充電式補聴器 追加情報1
充電式補聴器 追加情報1
先日シバントス株式会社様が充電式補聴器の追加発売を発表されました。昨年末に業界で初めて同社が充電式補聴器を発売されましたが、その時は上位2シリーズのみ(片耳403,200円と313,200円)でした。今回は3番目のシリーズ(243,200円)を追加したものです。今年の初めにフォナック・ジャパン株式会社様が、メーカーとして2番目に充電式補聴器を3シリーズ発売されましたが、今回の発売で2社が上位3シリーズに充電式補聴器を導入したことになります。この2社と同じタイプの充電式補聴器はほかのメーカー様は未だ発売していません。中立な立場あるいは装用者目線で考えると早く多数のメーカー様にも参入してもらい、低価格帯にも導入してほしいと思います。
充電式補聴器躍進の予感!
充電式補聴器躍進の予感!
2016年末に補聴器メーカー、シバントス(株)様が充電式補聴器を発売しました。2017年になって、補聴器メーカー、フォナック・ジャパン(株)様が同様に発売をしました。
そもそも、充電式補聴器は5年ほど前に別のメーカー様が発売しましたが、販売店側も使用されている方々もあまり興味を示さなかったと記憶します。最大の理由はコストでした。当時、充電池の充電可能回数が2~300回に限られていた為、仮に毎日充電すると1年も満たないうちに新しい充電池(1万円位の価格)を買わなければならない為、通常の空気電池に比べると遥かに割高だったのです。空気電池は頻繁な交換が必要で煩わしい面もありますが、電池自体はずっと使うものなので、長期的に考えるとこのコストの差は馬鹿になりませんでした。
私も高音域(8kHz)が70~80dBくらいの難聴で今回フォナック・ジャパン様の充電式補聴器を補聴器/経堂様経由2週間試聴させて頂きました。充電可能回数が1200回程度との説明でしたので、それなら毎日充電しても3年は十分使えるので良いと感じたのと同時に電池交換のことを気にする必要がないので、それこそ装用しているのを忘れるくらいでした。
業界の方々にお聞きすると、他のメーカー様も今年から来年にかけて充電式補聴器を発売する可能性があるとのことです。期待したいと思いますが、
課題は、どのくらいの低価格補聴器まで対応してもらえるかでしょう。現在のように高額製品に限定して投入するのか、すそ野を広げるのか各メーカー様の動向を注目したいと思います。