お城の話!
お城の話!
大阪城や名古屋城など再現された立派なお城は一種の日本の象徴で誇りに思っている人も多いのではないだろうか?
お殿様が済む天守閣を持ったお城の発祥は織田信長が築いた安土城といわれている。
山の頂上に6層の天守閣を築き麓には武将や兵隊及び平民を住まわせ、上る道は1本道だけの堅城であった。
さらに頓首核に住むことで居城という概念を導入しその後の城造りの手本になったという。
歴史上最大の城は江戸時代の江戸城で天守閣は約60mの高さがあったという。
織田信長以降城は3万以上作られた模様だが、大分部の天守閣は解体や火災で消滅している。
江戸時代に建造された天守閣で現在も残っているのはわずか12城しかない。
京都で見学に欠かせない場所に二条城があるが天守閣は見えない。
しかし、当初は画像の様な約44mの京都では巨大な天守閣があったのである。
天守閣を伴った最後の城は黒船来航対策で1863年に建造された長崎県五島市にある石田「福江」城だが、9年後には解体された。
函館の有名な観光地である五稜郭も稜堡式城として建造されたが、最初から天守閣はなかったのである。
理由は目立ちすぎて海上から船艦の大砲で打たれてしまうからであった。
歴史を紐解くのは面白い!
白河の関越え達成の仙台育英優勝!
白河の関越え達成の仙台育英優勝!
全国3547校が予選に参加して昨日その頂点に仙台育英が立ちました。
1915年に始まった夏の甲子園は京都二中が優勝しましたが準優勝は秋田中だったのです。
それから107年経ち夏の甲子園10度目の挑戦でついに仙台育英が白河の関越えを実現しました。
巨人の坂本も、MLBのダルビッシュ、菊池、大谷も達成出来なかった偉業です。
敗れた下関国際は古賀と仲井両投手に大坂桐蔭と近江を破った後遺症があったということでしょう。
試合途中まではピラニア打線が不気味でひょっとしたら逆転?と思わせる時もありましたが、
結果的には投手力、打力、守備力で優っていた仙台育英の順当勝ちでした。
今年の甲子園は観客制限が解除されたこともあって久しぶりに盛り上がったのではないでしょうか?
天候にも恵まれ中止になった日は一日もなかったのでそれも良い印象を与えました。
最近は近畿勢が凄く強く、大坂桐蔭の春夏連覇、智弁和歌山の夏連覇、近江山田投手の三度目の挑戦、京都国際森下投手の復活など、
下馬評は近畿勢に集中していました。
しかし、蓋を開けてみたら、智弁和歌山も京都国際も初戦敗退という大波乱から始まったのです。
全部で48試合行われましたが、一番ドラマチックだったのは近江山田投手と高松商外野手浅野の対決でした。
見事に浅野が山田のストレートを仕留めバックスクリーンに同点2ランを放ったのです。
浅野君は身長が170cmしかありませんがプロ入り間違いないでしょう。
下関国際に逆転で敗れた大坂桐蔭の号泣ぶりももらい泣きが止まりませんでした。
負け投手になった前田投手はピラニア打線に対しなかなか三振が取れず根負けした感じでした。
来年に向けて球速を10kmくらい上げることとコントロールを高めることが求められるでしょう。
2020年の夏の甲子園のMVPは誰かといえば、仙台育英の須江監督だと思います。
宮城県と東北地方を祝福し、全国の高校野球児への称賛を全国のファンにお願いする堂々のスピーチで
球場やTVで観戦していた人々を感動させたのです。
予選に参加した高校球児達も凄く勇気づけられたと思います。
須江監督が作り上げた今年の仙台育英には二つの下準備がありました。
一つは須江監督自身が以前大坂桐蔭を訪れ、練習内容を見ると同時に、大坂桐蔭の西谷監督に強くなる秘訣を伺ったことです。
もう一つはレギュラー選別基準の可視化と徹底したデータ管理を実施した事です。
たとえば右投手なら最低でも135キロ以上(左投手は130キロ以上)、野手は一塁到達タイムの最低目標は3.85秒未満で、
スイング速度は最低140キロ以上など、試合に出るためのあらゆる基準を明確化し、また練習試合でも選手のデータを徹底管理して、
それらを選手達に説明していたそうです。
今年はベンチメンバー18人の半数くらいが2年生でしたから、
スタンドにいた2年生以下も含めると来年も超強力チームに仕上げてくるのではないでしょうか?
この秋には新チームになって初の選抜大会が明治神宮で行われます。
そこでの優勝チームが来年の選抜と夏の甲子園に向けて目標にされることになります。
どういう結果になるか注目しましょう。
山での事故はお金がかかる!
山での事故はお金がかかる!
この夏富士山や北アルプスで救助隊を呼ぶ登山客の事故が頻発している。
ヘリコプターを呼ぶ事故も多数発生しているが、登山客達は救助隊を呼ぶことでお金がいくらかかるか分かっているのだろうか?
以前20何回目の高尾山に行った時に頂上付近で意識不明になった40~50歳くらいの人が倒れていて、
介抱を兼ねて周りに沢山の人がいたところに遭遇した。
その後自分は小仏城山まで歩き、そこからペリコプターが来て八王子方面に病院(?)に運んで行くのを眺めていたが、
ペリコプターの音が山中で響き渡り大変なことだと思った記憶がある。
後日かかりつけ医にその話をしたら、ペリコプターを依頼したら何百万円もかかるからご自身も気を付けなさいと言われたものである。
登山はいろいろなレベルがあり、それぞれのレベルで登頂する喜びが味わえるが、
食欲と同じように腹八分くらいのレベルに挑戦して自分の力を確認するのが良いと思う。
今年起きている事故は過信によるものが多いのではないだろうか?
食習慣!
食習慣!
夏の暑さで食欲が多少減った事もあって食事の量が減り更に間食をやめたりしていました。
すると良い変化がありました。
たまに夕食後、逆流性食道炎と似た症状をおこす事がありましたが、まずこれがおきなくなりました。
空腹感を感じてから食事するので、何を食べても美味しく満足感があり、
その満足感のおかげかその後次の食事迄何か食べたいと思わないのです。
間食するのは多分に習慣的な所があるので間食しない習慣が身につけば今後も続けらるはずです。
人間がこんなに食べるものに恵まれて飽食になったのは歴史的にも初めての事だし、それも世界で飢えている人が沢山いる事を考えれば、
恵まれた状況にある日本の更に恵まれた一部の人たちだけの事かも知れません。
そして皮肉にも飽食は健康を大きく損なうのです。
むしろ一日の中で食べない時間を多く連続してとることにより様々な病気から身体を守る事が出来るようです。
一日三食とるのが当たり前、健康に良いと言う考えの下に育ちました。
医学的には様々な意見もあり、人それぞれと思いますが、
年齢的に活動量が減っている現在、今までとちょっと違う生活習慣も悪くないと考えています。
甲子園の決勝戦で「悲願の白河の関越え」は起きるか?
甲子園の決勝戦で「悲願の白河の関越え」は起きるか?
決勝戦の組み合わせが決まった!
聖光学院に圧勝した仙台育英と近江・山田を攻略した下関国際である。
仙台育英は2年生投手3人で準決勝を乗り切り、3年の主戦投手2名を温存出来たことに価値があった。
聖光学院の主戦投手は佐山だが連投の疲れが明らかでスタミナ切れという感じであった。
昔の様に何百球投げてもケロっとしている様な頑丈な投手は見られなくなった現代を象徴する様な投手であった。
近江に勝った下関国際は古賀・仲井の継投で勝ち上がって来たチームだが、大坂桐蔭を破った試合が最高だったのではないだろうか?
近江と大坂桐蔭との対決を逆にしていたら昨日は間違いなく大坂桐蔭が勝っていたと思う。
これは組み合わせの妙であるが、くじ引きを含めたトーナメントの一発勝負と言うところに面白さと儚さがある。
近江の山田は明らかに限界を超えていた。
最速148kmを投げながら644球を投げたのだからそれだけでも称賛に値する。
もう一人点を与えにくい投手がいたら間違いなく優勝していただろう。
さて、明日14時から行われる決勝戦だが、下関国際はピラニア打線といわれるように
相手投手に球を沢山投げさせるしぶとい打線であるが迫力はない。
決勝戦の相手は温存したエース2人が投げるのでピラニア打線が通用するか疑問である。
さらに、古賀が大坂桐蔭戦と同じように投げられるかが鍵の様に思う。
仲井は昨日のロングリリーフで明らかに疲れているから長いイニングは投げられないだろう。
そうなると仙台育英が断然有利な様に思え、おそらく大勝するのではないか?
「悲願の白河の関越え」という言葉が夏の甲子園には存在する。
「悲願の津軽海峡越え」は2004~2005年の田中投手擁する駒大苫小牧が達成しているので、
「悲願の白河の関越え」は東北地方の優勝を指している。
夏の甲子園は1915年に始まった。
戦争やコロナで中止となった年があったので今回は第104回大会である。
「悲願の白河の関越え」はいつごろから言われ始めたのか定かではないが、少なくともここ20年くらいは聞いている言葉である。
第104回大会で「悲願の白河の関越え」は達成されるか注目しようではないか!
NASA・PSYCHE計画!
NASA・PSYCHE計画!
木星と土星の間にPSHCHEと言う小惑星が太陽を公転している。
2019年NASAはこの小惑星を調査することを決定した。
2022年8~9月に調査船を打ち上げ2026年に到着後この小惑星を調査する計画である。
画像の黄色く光っているのがPSYCHEで赤く近づいているのが調査船!
何故この小惑星を調査するかというと、表面的には鉄85%、ニッケル15%で出来ている金属小惑星だからである。
何故この様な金属惑星が存在するのか、表面も中心も鉄とニッケルなのかなど不明なことが多く、
これらを明らかにすれば星の形成についてもいろいろな確証が得れると期待されている。
我らの太陽もその他の恒星も核融合が内部で起こっている。
中心にあるのは恒星だけでなく我が地球の様な惑星も同じで鉄である。
恒星では核融合が起こっていて莫大な熱エネルギーを出しているのだが、
核融合は一番軽い元素の水素から始まりだんだん重い元素に進んで行く。
中心の鉄に届きそうな時点では核融合による膨張力が減り重力による収縮の力が圧倒する。
その段階で恒星は超新星爆発を起こすのだが、同時に鉄が宇宙に拡散することになる。
地球に存在する鉄は46億年前以前に宇宙に漂っていた鉄や恒星と恒星がぶつかった時に
ちぎれ飛んだ鉄の塊が集まったと考えられているが
それもPSYCHEを調査することでヒントや証明が出来るらしい。
歴史に残る準々決勝!
歴史に残る準々決勝!
昨日行われた夏の甲子園準々決勝!
3万人以上の大観衆が見守る中、中身の濃い戦いが繰り広げられた。
まずは大本命の大坂桐蔭の逆転負け!
応援していたので9回3者凡退で終わった時は自分だけでなく、甲子園球場に異様な興奮と落胆の静けさが渦のように舞っていた。
歓喜を身体全体で表現する下関国際の選手達と応援団への挨拶中及びその後に号泣する大坂桐蔭の選手達を合わせて見ると
天国と地獄を現わしているようで驚愕した。
ファンとしては選手達の号泣を見て涙が止まらなかった。
下関国際には大坂桐蔭を破る次の理由があった。
・内野手、外野手ともに徹底的に鍛えられた守備
・機動力、バットを短く持って小技を絡めた精度の高い攻撃
・試合が作れる速球派で内角を攻めることが出来る左腕がいる
・先発投手以上の速球を投げ込むクローザータイプの速球投手がいる
大坂桐蔭の選手達は西谷監督が指摘するように伊藤、松尾、海老根の3選手以外特出した打力はなかった。
投手も全体的に制球力が低かった様に感じた。
やはり春夏連続優勝というのは難しいことを認識させられた試合であった。
次の大坂桐蔭は前田投手が中心にはなるだろうが、投手も一人ではダメであるし、
打者も伊藤、松尾、海老根級に加え、浅野級のスラッガーが1~2人は必要ではないか?
次は近江と高松商業の試合である。
一番の注目は大会最高の右腕・山田VS最強スラッガー・浅野の勝負で、男対男の勝負という感じが前面に出た凄い迫力であった。
結果は浅野が本塁打も放ち圧勝したが、試合は近江が逆転勝ちで勝利した。
夏・春・夏3期連続ベスト4なので山田という投手の凄さがわかる。
山田は疲労が溜まり右脚に問題が発生したため途中交代した。
準決勝に引きずらないことを願うばかりである。
次は仙台育英と愛工大名電の試合であった。
この試合だけはどちらが勝つかわからなかったが、結局6-2で仙台育英が愛工大名電の強力打線を抑えきったのである。
140km/hを投げる投手を4~5人揃えている仙台育英が俄に優勝候補に躍り出た感じであった。
最後の試合は少し大味だったが聖光学院が九州学院を下したので、準決勝で仙台育英の投手陣に聖光学院が挑む構図になった。
同じ東北勢なので東北勢が2018年の金足農以来決勝に進出することになる。
優勝すれば史上初めて優勝旗が東北の地に渡ることになる。
もう一つの近江VS下関国際は山田の疲労が回復していれば、見応えのある接戦になる様な気がする。
アメリカは勝者を崇める傾向があるが、日本は負けの美学を尊ぶ文化がある。
昨日の甲子園の雰囲気は正にそれで、日本が世界に誇りたいことだと思う!
京都五山送り火2022!
京都五山送り火2022!
16日に京都で3年ぶりに完全点火の五山送り火が開催された。
準備が始まった夕方5時過ぎは雷を伴った雨模様だったが、点火が始まった20時頃には雨も上がり見通しも良くなったので
見物に来ていた人達は満足したのではないか?
始まったのは平安時代とも江戸時代とも言われるが、何百年もこの行事が続いて来たことに日本の伝統力を感じる。
こんなに大がかりな伝統芸術は世界でもあまりないだろう!
TVではあまり放映していなかったので掲載しておこう!
国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律!
国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律!
上記の法律が2022年5月18日に参議院本会議において成立した。
国公私の設置形態にかかわらず、国際的に卓越した研究大学となるポテンシャルを有し、研究力の抜本強化を行う大学に対し、
10兆円規模の大学ファンドの運用益から集中的に助成を行う制度だそうだ。
日本の科学技術力が相対的に劣化していることや、欧米の様に寄付や投資ファンドによる豊富な基金がないことを立て直すために良いことだと思う。
同法律では、研究および研究成果の活用実績・体制や、運営体制、業務執行体制、財政基盤について一定の基準を満たす大学を
国際卓越研究大学として文部科学大臣が認定し、さらに国際卓越研究大学の研究強化目標、達成のための事業内容、
資金額と調達方法等を記載した計画についても文部科学大臣が認可し、実際の助成は科学技術振興機構(JST)が行うとされている。
文部科学大臣が認定及び認可する具体的な基準や内容は明文化されているのか不明なので、認定・認可のプロセスが正しく行われるか不安が残る。
全て自民党が行ってきた不正プロセスがこの様な危惧を抱かせるのだが、今回は公明正大なプロセスで実施してもらいたい。
もう一つよくわからないのはこの助成が10兆円規模の大学ファンドの運用益から提供されることにある。
このファンドは国際の発行で実施されるそうだが、10兆円そのものが運用益なのか、
それとも別途運用益がいつからどんな方法で生まれるかが不明なのである。
今一つ不安でぼやけた助成制度ではあるが、この法律に挑戦する大学グループが出てきた。
東京工業大学と東京医科歯科大学である。
お互いの良いところや不足しているところを集合させるために統合に向けた話し合いが始まったそうだ。
目指すのはもちろん国際卓越研究大学になることである。
日本で一番多い基金を持つのは東京大学の190億円だがアメリカのスタンフォード大学は4.5兆円で圧倒的な差があり、
研究開発の規模も密度も差が出ることは当たり前である。
今回の2大学の統合が国際卓越研究大学として認可されれば、東大を超える基金も期待出来るだろう。
さらに他の大学もこの精度に挑戦してくるだろうから、日本の科学技術力挽回と飛躍的向上の第一歩となるのではないだろうか?
2大学の成り行きを注目しょう!
甲子園8強決まる。
甲子園8強決まる。
ここ2日間でベスト8が決まった。
個人的には75%の的中率であった。
組み合わせは、愛工大名電VS仙台育英、高松商VS近江、下関国際VS大坂桐蔭、聖光学院VS九州学院!
準々決勝は18日に行われる予定。
結果的には良い投手を擁する学校が残っているので、投手の重要性が再認識された。
さらに、140キロ台のストレートには対応出来るチームが増えたが、良いカーブや
スライダーに対するバッティングの技術力が上達していないことも浮き彫りになった。
本日の最終戦大坂桐蔭対二松学舎大付でもその傾向は見られた。
大坂桐蔭は4-0で勝ったが、二松学舎大付の2番手投手のカーブを打ちあぐねていた。
他の7校はTVで見ていたはずで、打倒大坂桐蔭の鍵になりそうである。