2017年補聴器出荷台数!
カテゴリ: 補聴器最新情報
公開日:2018年01月23日(火)
2017年補聴器出荷台数!
先日、日本補聴器工業会が2017年1月~12月の補聴器出荷台数を公表しました。工業会に参加している補聴器メーカーが4半期ごとに自主申告をした台数を集計したものです。
補聴器メーカーは補聴器を販売店に卸すのが基本ですので、いつ販売されているか不透明なところもある為、各社工場からの出荷台数を基準として統計を作成して、長期にわたり公表してきています。
全体と形状で2017年の台数及び2016年からどれだけ伸びたのかを掲載します。
全体 :562,267台(前年比100.2%)
ポケット型:23,238台(前年比85.2%)
耳かけ型 :184,438台(前年比98.5%)
RIC型 :172、736台(前年比114.1%)
耳あな型 :181,852台(前年比93.2%)
補聴器業界としてはもっと伸びることを期待していたようですが、昨年前半の出荷が低調
だったために全体としてはほぼ横ばいでした。形状別にみてみると、RIC型だけが伸びていることがわかります。本サイトでも記載していますが、今後RIC型が主流になっていくことが推測されます。これから補聴器を購入することを検討される場合、補聴器販売店で、①RIC型の説明を受けること②RIC型の試聴をさせてもらうこと、この二つは最低でも実施されたら良いと思います。