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ブログ - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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金沢、兼六園の雪化粧、他!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月23日(土)

金沢、兼六園の雪化粧、他!

● 水戸偕楽園、岡山後楽園と並ぶ日本三大名園の1つである兼六園。12月になり20センチ以上の積雪で、あたり一面真っ白の雪化粧になりました。金沢は「雪吊り」でも有名ですが、11月1日から兼六園で始まるのが慣わしです。庭の中に大きな池を穿ち、築山を築き、御亭や茶屋を点在させ、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる「廻遊式」の庭園。大きな池を大海に見立て、その中に不老不死の神仙人が住むと言われる島を配しています。真っ白な雪化粧の中で神仙人は寒さを感じるのでしょうか?

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● 厳寒の阿寒湖に霜の花が咲いた!

阿寒湖の結氷した湖面に「フロストフラワー(霜の花)」の花畑が広がりました。結氷間もないこの時期、晴れて風がなく、氷点下15℃以下に冷えた早朝だけに見られる幻想的な光景らしいです。画像の後ろは雄阿寒岳です。

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● 宇宙から見た「夏至」と「冬至」

気象衛星から見た地球が2つ。左が「夏至」の時で、右が「冬至」の時です。この2つの地球の上部を見比べてみると左は明るいのに対し右は暗いですね。最上部が北極なので、「夏至」の時は北半球が太陽に照らされ、「冬至」の時は南半球が照らされているのがよくわかります。

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● 米科学誌「サイエンス」は、今年の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」(その年最も革新的だった科学研究に送る賞)に、2つの中性子星の合体を世界で初めて観測した業績を選定しました。8月17日に観測された2つの超高密度星の衝突は、巨大爆発を起こし、時空を引き裂いたそうです。「サイエンス」はいくつかの主要な天体物理学モデルを裏付け、多くの重元素の起源を明らかにし、一般相対性理論を今までになく検証したと指摘しています。1億3000万光年離れた場所で発生したこの爆発は、宇宙に存在する金、プラチナ、ウラン、水銀の約半分を生成したくらいのものだったそうです。関連の観測も含めると、953機関、3674人の研究者が関わり日本の国立天文台「すばる望遠鏡」も参加しました。

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残しておきたかった絶景 その3!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月20日(水)

残しておきたかった絶景 その3!

マルタ共和国のゴゾ島にそびえる「アズール・ウィンドウ(青い窓)」。ユネスコの世界遺産であり、何千年もかけてそびえたつ石灰岩の崖を削って作られたといわれています。ここはもともと風や波が強く、引き続き浸食が進んでいたらしいのですが、2017年3月8日の嵐で崩壊してしまいました。誠に残念なことです。

崩壊前と崩壊後の画像を下記します。

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自然の驚異に立ち向かう「アヴァルの門」!

アズール・ウィンドウの崩壊ではあまりにも寂しいので、今もある絶景を紹介します。フランス、ノルマンディー地域圏、セーヌ=マリティーム県に位置するエトルタ。石灰岩の断崖と砂浜で知られていて、クロード・モネ等の画家たちを魅了し、アルセーヌ・ルパン・シリーズの「奇巌城」の舞台となった場所です。ここに風雨にさらされながら毅然としてそびえる「アヴァルの門」!ぜひ一度は訪れてみたいものです。

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残しておきたかった絶景 その2!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月18日(月)

残しておきたかった絶景 その2!

世界最高峰のエヴェレスト。頂上まで僅か80メートルの標高差にあり、最難関とも言われたヒラリーステップが、2017年4月のネパール地震の影響で崩壊したことが明らかになりました。ほぼ垂直で12メートルの岩壁がなくなり、少しだけ登りやすくなったらしいとの説がありますがどうでしょう?

画像は左が手前に見えるヒラリーステップ、中央は登攀しているところ、右は崩壊後です。


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期待の【はやぶさ2】、小惑星「リュウグウ」に来年到着!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月15日(金)

期待の【はやぶさ2】、小惑星「リュウグウ」に来年到着!

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表したところによると、2014年12月に打ち上げられた【はやぶさ2】が、来年(2018)6月21日~7月5日頃に「リュウグウ」に到着するようです。現在、地球から約3億5千万キロを飛行し、あと550万キロのところ迄近づいています。リュウグウに接近した後、1ヵ月間でリュウグウを観測して、着陸地点を決めなければならないそうで、それが当面の最大の課題の様です。到着が無事にできたとして、予定の作業を終了するのが2019年11~12月。それから小惑星を出発して、2020年11~12月に地球に帰還する予定です。太陽系ができた46億年前の有機物が、リュウグウに残されている可能性があるので、世界の研究者や科学者が注目しています。3億5千万キロもはなれている【はやぶさ2】を、遠隔操作でリュウグウに到着させて、データ集積とサンプル採集をした後地球に送り返えすなんて、日本人の科学技術は凄いことだと思います。小惑星「イトカワ」の【はやぶさ】以上に、いろいろなサンプルを地球に持ち帰ることが出来ると良いですね!

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ブログ(雑記ー科学・自然)を掲載しました。

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月13日(水)

ブログ(雑記ー科学・自然)を掲載しました。

宇宙国家アスガルディア、建国宣言!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月13日(水)

宇宙国家アスガルディア、建国宣言!

マイティー・ソーという映画があるのを皆さんはご存知でしょうか?アイアンマン系のSFアクション映画で、そこにアスガルドという国が出てきます。今回のアスガルディアと、どちらが先に命名したのか不明ですですが、いずれも、北欧神話に出てくる「アサ神の国」から引いてきたのでしょう。ロシアやアメリカなど4カ国の宇宙開発専門家らのチームが、2016年の10月に衛星軌道上に独立国家「アスガルディア」を建設する構想を発表しました。そして、2017年の11月に人工衛星「アスガルディア1」を打ち上げ、約3週間後に地球低軌道に入りました。同チームは「宇宙空間だけに領土を持つ最初の国家になった」と宣言したそうです。面白いのは「アスガルディア1」のデータには、国家として最低限必要な、憲法、国家のシンボル、政府文書、国民の名簿などが含まれていること。18歳以上であれば氏名とメールアドレス、及び国籍の入力だけで国民登録ができます。11月の打ち上げから登録が増加して、既に15万人を突破しているそうです。現在、150人からなる議会議員の選出を実施していて、2018年1月1日に終了する予定です。

画像は宇宙国家「アスガルディア」のシンボルをほどこした衛星のイメージです。

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残しておきたい絶景 その1、他!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月12日(火)

残しておきたい絶景 その1、他!

● モロッコ南西部シディイフニ近くのレグジラビーチにある、海に突き出した赤い岩のアーチ。まるで像の後ろ脚が海に残っているような印象をあたえます。このアーチから見える景色も良い感じです。残念ながら、2016年に巨大な崖の重みに耐えかねて、このアーチが消滅してしまいました。

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● ドローンのハイテクカメラで捉えた世界最大級の岩絵。ヴェネズエラの西部を流れるオリノコ川の「アチュレス急流」に、それ以上ボートでは行けない場所に5つの島があって、巨大で複雑な図案が描かれているそうです。最大は角のある蛇で約30メートルもあります。

英国の考古学者リリス氏によると、約2000年前のこの場所は民族、言語、文化が集まる場所だったようで、描かれている岩絵も同一の描き方ではなく、多様な文化が混じり合っているのがわかるそうです。こんな岩の斜面にどうやって描いたのでしょうか?

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この世の果て?みたいな絶景10選!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月11日(月)

この世の果て?みたいな絶景10選!

ナショナルジオグラフィック日本によれば、恐ろしくも美しい絶景があるそうです。写真は掲載しませんが、場所と情景は覚えておいて、いつか訪れてみては如何でしょう!

    地獄の門:トルクメニスタンの砂漠の真ん中で炎を吹き出す大穴。1971年に石油掘削調査をしたときに、装置もろとも地盤が崩落して出来たものらしいです。その時に流れ出した天然ガスに火がつき、それ以来、燃え続けているそうです。

    硫黄の地獄絵図:イタリアはナポリ西方のカルデラ内にあるフレグレイ平野。数万年前から噴火を繰り返し、今でも蒸気や硫黄ガスを噴き出す噴気孔がいくつも形成されているそうです。

    刺激的な青い炎:インドネシアのイジェン山。山頂に腐食性の強い酸性水で満たされた湖があります。夜になると硫黄ガスが燃えて、美しいエレクトリックブルーの炎が山の斜面を下ってくるそうです。

    真っ赤に染まる湖:タンザニアのナトロン湖。湖畔に生息するピンク色のフラミンゴを見ると一見平和な風景ですが、塩水に暮らす藍藻のおかげで湖は真っ赤に染まっています。水質はアンモニアと同じくらいのアルカリ性で温度は50度ほどあるそうです。

    血の滝:南極の真っ白な氷河の中にひときわ目立つ血のように赤い滝。鉄分を含む塩水が滝として落ち始めるとき、鉄分が酸素と反応してさびの様な赤色に変化するそうです。

    枯れ果てた大滝:米国ワシントン州クーリーシティにあるドライ・フォール。最後の氷河期には高さが約120メートル、幅5キロほどで、ナイアガラの滝より10倍規模の世界最大の滝となるはずだったのですが、現在は断崖に囲まれた湖と化しているそうです。

    息も出来ない結晶洞窟:世界最大級の結晶があることで知られるメキシコの「結晶洞窟」。洞窟の真下にマグマだまりがあるので、気温50度くらいで湿度はほぼ100%。2015年に鉱山の操業が終了したため、洞窟は地下水で満たされたそうです。

    世界でいちばん雷が多い場所:1年間に200日以上も雷が発生するヴェネズエラのカタトゥボ川とマラカイボ湖が出会う場所。1時間に280回の雷を観測することもあるようです。夜間にイオン化したメタンが溜まり、上空の雷場が強くなるのではと科学者たちは推測しているそうです。

    虹色の熱水泉:虹色の熱水泉と呼ばれるイエローストーン国立公園のグランド・プリズマティック・スプリング。中心部の水温は90度近くあり、透明度が高く美しい青色をしています。この熱水は外に広がるほど冷やされ、水温に耐えられるシネココッカス属の藍藻が黄の色素を生成し、青の周りに黄色の輪ができます。そしてさらに気温が下がると生物が多様化して、輪の色が虹色に変化していくそうです。

    あの世の風景:海抜が海面より低いマイナス50メートルにあるエチオピアのダロル火山。地上の火山では最も低い位置にあります。塩の構造物の間で、酸性の温水と硫黄を含む鉱物、致死性のガスが混ざり合っているそうです。

今年の冬は寒いだろうか?

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月07日(木)

今年の冬は寒いだろうか?

日本気象協会は日本を、北日本日本海側、東日本日本海側、西日本日本海側、北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本太平洋側、沖縄・奄美の7地域に分けて予報を出しています。11月24日に発表された3ヵ月予報によると、それぞれの地域によって天候の違いはあるのですが、どの地域も平年と変わらない天候の3ヵ月予報になっていて、例えば、東日本太平洋側は3ヵ月共に晴天の日が多く、気温も平年並みとされています。一方で、今年は寒くなりそうな情報も出てきています。12月に入り北海道十勝地方の陸別町で気温が-23°Cを下回り、1999年以降初めての出来事です。オーストラリア気象局の発表によれば、海面水温が例年を下回る“ラニーニャ現象”が発生したそうです。この現象が発生すると、北半球のアジアでは天気が荒れやすく、寒さの厳しい冬になる一方、南半球では気温と湿度の高い夏になるそうです。さらに12年ぶりに発生した黒潮大蛇行が、11月初めに観測したときよりさらに20キロ南下していることがわかり、大蛇行の長期化が推測されます。過去の例からすると、大蛇行は首都圏の降雪量増加や漁場変化などの影響をもたらす可能性があります。

さあー、今年の冬はどんな天候になるのでしょうか?

海に浮かぶ風力発電所、他!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2017年12月05日(火)

海に浮かぶ風力発電所、他!

● ノルウェーのエネルギー企業スタットオイルが、スコットランド沖で世界初の浮体式風力発電所を建設し運転を始めています。羽根を含めた海面からの高さ175メートル、水面下78メートルの風車5基が浮かんでいるそうです。発電容量は3万キロワットで2万世帯の電力をまかなえる計算になります。浮体式の土台は鎖で海底に固定するのですが、直接固定する着床式では、水深が50メートルほどの海域でしか建設できないところ、浮体式だと水深800メートルの海域迄建設が可能とのことです。海上は陸上より安定した風力が得られるし、景観や騒音の影響も少ないのでメリットはありそうです。さらに、日本近海は浅瀬が少ないので建設していく価値はありそうです。あえてリスクを指摘するとしたら台風でしょう。

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● 2025年に大阪で国際博覧会が開催されることになっています。開催予定地は人工島の夢州(ゆめしま)。2025年の5月から6か月間開催し、約2800万人の来場を見込んでいるそうです。さらに大阪府はカジノを含む総合リゾート(IR)を隣接地に作る計画で、すべてを合わせると2.6兆円の経済効果があると日本総研は試算しています。1970年万博以上の経済効果が出て、日本がさらに活性化することを望みたいですね!

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● アラブ首長国連邦が面白いことを考えています。100年後の2117年までに火星に年を建設するプロジェクトを進めているというのです。その前段階として、総事業費約150億円を投入し、総面積17.7ヘクタールの敷地に巨大なドームで覆った人工都市をつくります。そこで火星と同様の環境を設定し、水の確保とか農耕の方法などを研究するそうです。昨年上映されたオディッセイみたいな話です。UAEは2021年までに火星に無人探査機を送る予定もしているというので、本気で取り組んでいるようです。

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