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宇宙の起源は137億年前か267億年前か?

カテゴリ: NASA・宇宙 公開日:2024年03月28日(木)

宇宙の起源は137億年前か267億年前か?

学校で習ったかどうか記憶にないが、アインシュタインの相対性理論に基づくと、宇宙の起源は137億年なのだそうだ。

自分の如き一般人にはなんでそうなるのかよくわからない面もあるがそう信じるしかないと思っていたら、

最近134億年前の銀河が5個程見つかったりして、

わずか3~4億年でこんなに大きな銀河が出来ることがおかしいと137億年起源説が揺らいでいる。

そうした中、カナダのオタワ大学の研究で宇宙の起源は267億年という可能性が発表された。

宇宙は約4%の物質と約22%の暗黒物質(通常の物質、光、電力、磁力などあらゆるものと相互作用せず、

ただ1つ重力のみに関連した「見えない物質」と定義され、ブラックホールもその例)、そして約74%の暗黒エネルギー

(現代宇宙論および天文学において、宇宙全体に浸透し宇宙の膨張を加速していると考えられる仮説上のエネルギー)で構成されている。

今回の研究はブラックホールを除いて、暗黒物質は存在しない前提の理論だという。

つまり既存の宇宙論の土台となるニュートン力学やアインシュタインの重力理論が間違っている可能性を指摘している。

詳しくは全く分かっていないので申し訳ないが、既存の理論( CDM)では、粒子の相互作用にかかわる重力などの、

自然な力の強度「結合定数」は時間が経過しても変化しない、また光の強度も時間を経ても変わらず、

どんなに長い距離を走破してもエネルギーは失われないとの前提に立っている。

しかし新たな理論(CCC+TL)では、CCC理論(自然な力の強度「結合定数」が時間経過とともに弱まる)と

TL理論(長距離を移動した光は疲れ切ってエネルギーを失う)を組み合わせているのだそうだ。

現在はこの理論の実証研究が進行中で、いずれ暗黒物質が存在しないことや、

宇宙の起源が267億年前であることが世界的に認められるかも知れない。

それはアインシュタインの相対性理論が全てではなくなることを意味し、古希を過ぎた我々の世代には天変地変の様にも見える。

画像は宇宙マイクロ波背景放射によるビッグバンから38万年後の宇宙。

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(L・D)