#高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の変異株!
カテゴリ: 健康
公開日:2024年07月05日(金)
#高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の変異株!
一般的に鳥インフルエンザは基本的に人には移らないと長い間言われてきたが、
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)は今までと違い数年前から人への感染が報告されるようになった。
そもそもH5N1とはA型インフルエンザウイルスの亜型のこと。
A型インフルエンザウイルス表面にはヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)という2種類のタンパク質があり、
その抗原性の違いによりA型インフルエンザウイルスを亜型に分類している。
現在、ヘマグルチニンタンパク質には1から18まで、ノイラミニダーゼタンパク質には1から11までの亜型がある。
これまでに報告された高病原性鳥インフルエンザウイルスは、ほとんどがH5亜型とH7亜型に限られているらしい。
日本では未だ1名(?)だけしか発病の公表はないと記憶する。
最近H5N1が人への感染及び人から人への感染を追跡調査している科学者達が、
人から人への感染への感染を想定していち早くワクチン開発をすべきと警鐘を鳴らしている。
鳥インフルは元々鳥だけの感染だったが現在は乳牛が感染する様になり、おそらくミルクから人が感染しているようなのである。
H5N1はいずれ変異株が現われ、人から人への感染が起きる可能性があるので、
新型コロナウイルスの時と同じようにパンデミックにならない内に手を打っておくべきという意図だ。
持病の関係で感染症には注意を払い、外出時は常にマスクをしているが、
H5N1が猛威を振ったらひとたまりもないと、実は戦々兢々としているのである。
(L・D)