海に浮かぶ風力発電所、他!
海に浮かぶ風力発電所、他!
● ノルウェーのエネルギー企業スタットオイルが、スコットランド沖で世界初の浮体式風力発電所を建設し運転を始めています。羽根を含めた海面からの高さ175メートル、水面下78メートルの風車5基が浮かんでいるそうです。発電容量は3万キロワットで2万世帯の電力をまかなえる計算になります。浮体式の土台は鎖で海底に固定するのですが、直接固定する着床式では、水深が50メートルほどの海域でしか建設できないところ、浮体式だと水深800メートルの海域迄建設が可能とのことです。海上は陸上より安定した風力が得られるし、景観や騒音の影響も少ないのでメリットはありそうです。さらに、日本近海は浅瀬が少ないので建設していく価値はありそうです。あえてリスクを指摘するとしたら台風でしょう。
● 2025年に大阪で国際博覧会が開催されることになっています。開催予定地は人工島の夢州(ゆめしま)。2025年の5月から6か月間開催し、約2800万人の来場を見込んでいるそうです。さらに大阪府はカジノを含む総合リゾート(IR)を隣接地に作る計画で、すべてを合わせると2.6兆円の経済効果があると日本総研は試算しています。1970年万博以上の経済効果が出て、日本がさらに活性化することを望みたいですね!
● アラブ首長国連邦が面白いことを考えています。100年後の2117年までに火星に年を建設するプロジェクトを進めているというのです。その前段階として、総事業費約150億円を投入し、総面積17.7ヘクタールの敷地に巨大なドームで覆った人工都市をつくります。そこで火星と同様の環境を設定し、水の確保とか農耕の方法などを研究するそうです。昨年上映されたオディッセイみたいな話です。UAEは2021年までに火星に無人探査機を送る予定もしているというので、本気で取り組んでいるようです。