2つの中性子星衝突と重元素の放出!
2つの中性子星衝突と重元素の放出!
およそ1億3000万年前に、2つの中性子星(死んだ星)が衝突した結果、大量の重元素(金、プラチナ、ネオジム等)が放出されたことに、世界の天文学者が興奮しているそうです。
1916年にアインシュタインが予言した重力波は、1974年にその存在が確認されましたが、実際に重力波を捉えるのは2016年迄待たなければなりませんでした。極小の重力波を感知するために建設されたLIGO(レーザー干渉計重力波天文台)が、ブラックホールの合体によって生じる重力波を確認し、これに関わった科学者たちが今年のノーベル物理学賞を受賞しました。ブラックホールの合体により重力波が発生しても、そこを観測しても何の痕跡も残らないのですが、約2カ月前に銀河「NGC4993」で生じた衝突で発生したのは、重力波だけでなく、電波からガンマ線迄あらゆる波長域で観測ができたそうです。特に、ガンマ線は中性子星の衝突によって生じると考えられているので、中性子星の衝突と天文学者たちは考えています。さらに、その裏付けとして、今回の衝突により放出された破片には、地球1万個分の貴金属が含まれていることが確認されています。重元素の起源については、これまで長く議論されてきましたが、今回の観測によって謎が解明されるかもしれません!
ドローンタクシー!
ドローンタクシー!
フランスのAIRBUSが、4人乗りでバッテリー駆動のマルチコプター型のドローンタクシーを開発中で、2023年にもサービスを開始するそうです。その第1段階として、2018年にも初飛行を予定しているとか!最高速度120Km/hで飛ぶので、渋滞を避けるためにはもってこいのタクシーになりそうです。その他にもUberやダイムラーが出資しているVOLOCOPTERが同様のものを開発中らしいので、2020年代はドローンタクシーが飛び交う時代になるかもしれませんね!
世界遺産、ジャイアンツ・コーズウェイ!
世界遺産、ジャイアンツ・コーズウェイ!
伝説の巨人、フィン・マックールが造ったという伝説のある、北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェイ。世界でも十指に入る奇景として有名で世界遺産に登録されています。およそ8kmの海岸線に亘り、大小の6角形の石柱が並ぶ光景はまるで現代アートのよう!訪れる観光客が皆、わが目を疑うような感覚になるそうです。このような奇景を造り上げたのは巨人ではなく、実は、長~い歳月をかけた自然のパワーでした。およそ6000万年前に起こった地殻変動により、この地にマグマが流れ出しました。約1万5000年前になるとこの地域は氷河に覆われてしまいました。その後長い歳月をかけて氷河が溶岩台地の表面を削り、現在のような石柱が広がるエリアを造り出したそうです。チャンスがあればぜひ行ってみたいと思います!
補聴器以外情報 【小惑星、地球に接近】
補聴器以外情報 【小惑星、地球に接近】
欧州宇宙機構(ESA)が発表したところによると、今年の10月に「TC4」と名づけられた長さ30メートル未満の小惑星が、地球から約4万4000キロまで接近して通過するらしいです。この小惑星は2012年10月にも接近したが、その時は約倍の距離があったらしいので、今回はさらに接近することになります。今回は、地球から約3万6000キロを周回している静止衛星とのニアミスもありうるということで、現在南米チリにある巨大望遠鏡がこの小惑星を追跡しているとのことで注目です。
映画アルマゲドンやディープインパクトで有名になった小惑星や彗星の地球来襲に対し、NASAが検討している事の一つがDART(Double Asteroid Redirection Test)と名づけられたミッション。これまでの計画構想段階から設計段階に進むことが発表されました。双子の小惑星ディディモスの中で、小さいほうのディディモスB(直径約160m)に冷蔵庫程の宇宙船を秒速6kmで衝突させて、小惑星の軌道を修正させるアイデアだそうです。第一歩のレベルなので、岩石でできた160mのディディモスBに対し、軌道修正させるために必要な知見を蓄積する目論見の様です。但し、これが実行されるかどうかはまだ決まっていないそうです。
片瀬江ノ島駅
片瀬江ノ島駅
小田急江ノ島線の終着駅【片瀬江ノ島駅】に55年ぶりに訪れました。お目当てはこの駅!江ノ島にある江島神社に祭られている弁天様に由来して作られたという竜宮城型の駅舎です。朱塗りの南蛮寺院みたいな建物で屋根は中華風に跳ね上がり、奥にある3本のホームはドームで覆われていてヨーロッパの終着駅の様。2020年の東京オリンピックで江ノ島がセーリング競技会場になるため、その前に改築されるらしいです。見納めに皆さん行かれては如何でしょう!江ノ島も日本のモンサンミシェルみたいで良かったです!
沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に!
沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に!
沖ノ島だけか関連遺産郡も含めてかで注目されていましたが、最終的にすべて登録されることが決まりましたね。私は、仕事の関係でよく福岡には訪れていたのですが、沖ノ島には行ったことがありません。残念に思って調べてみたら、沖ノ島は、日本海海戦を祈念して毎年5月27日に行われる現地大祭の時に抽選で選ばれた200名の男性しか上陸できないそうです。女人禁制で女性は大島から遥拝するしかないそうです。世界遺産になっても訪れることが難しいのは何とも不思議な気がしますが、ユネスコ指針「ジェンダーと世界遺産によれば「個々の宗教観や文化性は尊重する」とのことで問題にはならないらしいです。
国際アステロイドデー(小惑星の日)
国際アステロイドデー(小惑星の日)!
6月30日を国連が国際アステロイドデーと定めました。毎年この時期になると小惑星や彗星の記事が多く掲載されます。1908年6月30日にロシアのツングースカ地方に飛来した直径数十メートルから100メートルほどの小惑星が引き起こした衝撃を忘れないために制定したらしいです。映画のアルマゲドンは小惑星、ディープインパクトは彗星が出てきますね。惑星や準惑星(惑星より小さいが球形を保持)より小さくて尾が無いのが小惑星でガスやチリ長く伸びて尾のようになっているのが彗星と定義されているようです。現在わかっている範囲で
過去最大の衝突は6550万年前に起こりました。メキシコのユカタン半島に推定直径10キロメートルの小惑星が飛来し直径180キロメートルのクレーターを残し、恐竜をはじめ多くの生命を絶命に追いやったとされています。しかし小惑星飛来の恩恵もあるようで例えば地球に地軸が23.4度傾いているのも、豊富な水があるのも小惑星のおかげらしいのです。地球全体では毎日100トンほどの物質が飛来してきているらしいですがそのほとんどは大気圏で燃え尽きてしまうようです。隕石として地表面に到達するものもあるようですが人の住む場所が限られているのであまり発見されていないらしいです。いずれ小惑星の飛来を阻止する技術が確立されることを期待しましょう。
地球外生命体が存在しうる太陽系外惑星
地球外生命体が存在しうる太陽系外惑星!
宇宙人は存在するか?については世界中で話題が尽きませんが、その可能性を探るために世界中の研究チームが活動しているようです。
ケプラー宇宙望遠鏡が2013年までに収録したデータに基づいて、ケプラーチームがこれまでに発表した内容によると、
ハビタブルゾーン(恒星から近過ぎず遠過ぎず、熱過ぎず寒過ぎずの範囲)に存在する惑星は50個あるそうです。
このデータは天球のはくちょう座の方向だけを観測したもので銀河系のほんの一部にしか過ぎないのです。銀河系自体が宇宙全体からするとほとんど無いような存在なので、宇宙全体ではどれだけの惑星があるか想像すらできません。矢張り、地球外生命体は間違いなくいるでしょう。問題はどのように広大な宇宙空間を航行するかでしょうね。SF小説に色々記載されていますが、私の知識不足のせいか、その原理が今一つわからないものが多いですね。