠誕生!
藤井三冠誕生!
昨日叡王戦第5局で勝利し、19歳1ヶ月での三冠を達成しました。
羽生九段が保持していた記録を3年2ヶ月短縮しての達成です。
将棋界だけでなく様々な方達が驚くと共に祝福のコメントを発しています。
10月からは最高位のタイトル竜王戦7番勝負で今年3度目となる豊島竜王との対決に臨みます。
勝利すると19歳で四冠になり、将棋界の最高棋士になります。
豊島竜王は負けると無冠になってしまいますので、何としても防衛したいところでしょう。
本年度将棋界の最注目竜王戦に注目しましょう!
豊島VS藤井の竜王戦実現!
豊島VS藤井の竜王戦実現!
一昨日行われた竜王戦挑戦者決定3番勝負の第2局は藤井二冠が永瀬王座を破り、2連勝で挑戦権を獲得しました。
豊島竜王との竜王戦第1局は10月8~9日に行われます。
先日防衛した王位戦と同様2日制の7番勝負なので、1日目にミスがなければ、藤井二冠の終盤力が威力を発揮しそうです。
王位戦は4-1の5局、現在進行中の叡王戦は最終の第5局が残されています。
今年の二人のタイトル戦はこれらの10局に加え、竜王戦の7局を加えで最大17番勝負になるわけです。
全部で八つあるタイトルの中で、竜王のタイトルは最上格になりますから、
10代で王位、棋聖と併せ竜王になったら大変なことになります。
危機感が感じられずまともな受け答えが出来ないない菅政権やゴタゴタして訳の分からない自民党総裁選より、
竜王戦の経緯を見る方が余程すっきりするように思います。
蜻蛉(とんぼ)!
蜻蛉(とんぼ)!
幼少の頃、夏になると良く虫を捕っていました。先日TVで蜻蛉の番組があったので、昔を思い出しながら見ていました。
住んでいた都営の2軒長屋である戸山ハイツは新宿区のど真ん中にありますが、現在と異なり自然に溢れた場所でした。
23区で一番高い箱根山やそこに併設された音楽堂などがあってカブトムシも捕りに行ったものです。
家のすぐ近くには15メートルほどの貯水池がありました。
貯水池の中には鮒が沢山いましたが、回りを金網の弊で囲み中には入れない様になっていました。
蜻蛉と言えば、シオカラトンボ、糸トンボ、赤とんぼが一般的ですが、貯水池があるせいか、オニヤンマとギンヤンマも偶に見かけます。
貯水池を中心に道路に沿って凄いスピードで飛んでいるのです。
日本では一番大きなオニヤンマと最も速く飛ぶギンヤンマを網で獲った時の達成感と快感は今でも覚えています。
世界では薬5000種ほどいる蜻蛉、日本には薬200種が生息しています。
シオカラトンボはオスの腹部を覆っている白っぽい粉が塩の様なのでシオカラトンボと命名されたらしいです。
秋になると体の色が赤くなるアカネは赤トンボと呼ばれています。
蜻蛉は肉食の昆虫ですから結構獰猛です。オニヤンマにありんこを与えたらあっという間に食べてしまいます。
こんな内容を書いていたら大昔が無性に懐かしくなりました!
大活躍 大谷翔平・藤井聡太!
大活躍 大谷翔平・藤井聡太!
コロナ感染拡大で日本中が暗くなっている昨今、我々の希望の星のように大活躍している若者がいます。
一人目はMLBエンゼルスの大谷翔平です。
二刀流を掲げMLBに乗り込んだ大谷はTJ手術とリハビリを経て、4年目の今年に投手と打者の二刀流で本物になりつつあります。
本人はまだリハビリ中と言っていますから完成するとどのような選手になるのか不明ですが、
現状でも米国の報道やMLBの選手達からは相当評価されているようです。
8月19日現在、投手として8勝1敗、防御率2.79、打者としてホームラン40本でリーグトップ、打点88で2位と
目覚ましい成績を上げています。
今シーズンは残すところ40試合足らずでリーグのMVPが話題になって来ましたが、大谷がその有力な候補に入っているのです。
二人目は将棋の藤井聡太二冠です。
昨日まで2日掛かりの王位戦第4局が行われましたが、藤井王位が豊島二冠に140手で
勝ちました。二人の通算成績は最悪の時で1勝6敗でしたが、昨日の勝利で6勝8敗まで挽回しています。
王位戦はこれで防衛まであと1勝になり、平行して行われている叡王戦は豊島叡王に対し藤井二冠が2勝1敗でリードをし、
こちらもあと1勝でタイトル奪取になる状況です。
叡王戦は持ち時間4時間の1日短期戦、王位戦は持ち時間8時間で2日長期戦です。
最近の藤井二冠を見ていると持ち時間が長ければ長いほど力を発揮している様に見えます。
先日もブログに書きましたが、永瀬棋王と戦っている竜王戦挑戦者決定戦で次回勝利すると、豊島竜王とのタイトル戦が実現します。
持ち時間8時間の2日長期戦ですから、藤井2冠が読みの深さを進化させてタイトル奪取するかもしれません。
昔の羽生九段を思い出させます。
2021年も藤井二冠の年か?
2021年も藤井二冠の年か?
2020年は藤井八段が一気に二冠になった記念すべき年でしたが、2021年も
藤井二冠の進撃は止まりそうもありません。現在行われている王位戦と叡王戦の相手は豊島二冠です。
8月17日現在、棋聖戦は2勝1敗、叡王戦も2勝1敗でいずれも藤井二冠がリードしています。
藤井二冠の進撃はこれらのタイトル戦だけではなく、竜王戦の挑戦者決定3番勝負で永瀬王座に先勝しました。
あと一回勝てば、豊島竜王への挑戦が実現します。さらに王将戦の挑戦者決定リーグへの復帰を決めました。
これから始まる挑戦者リーグ戦で優勝すると渡辺王将とのタイトル戦が来年早々実現します。
直近の叡王戦で次戦を制すれば三冠となり、10代九段が誕生します。
その後竜王と王将の挑戦権を獲得してタイトルを奪取すると2021年度中に五冠になる可能性があります。
夢の様な話ではありますが、2種類のAIソフトを相手にしながら日々研鑽に務める藤井二冠の進撃は何処まで続くのでしょうか?
15日現在気になる勝負事2つ!
15日現在気になる勝負事2つ!
大谷翔平一色になった2日間が過ぎ、いずれもブログに掲載した案件で今日現在気になる勝負事が2つあります。
一つ目は大相撲名古屋場所です。白鵬が進退をかけて出場した今場所は、最初こそ危ない勝ちがありましたが、日ごとに以前の姿に戻り
現時点で照ノ富士と並び11戦全勝です。ここまできたら、照ノ富士と千秋楽に14戦全勝同士で雌雄決着をつけてほしいと思います。
照ノ富士はこれまでの内容からして横綱になる力は十分です。膝のケアだけ十分にしておけば問題ないでしょう。
注目は白鵬です。千秋楽決戦となった時、勝っても負けても引退という噂が出ています。
年寄株が取得出来ていないので引退はないと個人的には思っていますが、何が起こるか誰も分かりません。
二つ目は将棋の王位戦第2局です。14・15日の二日間で第2局が行われ、AI評価で劣勢だった藤井王位が豊島竜王を破りました。
この勝利で1勝1敗の5分に戻しましたが、これまで1勝7敗だった豊島竜王の壁を破った感じがあります。
この二人は王位戦七番勝負に続き叡王戦5番勝負を平行して戦うことになっています。
さらに、竜王戦予選で藤井二冠が準決勝までこぎ着けていますので、挑戦権を獲得すると竜王戦七番勝負も続けて戦うことになるのです。
将棋界に取っては2021年も凄い年になりそうです。
フェデラー・いよいよ引退か?
フェデラー・いよいよ引退か?
ウインブルドンの男子シングルズ準々決勝でフェデラーが24歳のフルカチュに3-0のストレートで負けました。
第3セットは6-0です。
1万5千人の観客の間には予想外の結果に驚きの空気が流れました。
39歳のフェデラーは長いラリーの展開を極力避け3球勝負を心がけていましたが、
これまで楽にコントロール出来ていたストロークが入らなくなっていたのです。
特にリターンで有利になる必要があるのですが、それをミスしてしまう光景が多くなっていました。
6-0でセットを取られたのはかなり前にナダルに2度だけですから、今回の6-0はフェデラーにとって相当なショックだった様です。
今後彼のチームと良く話をしてどの方向に進むべきか健闘するとコメントを残してウインブルドンを去りましたが、
場合によっては引退の決断をする時期になったのかもしれません。
テニスの神様と世界中のファンに愛されるフェデラーですから、
惨めな負け方を続けるよりも見事な引き際を見せる方が良いのかもしれません。
フェデラーの次回の公式見解に注目しましょう!
囲碁・井山本因坊10連覇達成!
囲碁・井山本因坊10連覇達成!
将棋の藤井二冠が目立って押され気味だった囲碁界で、井山大三冠が本因坊のタイトルを死守して10連覇を達成しました。
これまで趙治勲名誉本因坊が達成した記録に並んだのです。
今回は1勝3敗からの大逆転でしたから、井山大三冠のうれしさは計り知れないものがあるでしょう。
大三冠とは本因坊に名人と棋聖を含めた3大タイトルを保持していることを言いますが、
これも過去達成者は趙治勲と井山大三冠だけなのです。
大三冠に関する二人の軌跡を掲載します。
超治勲:1983年3月18日~7月28日、1996年11月8日~1999年7月6日 合計1104日間
井山裕太:2013年10月17日~2016年11月3日、2017年10月17日~2018年11月2日、
2020年10月14日~現在、 合計1494日(2021年7月8日現在)
エクアドルの画家 ゴンザロ・エンダラ・クロウ!
エクアドルの画家 ゴンザロ・エンダラ・クロウ!
エクアドル滞在時代に訪れたアトリエでお会いしたゴンザロ・エンダラ・クロウは控えめな紳士でした。
その彼が60歳の時に突然亡くなってしまったのです。
彼の描く絵はエクアドルの自然と農業を主題としていますが、繊細さと使う絵具の種類が半端ではなく見る者を楽しませてくれます。
そして、有名なのはフライングトレインです。
何故か、空中に蒸気機関車が先導するトレインが描かれているのです。
彼に会ったときにその点について質問はしませんでしたが、ネット情報によると、
彼は絵の中に過去、現在、未来を表現していたとのことです。
彼の絵に描かれている色々なオブジェを陶器にしている芸術家もいました。
![]() |
![]() |
見ているだけで楽しくなり夢が膨らむ絵を描いたゴンザロ・エンダラ・クロウをいつまでも忘れません。
フロド バギンズの最後の顔!
フロド バギンズの最後の顔!
久しぶりにロードオブザリングのDVDを観ました。
数ある映画の中で最大のお気に入りの1作です。
DVDが3部作で構成されていて、全部観ると9時間かかります。
今回は2~3部を観ましたが、お目当ては最後の部分でした。
奇跡的に生還しブロドが目を覚まし、仲間達との再会をするシーンです。
まずはこの顔です。
メリーとピピンに再会した後、ドア越しにブロドを見つめるサムを見つめ返した時のブロドの顔です。
笑顔ではなく一見厳しい顔に見えます。首もやたらに太いです。
この顔をどのように解釈するかですが、私は「揺るぎない絆」と理解しました。
この長い物語の最後の部分を書き上げる役をサムに託した背景も影響しているかもしれません。
そして、エルフの船に乗り込む直前のフロドの2つの顔です。
![]() |
![]() |
左は船に渡る橋に乗って仲間を見つめるフロドで、右は橋を渡りきったときの最後の笑顔です。
左の表情には未だ現世への未練の様なものが感じられますが、右は全てをやりきった満足感の様なものが感じられます。
今まで色々な映画を観てきましたが、成し遂げたことの内容と合わせて見つめると、こんなに美しい笑顔はなかったかもしれません。
間質性肺炎で入院していた時に、何故かこのシーンを思い出して自分なりに真似てみましたが、
結果は下記のとおり、はなれ山のふもとは当然のこと、フロドたちが暮らす中つ国にも入れないレベルでした。