火星での居住?
火星での居住?
以前、月の水(氷)が注目されている記事を掲載し、その究極の目的が火星探査であることを記載しました。今回は、火星そのものの話です。2016年に火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)が送ってきたデータを調べた結果、火星にもかなりの量の氷床があることがわかったそうです。しかもこの氷床は表面から1~2メートルの深さから始まっているので、氷の採集と水としての利用の可能性が高いようです。さらに、最近NASAが発表したところによると、NASAは火星基地用の原子力発電ユニット「Kilopower」を開発中で、3月にも最大出力試験を行う予定だそうです。この「kilopower」はコンパクトに作られているので、一つの着陸機に複数基を搭載することが出来ます。4~5基ほどあれば居住施設全体の電力を賄えるらしいのです。SF小説の世界では、火星に行ったり、居住したりするのは当たり前のように書かれていますが、氷の存在とか「Kilopower」の開発を知ると、SFの世界が現実味を帯びてきたような気になりますね。
絶滅寸前の動物たち!
絶滅寸前の動物たち!
地上哺乳動物で2番目に重いカバが絶滅の危機に瀕しているとは思いませんでした。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息していますが、生息地が激減しています。理由は、肉と象牙の様な歯が人間に狙われているからだそうです。
ヒマラヤ山脈で森林が減るにつれて生息地が減少しているユキヒョウも絶滅危機の対象になっています。その他にも、シロサイ、センザンコウ、サイガ、ヘサキリクガメ等、かなりの生物が絶滅の危機に瀕しています。ヘサキリクガメはマダガスカル島に約400匹しか生存していないと言われていますが、たまたま密輸が発覚して、神奈川県の野毛山動物園で保護飼育されています。時間があれば訪れてみてください。
世界で最も寒い町オイミャコン!
世界で最も寒い町オイミャコン!
ロシア北東部に位置し、人口500人の町オイミャコンで先日氷点下62℃が観測されました。しかし、それで驚いてはいけません。この町は1926年に氷点下71.2℃を記録し、ギネスが“世界で最も寒い居住地”として登録しました。氷点下62℃というのは想像ができない温度ですが、例えば、ロシア人がよく飲むウオッカは氷点下40℃で凍ってしまいますから、外では飲むことが出来ません。吐く息も瞬時に凍ってしまうそうです。シベリアの永久凍土にある居住地なのでとても寒いことはわかるのですが、オイミャコンという名の意味が【不凍の水】であることが意外です。ここには天然の温水が流れているので、川はこれほど寒くても凍らないそうです。世界には知らないことや不思議なことがたくさんあるのを痛感します!
厳冬の福井で貴重な光景!
厳冬の福井で貴重な光景!
左は12日の大雪で凍えてしまった恐竜。JR福井駅西口広場にあるモニュメントが氷河期に襲われています。右は15日の厳しい冷え込みで、霧氷に白く覆われた九頭竜川沿いの木々。奥越地域で見られた幻想的なシーンです。
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空から見た地球の美しい表情 その2!
空から見た地球の美しい表情 その2!
人類が誇る美しい地球。空から眺めると様々な表情を見せてくれます。いくつかの表情をシリーズでお届けします。
左は、オーストラリアのカーネギー湖。普段は泥だらけの沼地ですが、大雨が降るとにわかに湖になります。中央は、マダガスカルの北西にあるボンベトカ湾。意図的に着色した画像になっています。右は、ナミビアのカリハリ砂漠。かつては肥沃な土地であった北部に砂丘が広がっています。中央部分の赤い点は灌漑システムだったようです。
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西郷隆盛と犬!
西郷隆盛と犬!
谷山補聴器様がある鹿児島県。有名な人物はなんといっても西郷隆盛!今年のNHK大河ドラマでもあり人気が急上昇です。西郷隆盛は相当の巨漢だったようで、現存する彼の着用した軍服のサイズから割り出すと、身長は178cm、体重は108kgあったそうです。もともとアウトドア派でそれほど太ってはなく、名人の域にも達するほどイカ釣りに凝っていたようです。西郷隆盛の銅像には横に犬がいますが、イカ釣りと犬のつながりが見えません。実は、明治新政府に出仕するようになって、もともと肥満体質(?)だったのが進んだようです。ドイツ人医師のホフマンから「このままでは命にかかわる」と言われたのがきっかけで、彼は犬を連れて歩いたり狩猟をしたりするようになりました。西南戦争中も戦地で犬を連れて歩いていたということですから、おそらく身体の一部の様な感覚になっていたのではないでしょうか!
今、月に注目!
今、月に注目!
1972年12月以来人類は月に到達していませんが、現在、世界では月が再度注目されていて、2030年頃には人類到達が再開されるかもしれません。特に注目されているのは水の存在です。約60億トンあると考えられている氷から水を確保し、さらに分解して水素や酸素の様な燃料を作り出すことが想定されています。また、JAXAなどの研究チームが月の地下に東西5kmに及ぶ巨大な地下空洞を見つけているので、将来月面基地の建設場所としても有望だそうです。日本を始め米国、ロシア、中国、インドなどが月面探査に積極的に動き始めています。さらに日本の宇宙ベンチャー「ispace」や米宇宙ベンチャー「ムーン・エクスプレス」などの民間団体も積極的で、今後、無人探査機を頻繁に月に送り込むことになりそうです。月の基地化が実現すると、火星の有人探査の中間拠点にもなるらしいので、いよいよSF小説の世界が現実化しそうです!
各補聴器メーカーの最新価格表!
各補聴器メーカーの最新価格表!
本サイトの「補聴器購入について知っておくべきこと」を開いて「価格」をご覧ください。その項目の下部に「各メーカーの最新カタログから抽出した5段階の補聴器価格(片耳)を掲載しました。タイプは耳あな型、耳かけ型、RICの3つに分けてあります。補聴器を購入しようとするときに、各メーカーのカタログやホームページを色々探るケースが多いようですが、手間と時間がかかり大変な作業を強いられます。この一覧表は、簡単に各社の製品と価格構成がわかる便利な表ですので、ぜひご活用ください。
空飛ぶタクシー?
空飛ぶタクシー?
Uber(アプリやウェブを利用した配車サービス)が、2020年までには空飛ぶタクシーが実現すると言っています。Uberが予言しているこのアイデアを、真剣に開発しているのがベルヘリコプターです。見本市CES2018に同社が出展したモックアップ。
最終的には回転翼の下にこの機体が取り付けられる予定で、内部には4シートと荷物スペースが予定されているとのこと。速度は時速150マイル(時速約241km)を想定しているとのことなので、具体性が増している感じがします。日本だけでなく世界の交通事情は渋滞が当たり前の状態ですから、それを解消する手段になる可能性を秘めています。ベルヘリコプターはUberと協力して飛ばすことを考えているようなので、通常のタクシーと比較可能な料金が設定できると面白いですね!
小惑星探査機「はやぶさ2」ラストスパート!
小惑星探査機「はやぶさ2」ラストスパート!
以前「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに向かっていることを掲載しましたが、飛行上最後の難関とみられていたイオンエンジンの連続運転を10日から開始し、順調に稼働しているそうです。このまま行けば、7月初めごろにリュウグウ付近に到着して、着陸点の選定などを始めるそうです。予定では着陸後1年半ほど滞在し、3か所でのサンプル回収を行い、数グラムのサンプルを2020年12月ごろに持ち帰るそうです。小惑星探査はこれだけかと思っていたら、NASAが別の小惑星「ベンヌ」に「オシリス・レックス」を打ち上げていることがわかりました。「リュウグウ」も「ベンヌ」も共に地球と火星の間の軌道を回っている小惑星ですが、まるで目に見えるような感覚で探査機を操っている人類の技術は凄いと思います。「オシリス・レックス」も8月ごろ到達して、その後2年半ぐらい滞在、最大2kgのサンプルを回収して2023年9月に帰還する予定です。NASAとJAXAはお互いが持ちかえった試料の一部を交換する協定を結んでいるそうです。両小惑星とも有機物や水を多く含んでいるので、生命の起源となる物質がどこから来たのかを解明する手掛かりになるかもしれません。