第3回JAPAN補聴器フォーラム2018開催迫る!
第3回JAPAN補聴器フォーラム2018開催迫る!
9月22~23日に秋葉原UDEX イベントスペース アキバ・スクエアで第3回JAPAN補聴器フォーラム2018が開催されます。一般社団法人 日本補聴器販売店協会が主催し、補聴器業界に関連する企業や団体が結集する日本で最大の補聴器イベントです。入場料は無料で補聴器ユーザーも一般消費者も入場の対象になっています。各補聴器メーカーが展示ブースを設けて自社の最新補聴器を紹介しています。最先端の補聴器テクノロジー、製品と値段の関係、取扱い販売店、困っていることの相談等について、直に補聴器メーカーの方々と話すことが出来ますので是非訪問してください。【はじめての補聴器】サイトとしても、各展示ブースで取材をして後日サイトに掲載する予定です。
補聴器出荷台数4~6月!
補聴器出荷台数4~6月!
2018年第2四半期(4月~6月)の出荷台数が発表されました。
総台数は148,120台で、前年同期比5.5%の増加です。
ポケット型は4,914台で、前年同期比15.5%の減少です。
RIC耳かけ型は51,445台で、前年同期比18.3%の増加です。
通常の耳かけ型は45,411台で、前年同期比3.2%の微増です。
メガネ型は78台で、前年同期比55.7%と落ち込んでいます。
耳あな型オーダーメイドは40,714台で、前年同期比1.9%の微減です。
既製品の耳あな型は5,558台で、前年同期比3.4%の微増です
2018年1月~6月の状況は下記の通りです。
総台数は288,108台で、前年同期比5.5%の増加です。
ポケット型は9,723台で、前年同期比19.2%の減少です。
RIC耳かけ型は96,502台で、前年同期比17.9%の増加です。
通常の耳かけ型は89,486台で、前年同期比2.5%の微増です。
メガネ型は157台で、前年同期比62.5%と落ち込んでいます。
耳あな型オーダーメイドは80,070台で、前年同期比2.8%の微減です。
既製品の耳あな型は12,170台で、前年同期比29.7%の増加です。
主宰者コメント:
―全体としては2017年の低迷時期を脱却して出荷が増大し、補聴器購入が増えていると思われます。それだけ、補聴器が認知されてきたことを意味すると思います。
―製品のカテゴリー別にみるとRIC耳かけ型が益々増加する傾向にあります。背景としては、各メーカーの製品が品質的に向上していることや充電式が広まっていることが考えられます。これから購入を検討される方は、まずRIC耳かけ型を試してみることをお勧めします。
―既製品の耳あな型も増えています。ほとんどが小型の耳穴型ですが、気安く耳に挿入出来ることが人気の要因です。加えて、一部のメーカーがかなりレベルの高い機種を使用していることも影響しているかもしれません。
―残りの2四半期が同様の伸びを示してくれると、一般の方々の補聴器に対する見方が変わり、明るく楽しく補聴器を着ける時代が到来するかもしれません!
第3回【JAPAN補聴器フォーラム2018】開催!
第3回【JAPAN補聴器フォーラム2018】開催!
一般財団法人日本補聴器販売店協会主催による第3回【JAPAN補聴器フォーラム2018】が9月22日(土)・23日(日)の両日開催されることになりました。このフォーラムでは、過去2回と同様、各補聴器メーカーや関連機器メーカーの展示ブースや各種セミナーの開催などが検討されています。一般消費者は普段補聴器メーカーとの接点があまりないと思いますが、このフォーラムでは皆さんが直接参加企業と接しながら、補聴器や聞こえに関する最新情報を知ることが出来ます。補聴器に興味のある方々は、ぜひ会場に足を運ばれることをお勧めします。
補聴器出荷台数!
補聴器出荷台数!
2018年第1四半期(1月~3月)の補聴器出荷台数が発表されました。
総台数は139,988台で前年同期比5.4%の増加です。
ポケット型は4,809台で前年同期比77.3%と落ち込んでいます。
RIC耳かけ型は45,057台で前年同期比17.5%の増加です。
通常の耳かけ型は44,075台で前年同期比1.9%の微増です。
メガネ型は79台で前年同期比71.2%と落ち込んでいます。
耳あな型オーダーメイド)は39,356台で前年同期比96.3%と減少しています。
既製品の耳あな型は6,612台で前年同期比64.9%の増加です。
〇 総台数でこれほど伸びたのは久し振りです。補聴器が浸透し始めたと言うことかもしれません。
〇 RIC耳かけ型が初めて通常の耳かけ型を上回り1番の機種になりました。今後も増加することが見込まれます。
〇 耳あな型(オーダーメイド)は、見えにくいCICは伸びていますが、それ以外は減少しています。RICにシェアを奪われていると思います。
〇 既製品の耳あな型が増加していますが、数量が少ないので未だ注目度は低いと思います。各メーカーとも製品の性能が向上しているので、彼らの注力次第では既製品が伸びる可能性があります。
2017年補聴器出荷台数!
2017年補聴器出荷台数!
先日、日本補聴器工業会が2017年1月~12月の補聴器出荷台数を公表しました。工業会に参加している補聴器メーカーが4半期ごとに自主申告をした台数を集計したものです。
補聴器メーカーは補聴器を販売店に卸すのが基本ですので、いつ販売されているか不透明なところもある為、各社工場からの出荷台数を基準として統計を作成して、長期にわたり公表してきています。
全体と形状で2017年の台数及び2016年からどれだけ伸びたのかを掲載します。
全体 :562,267台(前年比100.2%)
ポケット型:23,238台(前年比85.2%)
耳かけ型 :184,438台(前年比98.5%)
RIC型 :172、736台(前年比114.1%)
耳あな型 :181,852台(前年比93.2%)
補聴器業界としてはもっと伸びることを期待していたようですが、昨年前半の出荷が低調
だったために全体としてはほぼ横ばいでした。形状別にみてみると、RIC型だけが伸びていることがわかります。本サイトでも記載していますが、今後RIC型が主流になっていくことが推測されます。これから補聴器を購入することを検討される場合、補聴器販売店で、①RIC型の説明を受けること②RIC型の試聴をさせてもらうこと、この二つは最低でも実施されたら良いと思います。
各補聴器メーカーの最新価格表!
各補聴器メーカーの最新価格表!
本サイトの「補聴器購入について知っておくべきこと」を開いて「価格」をご覧ください。その項目の下部に「各メーカーの最新カタログから抽出した5段階の補聴器価格(片耳)を掲載しました。タイプは耳あな型、耳かけ型、RICの3つに分けてあります。補聴器を購入しようとするときに、各メーカーのカタログやホームページを色々探るケースが多いようですが、手間と時間がかかり大変な作業を強いられます。この一覧表は、簡単に各社の製品と価格構成がわかる便利な表ですので、ぜひご活用ください。
7月~9月の補聴器出荷台数が発表されました!
7月~9月の補聴器出荷台数が発表されました!
日本補聴器工業会が 今年7月~9月に出荷された補聴器の台数を公表しました。総合計は144,643台でした。
昨年の7月~9月の数字と比較すると、全体では1.1%の微増でした。業界全体では補聴器装用の啓蒙を推進していて、様々なところで補聴器という文字が目立つようになっていますので、関係者はもっと大きい伸びを期待しているのでしょうが、結果はそれほどではなかったようです。この3カ月にすごく伸びたのは、RIC(外耳道レシーバ型)タイプの耳かけ型と耳あな型のCIC(見えにくい小型)でした。
1月~9月の数字で昨年と比較すると、まだ0.4%マイナスになっています。比較的軽い難聴の方々の装用が、まだ進んでいないことに原因があると推測します。本サイトの内容を読んで、早期装用の重要性について知ってほしいと思います。
「調整に重要な機能群」の概要が勢ぞろいしましたので参考にしてください!
「調整に重要な機能群」の概要が勢ぞろいしましたので参考にしてください!
「補聴器購入のために知っておくべき情報」の中にある「調整に必要な機能群」は、販売店で、突然機能の名前を聞いてもわからないと推測しますので、9つの機能群それぞれに、出来るだけ分かりやすい解説を【概要】として添付しました。
実は、これらの機能群が、補聴器の価格に最も影響を与える要素なのです。
各機能の価値とご本人にとっての必要性がわからないまま、販売店の勧めに従って高い補聴器を買い、後で後悔するという事例は結構発生しています。このような事態を避けるために、【はじめての補聴器】サイトだけが提供する各機能の概要を読んで頂き、9つの機能群をできるだけ理解するようにしましょう!
残る機能の「データログ」は、微調整に必要な機能ではなく、使っている方が、ボリュームをどのように変えているか?、どのプログラムを多く使っているか?装用している環境が静かなところ又は騒がしいところのどちらか?ハウリングはどのくらい起こっているだろうか?などのデータを画面上で見ることが出来る機能です。およそ10年くらい前に出てきた機能ですが、お客様がどの様に補聴器を使っているかがわかるので、販売店側に大変便利な機能と言えましょう。
「補聴器おそうじシート」新発売!
「補聴器おそうじシート」新発売!
補聴器メーカー、ワイデックス株式会社様が「補聴器おそうじシート」を発売しました。補聴器やイヤーモールドについた耳あかや皮脂汚れを、銀イオン配合の超極細繊維シートで強力にからめとって落とすしくみで、いつでもどこでも気になったらサッと拭くだけで簡単にキレイになるそうです。銀イオンと消臭成分を配合しているので、気になる雑菌やニオイを抑えて補聴器を清潔に保てるメリットは良い特徴でしょう。ひとつ気をつけたいと思われるのはレシーバの方に入り込んだ耳垢で、単純に拭くとさらに奥に入ってしまい断音の原因になる可能性があります。使い捨ての個包装タイプで希望小売価格は1,080円(税込み)です。
新しい充電式補聴器の発売
新しい充電式補聴器の発売!
補聴器メーカー、BELTONEとUNITORON(いずれもニュージャパンヒアリングエイド株式会社様が輸入総代理店)が新しい充電式補聴器の発売を開始しました。現在使われている空気電池(312タイプ)と同じサイズの銀亜鉛充電池を使う補聴器です。補聴器が同じなので通常の空気電池も併用できることがこれまでになかったことです。定期的な充電をしておけば、電池の交換や消費量を気にすることもありません。このタイプの充電式補聴器もこれからさらに広がる可能性があります。既に販売されているシバントス株式会社様とフォナック・ジャパン株式会社様のニッケル水素充電池タイプと比較しますと、充電可能回数がかなり少ないので、充電池自体の交換頻度に違いが出てきます。通常の空気電池を使う場合と充電器やバッテリドアの交換が必要なこの充電池を使う場合の間で、トータルコストの議論が出てくるような気がします。しかしながら、全体の流れとして、補聴器の電池は充電池に向かっている傾向は否定できません。