大相撲初場所・相撲協会が横綱造りで焦っている?
大相撲初場所・相撲協会が横綱造りで焦っている?
初場所も今日から残り3日間です。
今場所は照ノ富士が休場で誰が優勝するか分からない場所としてスタートしました。
休場の1横綱、際どく残っている1大関の貴景勝、4関脇、4小結という布陣で相撲協会の危機感丸出しの場所です。
関脇高安は早々と休場、大関陥落の関脇正代は6敗で復帰の可能性がなくなり、相変わらず役力士の重みが見えません。
そんな中で貴景勝が負けそうな相撲を張り手とはたきといなしで乗り切っていましたが、
2連敗を喫し3敗になり、2敗の阿武咲に抜かれてしまいました。
本日両者が対戦するので優勝争いの観点からは注目されます。
相撲協会は横綱と大関が少ないので早く昇格させないと大相撲人気ががた落ちすると思い、
貴景勝の優勝をに期待して早く横綱にさせたいと思っている様に見えます。
しかし、私の目からすると、貴景勝は大関止まりの力士だと思うのです。
体重はありますが背が低く足も速くない。
押し相撲ですがはたきやいなしを織り交ぜ、最近は強烈な張り手まで使う力士です。
怪我や休場も多く、特に首に問題があると指摘されています。
あれ程太っていては四つ相撲はこれからやっても無理があります。
こんな力士が横綱になって9-6横綱といわれるのはむしろ評判を悪くするし、もっといえば短命で終ってしまう可能性があります。
やはりここは1横綱1大関時代が続いたとしても、そのレベルに相応しい力士の登場をじっくり待つしか無いのではないでしょうか?
大坂なおみ全豪オープン棄権!
大坂なおみ全豪オープン棄権!
大坂なおみが妊娠を理由に全豪オープンを棄権しました。
ずいぶん長い間トーナメントに出場せず、その延長での棄権です。
報道によるとテニス以外でもいろいろな事業をしていて、むしろそちらの方が気に入っているようです。
これではスポンサー契約がなくなり収入が減ることを恐れたのか、来年の全豪オープンには出場すると発表しています。
来年出場するのは喜ばしいのですが、ここで気になるのは本人に優勝する気があるかどうかです。
単なる推測ですが、出場さえしておけばスポンサー契約は継続すると考えているのではないでしょうか?
以前テニスの競技に出ている方に聞いたことがありますが、
トップレベルであればあるほど6ヶ月以上のブランクがあると元の水準に戻すのは大変な努力が必要とのことです。
2024年に出場するとしたら、大坂なおみの本気度が試されるでしょう!
2023年全国女子駅伝!
2023年全国女子駅伝!
楽しませてくれた女子駅伝でした。
下馬評は大坂、長野、千葉、神奈川、京都が有力でした。
大阪はど根性の松田が最終9区に控えているので、そこまで上位で繋げるかどうかが鍵でした。
そして松田に繋ぐまでの8人が頑張ったのです。
見事優勝しましたが、松田のゴール時の笑顔がとても素敵でした!
2位から6位までは京都、福岡、神奈川、東京、千葉と言われていましたが、優勝争いは別に驚くべき記録が生まれました。
3区3kmで中学3年のドルーリー朱瑛里が区間新記録の9分2秒で走ったのです。
不破聖衣来を彷彿させる走りでした。
また、中学生の選手達に背が高く足が長い有力選手が多く見受けられたので、日本の陸上女子中長距離は将来性があるように感じました。
今後の日本ラグビー!
今後の日本ラグビー!
2019年W杯で日本が快進撃を果たし大いに盛り上がりました。
2023年のフランス大会はさらに進化すると思っていましたが、
2022年のテストマッチを見ていると進化を目指すのは日本だけではないことを思い知らされました。
現在の日本代表を見ると何人かは新しいメンバーが加わっていますが、スクラムの強化が中途半端であることに加え、
全体的に背の高さが不足している事や、足が速く馬力のある選手不足、1対1で倒せるタックル力のある選手不足、
コンタクトに滅法強い選手不足、23人のレベルにばらつきがあること等、
選手層として他国に比べ劣っていうところが目立ちました。
これらの弱点はすぐに修正出来ることではないので個性豊かな有望選手を早く集めトレーニングを含めた強化を図るしかありません。
次のフランス大会は無理としてもその次のW杯では優勝を狙える23人のチームを作ってほしいと思います。
その視点で今月行われた高校と大学の決勝戦を見ました。
高校は東福岡、大学は帝京大の圧勝でした。
敗れた報徳学園や早大と比較すると体つきが全然違うのです。
中学や高校の有力選手達を全部入部させているわけではないので、高校と大学それぞれ入学してから鍛え上げられた者だと思います。
その意味では報徳学園他の高校生達も早大他の大学生達も鍛え方がまだまだ足りないということなのでしょう。
東福岡と帝京大で期待出来る選手達全員ではありませんが、共通して残念なのは背丈が未だ低いことと走力が遅いことです。
しかし、準優勝以下の高校生や大学生の中にずば抜けた能力を持つ背が高い選手が散らばっている様にも思えるので、
早いうちから日本代表雇保として鍛える仕組を作ってほしいと思います。
2023年の大相撲の行方!
2023年の大相撲の行方!
興行としての相撲が組織化されたのは、江戸時代の始め頃(17世紀)とされ、
記録としては1624年に四谷塩町長禅寺(笹寺)において明石志賀之助が行ったのが最初だそうです。
大相撲の歴史を読むと1624年以降様々な出来事や変化があって今日に至っていることが分かります。
最近の大相撲はコロナの影響もあったのでしょうが、内容の濃い相撲が減り、役力士も安定せず、力士の数も減少しており、
人気がかなり落ちているように見えます。
1624年から続いて来た伝統の国技が消滅する危惧さえ抱きます。
そんな中、明日から初場所が開幕します。
昨年は毎場所優勝力士が変わり、平幕優勝が4回もあったのです。
照ノ富士のボロボロな両膝に大相撲を背負わせるわけには生きませんので、
やはり大関のだらしなさが大相撲の人気を下げた原因だと言わざるを得ません。
明日から始まる初場所では横綱照ノ富士は両膝の問題で休場し、最高位は大関の貴景勝唯一人となります。
それを補うために関脇4人、小結4人を配置しました。
幕内上位には現在力がありそうな力士が揃っているので、中国の春秋戦国時代の様相を呈しています。
正に群雄割拠の場所でどちらが勝つか分からない取り組みが沢山出てくると考えます。
また、この時期を踏まえて出てくるであろう成績優秀な力士達は横綱を目指せる大関になってくれるだろうと思います。
ところで相撲協会には今場所絶対やってほしくないことがあります。
それは横綱と大関が不足しているのを理由に安易に横綱や大関に推挙することです。
対象になるのは貴景勝と高安と豊昇龍です。
貴景勝は体重はありますが身長が低すぎて横綱を務める力士ではないように思います。
歳とともに馬力も落ちていきますから大関ですら短命かも知れないので、
そんな短命な横綱を出しては益々大相撲の人気が落ちるではないですか!
高安と豊昇龍も成績如何によっては大関候補になるでしょうが、
高安は怪我が多いので怪我をしない相撲が取れているかを十分見極める必要があります。
一方、豊昇龍は先場所の後半戦を見て優勝するための精神力が出来ていたいことが分かりました。
これ以上9-6や8-7大関はうんざりなのでしっかり横綱になれる心技を見極めるべきです。
今場所誰が優勝するか分かりませんが、大相撲人気回復の起点場所になってくれる事を祈ります!
箱根駅伝100回に向けて!
箱根駅伝100回に向けて!
2023年1月2~3日に行われた99回箱根駅伝は駒澤大学が学生駅伝三冠で優勝した。
本命と言われていたが、青山学院も原監督の派手なマスコミ対策で駒澤大学を脅かす存在であった。
さらにダークホースとして中央、順天、國學院、創価が挙げられていた中での優勝である。
10区間の内で1区間しか区間賞がなかった優勝は珍しく、他校に比べ粒が揃っていた証明である。
2区、4区で稀に見る競り合いが見られとても面白い大会であったが、勝敗を分けたのは5~6区の山であった。
駒澤は登りも下りも1年生を配置する勝負にでて見事にはまった。
青山学院はいずれも失敗したが、総合タイムで駒澤に7分以上の差をつけられたので、
敗因は全体のレベルが前評判より低かったことであろう。
注目されたのは中央である。
長らく低迷していたが吉井兄弟波が入り全体の走力が向上している。
来年の100回大会は予選会に関東だけでなく全国からの参加が出来ることになった。
関東以外で20km以上を競い合える最低10人の選手を集めるのは大変で、
来年すぐに本戦参加になるか分からないが、箱根駅伝が全日本化するのは良いことである。
99回の箱根駅伝で大学の力量が変化しているのは優勝大学の推移を見るとわかりやすいので掲載する。
歴代優勝大学と回数:
中央 :14回
早稲田:13回
日本 :12回
順天堂:11回
日体大:10回
駒澤 : 8回
明治 : 7回
青学 : 6回
東洋 : 4回
大東大: 4回
山梨学: 3回
神奈川: 2回
東海 : 1回
亜細亜: 1回
専修 : 1回
慶應 : 1回
筑波 : 1回(東京高等師範学校)
上記の内容を見て驚かれる人も多いであろう。
過去99年間の優勝校は17校あるが、30年間の優勝校は11校しかない。
これら11校が30年前から10年ごとの優勝している回数を比較すると勢いが続いている、上がっている、
落ちている大学が分かるので興味深い。
1994~2003 2004~2013 2014~2023
山梨学: 2回 0回 0回
中央 : 1回 0回 0回
神奈川: 2回 0回 0回
亜細亜: 0回 1回 0回
早稲田: 0回 1回 0回
日体大: 0回 1回 0回
順天 : 2回 1回 0回
東海 : 0回 0回 1回
青学 : 0回 0回 6回
東洋 : 0回 3回 1回
駒澤 : 3回 3回 2回
30年間継続して立派な成績を残しているのは駒澤大学。大したものである!
一番勢いのある新興大学は青山学院だが、その勢いはいつまで続くだろうか?。
古豪でありながら成果が出せていないのは中央、早稲田、順天、日体大。原因は指導方法かリクルートか不明である。
今年は中央が2位で復活しそうなのが救いか?
古豪で明治は本予選上がりで出場しているが上位が狙えないでいる。
日大たるや予選会での敗退が続いていて、寂しい限りである。
100回目からまた新しい伝説が生まれるか注目しよう!
2023ニューイヤー駅伝!
2023ニューイヤー駅伝!
毎年この大会で新年が始まります。
結果的にはホンダが連覇しました。
2023年を象徴する様な展開を期待したのですが、最後までの接戦にならなかったのでもの足りなさが残りました。
ホンダは必ずしも区間賞を沢山取ったわけではないのですが、
これまで余り有名ではなかった選手達が活躍するところを見ていると選手層の厚さを感じます。
そして学生時代の有力選手達が様々な企業に分散していることが分かります。
一番注目されたのは大迫が参戦したGMOでしたが優勝は出来ませんでした。
しかし、今後多くの有力選手が入社しそうなので近々GMO時代が来るかも知れません。
あれだけ強かった旭化成が2年連続入賞出来ないのを見ると、栄枯盛衰の理はどの世界にも存在することが分かります。
個人の単位でも同じことが言えるので、2023年は気を引き締めて以降と感じました。
明日からの箱根駅伝ではもっと波乱万丈の激闘が繰り広げられるのでしょうか?
2023年箱根駅伝優勝候補は?
2023年箱根駅伝優勝候補は?
年末になると報道も自分も箱根駅伝の優勝候補が気になります。
タイム的には青学と駒大が圧倒的な支持を集め、実際にこの2校が超有力と認めざるを得ません。
この2校に対抗出来そうなのが國學院、順天、中央、創価なのだそうです。
日本人の体格が向上し、練習方法が改善され、厚底シューズの出現など、走力の向上が顕著ですが、
高校時代の有力選手達が多くの大学に散らばったことも大きな要因になっているのではないでしょうか?
どの大学も主導権を取るために往路に主力選手の半分以上を投入しています。
出雲と全日本で有力選手が明らかになってきましたが、箱根は20km以上走らなければならないので
トラックでの5kmや10kmのタイムは余り参考になりません。
注目されるのは先ず出だしの第1区間です。
ここでトップに立ち2位に20秒くらいの差をつけられたら理想的です。
第2区間は最長で最後に権田坂の強烈な登りがあるコースです。
田澤と近藤のが走り、さらに創価のムルワがどう絡むか見物です。
第3区間は緩やかな下りが途中まで続きます。この下りを上手く使える選手がどこから出てくるでしょうか?
第4区は山登りに繋ぐとても大事な区間でどの大学が区間トップになるか注目されます。
5区は最も有名な山登り。以前の今井、柏原、神野の様な山の神が誕生してほしいところです。
山の神が誕生したら一気に優勝候補になります。
二日目の始まりは下りの6区です。
東海大学の舘沢が爆走して57分17秒の新記録を記録しましたが、
それくらいの選手がいると箱根駅伝辞退が盛り上がります。
5区も6区も3~5分ぐらいの差を縮めたり広げたりする可能性があるのです。
個人的には6区が大切だと密かに思っています。
7区は平坦なコースなので選手の実力差が出ます。
復路で一番逆転が起きそうなのは8区です。
後半の長い上り坂で逆転のシーンが何度となく展開されました。
駒澤の花尾が注目されます。
9区と10区はどの大学も長距離が強い選手を配置している様なので今回は余り波乱は起きないように思います。
と言うことで、青学と駒澤、それに続く國學院、順天、中央、創価から優勝校が出ることは間違いないでしょう。
青学と駒澤の勝負では予想に反して当日調子が出ない選手が出てしまった方が負けと言うことになる様に思います。
1月2日~3日に注目です!
2022年・高校駅伝!
2022年・高校駅伝!
今日はクリスマス、一般の高校生はクリスマスを楽しむか受験勉強で忙しい中、将来の箱根駅伝で走るであろう高校駅伝があった。
寒い真冬にご苦労なことである。
女子はダークホースの長野東が優勝、男子は倉敷が下馬評通り優勝だった。
トラックとロードでは走りが違うので何が起きるか分からないと言われるが、
距離が比較的短いのでやはりトラックの合計持ちタイムが良い高校が優勝する傾向は否めない。
優勝争いとは別に今回感じたのは男子選手の身長が高く、そして足が長くなっていること。
3000mとか5000mなどのトラック記録の上位選手が注目されるが、その他にも将来性のありそうな選手は沢山いるように思う。
大学の陸上コーチ陣もスカウトのために多くこのレースを見ていたと思うが、彼らは何を見て将来性を見極めるのだろう?
ストライドが広い、足が長い、走り方が良い、フォアフットになっている等くらいは分かるが、
それ以外にも色々チェックポイントはあるのだろう?
高校駅伝があり区間賞を取った選手達は名を挙げ、そして来年の学生駅伝に繋がると思うと、
学生駅伝を盛り上げるイベントとしてこの大会の重要性が浮き彫りになる。
誠に良き伝統てはないか!
FIFAW杯カタール大会・アルゼンチン優勝で閉幕!
FIFAW杯カタール大会・アルゼンチン優勝で閉幕!
今回のW杯を何億人の人が見たのだろう?
選手達は4年ごとに画像のトロフィ獲得を目指して必死に戦い、決勝戦で天国と地獄を味わう過酷な大会である。
アルゼンチンのメッシが最後の出場を公言していたのでアルゼンチンに勝たしてあげたかったが、
戦力的にはエンバペのいるフランスが強いのでがっくりと肩を落とすシーンを見たくないとの想いで実況中継は見ず、
本日勝敗を知った上で録画を見た。
アルゼンチンが先行しフランスが追いつく展開で延長戦を含め120分を戦った。
勝敗を知らずに見ていたらハラハラドキドキの連続であったと思う。
アルゼンチンはメッシのボールコントロールが際立ち2得点、エンバペはハットトリックで試合を振り出しに戻し、
両主役が期待通りの活躍をした見事な試合であった。
PK戦はアルゼンチンが4-2で勝ったのだが、厳しい結末であった。
メッシは5度目の挑戦で念願のFIFAW杯で優勝しMVPも獲得。
エンバペは得点王に輝いた。
全体的な印象だが、前回大会にくらべると背が高く足の速い選手が増えている様に思う。
ベスト8に残った国はパスの速さと精度が1段上のようにも思えた。
日本はドイツとスペインを破り前半話題の中心になったが、
ディフェンスからのカウンター戦術ではやはりベスト8の壁は越えられないのではないだろうか。
次回大会での日本の変わり様に期待したい。