トルコで大地震!
トルコで大地震!
百年に一度とも言われる大地震がトルコで発生しました。
地震対策が万全では無いためか、TVの映像では脆く倒壊するビルが散見されます。
季節が冬で寒さが厳しいことやシリアとの国境に近く救助のための機材が不足していることから大変な状況になっている様です。
日本から派助隊の第1陣が既に向かっており全体で80人ほどがトルコ支援に向かうようです。
東日本大震災を経験した日本人として何か支援したいと思いますが、
すぐに駆けつけることは出来ず支援金の募金をすることだけしかありません。
被災地は大変でしょうが、何とか出来るだけ多くの方々が救助されることを願っています。
2023年2月 最年少タイトルホールダー誕生!
2023年2月 最年少タイトルホールダー誕生!
囲碁の世界で仲邑菫三段が13歳11カ月で初タイトル「女流棋聖」を獲得しました。
男女を通してこれまでの記録は藤沢里菜女流名人が保持していた15歳9カ月でしたので、今回大幅に塗り替える大記録の快挙です。
仲邑菫三段は9歳の時にプロに認定されて対局を重ねて来ました。
将棋の藤井五冠が歴史を作っているのを目の当たりにしているわけですが、
囲碁の世界でも仲邑菫三段がこれからどのような歴史を作って行くのか注目されます。
囲碁の世界では2022年9月に当時9歳4ヶ月だった藤田怜央さんもプロになりましたから、
今後仲邑・藤田棋士が囲碁界を席巻するときが来るのかも知れません。
最近は囲碁・将棋だけでなくスポーツ界でも10代の凄い選手達が出てきているので頼もしい限りです!
2023年札幌雪祭り開催!
2023年札幌雪祭り開催!
久しぶりに札幌の雪間売りが開催されています。
祭りの中心である大通りには大規模な作品が並んでいます。
北海道にいた恐竜を再現し照明を当てることで美しさが引き立つ作品や日本が誇るMLBの大谷など見応えのある作品が沢山あります。
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久しぶりの開催なので札幌の市民も観光客も満喫しているのではないでしょうか?
She said 「その名を暴け」!
She said 「その名を暴け」!
She said「その名を暴け」と言う映画を観ました。
ニューヨークタイムズ社によるスクープ報道の映画化で、ピューリツア賞を受賞した作品です。
サスペンス仕立てで、ハリウッドにおける長年にわたる大物の権力者による数々の性的暴行事件を暴いた実話を元にした映画です。
2人の女性記者が事件の真相に迫ろうと努力していくのですが、加害者を守る法的システムの理不尽さに阻まれたり、
権力者の本気の妨害行為に恐怖を感じる事も多かったと思われます。
それが映画を観ている私にもじわじわと伝わります。
この報道の結果、加害者は罪に問われ、又今迄泣き寝入りさせられて来た多くの女性が勇気を持って告発した事により、
世界的に「ハッシュマークMe Too」 の大きなムーブメントのうねりとなりました。
この事件は日本のテレビでも報道されて覚えています。
この映画を通じて何がおこっていたのかと言う事が理解できました。
報道の大事さ、又その力に改めて考えさせられます。
だからこそ、ドルーリ朱瑛里さんへの報道は報道側の配慮が必要なのです。
日本の報道はパパラッチ?
日本の報道はパパラッチ?
全国女子駅伝で大活躍した中学生のドルーリー朱瑛里さんがBIWAKOクロカン欠場を決めたそうです。
理由は日本の報道記者が余りにもしつこく追いかけ回し、本人だけでなく友人達までコメントを迫られて大変不安になったとのことです。
この事態が続くと友人を全て失う恐れもあるのでこの決断は正しいと思います。
自民党の不祥事を懸命に追いかけ新事実を暴くのは大変結構ですが、
心身共に成長過程の少女に余計な負担をかけるような報道は絶対に止めるべきです。
欠場のニュースを知って何故かダイアナ妃が亡くなった時を思い出しました。
あの事件も執拗に記者が追いかけ回したあげくの悲劇だったでしょう。
どの報道機関か公にして何か罰則をかけるなり、報道制限をするなりしないと記者達の行動は収まらないのではないでしょうか?
警察も迅速に対応してもらいたいものです!
健康保険改正案!
健康保険改正案!
また岸田政権が熟年いじめをしようとしています。
人の意見をよく聞くと言って首相になったのですが、実態は聞く振りだけで全く聞かず、
自分と自民党と自派閥を守り財務省と大企業にいい顔をするだけの首相に見えます。
出産一時金を50万円に増額することをきっかけとして色々熟年いじめを強化する様です。
近く閣議決定を予定している項目は次の通りです。
1.50万円に引き上げる出産育児一時金の費用の一部を後期高齢者医療制度で負担
2.後期高齢者の保険料負担率を見直し
3.前期高齢者の医療費を賄うための納付金の算定方法を見直し
4.「かかりつけ医」の機能強化
詳しい内容はよくわかりませんが、少なくとも出産一時金50万円に増額の財源は75歳以上年収に応じた負担増で確保する様です。
厳しく反論しない野党は一体どうなっているのでしょうか?
国会で十分な審議もせずに何でも閣議決定で断行するならば国会での議論は全く不要ということになります。
政権が変わればその時に閣議決定で全てを覆すことは出来るかも知れませんが、
このままでは自民党に変わりうる政党はありません。
国民が意思表示出来るのは選挙だけですから、地方選挙を含め今後の選挙では自民党以外を支持していかないと、
全て自民党政権のなすがままになってしまいます。
国民の一員としてとても不安を感じるのですが皆さんは如何でしょうか?
2023年A級順位戦大詰め!
2023年A級順位戦大詰め!
2月1日に一斉対局があり6勝1敗でトップだった藤井五冠が永瀬王座に敗れました。
先手番の永瀬王座が研究内容を存分に発揮したと言えます。
藤井五冠は時間を使いながら必死に対応したのですが、午前零時50分に力尽きました。
藤井五冠ファンとして最後まで観戦していたのですが、負けを宣告する藤井五冠を見て自分もがっくりしなかなか寝付けなかったです。
これで6勝2敗が広瀬八段と2人となり3月2日の最終戦に臨みます。
両方勝てば決定戦、どちらかだけが勝てばその棋士が渡辺名人への挑戦者になります。
二人とも負けると3人以上の決定戦になりますが、藤井五冠はA級リーグに初めて参加したため序列が低く、
最初から勝ち抜かなくてはならない厳しい条件となります。
正に天国と地獄のような3月2日の最終戦結果が注目されます。
2023年1月31日 渋谷東急百貨店本店閉店!
2023年1月31日 渋谷東急百貨店本店閉店!
沢山の人が東急百貨店本店を懐かしみ31日に訪れたとのことです。
有名な渋谷のスクランブル交差点からはかなり奥まったところにありました。
高度経済成長期の1967年に開店し、1989年に開設した複合文化施設のBUNKAMURAと共に、
最先端の文化や流行の発信拠点として存在感を示してきたと言われています。
渋谷は昔からよく訪れていましたが、個人的には東急百貨店本店の方向には馴染みがなく、残念なことに1回も訪れたことはなかったです。
百貨店は高度経済成長のシンボルみたいな存在でしたが、バブル崩壊と共に個別ブランドの店舗が増え、
あのような大型店ブランドというもの自体が意味のないものに変化していったのです。
三越と伊勢丹が合併したのはその最たるものでしょう!
現在の百貨店は高級ブランドが百貨店内に店舗を構え、まるで場所を貸している形態に変わっています。
青年時代は買い物といえば新宿の伊勢丹によく行きましたがここ20年ほどは百貨店で何かを買う気はあまりしません。
百貨店の将来はどうなるのでしょうか?
21世にとって基準となり基礎となる芸術家ゲルハルト・リヒター!
21世にとって基準となり基礎となる芸術家ゲルハルト・リヒター!
東ドイツのドレスデンで生まれ、ベルリンの壁ができる前の29歳に自由な絵画に憧れ,
西ドイツに移住したゲルハルト・リヒターは現在90歳です。
彼が初期の頃から製作されているフォト・ペインティングは、新聞や雑誌の写真を大きくキャンバスに描き写し、
画面全体を写真とは見せない手法でした。
その後ジャクソン・ポロックの絵画に刺激されてアブストラクト・ペインティングに進化して行きます。
典型的な作品は82歳の時に描いたビルケナウです。
元々の題材の舞台はアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所でした。
そこで密かに撮られた囚人達の4枚の写真をフォト・ペインティングで拡大し、
その後グレイ系で消した上でアブストラクト・ペインティングを施したのです。
最初派4枚の画像。
次は4枚の内の1枚をフォト・ペインティングした画像。
次はグレイピンクで塗りつぶした画像。
そしてアブストラクト・ペインティングを施した画像。
最後は4枚全てをアブストラクト・ペインティングにした画像です。
元々の写真からは想像できない絵画に仕上がっていますが、
現代の絵画というのは単に綺麗に描写するだけではダメということなのでしょうか?
ピカソのゲルニカは皆さん知っていますね?
この絵画には驚きましたが、ゲルハルト・リヒターには度肝を抜かれました!
世界最大の大英博物館!
世界最大の大英博物館!
所蔵物800万点を超える大英博物館は世界最大の規模を誇ります。
東京国立博物館が約12万点、ルーブル美術館が役36万点などと比べると群を抜いています。
今から40年前位でしたか、ロンドンに行った時に一度訪れたことがありますが、
規模が大きすぎて2-3時間では全体像がつかめませんでした。
先日BSで大英博物館番組が放映されていました。
規模や内容が大きすぎるので何度かに分けて放映されるようです。
第1回目で印象に残ったことを掲載しておきます。
○ 一広間全体に広がるラムセス2世の世界。
一説にはモーセの時代のファラオとも伝えられ映画「10戒」でも登場するので馴染み深く、
この広間をみると圧倒されるのではないでしょうか。
○ 大英博物館で最も美しい壺の一つといわれる黒像式アンフォラ派一目見ただけで
ハッとさせられるオーラがあります。
描かれているのはギリシア神話でアキレウスがアマゾン族の女王エンテレシアを殺すシーンです。
突き刺した槍でエンテレシスの首から血が溢れ、それをみたアキレウスの目に彼女に恋して殺してしまった賛美と絶望が見て取れます。
○ 大広間に鎮座しているギリシアの石像物の数々はアテネ・アクロポリスのパンテオン神殿の屋根に飾られていたものです。
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大英帝国時代に世界各地から宝物を略奪または買収して来たのですがこれは典型でしょう。
当時英国大使だったエルギン卿トマス・ブルースが大金を叩いて英国に持ち帰ったのです。
大英博物館はそれらを経費の半額程度で買い取ってそうで、エルギン卿は大損したのです。
ローマに引き継がれる彫刻技術の精密さには感服するばかりです。
○ くさび形文字の粘土板も印象的です。
旧約聖書・創世記にノアの箱舟が後世に伝わった記述があります。
「あなたはゴフェルの木の箱船を造りなさい。
わたしは四十日 四十夜 地の上に雨を降らせ
わたしの造ったすべての生き物を地の面から拭いさることにした」
19世紀にジョージ・スミスが粘土板のくさび形文字を解読しました。
そこに「六日、七夜、風が吹き、大洪水と暴雨が大地を拭った」と書かれていることが分かり、
ノアの洪水説は確かにあったと現代人も信じる(?)様になったのです。
紀元前の大昔に日本では考えられないような文明が起きていたことを想像すると世界史の重要性が認識されます。